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NHKスペシャル『ある、ひきこもりの死』、つぶやき感想&リハビリジョグ2

(29日)JOG 10km,53分43秒,平均心拍136

消費エネルギー 514kcal(脂肪 119kcal)

  

忙しいから、雑用しながらちょっとだけ見よう・・と思って流し見し始めた、NHKスペシャル『ある、ひきこもりの死 ~扉の向こうの家族』。あんまし真面目には見てないけど、最後までテレビを消せなかった。

   

「ある」というのは、「1つの」という意味ではなくて、「いくつかの(名も無い)」具体的な事例。本人が天国から見てたらどう思うのかな・・とか考えてしまう。

  

勝手にテレビドキュメンタリーにするなと怒るのか、あるいは、注目してくれてありがとうとか喜ぶのか。。 理由はともかく、NHKの看板番組、Nスペで扱われる人の数はごく僅かだ。

   

   

    ☆     ☆     ☆

ひきこもりというと、10年くらい前までは若者のイメージが強かったと思うけど、今では中高年が問題となってて、Nスペの対象もその年代。

   

40歳~64歳のひきこもりは、61万人(内閣府、2019年)。テレビで男性ばかり映るなと思って、男女比を調べたら、4分の3(77%)が男性。

   

これはどうゆう事かね? ちなみにコロナの自殺増加は女性に顕著と言われてるし、心の病も女性の方が多い。「本人による支援拒否」が、男の方が多いということか。プライドや恥ずかしさが強くて。

   

男は65歳前後まで仕事をしてるのが当たり前で、失業するとダメ人間扱いになる。直接、言われなくても、社会的にそんなイメージはある。

   

親に頼っても、親が高齢になって余力が無くなるし、亡くなったり施設に入ったりする。そうでなくても、ダメ息子に対する親の思いが重しになってしまう。

   

番組では、亡くなった息子のことを書いた父親の日記が公開されてた。つい、手が出てしまったわけか。しかし、それを責める資格のある人間はほとんどいないと思うけど。そもそも、手よりキツイ、「口が出てしまう」人はいくらでもいる。

     

  

    ☆     ☆     ☆

語り(ナレーター)が妙に暗い口調だなと思ったら、役者でも大活躍のマルチタレント、リリー・フランキー。

    

彼は57歳だけど、いろんな面で完全な勝ち組代表だから、ちょっと人選的にどうかなとは思う。「生きてるだけで、いいんだよ」とかいう言葉は、生きてるだけとは正反対の人がマジメに語っても響かない。それならむしろ、明石家さんまの能天気な「生きてるだけで丸儲け♪」の方が笑えていい。

     

リリー・フランキーは嫌いじゃないし、才能・実力・実績も認めるけど、正直、この名前を見ると感情移入しにくくなった。本人の意図とか関係なく、社会のピラミッド(階層構造)の頂上から底辺を語る形になるから。超人気タレント達と飲み歩く姿や、70万円くらいの高価なラブドールと遊ぶ姿も目に浮かんでしまう。

       

映画『万引き家族』を見ても、演技やキャラはいいけど、心のどこかで何となく、ちょっと違う感じが抜けなかった。樹木希林なら、勝ち組とはいえ、病気だらけの高齢者だから、まだしっくり来るのだ。

   

  

     ☆     ☆     ☆

そこへ行くと、非常に好感持てたのが、熱海市・社会福祉協議会の石橋真由美さん。底辺の方ではないけど、今まで、2人の「におい」をかいで来たらしい。そう。テレビや文章では決して伝わらないけど強烈なインパクトを持つもの。それこそ、臭いだ。

           

もう、そんな経験はしたくないと、心配な相手に関して、チームで相談。障がい福祉室、生活保護室、長寿介護課。どの部署も手が出せない状況だったけど、番組の最後で、相手が生きてることだけは確認できた。

  

良かった。良かった。良かった。。 明るい声の3連発で、番組終了。思わず、私の目がうるんでしまった。私が生きてて、家族以外の人にこんなに喜んでもらえるかな?・・とか、本気で考えつつ、仕事に戻るのであった。

   

   

     ☆     ☆     ☆

そんな中でも、ランナーは部屋に引きこもったりしない♪ そう言えば、ランナーにひきこもりは少ないんじゃないかね? 外じゃないと走れないし、外に出る習慣とパワーを身に付けるから。

   

まあ、走り続けるってことは、少なくとも、最低限のエネルギーを得るだけの食費に困ってないということではある。私の今夜の場合、焼きそば食べて、ホット・ミルクティーでコロナウイルスを無害化したつもりになって、公園に出発。

  

最初、やたら脚の筋肉に力が入らなかったのは、前日に続いてレース用シューズを履いてたからか。弾むから、その分、脚への負担は強くなる。まあ、それでも、身体が温まるにつれて調子が出て、トータルでは1km5分22秒ペース。

  

気温9度、湿度72%、風速2m。心拍計が珍しく完全に動いてくれたから、気持ち良かった。Nスペ終盤、人間の「生産性」という言葉をかみしめつつ、ではまた明日。。☆彡

   

   

往路(2.4 km) 13分58秒 124 138

LAP 1(2.1) 11分36秒 135 141

 2    11分17秒 140 144

 3(2)  9分59秒 147 151

復路(1.3) 6分54秒 143 150

計 10km 53分43秒 136(78%) 151(86%)

   

       (計 2052字)

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