ドーハ世界陸上2019、男子マラソンのラップ(優勝・デシサ、川内優輝、山岸、二岡)
どうしようかな・・と迷いつつ、ボーッとした頭で徹夜しながら見てしまった (^^ゞ 世界陸上・男子マラソン。多分、ダメだろうとは思ってたけど、競歩50kmで鈴木雄介が金メダル、20kmでも山西利和が金だったから、ひょっとして・・と期待してしまったのだ。日本チーム全体の酷暑対策が、外国より遥かに素晴らしいのかと思って。
ところが、日本時間で10月6日・午前5時59分にスタートした男子マラソンは、現地としてはわりとマシな気象条件で、スタート時の気温29度、湿度51%。
女子マラソンや男子競歩は気温30度超で湿度70%超だったから、参加選手全員にとって思ったより走りやすくなってしまった。ということは、実力差がそのまま出やすくなる。画像はスポーツナビ動画からの静止画キャプチャーで、テレビと同じ国際映像。
もちろん、日本の冬のマラソンとかと比べると遥かにキツイ条件だから、暑さに弱い川内優輝は最初から苦戦。他の日本の選手2人も同レベルの位置で、映像にはあんまし映らないし、折り返しを繰り返す夜のコースの景色は単調。実況や解説もさっぱり盛り上がらず。短距離やフィールド競技のアナウンサーの絶叫とは大違い♪
特に尾方剛の解説は、かなり正しいんだけどと言うか、正しいからこそキツく聞こえた。現役の指導者でもあるから、もうちょっと語り口の柔らかさや面白さ、婉曲表現も考えるべきだろう。感情のない、冷徹で単調なAI解説みたいに聞こえたほど。瀬古や増田明美に学ぶべきかな、ほんの少しだけ(笑)。静かな所は似てる高岡寿成の解説でも、もっと温かみがある。
☆ ☆ ☆
とにかく、レースのライブ中継(TBS)は盛り上がらなかったから、ブログでリアルタイムの感想を書く気もせず。仕方なく、ライブ更新される記録をネットで探したけど、英語で検索してもなかなか出て来なかった。国際陸連(IAAF)のHPも分かりにくいし、日本陸連HPにはもちろん、細かい更新など無い。
結局、国際陸連のtwitterについてたリンクで、ようやくLIVE更新データを発見(終了後はリザルト扱いへと変更)。個々の選手のラップは見当たらないから、私がまとめてみよう。検索アクセスはほとんど入らないだろうけど♪ 本来なら情報量が多い朝日新聞デジタルは、ほとんど男子マラソンの様子を書いてなかった。
以下、優勝したデシサ(エチオピア、29歳)、川内(32歳、29位)、山岸宏貴(27歳、25位)、二岡(25歳、37位)の5kmごとのラップ(区間タイム)。公式スプリット(通過タイム)から引き算して求めた。ラストの2.195kmについては、5kmに換算した場合の参考タイムをカッコで掲載。
☆ ☆ ☆
デシサ 川内 山岸 二岡
5km 16:08 16:08 16:07 16:10
10km 15:33 15:48 15:42 15:46
15km 15:58 16:17 15:52 15:47
20km 15:06 16:28 15:46 16:04
(ハーフ 1:05:57 1:08:22 1:06:56 1:07:26)
25km 14:54 16:47 16:02 16:55
30km 15:35 16:23 16:09 17:12
35km 15:37 16:41 16:32 17:21
40km 15:34 16:40 16:59 17:08
ゴール (14:12)(15:25)(17:12)(15:55)
6:15 6:47 7:34 7:00
計 2:10:40 2:17:59 2:16:43 2:19:23
☆ ☆ ☆
ラップをよく見ると、川内は10km辺りでもう遅れてるけど、その後はある意味、安定したペース。女子マラソンみたいな酷暑だったら健闘だったかも・・と思ったりもする。しかし、勝負に「たら・れば」の仮定は禁止なのであった。事実、現実、結果がすべて。
結局、公務員ランナーを卒業してプロランナーになった半年後、最初の大きなレースで惨敗(または失敗)してしまったことになる。トップランナー仲間との新婚でもあるし、今年の冬にリベンジするしかない。
なお、今週は計13398字で終了。急用が入ったこともあって、少なめとなった。ではまた来週。。☆彡
(計 1721字)
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