国立国会図書館の本・雑誌のコピー(遠隔複写)、ネット利用者登録で郵送してもらう方法
知らなかった・・と思うことは山ほどあるけど、これは驚いた。国立国会図書館のサイトが沢山あったのだ♪ そこか!
いや、これは重要なことだと思う。私が今まで使ってたのは、検索の「国立国会図書館サーチ」と、古い資料をネット公開してる「国立国会図書館デジタルコレクション」がほとんど。だから、一部のデジタル資料を他の図書館に送信してもらうことくらいしか、オンラインサービスに気付かなかった。
それだと、普通には見ることができない本や雑誌を見ようと思ったら、わざわざ行きにくい国立国会図書館まで出かけたり、別の特定の図書館へのデジタル化資料送信サービスを使うしかない。どちらも面倒だから、今までずっと色んな文献を諦めてた。
もちろん、その種のものは、ネットの古本や個人売買・オークションにも無いのが普通だし、日本語の文献はGoogle Booksとかの無料公開も少ない。マニアとしては、不自由な思いをして来たのだ。
☆ ☆ ☆
ところが最近ようやく、国立国会図書館HPが色々と分かれてることを発見。そこから先はわりと簡単で、ネットの操作だけでコピーを手に入れることが出来た。実に素晴らしい! ちょっと料金の総額が高いけど♪
手続きのスタートは、一番メインのHPで「サービス・・」のメニューを選択する所から。遠隔複写サービスと、複写料金表の項目が表示される。
個人が使うためには、「個人の登録」利用者になるか、「インターネット限定登録」利用者になるか。ここでは、地方の方にも便利で簡単な、インターネット限定登録を見てみる。実はこれがちょっと分かりにくくて、挫けそうになった♪
苦労したのは、上のログイン画面がなかなか出なかったから。似たHPが色々ある中で、「国立国会図書館オンライン」にアクセスして、右上のログインをクリックとかタップすればいい。そして、上図の左下の「新規利用者登録」を選択。
後はよくあるパターンで、メールアドレス入力→自動返信メールを受信→返信メールのリンク先にアクセス→登録完了。スムーズに進んだ。
☆ ☆ ☆
最後はいよいよ本題の遠隔複写サービス申込。ログインして、文献を検索。書誌詳細画面の右下に、「遠隔複写」のボタンが表示されてるから、押して入力すればいい。ただ、ログインしてないとボタンは出ない(多分)。
後はコピーする箇所を正確に入力。さすが国会、細かい指示がある。
(合計金額)=単価23円×数量+手数料200円+消費税10%+送料。
例えば10枚で送料が180円とすると、
23×10+200+43+180=653円。
支払い用紙が同封されて来るから、コンビニで後払いするだけ。手数料は消費税込みでも100円以下だった。まあ、自分でわざわざ国会図書館に行ったとしても、旅費やコピー代はかかるから、単なるコピーなら遠隔複写の方がお得だと思う。
☆ ☆ ☆
申込から到着までの日数は1週間くらいで、途中の作業の進行状況はネットで確認できた。時間的には、国立国会図書館まで直接出かける方が遥かに早いけど、そこまで急ぐ人は僅かだろう。
あぁ、ノーベル生理学医学賞に続いて、ノーベル物理学賞も日本人は受賞できなかったのか・・とか思いつつ、ではまた明日。。☆彡
(計 1349字)
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