ハウスダストのアレルギー性湿疹、抗ヒスタミン薬は微妙、ステロイド軟膏は逆効果で痒みが増加、冷やすのは効き目あり
もう疲れた。。 既に丸1週間、痒みと苦闘中。必死に我慢しながら、仕事もブログも軽いランニングも継続中。そろそろ収まってくれないと、心身ともに限界に近づく。
全身に広がった湿疹の写真をここに載せたくなるけど、止めとこう。ザッと数えて、300個(!)くらい。正直、自分で見ても気持ち悪いけど、つい何度も見てしまうのだ。
ここ2日間は小康状態だけど、その前は次々と増えて、ウイルスの増殖か感染症みたいで不気味だった。高校時代に水疱瘡になって以来、全身のブツブツは初めて。
☆ ☆ ☆
事の発端は先週末。コロナ禍の中、来客があることになって、慌てて家中を大掃除。もともと9月頃は大掃除をすることが多いから、不織布マスクをつけて徹夜で片付けた。睡眠不足と生活リズムの乱れも良くなかったのかも。
土曜から呼吸困難になったけど、風邪薬パブロンで抑えて何とかごまかしてた。ところが、日曜くらいから湿疹が目立って来て、痒みがひどい。特に右腕の前腕部がひどいのは、利き腕が一番、ハウスダスト(塵、埃、ダニの死骸とか)に触れたからだろう。接触皮膚炎が主たる症状か。
右腕に限らず、左腕や身体(体幹)、両脚、首にもポツリポツリと赤い湿疹が発生。最初の内は、愛用するモスキンパッチを貼って対処してたけど、多過ぎてパッチが足らない。あと、パッチを貼り過ぎると、はがして貼りかえるのが間に合わなくなって、粘着剤と汗で逆に痒くなってしまう。
☆ ☆ ☆
なぜか、手(手のひらと指)と足(足首の下)にはほとんど湿疹は出てない(小さいのが少しだけ)。皮膚の厚さとか、普段の外的刺激の多さが影響してるのかも。
私はもともと肌が弱くて、日焼けも苦手としてた。あと、高校時代にハウスダストのアレルギー性鼻炎に苦しんで、耳鼻科に通院してたことがある。治療はほとんど効き目がなかったと思うけど、卒業後に住宅環境が変わるとほぼ完治。
その後は、5年前くらいから、ホコリのアレルギーで呼吸困難になって、病院に行って薬ももらってるけど、全身の湿疹は初めて。ただ、今まで単なる虫刺されだと思ってたものの一部は、アレルギー性の湿疹だったのかも。
☆ ☆ ☆
で、しばらく我慢してたけど、今週になって、他の用事のついでに内科で受診。医師は湿疹を一目見て、すぐ抗ヒスタミン薬(錠剤、飲み薬)とステロイド軟膏(小さいチューブ入りのジェル状の塗り薬)を処方。
抗ヒスタミン薬は、本来の効き目があるのかどうかは分からないけど、最初はひどい眠気に襲われた。ほとんど睡眠薬だなと思ったけど、数日で身体が適応したようで、今はそれほどの眠気でもない。久々に飲んだパブロン程度か。
ひょっとすると、抗ヒスタミン薬の副作用としての発疹もあるのかも知れないけど、区別がつかない。とりあえず継続中。刺激を受けて、体内の肥満細胞から放出される化学物質ヒスタミンの作用をブロックしてくれるらしい。
下はNHKの蕁麻疹(じんましん)の説明。アトピーだと少し違うみたいだけど、私の場合は大同小異だろう。
それに対して、ステロイド軟膏は塗った途端に皮膚がジンジン熱くなって、痒みが5倍になった感じ。最初だけかと思ってガマンしてたけど、6時間くらい経っても改善しなかったから、石鹸で洗い流した。その後は全く使わず。
☆ ☆ ☆
異常な痒みを我慢してる間に、ネットでステロイドの情報を集めてると、どうもメディアと医学界の論争とか、アトピー性皮膚炎の治療をめぐる複雑な経緯があるらしい。
とにかく2021年・秋の今現在だと、ネットでは医師たちが声を揃えて、ステロイド外用薬の有効性・安全性を主張してる。コロナワクチンの副反応の情報でも、発疹がかゆい場合は抗ヒスタミン剤やステロイドの外用薬を勧めてた。
ステロイドの歴史や論争についてはまた後ほどということで、とにかく私には全く合わないどころか、完全な逆効果だった。強さの程度が分かれてるようで、私が処方されたものを調べてみると、上から二番目の「とても強い」薬。very strong。
もっと弱いステロイドなら、これほどひどい副作用は無かったのかも・・とは思うけど、自分で人体実験する余裕はない。
☆ ☆ ☆
その後、我慢できないから、別の病院の皮膚科で受診。この医師も、患者が全身に湿疹が広がってると言ってるのに、右腕を一目チラッと見ただけ。おまけに初対面で最初から目も合わせず、パソコンの画面を見ながら、タメ口で質問して来る。
少なくとも2種類、別の発疹があるのに、どうして見比べようとしないのか? 医師としてというより、人間として基本的なことが出来てないなと内心で不満を持ちつつ、状況を説明すると、最初は別のステロイド剤を処方しようとして来たからすぐ断った。予想してたから。
それでも医師はステロイドに未練を見せてたけど、私はハッキリ拒否して、「非ステロイド」剤を希望。不満そうな表情だったけど、非ステロイド軟膏に加えて、追加の抗ヒスタミン薬も処方。
帰宅後、あまり期待せずに非ステロイド軟膏を試しに少しだけ塗ってみると、最初は何ともなかった。ただ、痒みや炎症が和らいだ感じもない。その後、ジワジワと痒みが増して来たから、結局これも洗い流すハメになった。その後は使用せず。
ステロイドよりはマシだけど、何も塗らない方がもっとマシだというのが実感。ただ、ひょっとすると、非ステロイドは効き目があったのかも。赤みがちょっと薄くなって、湿疹のツブがちょっと小さくなったような気はする。でも、肝心の痒みが増した気がするから、とりあえずパス。
☆ ☆ ☆
結局、今は、抗ヒスタミン薬を2種類飲んでる状態で、湿疹と痒みのピークは越えた感もある。発熱や咳とかも無し。と言っても、今この瞬間でもかなり痒い。特に、やっぱり右腕。PCのキーボードを打ってるのも影響してるかも。
塗り薬がダメな状態で、痒みとどう闘うのか。先日の記事に書いたように、小林製薬の熱さまシートは完全に逆効果ですぐ中止。もともと、痒い患部とかには使用禁止になってた。
一番手軽な対処法は、水で冷やして汗を洗い流すこと。これは効くけど、効果は一時的だし、いちいち水のある場所に行く必要がある。あと、エアコンの冷房を強めにするのもちょっと効く。ただ、やり過ぎると風邪をひくので微妙な調整が必要。小型の扇風機(デスクファン)はいい。
最後に、お勧めできないけどやってるのが、湿疹から少し離れた場所を指で引っ張ったり、爪を軽く立てること。引っ掻くのは皮膚が傷ついて逆効果だけど、引っ張るだけなら傷はつかないし、爪を軽く立てる程度でもほぼ問題なし。とはいえ、特に爪はお勧めしないので念のため。(追記: 爪を立てた箇所の一部は赤くなってしまった。)
要するに、そんな事しかできない状況なのだ。真夏なら水風呂が良さそうだけど、秋になった今だとやる気はせず。とりあえず、即効性はないけど、家の中の換気と掃除は心がけてる。普段は掃除機だけど、これからあちこち拭き掃除もする予定。
というわけで、相変わらずの痒みに顔をしかめつつ、今日はこの辺で。。☆彡
(計 2927字)
| 固定リンク | 0
« 眞子さまの診断名「複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と、国際的な分類基準(ICD11英語版、DSM Ⅳ・5) | トップページ | 痒みと薬の副作用と闘いつつ、プチジョグ連発&つぶやき »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ランニング再開で急に頑張りすぎて、お尻のやや上側の奥の筋肉と神経が痛い!、梨状筋症候群か小殿筋炎症?(2024.09.07)
- ランニング・シーズン再開、体脂肪率は驚異の6.7%!、でもウエストは変わらず、体重は微増♪(2024.09.03)
- 最後は過去最高のジム、このピークを1週間前のレースに合わせてれば・・&24年8月の全走行距離(2024.09.02)
- ☆ブログ公開19周年☆~検索サイトにますます見放されてアクセス数はさらに激減、それでも淡々と毎日更新(2024.08.31)
- 台風10号の動きが自転車やジョギング並みに遅い理由、東西の高気圧、北の偏西風の蛇行が小さい&レースから4日連続ジム(2024.08.30)
「医学・医療」カテゴリの記事
- コロナ感染者数、第11波で下降トレンドを突破して上昇、ワクチン「定期接種」は10月開始か&「風邪」回復で短めのジム(2024.07.24)
- 39度まで急上昇した体温が丸1日で低下、コロナ抗原定性検査キットの販売店を探す間もなく&リハビリ小雨マスクジョグ(2024.07.17)
- アレルギー性疾患治療薬「オロパタジン塩酸塩OD錠」5mg、効き目はあるけど即効性なら冷やす方が上&痒みに耐えてまたジム(2024.07.10)
- 飲酒で顔が赤くなる人(アジアン・フラッシュ体質)は、新型コロナにかかりにくい?~佐賀大のネット調査研究(2024.05.23)
- ランニング中の転倒事故で広く出血、はじめての「湿潤療法」は、ラップの感触と傷口の見た目が不快で挫折・・(2023.11.05)
コメント