« 詩人ロバート・W・サーヴィス「死ぬのはとても簡単で、難しいのは生き続けること」、英語出典と原文~『レッドアイズ』第8話 | トップページ | 埃で呼吸困難、パブロンとフルタイド100ディスカスを服用して、ハーフジョグ »

JPEG画像の一種「JFIF」ファイル、英語版ウィキペディアの説明と拡張子の変更による処理

相変わらずデジタルの世界には分からないことが多過ぎる。多様性があり過ぎで、変化も早過ぎ。今回、急に私のPC内に出現したのが、JFIFファイル。聞いたこともない名前だ。

 

ネットで調べると、ほとんど知らない単語だけ並べて書いたようなサイトもあった。専門的すぎて意味不明なサイトは、昔は結構あった気がするけど、ここ10年くらいだと久々に見たかも。

     

まあ、その世界では分かる人がいるわけか。でも、仮に私がその世界の住民だったとしても、「ストライド(歩幅)」とか「ピッチ(歩数)」とか、普通の短い言葉の説明で補うけど。

   

   

     ☆     ☆     ☆

さて、手っ取り早い答や解決方法だけ、先に簡単に書いとこう。

    

JFIFとはJPEG画像の一種で、標準的なものだし、気にする必要はない。JPEG(ジェイペグ)は昔からネットの画像の規格として主流だから、説明不要だろう。

   

JFIFという見慣れない名前が気になる人は、拡張子を「.jfif」から「.jpg」に変更すればOK。普通のJPEGになる。

  

210316e

   

Windows10パソコンなら、エクスプローラーで「表示」→「オプション」→「フォルダオプション」→「表示」と進んで、「登録されている拡張子は表示しない」のチェックマークを外すと、拡張子付きのファイル名が表示される。その右端の拡張子の部分を書き直して終了。警告は無視♪

  

210316f

      

ただし、書き直した後は、表示方法を元に戻した方が安全だし、ファイル名を見る時にジャマにならない。確か、昔は拡張子は標準で表示されてた気がする。エラーやトラブルも多かったから、よくイジってた。失敗したら、名前を元に戻せばいい。

   

   

     ☆     ☆     ☆

さて、事の発端は、フツーの画像保存。Googleのサイトにあった普通のJPEG画像のファイルを、ノートパソコンのブラウザ(Chrome)でダウンロードすると、なぜかJFIFファイルに変わってた。別にアダルトでもヤバイ物でもないし、重くもないけど、個人情報がらみだから画像自体は省略。

    

210316b

  

普通に見れるし、ファイルのサイズ(バイト数、つまりデータ量)も元のままとはいえ、「項目の種類」が意味不明で気味が悪い。最初、ウイルスが紛れ込んで来たのかも・・と警戒した。

   

ファイルの「プロパティ」(属性、性質)をチェックすると、やっぱり JFIFだ。拡張子は小文字。標準の対応アプリは「フォト」だから、画像だと分かる。

  

210316a_20210316165601

   

  

     ☆     ☆     ☆

JFIFに関する信頼性の高そうな説明がなかなか見当たらないから、英語版ウィキペディアで探すと、流石に項目があった。日本版ウィキには項目がないのだ。Jpeg File Interchange Format(ジェイペグ・ファイル交換形式)の略語ね。

   

210316c

  

The JPEG File Interchange Format (JFIF) is an image file format standard. It defines supplementary specifications for container format that contains the image data encoded with the JPEG algorithm.

 

JFIFとは、画像ファイル形式の標準の一つ。それは、JPEG方式でコード化された画像データを内に含むコンテナ(格納室、入れ物)の形式について、補足的に仕様を定めている。

  

  

要するに、1つのJPEG画像ファイルは、画像自体のデータと、それに関する付加情報を持ってて、付加情報のスタンダードの1つがJFIF。それを明示してる拡張子(普段は隠されてるファイル名の右端部分)が「.jfif」。

   

あくまでオマケの話だから、普通にJPEGとして見れるわけだ。「JPEG/JFIF」という呼び方もあるらしい。

   

  

     ☆     ☆     ☆

具体的には、JFIFよりも新しい形式の「Exif」(エグジフ、イグジフ)の方が分かりやすいはず。

    

こちらは、スマホで写真を撮ってインスタやtwitterにアップする時、削除すべき情報(撮影日時、カメラ、ユーザー名、位置情報など)の形式として有名。日経XTECHより。カメラ写真の他に、モニターのスクリーンショットでも付くことがあるから、要注意。

     

210316d-co

   

特にヤバイのが、人の名前(実名、ハンドル)、緯度・経度(日本なら北緯・東経)、時刻、高度。ピンポイントで場所や人物が特定されてしまうリスクがある。

   

SNSの流行り始めには話題になってたけど、最近はあんまし聞かなくなった。学校の授業でもネットの基本を教えてるからか。

   

   

     ☆     ☆     ☆

逆に、JFIFより前の形式は、JIFというらしいけど、混乱するだけだから説明は自粛。

  

それにしても、なぜ私が保存したJPEG画像の拡張子がjfifになってしまったのかは不明。ページのシステム設計が古いということかも。

   

実はもっと根本的に、JPEG(Joint Photographic Experts Group)と呼ばれる圧縮形式・組織名と理論がよく分かってないんだけど、難しそうだから、またいずれ♪

   

説明を読んでも、専門用語だらけで意味不明なのだ。例えば日本語ウィキの説明とか、ほとんど意味不明。こんな感じの文章で、補足する説明画像も大まかな物が1枚あるだけ。

     

「離散コサイン変換を用いて、空間領域から周波数領域へと変換する。・・・変換されたデータは、量子化ビット数の低減によって情報量を落としてから、ハフマン符号によるエントロピー符号化がなされ圧縮が行われる」。

    

初めてパソコンを買った時の説明書も、こんな感じの暗号に見えたな・・とか思い出しつつ、ではまた明日。。☆彡

   

      (計 2285字)

| |

« 詩人ロバート・W・サーヴィス「死ぬのはとても簡単で、難しいのは生き続けること」、英語出典と原文~『レッドアイズ』第8話 | トップページ | 埃で呼吸困難、パブロンとフルタイド100ディスカスを服用して、ハーフジョグ »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 詩人ロバート・W・サーヴィス「死ぬのはとても簡単で、難しいのは生き続けること」、英語出典と原文~『レッドアイズ』第8話 | トップページ | 埃で呼吸困難、パブロンとフルタイド100ディスカスを服用して、ハーフジョグ »