神の子・藤井棋聖、王位戦も3勝0敗で二冠に王手!
また勝つだろうとは思ってたけど、ホントに3連勝☆ 「さんれんしょう」と「さいねんしょう」は発音が似てるね♪ 最年少のタイトル獲得を先月(20年7月)に達成したばかりの、藤井聡太・棋聖(七段)。
2連勝の後だし、私は仕事に追われてたから、今回はAbema動画のチラ見はほとんどしてない。最後の決着がつく所だけは見た。持ち時間がほとんど無いから、進み方が速くて見やすいのだ♪
棋士が考えてる間は、LIVE動画だと解説の聞き手の女流棋士を見るしかない(笑)。そうゆう見方か! 今回の第3局だと、初日の聞き手2人には萌え要素が少なかったから、今回はもういいやって感じで、ほぼスルー♪ コラコラ!
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それでは、棋譜を軽くチェックしてみよう。上図は日本将棋連盟の王位戦中継サイトより。25手目、6八玉。先手(手前)の藤井棋聖は、7八金で矢倉囲いを作るより先に、玉を移動。ちょっと早く囲うことができるから、「早囲い」と言われてる。流行の波があるけど、最近は増えてるのかな。
初日に見た数少ない局面が上。36手目、後手1四歩。相変わらず、アベマは9割くらいの時間帯では画面がボケてる。やっぱり映像的には地上波デジタルの方が遥か上だね。まあ、だからこそ地上波は、将棋なんてほとんど映さないんだけど。
先手の5八金の構えは、昔の棋士・土居市太郎の名前を取って、「土居矢倉」と呼ばれてる。左右や攻守のバランス的に、いいと思うけど、かなりの実力がないと難しくて危ないのかも。
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会場は、コロナにも負けず、神戸・有馬温泉。個人的にも懐かしいし、印象がいい所だ。NHK『ブラタモリ』にも登場。
日本庭園が美しい旅館は、中の坊・瑞苑。高級ホテルか高級旅館かビミョーな作りだけど、高級なのは間違いない。小市民としては、ちょっと泊まれないかな (^^ゞ 1人1泊・朝夕食付きで、4~5万円って感じか。コロナ第2波で大揺れの中、お盆の前後は空室なし☆ 富裕層、恐るべし。自粛が続く今なら、4000円で泊まれるホテルも珍しくないのに♪
初日の封じ手は、後手・木村王位による46手目、2三歩。端攻めと2筋の攻めに備えてフツーの守りに見えるけど、プロの感覚だとそうでもないらしい。柔らかいタッチのレポートが好印象の、王位戦ブログより。
封じ手の図まで載せてくれてる。この赤線がご丁寧だね♪ 2三歩と文字で書くだけで分かるはずだけど、伝統を守るってことか。今回だと、オークションで売って寄付にも使えるし、こうやって写真にも使えるし。
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69手目、先手・3五歩で猛攻開始。ただ、後手は金銀四枚と角と玉で守ってるし、受け師・木村だから、まだまだ分からない。後手は6五桂、8六歩とかで反撃もしたい所。8六で角を交換すれば、先手の飛車とかを角打ちで攻めることも可能。
藤井棋聖の2日目の昼食は、肉うどんのお膳。おやつもあるし、何だかんだとよく飲み食いするね♪ 座ってるだけなのに(笑)。コラコラ! それでも太らないのが、17歳の強みか。
2日目の聞き手の1人、塚田恵梨花・女流初段は、ちょっと可愛い♪ 映り方によっては(笑)。特にこの日は、髪型と服装がお嬢さまっぽくて、いいね。塚田九段の娘さんで、お父さんの弟子らしい。パパとしては最高に嬉しい状況。
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そうそう。この日のアベマは、独自開発のAIが何手読んでるのか、いちいち示してた。この局面(90手目、後手・6二銀、渋い受け)だと、既に87億手! もちろん、直線的にはたかが数百手で将棋が終わるから、変化を大量に読んでるってこと。
大量に読み続けてるから、形勢判断の数字が刻々と変化して、しかもかなり激しく変わってた。ちょっと調整ミスじゃないの?♪ 秒単位で数十%も変化してたから、解説者も苦笑して控えめに突っ込んでた。もちろんアベマの放送だから、あんまし突っ込むとお仕事に呼んでもらえなくなる♪ 解説料、いくらなのかね? アベマって、儲かってないのに(笑)
上は104手目、後手、3六角。先手の金と飛車を攻めつつ、自玉を上部に逃がそうとする入玉作戦。これ、なかなか成功しないのだ♪ 私は多分、小学生・中学生の頃に数回成功しただけかな? まあ、入玉しなきゃいけないほど攻められてないけど(笑)。自慢か! 私の人生の絶頂期は、十代で終了 (≧▽≦) その後の人生、ガックシ。。_| ̄|○
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上の121手目、先手・2一銀打は悪手だったようで、控室の検討だと逆転の声も出てたらしい。フツーに考えて、この銀打ちはもったいない気がするけどね。終局後、藤井棋聖が誤算を認めてたのは、この手あたりかな。4二馬で金は取れるけど、どうせ取った金は、玉の脱出防止に使うことになる。
私が上の局面を見た時には、形勢判断は互角ぐらいになっててビックリ。ただ、まさにこの128手目、後手・3三銀が悪手だったようで、藤井棋聖が再び優勢or勝勢に。後手は1三銀と守れば良かったらしい。う~ん、それも実戦だと打ちにくいけど。1二成香だと、1四歩で金をいじめるのかな? で、脱出&入玉の道を確保すると。
最後は大差。単なる形作りで7九金と攻めた後、149手、先手・8八玉を見て、木村王位の投了。攻められっぱなしとはいえ、中盤からかなり粘り続けた棋譜だと思う。天才・藤井少年が逆転されそうになったほどだし、流石は受け師。指し手と同じくらい渋い顔の表情も、味があって、いいね♪
第4局は8月19・20日、福岡にて。史上最年少の二冠&八段昇段がかかってるし、仕事もラクな時期だから、もうちょっと真面目に観戦しよう。聞き手の女流棋士が可愛かったら♪ そこか! 今日はそろそろこの辺で。。☆彡
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