悠仁さま、ノンフィクション文学賞入賞作文(佳作)の引用・参考文献記載もれ&低心拍激重ジョグ
JOG 13km,1時間19分10秒,平均心拍 140
消費エネルギー 704kcal(脂肪 169kcal)
北九州市主催、第12回・子どもノンフィクション文学賞については、去年、記事を書いてる・・・と書き始めようとしたが、なぜか書いてなかった。受賞作はもちろん、選評までダウンロードして読んでたのに、なぜ書かなかったのか。
やはり単なる一般人ブログでも、皇室について語るのは、かなり遠慮する部分がある。特に、眞子さん(旧・眞子さま)ならともかく、皇位継承順位・第2位、実質的には第1位とも言える悠仁さまだと、書きにくくてスルーしたのかも知れない。形式的には、父親の秋篠宮さまが第1位だが、年齢を考えると悠仁さまの方が現実的。もちろん、愛子さまは別扱いとして。
ちなみに、佳作受賞がニュースで報道されたのは、2021年3月20日ごろ。それほど大きな扱いではないが、一応、テレビカメラの映像も付いてた。下は、当時のTBSニュースのキャプチャー画像と、今日の報道。既に宮内庁も悠仁さまも認めてるとのこと。ちなみに当ブログでさえ、「主要な」出典は「ほぼ」全て明示して来たし、「多く」はリンクを付けてる。
☆ ☆ ☆
悠仁さまが投稿された時の募集ポスターは、下の通り。令和2年の秋だから、まだ中学2年生の時のこと。
キャッチコピーは、「ほんとうの話には、ほんとうの感動がある。」。当然、小説みたいなフィクションよりは「ほんとう」であることが要求される。選考委員は、児童文学作家・那須正幹(まさもと)、ノンフィクションライター・最相葉月、俳優その他・リリー・フランキー。
悠仁さまの作品は下の通り。今現在でも、公式サイトで普通に公開されてた。正しい対応だと思う。北九州市立文学館の編集・発行、『受賞作品集』、p.74-p.82。
中学生の部、佳作、「小笠原諸島を訪ねて」、お茶の水女子大学附属中学校二年、秋篠宮悠仁。
コロナ禍の中、思い出を振り返ってみたということで、題材に選んだのは、「三年前、私が小学校五年生の夏休みに母と一緒に行った小笠原諸島への旅行です」。
☆ ☆ ☆
最初に問題点を指摘したのがどこなのか、まだよく分からないが、有力候補の一つが雑誌『週刊新潮』と、デイリー新潮HP。明日(22年2月17日)発売の2月24日号では、表紙に1行だけ書かれてる。「『悠仁さま』入選作文に悲しき『盗用』疑惑」。
デイリー新潮では、雑誌に先行して、短めの記事を掲載。その後追いだろうか、既にNHKも含め、様々なメディアで報じられてる。明らかに別格の扱いだ。デイリー新潮が2枚の画像で指摘してるものを、そのまま結合して縮小引用させて頂こう。
なるほど、確かに『世界遺産 小笠原』(JTBパブリッシング、文・福田素子、2012年)の文章とよく似てるし、意図的に少し書き方を変えてるようにも見える。
JTB 「あるものたちは風によって運ばれ、また、あるものは海流に乗って。」
悠仁さま 「あるものは海流に乗って運ばれ、あるものは風によって運ばれ・・・」
JTB 「いわゆる3W、風(Wind)、波(Wave)、翼(Wing)により、数少ない生きものだけが海を越えて小笠原の島々にたどり着くことができた」
悠仁さま 「三つのW、Wave(波)、Wind(風)、Wing(翼)によって、海を越えて小笠原の島々にたどり着き、環境に適応したものだけが生き残ることができました」
NEWSポストセブンの記事では、上の引用箇所の直前も酷似してると指摘してた。
☆ ☆ ☆
執筆時の悠仁さまは中学二年生の半ばであって、執筆時期は夏休みのようだから、まだ14歳になる直前。13歳の少年が、引用文献や参照文献の正しい扱い方を知らなくても、出来なくても、別に普通のことだ。特別な地位でなければ、ニュースにはならない。
実際、真面目に色々と調べれば調べるほど、引用や参照が増えてしまって、大人のプロでさえとても全ては記載できない。おまけに、大部分の読者は目の前の文章しか気にしないのであって、元のものを確認するのはごく一部の人達のみだ。それは私も、ブログの毎日更新16年半の経験を通じて確信してること。特に、海外の文献へのリンクはほとんどクリックされない。
ただ、ご両親や宮内庁から十分なチェックや適切なアドバイスがあったのかどうか。そこがまず気になる。その意味でも、すぐに非を認めたのは正しい対応だった。
☆ ☆ ☆
一方、盗作とか疑惑とかいう時、時間が前後する2つの文章を見比べて「似てる」というだけでは十分ではない。それら以外に、もっと前から一般に言われてることなら、盗作ではないし、引用とも言いにくい。長々と完全一致してる場合は別として。
試しに今、Googleで、期間を「2022年1月30日」より前に設定して、「小笠原諸島 Wing Wind Wave -悠仁さま」(「悠仁さま」抜き)の検索をかけてみると、簡単に2010年の個人ブログの記事がヒットする。おそらく、それ以前からある言い回しだろう。元は英語の可能性もある。by Wing とか。
ある文章が、他の文章の盗作とか無断引用とか指摘するためには、その2つ以外の様々なもの(特に昔のもの)を調べる必要があるから、人間の手ではかなり大変なのだ。だから学問の世界では、かなり前から専用のアプリ、システムも一部で導入されてる。基本的な知識とはいえ、まだまだ一般には十分に理解されてないので、ここであらためて強調しとこう。
とりあえず、悠仁さまは早い時期に良い経験をされたのだと思いたい。これ以上、問題が広がらないことを祈りつつ。。
☆ ☆ ☆
一方、単なる小市民ランナーは、1日休んだ後、今日は13kmジョグ。低心拍でのリハビリだから楽勝だろうと思ってたら、予想以上に脚の疲れが残ってて、心拍も高いまま。呼吸以外はかなりしんどい走りになってしまった。
トータルでは1km6分05秒ペース。久々の6分超えだけど、完走しただけでも良しとしとこう。実は序盤からもう、歩きたくなってた。気温6度、湿度50%、風速2.5m。新・心拍計は最初と最後が高めに乱れてたので、補正した。
それにしてもカーリングのかけ声(コール)は大きいな・・とか思いつつ、ではまた。。☆彡
時間 平均心拍 最大
往路(2.4 km) 14分48秒 128 151
LAP 1(2.1) 12分51秒 140 145
2 13分10秒 142 147
3 13分11秒 143 147
4 13分10秒 143 147
復路(2) 12分00秒 145 157
計 13km 1時間19分10秒 140(80%) 157(90%)
(計 2715字)
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