数ヶ月ぶり、まったり過ごす月曜の夜♪(『逆転人生』社会的絆理論)
危ない、危ない。「社会的絆理論」(social bond theory)、トラビス・ハーシー(Travis Hirschi)なんてマニアックなものにまたズブズブとハマりそうになった。取り返しのつかない場所からの帰還、友人なしに自力で♪ まだ『野ブタ』か!
いや、意外とこの50年前の「ボンドガール」セオリー(笑)と野ブタ第9話は関係あると思う・・・って話の前に、今日じゃなくて昨日の私のまったりした過ごし方について♪
☆ ☆ ☆
テレビのニュースさえ見なくなったのは、4月に入ってからかね? 新型コロナ自粛で、仕事も実生活も激変。ドラマの長編レビューを毎週書くのもキツかったから、週に1本、ドラマを見る以外、他のテレビはほとんど見なくなってた。
そもそも新聞の番組欄も見てないって言うより、新聞もほとんど読んでない (^^ゞ 心配してくれたのか、私が古新聞を家の外に出してないのに、交換用のトイレットペーパーが置かれてたほど(実話・・笑)。ほんじゃ、このままタダでトイレットペーパーもらって、古新聞は他の業者で交換しようか♪ コラコラ!
とにかく、昨日の夜は2ヶ月半ぶりくらいにちょっと余裕があったから、NHKプラスで動画配信でも見ようと思ったら、またIDとパスワードの入力を要求された (^^ゞ さすが受信料経営の国営放送、厳しいね。私は有料契約者なのに♪ 国民の鏡なのだ。フツー? いや、私の知人のFさんは払ってないと豪語してる(笑)。実名イニシャルか!
☆ ☆ ☆
で、IDとパスなんてもちろん覚えてないから、わざわざ発掘して入力。『ニュースウオッチ9』で美しい和久田麻由子アナを久々に拝見した後、そのままにしてたら、『逆転人生』で美しい杉浦友紀アナが登場♪ ・・って話じゃなくて、肝っ玉母さんが登場。
和久田アナとは対照的(笑)とか書きそうになったけど、実は少女時代の写真はまずまずだったね♪ 小澤静江さん。現在の役職は北洋建設・取締役会長でいいのかな。
旦那さんと45年前に創った小さな建設会社で、人が集まらないから、刑務所あがりの出所者を積極的に採用。ありがちないい話にも聞こえるけど、やっぱり事実の重みは凄いね。ついつい、そのまま流し見してしまった。
何がスゴイって、まだ生きてるのがスゴイ♪ コラッ! いや、マジで危ない場面は何度もあったらしい。綺麗事では済まないはず。武器を持ったケンカとか、大金の持ち逃げとか。まあ、持ち逃げできるくらい儲かってたってことでもあるけど。
やっぱり、建築・土木関連は続ければ儲かるんだね。私は多分、肉体労働がキツイとかいうより、職場と肌が合わないと思う。場の雰囲気との相性は大きい。
☆ ☆ ☆
で、その会社。刑務所あがりに加えて、非行少年まで面倒見ることになったし、旦那がまさかの難病、脊髄小脳変性症になってしまって、夜遊び、借金、女遊びの生活に。
う~ん、すぐ死ぬわけではないし、ALSより病気の進行は遅いけど、どんどん身体が動かなくなって余命の告知までされたら、好き勝手やるのも仕方ないかも。やっぱり、遊びにつぎこむお金はあったわけね。ただし、遊び過ぎて足りなくなったと。
愛人に任せてた旦那が死んだ後は、息子の輝真(てるまさ)氏が肝っ玉母さんを手助け。ところが息子まで遺伝で(?)、脊髄小脳変性症に。まだご健在(?)で、テレビに出て話してたけど、流石に言葉は聞きづらかった。ただ、耳や大脳は大丈夫なのかな? 話を聞いて理解するのは、問題ない感じで、冗談も通じてた。
☆ ☆ ☆
で、番組の終盤には、非行少年の立ち直りに詳しいとされる浜井浩一・龍谷大学教授が登場。有名な犯罪学者トラヴィス・ハーシは、人間が犯罪をおかさないのはなぜかと考えて、結局、社会的な絆(ボンド)が大切だと論じたとのこと。
山里亮太は大きく頷いて、肝っ玉母さんこそ、「ボンドガール」(映画『007』、古っ♪)だと話を合わせる。主人公ジェームズ・ボンドとボンド(絆)、英語の綴りは同じなんだね。
一方、素直で従順な私は、直ちにネット検索でチェック♪ 確かに、1969年の『Causes of Delinquency』(非行・犯罪の原因)はそこそこ話題になってた。下は第2章で、bond(絆)の重要性が強調されてる。
ただ、それほど有名な学者でもなさそうだし、英語版ウィキペディアを読むと、実は後に絆の理論から転向してしまったらしい。むしろ、セルフコントロール、自分自身による制御が重要ってことか。そっちの方がアメリカンらしい主張かも♪
☆ ☆ ☆
で、ここで思い出すのが、先日、再放送が終了した名作ドラマ『野ブタ。をプロデュース』の第9話。取り返しのつかない場所から友人の助けで帰還するという構図が、色々と変奏されてた。自己制御じゃなくて、社会的な絆に助けられたと。ちょっと小さめの、人のつながり。
まあ、脚本家の木皿泉は、世代的に絆理論に惹かれる傾向があるのかも。平成ブロガーの私は、社会的な絆で犯罪が抑止されるのは、少年時代と、既に犯罪をおかしてしまった後だと思う。
まだ犯罪をおかしてない大人の場合はむしろ、それまでに築いて来た自分という存在が大きいんじゃないかな。そもそも、犯罪が割に合わないことくらい、大人なら分かってるはず。結局、マジメに働いて正しく生活してるのがベストなのだ。
あぁ、眠すぎて、小学校の道徳の時間みたいなことを書いてしまった (^^ゞ 犯罪との関係は別として、人間の絆はやっぱり最低限、必要だよな・・とか付け足した所で、今日は早くもこの辺で。。☆彡
(計 2277字)
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