コロナ+インフルエンザ、合計の死亡者数だと例年と同じか&気温21.5度ジョグ
(19日) JOG 11km,59分53秒,平均心拍138
消費エネルギー 565kcal(脂肪130kcal)
世界で吹き荒れるコロナウイルス第3波が日本でも本格化する中、相変わらずメディアの報道は、新規感染確認者数がメインになってる。
しかもこの「確認」(英語ならconfirmed)という大切な言葉をほとんど入れてない。無症状の人も多いといった報道はよくあるけど、それは、無症状でも注意してというネガティブな文脈が多い。
しかし、先日も書いたし、今日あらためて再確認したけど、首都圏(東京・神奈川・埼玉)の死亡者数はほぼ一定で、今後のGoogleのAI予測でも一定のまま。グラフは水平になってるのだ。
全国の死者数予測は右上がりだけど、いずれ今の首都圏と同様、平衡状態になる可能性はある。
☆ ☆ ☆
そんな中、昨日(20年11月19日)の朝日新聞・夕刊で目に留まったのは、インフルエンザの記事。
以前から、コロナの感染拡大につれてインフルが激減してるという報道は出てたし、反・自粛派の論拠にもなってたけど、2020年の冬シーズンに入った今でもやはり激減してるらしい。「インフル患者 昨年の300分の1」。野口憲太記者。
秋のインフル患者数(報告人数、9月~11月上旬くらい)を見ると、今年はわずか148人で、昨年の約46000人と比べると、僅か300分の1。一昨年の約8000人と比べても60分の1にすぎない。グラフはほとんど下の横軸に重なってる状況。
もちろん、今シーズンはまだ始まったばかりで、「今後流行の可能性も十分」あるけど、少なくとも大幅に減るのはほぼ確実だろう。
ちなみに私は別に、反・自粛派ではないし、マスク着用もアルコール消毒も励行してるので、念のため。反・健康主義者というわけでもない。単に、広い視野で根拠に基づいて冷静に考察してるだけだ。
☆ ☆ ☆
では、インフル患者数の激減で、インフルによる死者はどのくらい減ったのか? インフルによる直接的な死者と、インフルによって持病が悪化した間接的な死者の合計でみると、年によって増減の変化が激しいけど、大まかに見れば5000人前後になる。
上は感染研(国立感染症研究所)のHPより。超過死亡数とは、簡単に言うと、インフルによって余計に増えてしまった死者数のこと。棒グラフの右端(18年~19年の冬シーズン)だけなら、4000人くらいか。
ところが、19年~20年のシーズンは、21大都市の合計だと、超過死亡ゼロ。つまり、インフルの悪影響はなし。下のグラフと説明を参照。
ところで、国内のコロナによる死者は今現在、2000人ほど。Googleの28日間予測を参照して、春までの今シーズンの死者を予想すると、たぶん6000人くらいになる。
ということは、
インフル+コロナの死者数=例年のインフルの死者数=約5000人
つまり、ほぼ例年通りということになる。2月か3月からの自殺者全体を考慮しても、それほど変わらない(当初はむしろ減ってた)。
もちろんこれは、十分に自粛や対策を行った上での数字だから、「コロナなんて気にしなくていい」とか「経済の方が大切」という結論にはならない。
ただ、20年ほど前には、インフルの死者は4万人近くもいたのに、今みたいな大騒ぎや緊縮モードにはなってなかった。ちょっと現状を考え直してみる余地はあると思う。
☆ ☆ ☆
一方、昨日の走りは11kmジョグのみ。13kmの予定だったけど、予想以上の気温上昇で控えめにしといた。夜は18度くらいの予報だったのに、深夜になっても21.5度!
トータルでは1km5分27秒ペース。遅っ! 湿度77%、風速4.5m。気温が高すぎて、南風はあんまし涼しく感じなかった。心拍計はまた後半乱れて低めになったので、高めに補正。大体合ってると思う。
出張接近で焦りつつ、ではまた。。☆彡
往路(2.4 km) 13分36秒 127 139
LAP 1(2.1) 12分02秒 134 139
2 11分43秒 142 149
3 11分23秒 145 153
復路(2.2)11分09秒 143 158
計 11km 59分53秒 138(79%) 158(90%)
(計 1723字)
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