日本人の英語の発音(アクセント)を真似してからかう大谷翔平差別(?)発言問題、奥が深い・・&10km
(18日)JOG 10km,54分41秒,平均心拍140
消費エネルギー 436?kcal(脂肪 113kcal)
そうそう。やっぱり大谷は大物で、性格も良くて、いいね♪ 米国の現地時間で21年8月17日、エンゼルスの大谷翔平の打席で、解説者で往年の名投手でもあるジャック・モリス(Jack Morris)が人種差別的表現をしたとされて、職務停止になった。講習も受けるらしい。
大谷への対処を聞かれたモリスが、「Be very very careful」(ビー・ヴェリー・べリー・ケアフル:とてもとても注意する)と答えたのが、日本人を含むアジア人の英語の発音を真似してからかってると受け取られたのだ。英米のメディアに。
☆ ☆ ☆
確かに、英語で検索すると、メジャーなメディアの記事がすぐに色々ヒットする。
しかし大谷本人は、「聞きはしましたね。動画でですけど」、(処分については)「僕が言うところではないので。個人的には全然気にしてないです」と話したらしい。スポニチの記事より。
ここ最近の流れだと、日本人に対する外国人の「差別」?騒動では、「差別だ!」と怒る日本人が多かったけど、この件ではYahoo!のコメント欄をザッと流し見しても、よく分からないといった感じの反応が多かった。
私も、その動画らしきものを20回以上再生して、「とてもとても注意」しながら聴いたけど、どこが差別なのか、どこがアジア的なのか、さっぱり分からない。ただ、この問題のまだ語られてない奥深さや広がりは見えて来た。
☆ ☆ ☆
まず、日本の主要メディアの報道はかなり目を通したけど、あの発音のどこがアジア的なのかが説明されてない。おそらく、日本の記者の大半もハッキリとは分からないんだと思う。
ネイティブならどう発音するのか。これもあちこちの発音サイトに入力して聞いてみたけど、英国人の発音とされるものを聞いても、米国人の発音とされるものを聞いても、違いがよく分からない。
あえていうなら、モリスの例の発音とか、日本人的な発音とされるものは、文全体のイントネーション(抑揚)が大きい。実はこれこそ、日本語などの言語の特徴で、それに対して英語だと、単語内のアクセント(強弱)が大きいという話もあった。
ところが、さらにややこしい話がある。私も、イントネーションとは音の高低で、アクセントとは音の強弱だと思ってたんだけど、そもそもこの区別も怪しいようだ。
アクセントと呼ばれてるものも、強弱より高低差の部分が大きいという説があると、日本大百科全書は書いてる。
☆ ☆ ☆
さらに、最新のウィズダム英和辞典・第4版を見ると、「accent」という英単語の第一の意味は、「特徴的な発音、訛り」であって、強弱という意味は第三の意味にすぎなかった。抑揚とか高低という意味は書かれてない。
だから、英語メディアが騒いでる「accent」とは、強弱とか抑揚、高低差というより、もっと総合的な「特徴的な発音、なまり」という意味だろうと推測する。
最後に、ツイッターの動画の音声を、ブラウザ(Chrome)で自動音声表示(字幕起こし)させてみると、また別の観点が判明。
「very very」の2番目のveryが、AIか音声認識アプリには「better」と聞こえるらしい。2番目だけ、「v」じゃなくて「b」で始まるように聞こえてるのか。英語ネイティブには、そんな細か過ぎることまで伝わるのかね?
ちなみにこの音声認識機能、先日の大坂なおみの記者会見ではかなり完全に英語を聴き取ってたから、精度は高いと思う。
ただ、よく見ると、問題発言の直前の「Shohei Ohtani」が、「Showa」(しょうわ)という聴き取りになってる♪ 私には「しょうーへー(い)」としか聞こえない。
というわけで、言語学、音韻学も含めて、ズブズブにのめり込んでしまう難問みたいだから、今日はここで止めとこう。とりあえず、外国人が喋る日本語を真似してからかうのも差し控えた方が無難かも。今まで何度か書きそうになったけど、止めといて正解か。
なお、東京五輪の女子ボクシングで金メダルを取った入江聖奈も、張本の女性差別(?)発言に対して、何も思ってないし、自分でも言いそうだと語ってた。大声で騒ぐのは、本人より外野の人達が多いということか。
☆ ☆ ☆
一方、音声は全く関係ない、小市民の走り。そう言えば高校陸上部時代、私の苦しい時の走り方を他の高校の部員が真似してたから、ジロッとにらむと苦笑いしてたことがある♪ ちょうど私と県体出場を争ってる位置にいた、K高校の連中だ。実名イニシャルか!
その話はまたにして、昨日・・じゃなくて一昨日は、暑かったわりにはマトモな10kmジョグ。その2日前に、5ヶ月ぶりのハーフ21kmを走った後だったから、ダメージが心配だったけど、意外といい感じだった。まあ、お古のレース用シューズが弾んだおかげもある。
なぜかランナーも多くて公園が盛り上がってたから、時々ちょっとだけプチバトル。トータルでは1km5分28秒ペースとなった。久々に5分半切っただけで嬉しい小市民♪ 遅っ!
気温26度、湿度80%、風速4m。気温は高いけど、汗かいた身体に強風が心地よかった。それでは、また明日。。☆彡
往路(2.4 km) 14分15秒 120 136
LAP 1(2.1) 11分21秒 139 146
2 11分11秒 146 152
3(2) 10分22秒 151 163
復路(1.3) 7分33秒 151 161
計 10km 54分41秒 140(80%) 163(93%)
(計 2293字)
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