コロナ禍で増えたと言われる、ゴルフ人口の推移(コース&練習場)~『レジャー白書2020』
調査方法も公開もネット全盛の今、コロナにも負けず、今年も例年通りに出版された大型本、『レジャー白書』2020~余暇の現状と産業・市場の動向。まず、日本生産性本部と全国の図書館・公的機関などに感謝しよう♪
142ページの白黒の統計本を7700円(消費税込)で買う個人というのは、ほとんどいないと思う。図書館以外の購買層は、マーケティング関連の企業・組織くらいか。
年々、ページ数が減って、調査もネット利用へと変更(省力化)。正直、コロナの間接的な影響を受けて、そろそろ終了かと心配してたが、去年(128ページ)より少し内容を増やして出版。時期も、遅れることなく例年通り。調査対象となる年(今回だと2019年)の翌年の秋。
ということは、まだ2020年の調査は無い。ただ、今回は特別に、「巻頭特集:2020年 コロナ禍とレジャー産業」を掲載。レジャー全体が深刻な不振にあえぐ中、「一筋の光明」も紹介されてた。ゲーム、電子コミック、音楽配信、デリバリー、キャンプなど。
☆ ☆ ☆
以下で見る、ゴルフ産業も、コロナ自粛でソーシャル・ディスタンス(社会的距離)が叫ばれる中、夏から健闘してるらしい。
確かに、ゴルフ場は「密」ではないし、同じグループ内の仲間とも適度な距離を取りやすい。練習場はやや密にも見えるけど、1人1人のブースは分かれてるし接触もほぼないので、わりとコロナ向きのスポーツに見える。ジョギングとかと比べても、体力的に楽な運動だから、年齢・性別を問わない。
ゴルフがどの程度、健闘してるのか、まだハッキリしないけど、人数が増えたとか新規客や若者が増えたといったニュースが出てる。「ゴルフ 人気 コロナ」とかで検索すると色々ヒットする中、ゴルフ・ダイジェスト・オンライン(GDO)は分かりやすいグラフ(上図)を提示してた。送客数のデータでは、7月から急激に盛り返してるのだ。
まあ、詳しい変化はまた来年、『レジャー白書2021』で分かるはず。とりあえず、過去11年間の推移を見てみよう。2009年のデータに関しては、『レジャー白書2019』を参照した。
☆ ☆ ☆
上は、ゴルフコースの人口の推移。なだらかな右下がりで、10年間で4割減。各年の数値は下の通り。単位は万人。
09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
960 810 800 790 860 720 760 550 670 670 580
やや意外なことに、ゴルフ練習場の人口の推移の方が、より右下がりになってる。10年間で半減。数値は下の通り。
09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
1060 880 920 840 860 760 790 600 630 660 550
☆ ☆ ☆
ゴルフというと正直、バブル的なレジャーのイメージも強いので、近いうちにバブル期まで遡って、この記事を更新してみたい。
ちなみに、場所的に重なるスポーツであるスキーの人口については、バブル期まで遡った記事を書いてる。スキーもコロナ禍で地味に健闘してもいいような気がするけど、はたして今冬はどうなるか。
とりあえず、今日はこの辺で。。☆彡
(計 1298字)
| 固定リンク | 0
「スポーツ」カテゴリの記事
- 『炎の体育会TV』、ネイマール、エムバペ(ムバッペ)、ラモス、長嶋一茂は極真空手&バイクはやっと32km(2022.08.07)
- フィットネスクラブはまだジム使用時もマスク着用が義務!(2022年7月時点)、広告写真もマスクを付けるべき(2022.07.02)
- 冒険家・堀江謙一83歳、ヨット単独無寄港太平洋横断、想像もつかない世界・・&11km(2022.06.06)
- ロッテ・佐々木朗希(ろうき)20歳・190cm、28年ぶりの完全試合!&新年度の仕事に追われて12kmラン(2022.04.11)
- 北京冬季五輪パラリンピック2022開閉会式テーマ曲『雪花』(雪の結晶、snowflakes)、中国語と英語の歌詞・発音・意味・簡体字変換(2022.03.16)
「社会」カテゴリの記事
- 誤送金の田口翔、Youtuber ヒカル、「究極のブロッコリーと鶏胸肉」、不思議な世界&気温27.5度で7km(2022.08.02)
- 秋葉原無差別殺傷事件・加藤智大に死刑執行、死刑囚表現展2021の絵画作品「お昼寝・階段国道」は13階段の死刑台(2022.07.27)
- 山上徹也のツイッター、大部分が政治的つぶやきだが、あまり反安倍ではない&ジム8日目は土曜午後(2022.07.18)
- 削除された菊池真理子のマンガ『「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~』、全5話の感想(2022.07.13)
- 安全な日本で選挙演説中、手作り銃による暗殺・・最後まで一生懸命だった安倍晋三・元首相、どうか安らかに・・(2022.07.09)
コメント