アレクサCM、表面的なマザコンより深刻なAIコンプレックス&27度ジョグ
(6日)JOG10km,55分46秒,平均心拍141
消費エネルギー524kcal(脂肪126kcal)
名前に「スマート」とついてるものには、本質的な共通点、決定的な特徴がある。どれもある意味、人間より遥かに「スマート(賢い)」なのだ。潜在能力や背景的な支配力も含めれば。それでいて、あまり強制的だと感じさせない点もスマート。
多くの人間が「いや、まだまだ人間の方が上だよ」と、たかを括ってる間に、相手はまだまだ急激に賢くなる。主従関係が完全に逆転しても、人間は気づかないと言うより、何とも思わない。
そうした事を遠回しに示唆してくれてる点で、amazonのスマートスピーカーのCMは興味深いのだ。このCMの気持ち悪さ、不気味さの理由や原因が、マザコンとか男の若者だと言われてる点でも面白い。
「専門家」(鈴木丈織)の古典的なパーソナリティー分析も含めて、ほとんど誰も、この不気味さが自分自身の「スマート」な生活から来てるとは考えてないのだから。
☆ ☆ ☆
さて、一応「スマートスピーカー」と書いたが、今話題のCMは「Echo show」(共鳴して見せる)という新商品がメイン。小型タブレットみたいなスクリーンが付いてるから、スピーカーとは呼びにくくなってる。高級モデルのスクリーンだと、タッチも可能らしい。
ただし、スマートフォンやタブレット端末ほどの機能にはまだ到達してない。まあ、値段が安めだから、そんなもんだろう。アマゾンで見ると、27980円だった。
以下、Amazon Japan Officialの公式YouTube動画(30秒)から引用させて頂いて、ごく簡単に分析・解釈してみよう。「肉じゃがが母さんの味にならないよ」篇、と題されてる。
「アレクサ、タイマー切って。ダメだ! 肉じゃがが母さんの味にならないよ。どうしたらいい?」
「じゃあ、カレールー探して」。「えっ、カレールー? あった、あった!」。「あと、生姜とケチャップ♪」。「母さん、これ・・」
「そう。カレー♪」。「・・上手い!」。ボケた展開の中で見逃しがちなのが、母親の画像の縮小。最初は全面に大きく映ってたのが、ここでアレクサのスクリーンの中に閉じ込められて、この後、さらに小さくなる。
☆ ☆ ☆
「で、今度はどんなコなの?」。「アレクサ、通話を切って」。下の画像は、余計な口出し(?)をしたお母さんが消される前。既にかなり小さい存在になってる。こうした映像の分析から見ても、マザコンというより、他のものが支配してるのは明らかだろう。本物のマザーよりも大きな存在。人工の「マザー」。
下の画像は、一瞬だけ、母親の側から写したもの。手前の母親は既に背中のみ。スクリーンの中の母は、ほとんど見えないくらいの存在になってしまってる。あと、母親とスクリーンの位置関係を見た時、スクリーンの位置がかなり高いのも分かる。この位置は、昭和のテレビ普及期に近い。テレビは上の方に置く偉い存在だったのだ。
こうした二重の意味(母の大きさ、スクリーンの位置づけ)において、マザコンよりもスマート・コンプレックス。あるいは、AIコンプレックスなのだ。AIに関する、複雑で従属的な思い。かなりの部分、無意識的。
「ちょっと! ちょっと待って!」。哀れな母は消滅。削除されてしまって、「実家」という小さい文字がスクリーンの左下に映るのみ。
☆ ☆ ☆
ポーン・・(玄関のチャイムの音)。「アレクサ、デートのプレイリストかけて」。
話しかけるだけ amazon echo。正確には、あなたが話しかけるだけ。母親みたいに、鬱陶しいことを話しかけられる心配はない。ただし、あなたはAIに「話しかけるだけ」、ネットやクラウドに聞くだけ、頼むだけの存在に近くなってしまってる。a→z。aからzまで(画面のロゴに矢印付き)、すべてにおいて。
表面的には、便利なテクノロジーを使いこなして楽しい生活を送ってる気になれる。しかし、どこかおかしい。心の奥で、こうした生活のおかしさに人は薄々気づいてるのだ。しかし、巧妙に抑圧されてるから、それが心の表面に浮上してくる際には、歪曲される。AIやスマートに対する違和感は、マザコンや若い男性への違和感へとずらされて変形されるのだ。
幸い、まだ今は商品の完成度がそれほど高くない(らしい)。少しだけ余裕が残されてる内に、「AIコン」(アイコン)や「スマコン」について真剣に考えるべきだろう。残された時間はたかが数十年しかなさそうだから。。
☆ ☆ ☆
あぁ、もう時間も字数も無くなったから、昨日の走りについては一言だけ。週末に台風が接近して来ることもあって、昨日は3日連続で走って来た。単なる10kmジョグだけど、3日で34km走るのは数ヶ月ぶり (^^ゞ
8月末にランニングを再開して以来、最悪のコンディションで、気温27度、湿度85%、風速2m。ひたすら蒸し暑さのガマン大会で、トータルでは1km5分35秒ペースとなった。気持ち悪いくらい汗ビッショリになったから、実際は局地的にもっと蒸し暑かったのかも。
心拍計はまた序盤だけ低めに出てる気がしたから、ちょっと補正した。まあ、しんどいわりに、心拍は低かったと思う。ではまた明日。。☆彡
時間 平均心拍 最大
往路(2.4 km) 14分02秒 132 140
LAP 1(2.1) 12分02秒 138 147
2 11分56秒 143 151
復路(3.3) 17分45秒 149 160
計10km 55分46秒 141(78%) 160(89%)
(計 2264字)
| 固定リンク | 0
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 15分の短い番組が、5分×3本に細かく分割されてる時の録画方法&10kmラン&6kmウォーク(2023.03.29)
- 春はお別れの季節、大切なものに Good luck and Good bye♪&軽い10km走(2023.03.27)
- 雪印「北海道スキムミルク」(脱脂粉乳)、安いたんぱく質だけど、高いクリープの方が美味しい♪&雨で傘ウォーク連発(2023.03.25)
- 細い傘袋に折り畳み傘が入らない雨の日、薄いロール型ポリ袋(ニューフクロール?♪)を頂いた&リハビリ10km走(2023.03.24)
- Amazon primeでWBCメキシコ戦を視聴、最後の9回だけ♪&左足親指痛11kmジョグ(2023.03.22)
「ランニング」カテゴリの記事
- 2ヶ月連続で毎日運動♪、23年3月の全走行距離(2023.04.01)
- 『午前0時の森』水卜ちゃん結婚3日後の神回、冒頭5分近くもボケとスカし♪&雨上がり10km走(2023.03.30)
- 15分の短い番組が、5分×3本に細かく分割されてる時の録画方法&10kmラン&6kmウォーク(2023.03.29)
- 春はお別れの季節、大切なものに Good luck and Good bye♪&軽い10km走(2023.03.27)
- 水卜麻美アナが電撃結婚!、馴れ初めは中村倫也のアプローチ、知人に「紹介してほしい」♪&第2回・1500m測定(2023.03.26)
コメント