実印、銀行印、認印(ミトメ)、シャチハタ・・・押印廃止で話題のハンコ(印章)について
最近、ある場所で、ほとんど意味のないハンコを求められた。温厚で寛容な小市民としても、つい、「今どき、こんな印鑑、意味ないと思いますけど」とか言いそうになったけど、グッと我慢。相手がちょっと美魔女系だったのだ(笑)。そうゆう理由か!
ルッキズム(外見主義)はさておき、そもそもハンコを押す機会は激減してるのは確か。その気になれば、郵便局の書留の受け取りで使えるけど、わざわざハンコを使うのが面倒だから、ほとんどサインで済ませてる。
銀行や郵便貯金のお金関係も、オンライン化の普及や不正防止で、ハンコの出番は少なくなった。一応、口座開設とかキャッシュカードの再発行とかで使った気もするかな。
まあ、それも本当はサインで済むのかも。外国人も増えてることだし・・と書きかけて、念のために検索してみたら、外国人は特別扱いの法律があるらしい (^^ゞ 私は日本人だから特例にならないわけか。以前、自転車で日焼けしてた時は、冗談まじりに外国人扱いされてたけど♪
ちなみに、本人が死亡すると、その印鑑に意味がなくなることを知った時はちょっと衝撃だった。考えようによっては、やっぱり人間の命が第一とも取れるけど、本人が大切にしてた物(印鑑)の全否定のような印象を受けたのだ。一番重要なモノだったのに、いきなり無価値になるのか。。
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さて、ツルじゃなくて、タローの一声(河野太郎・行政改革相)で、行政の99.247%(細かっ♪)の押印廃止が始動したようだけど、それだけなら、この記事は書かなかった。
昨日(20年11月7日)の朝日新聞・朝刊別刷beが興味深かったのだ。半世紀ほど前の4コマ漫画に注目しながら、日本社会の変化を語る長期連載、「サザエさんをさがして」。
記事タイトルは、「ミトメ」。副題は三文判より格上だった? 執筆は坂本哲史記者。原作マンガはもちろん、長谷川町子の作品(1965年、朝日・朝刊掲載)。著作権に配慮して、内容がほぼ分からない程度に縮小して引用した。朝日デジタルの記事へのリンクはこちら。
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配達員が自転車でハーハー、磯野家にやって来て、「ミトメですけどデパートお願いします」と言う♪
これは、古典的なボケじゃないし、単純な言い間違いともちょっと違って、疲れと焦りだろう。そのために、一コマ目で大変そうな配達員を強調してある。掲載は12月4日だから、当時だと、お歳暮の配達が多くて大変なのだ。重いのとか、大きいのとか。
サザエが「ミトメがみあたらないんだけどハンコでいいですか!」。配達員「ま、いいでしょう」。配達員がハンコを受け取って押す姿を見て、カツオが突っ込む。「どうなってんの、コレ!」。
カツオは子どもだから、ミトメとハンコの微妙な違いや意味のズレが分からないのだ。専門家の久米雅雄教授が言うように、少し格上の認(ミトメ)印がないから、文房具屋とかどこでも売ってそうな安いハンコで済ませてるわけだろう。
ハンコという言葉は、広い意味では、実印まで含む言葉。だけど、狭い意味では、安物やオモチャの印鑑(というか、正式名称は印章)を指す。ウチの実家にも、漢字が読めない大きな実印から、安っぽくて小さいミトメかハンコまで、色んなのがあった。
そもそも、保存の仕方が違ってたのだ。実印は立派そうな入れ物に入ってるけど、一番安っぽいハンコはそのままか、小さくて透明なビニール袋(orポリ袋)か。子どもだから、使い分けはわからないし、たずねたこともない気がするけど、用途に応じて格が違うんだなということは感じ取れた。
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あぁ、早くも週間字数制限か (^^ゞ シメシメ♪ ほんじゃ、後は省略。
その実印、銀行印、認印の3点セット。大人になったら買うのかな・・と何となく思ってたけど、買わない内に廃止の流れがスタート♪
いまだに、実家を出る時に貰った銀行印っぽい印鑑が一番格上で、役所の印鑑登録も出来てしまった。ギリギリOKの大きさと素材。一言、「これだと今後、困ると思いますよ」って感じの注意は受けたけど、スルー♪ 不動産手続きも問題なし。ちょっと変な顔をされた程度だ(笑)。「これですか?」って表情。
脱ハンコの慣習が広がる前に、文化として3本セットくらい買おうかなと思って値段を調べたら、安さに驚いた。たった数千円? デジタル印鑑なんて数百円だし♪
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これじゃ、業界も大変でしょ。死活問題だから、河野大臣の「押印廃止」ハンコ付きツイート(平井デジタル相からの贈り物)に猛抗議。fnnより。
文化としては残すべきだと思うな。押すだけならサインより楽で、漢字も日本的だし。
これでもう今週は制限オーバーの15328字だから、唐突に終わりにしよう♪ ちなみに、シャチハタの社名は大文字でシ「ヤ」チハタ(笑) ではまた来週。。☆彡
(計 1984字)
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