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盆提灯(回転灯篭、置き提灯)の名前・呼び名と、回らない時に直す方法

記事を書く直前に調べ直して良かった。実はこの記事のタイトルは、一番初めに「回り灯篭」(まわりどうろう)と書くつもりだったのだ。

  

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上図は、Googleで「回転灯篭」を画像検索した結果で、ほぼ完全に私の言いたい物が表示される。ちなみに、同じようでも「回り灯篭」で検索すると、もっとシンプルな走馬灯が多くヒットしてしまう。

   

   

     ☆     ☆     ☆

私の周囲では、お盆の仏壇の前に置く上のような飾り物を、単に「提灯」(ちょうちん)と呼んでる人が多い気がする。

     

ただ、この呼び名には「回る」という重要な言葉が入ってないし、そもそも提灯とは「提げる灯」だから、持ち運びする物を指す言葉だろう。設置型の吊り提灯にせよ、下の長い脚も上の飾りも無い、小型が本来の形のはず。ところが、「盆提灯」(ぼんぢょうちん)とか「置き提灯」という言葉にすると、ほぼ回転灯篭を表すようだ。下は「盆提灯」の画像検索

  

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というわけで、記事タイトルの最初は、一般的に使われやすい短い言葉の「盆提灯」にして、次が本来の正解らしき「回転灯篭」、3番目に「置き提灯」としてみた。

   

他には、回転行灯(あんどん)という言葉もあるけど、行灯という言葉は今の日常生活で(ほとんど)聞かないし、江戸時代とかの油と芯を使ったものを指すイメージがあるので、選外となった。他に、「霊前灯」と呼んでる例もあったけど、これはちょっと違うし、なぜ四十九日の後のお盆なのに「仏前灯」と呼ばないのか、納得できないので避けておいた。

  

単なる文字変換の問題なのかも知れないけど、「回転」を「廻転」と入力してる例もある。たかが呼び名と漢字、されど呼び名と漢字。地域差や年齢の問題、業者や宗派による違いもあるだろうし、なかなか難しいのであった。

   

   

    ☆     ☆     ☆

そんな事より、回らない回転灯篭を直す方法、コツの方が大問題。私が何とか解決できたのは、既に法事・法要が終わった後だった。

   

初めて自分で設置した時、4つの内、回らないのは1つだけ。そのくらい、いいかと思ったし、そもそも回らないといけないとも思ってなかった。

   

ところが、いざ法事が始まる直前に電源プラグを差し込むと、4つの内、3つも回らない。軽いジョークも含めて、試しにご住職に「普通は全部回ってますか?」とたずねてみたら、「回ってます」とあっさり当たり前のようにご返答♪

   

そこで、慌ててネットを検索すると、トップに役立つサイトがヒットした。関東に5店を展開してる仏事のお店「日本の心」の、青梅店のブログ記事。ただし、私の場合、それを読んだだけでは解決しなかったから、自分でやり方を試行錯誤することになった。

   

   

    ☆     ☆     ☆

上の記事の要点は、「芯が垂直になっていないと廻りません。・・・提灯自体が傾いていないか? 芯は垂直か?がポイントです」という箇所。

   

物理学的・力学的に正しいのは分かるけど、提灯自体の傾きは目で見ても分からないし、もちろん計測具なんて誰も持ってないだろう。大体、回転灯篭の傾きを土木工事みたいに計測してたら、ギャグかコントみたいなお笑いになってしまう。

   

芯の傾きはちょっと調整してみたけど、直らないから、あきらめそうになりつつ、もうひと踏ん張り。下側のはめ込み式の脚を3本ともしっかり差し込んで、脚同士をまとめる「人」の字型の部品もしっかり装着

    

さらに、電球の下側をソケットにしっかりねじ込んで絵が描かれた円筒形の部分の形を手で丸く整えて針の一番上の部分を指で軽く撫でて掃除したら、全部回るようになった♪

   

     

☆翌年の追記: エアコン冷房の風が下に直撃してると、回転しにくくなるようだ。熱い上昇気流で回すのだから当たり前か。あと、針の一番上に潤滑剤みたいなものを少し塗るのも効果があった。いずれにせよ、調整する時は、外側の大きな傘を外せるタイプだったら外した方がやりやすい。わが家の場合、半分はそのタイプ。) 

   

   

    ☆     ☆     ☆

一つ一つは当たり前のことばかりだけど、これだけ全て組み合わせて調整した経験は、他の事でもない。単純な構造とはいえ、なかなか繊細な仕組みだなと感心した。

       

なぜか1つだけ、風車の羽を深く折り込んでも回転速度が遅いけど、とりあえず気にしないことにしよう。多様性の時代、遅いのも速いのも、仲良く仏前で共生するということで。

  

最後に、意外な発見も添えとこう。ウチの4つの内、2つは脚も上側も金色に光ってるけど、これはどうも珍しい商品みたいだ。普通は黒系か、木目調。別に高級品というわけでもないけど(失礼♪)、仏具店・製造会社の品揃えのおかげか、あるいは贈ってくださった親戚の心配りのおかげと言うべきか。

   

ともあれ、季節はいよいよ真夏。全国的にお盆(旧盆)の時期だから、走馬灯のように故人の思い出を次々に浮かべるのもいい供養になると思う。というわけで、今日はそろそろこの辺で。。☆彡

   

       (計 1840字)

   (追記149字 ; 合計1989字)

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