ストックホルム五輪マラソン、ラザロの死因は身体に塗った獣脂か(ポルトガル語出典、英訳)&7km走
(6日) RUN 7km,34分20秒,平均心拍 149
消費エネルギー 363kcal(脂肪 62kcal)
今週もプライベートの用事に追われたので、放送から1週間遅れになってしまったが、不振にあえぐNHK大河ドラマ『いだてん』の関連記事を書いとこう。
序盤の山場、1912年のストックホルム五輪のマラソンを描いた第12話は、平均視聴率9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。流石にちょっと回復してたけど、翌週の13話で一気に8.5%(同)まで下がってしまった。マラソン、スポーツ好き、ドラマ好きのブロガーとしては、微力ながらサポートしたくなるのだ。
☆ ☆ ☆
といっても、今さら普通の感想やレビューを書いたりはしない。今現在、日本の国内ではまだ見当たらない、「細かすぎて伝わらない」レベルのマニアック情報を軽く書いとこう♪
いだてん・金栗四三(中村勘九郎)とも仲良しのランナーとして描かれてた、ポルトガルのフランシスコ・ラザロ選手(エドワード・ブレタ)。彼が近代五輪初の死者になってしまった原因は、ドラマを普通に見てると、暑さとか日射病のように感じられたと思う。おそらくNHKスタッフはわざと、「事実」を伝えてない。
というのも、今現在「事実」とされてるらしい説は、「ラザロの個人的な失敗が主たる原因」だとしてるからなのだ。それではドラマ的に、金栗の「失踪」とか棄権の話と合わないことになる。2人とも酷暑で大苦戦したけど、金栗だけは幼い頃の自分の幻影に導かれて命が助かった・・。そういった脚本を宮藤官九郎は書いてた。
☆ ☆ ☆
さて、ラザロに関するわりと信頼できそうな情報を探すと、日本版ウィキペディアも参照してる英語版ウィキ(上図)や、英語の情報にとりあえずたどり着く。しかし、そこからさらに出典・根拠を遡ると、ポルトガルの情報が出て来るのだ。
上の文章は、ポルトガルの五輪フォーラムの文章をインターネット・アーカイブが保存してるもので、出典とか根拠としては今一つのものではある。学問的には、上の文章の元になってるポルトガル語の書籍『第五回オリンピックのポルトガル人』を使うべきだけど、そこまでは流石に今、やる気がしない。
☆ ☆ ☆
そこで次善策として、2つ前の画像の文章を読んでみた。もちろん私も、ポルトガル語は全く知らないから、Google翻訳に頼ることになる。日本語訳でもある程度意味は分かるけど、やはり英語に翻訳して読み取る方が分かりやすい。
要するに、五輪の選手仲間だったCortesaoが真相を暴露したらしい。名前の読み方はおそらくアルマンド・コルティア。400m予選落ち、800mは準決勝進出。日本ではごく一部でコルテサンと書かれてるが、これはGoogle翻訳ですぐ日本語訳した時の誤訳をそのまま引用してるのだと想像する。私は自分でポルトガル語の人名の発音を探した。
とにかく、ラザロのチームメートによると、ラザロは獣の脂を身体に塗って走ったらしい。シャワーで洗い落とせと言ったのに聞き入れず。英語版ウィキは、日焼け防止と速さ、軽さ(or明るさ)を求めてのことだと書いてる。
ところが実際は、発汗の妨げとなってしまったし、彼は帽子もかぶってなかったから死んだ、とのこと。直接的には、体内の電解質のバランスが乱れたとされてる。現在ならスポーツドリンクで何とか出来たのかも。
ところで、この同僚の証言、ちょっとだけ気になる点がある。というのも、ドラマ『いだてん』の紀行で流れた映像を見ると、ラザロは帽子の代わりに布(?)を頭に巻いてたからだ。まあ、一次資料が極端に少ないし、現代日本人としてはこの辺りで追求を止める所だろう。。
☆ ☆ ☆
最後に一言、昨日の私の走りについて。前夜、明け方まで遊んでしまって、睡眠3時間半 (^^ゞ 眠すぎるから、7kmだけ走って来た。途中、久々に1km4分半ペースをキープ。呼吸は乱れたけど、心拍はそれほどでもない。
ということは、前日の心拍171バトルはかなり速かったということ。正確に調べてみたら、1km3分台に突入してた♪ これは数年ぶりだろう。すぐ止めたけど、完全に並走してお互いに本気モードになった。
話を昨日に戻すと、トータルでは1km4分54秒ペース。短いけど、スピード練習にはなった。気温16度、湿度70%、風速1.5m。なお、今週は非常に忙しかったので、計11983字で終了。来週も同じくらいになるかも。ではまた明日。。☆彡
時間 平均心拍 最大
往路(2.4 km) 12分23秒 138 149
LAP 1(2.1) 9分38秒 157 165
復路(2.5) 12分20秒 154 166
計 7km 34分20秒 149(83%) 166(92%)
(計 1934字)
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