チャーチル名言「これは終わりではない。終わりの始まりですらない」、英語出典と原文、意味の解説~『レッドアイズ』最終回
前回・第9話で間違ったチャーチルの格言もどきを引用して、「最終回のラスト」でもチャーチルの名言♪ これでまた間違ってたら、さすがにヤバイなと思ったら、今度は正しい引用だった。チャーチルは、第二次世界大戦の頃の英国首相で、作家としても有名。
繰り返すけど、前回のチャーチル名言もどきは(ほぼ)間違い。偽物だ。敵のワナに引っかかったような失敗。第7話のバルザック名言は、言葉自体は間違いではないけど、人違いなのだ♪
いまだに訂正が出ない辺り、全体のチェック体制が気になる。スタッフか関係者の方、ブルーレイ作る前に修正することをお勧めしとこう。単なるテロップだから、簡単に直せるはず。ウチの記事では、英語とフランス語の証拠・根拠をハッキリ示しておいた。
『レッドアイズ』第9話のチャーチル名言「地獄の真っ只中にいるのなら、そのまま突き進め」、ほぼ間違い
『レッドアイズ』第7話のバルザック引用「孤独はすばらしいが・・」は、半ば間違い(フランス語出典付)
☆ ☆ ☆
で、最終話の正しい名言は、長いからなのか、画面の左右両端に表示された。脚本・酒井雅秋、演出・水野格。

「これは終わりではない。終わりの始まりですらない
だがおそらく、始まりの終わりなのだ」
W・チャーチル
前回の間違った名言もどきはほとんど話題になってなかったのに、これは大勢ツイートしてた。最終回のラストだし、ちょっと謎めいた言い回しだし、読み方によっては、続編の予告とも解釈できるからだろう。
☆ ☆ ☆
意味が分からないと正直に告白してる twitter もいくつかあったから、明確な図で説明すると、下のように書ける。

歴史や物語が、上から下に流れてると考えると、
「一番下の濃い青色ではないし、下から二番目の水色でもない。たぶん、わりと上のピンク色あたりだろう」
と言ってるのだ。
普通に考えると、「悪との闘いはまだ序章が終わっただけ。これからも延々と続く」という意味。既に、はるか(高橋ひかる)も監視のターゲットになってるよ、と。あるいは、そこでテレビや動画を見てるあなたも危ないよ、とか。
中学校の3年間にたとえると、
「中学3年の3月(卒業)ではないし、3年の4月でもない。たぶん、中学1年の3月だろう」
ということ♪
仮に、このドラマが3シーズン続くとしたら、
「第3シーズンの最終回ではないし、第3シーズンの初回でもない。単なる第1シーズンの最終回だから、今後の続編をお楽しみに♪」
ということになる。その前にブルーレイ買うか、有料のサブスク動画でおさらいしてね、とか(笑)
☆ ☆ ☆
英語の原文は、英語版ウィキクォート(引用句のウィキ)より。Winston Churchill(ウィンストン・チャーチル)。

Now this is not the end. It is not even the beginning of the end.
But it is, perhaps, the end of the beginning.
1942年11月10日、ロンドン市長公邸における市長との昼食会において。アフリカでの戦闘における英国の勝利に言及して、とのこと。まだまだこれから大変だし、ロンドンも危ないから、市長さんも気を引き締めてね、と。
☆ ☆ ☆
個人的には、はるかが持ってたブランド品のバッグに書かれてた、英語ロゴと矢印アクセサリーが興味深かった。
Everything
HAPPENS FOR A REASON
すべての物事は 何か理由があって起きる
ドラマ『ガリレオ』の湯川なら、「現象には必ず理由がある」と言う所♪ 要するに、このバッグに例の矢印マークが付いてることにも、ちゃんと理由がある。彼女はまだ狙われてるんだよ、とか、実は彼女も敵の側のスパイなんだよ、とか。
ちなみにバッグは、SAMANTHA THAVASA(サマンサタバサ)の PETIT CHOICE(可愛い選択)というブランドの物。これは実在するものであって、ドラマの虚構(フィクション)ではない。このトートバッグかな。税込9900円。

というわけで、『レッドアイズ』も終了(始まりの終わりかも♪)。ウチは今週、計14115字で終了だけど、途中の終わりでしかない。ニーチェの「深淵」をめぐる名言については別記事にする予定。ではまた来週。。☆彡
cf. 詩人ロバート・W・サーヴィス「死ぬのはとても簡単で・・・」、英語出典と原文~第8話
ソルジェニーツィン「善と悪の境界線はすべての人の心の中に」、意味とロシア語原文(第6話)
『レッドアイズ』第2話の暗号解読方法と英文~アルファベットを13文字ズラした「rot13」
(計 1916字)
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