国家の戦い、一時的・表面的には軍事力の論理が圧倒的に見えるけど・・&18kmジョグまで回復
JOG 18km,1時間37分51秒,平均心拍 146
消費エネルギー 900 kcal(脂肪 189kcal)
さっき、NHK『ニュースウォッチ9』副音声でまた英語のリスニング学習をやってたら、ウクライナの後に、ちょうど50年前の日本国内の大事件、あさま山荘の特集を流してた。
悲惨なあさま山荘の話を聞くと、そんな事、ホントにやったの?、と思う。一方、ウクライナ情勢を見てると、こんな事、ホントにやってるの?、と思ってしまう。
別にあさま山荘事件の主犯たちをかばうつもりはないし、そもそも私は、あの種の政治的思想や行動に冷めた態度を示してる人間だ。しかし、いくら何でも、NHKのまとめ方は単純すぎると思う。要するに、世間知らずの若者の思い込みが悲劇の原因という語り口になってた。当事者の1人も反省、今では全く別の良い生き方をしてるという、型にハマった良識的報道。
同様に、ウクライナ情勢についても、日本で流れるのは欧米側に立った報道がほとんどだから、ロシア側、特にプーチンが何と言ってるのかを注視する必要がある。
もともと欧米が今回の原因を作って来たとか、ウクライナの親ロシア勢力が被害を受けてるとかいう説明は、単なる苦しい言い訳とかフェイクなのか、あるいは一理か二理あるのか。
☆ ☆ ☆
いずれにせよ、ロシア軍がウクライナ国内に入ってるのは確実な事実だろう。「侵攻」とか「侵略」と言えるのかどうかはさておき、唖然とするようなスピードで。かなり前から各種の報道は大量にあったけど、実際に始まってから首都キエフに到達するまでは僅か2日ほどしかかかってない。
ロシア軍は強い。よって、ロシア軍は勝つ。「ここまでは」軍事力の論理が鮮やかに成立した形になってる。一時的・表面的に見るなら。
なるほど・・と思ったのは、ウクライナの女性住民(キエフ?)が、どちらの戦車なのかも分からないと語ってたこと。兵隊なら、言葉や顔である程度は区別できるはず。ただ、戦車が所属する国の区別というのは、ほとんど誰も経験してないし、知識もないだろう。私も、目の前に戦車が来て、自衛隊なのか、あるいはロシア軍や中国軍なのかを区別できる自信はない。
試しに「自衛隊 戦車 日の丸」で画像検索をかけると、日の丸をつけた戦車の画像がズラッと並んだけど、自衛隊の全ての戦車に日の丸が付いてるのかどうかは未確認だし、単なる国旗の模様なら、他国軍がフェイクで付けるのも簡単なことだ。
☆ ☆ ☆
もちろん、単なる戦車の見分け方の話ではない。要するに、軍隊とか戦争に関する具体的な知識や技術(見分け方、応じ方など)を持ってないということなのだ。普段はほとんど(?)必要ないけど、一生に一度くらい、必要になるかも知れないし、その際には決定的なポイントになるかも知れない。
兵士の変装などというマンガみたいな報道も実際に出てる。下はNHKニューズ・ウェブより。「キエフ市内にロシア軍工作員か "ウクライナ軍制服で偽装"」。
そもそも、ロシア軍が北方領土から北海道に侵攻して来たら、見分けはつくとしても、自衛隊は防衛できるのか? 何しろ今回、プーチンは、核保有国であることを誇示してるのだ(欧米系の報道だと)。
尖閣諸島あたりからやって来るかも知れない中国軍も、すぐ使うわけではないにせよ、背後には核兵器を所有してる。米国が本当に助けてくれるのか? 中国ならまだしも、ロシアが相手だと、米国の「核の傘」が機能するかどうか怪しい。
☆ ☆ ☆
だから日本も核武装すべきだ・・とは「とりあえず」言わないにせよ、他国から自国を守るのはまず第一に、軍隊の類(自衛隊も含む)だということを本気で考える必要がある。
一方、50年前のあさま山荘事件とも間接的に関わってるのが、ベトナム戦争。圧倒的な兵力を持つ米国が、結局は「負けた」とも言われる、興味深い悲惨な歴史が残ってる。
なぜ負けたのか? なぜ、「米軍は強い。だから、米軍は勝つ」というロジックが成立しなかったのか? それはアメリカ兵に対する抵抗が10年以上も延々と続いたから。
現実における論理には、実は隠れた重要なパラメーター(媒介変数)として、時間という要素が関わってるわけだ。
☆ ☆ ☆
別に、兵力・武力・肉体で抵抗するだけでなく、相手の言葉や文化を理解することも、間接的な抵抗につながるだろう。日本にとって強大な隣国である、ロシアと中国については、もっと普段から関心を持っとくべきだと改めて思った。何となく縁遠い感のある国だからこそ、なおさら意識的に関心を持つ必要がある。
ちなみにNHKでは、専門家がスタジオに登場して、ウクライナに兵器などの支援をするようなことを話してたけど、それが良いことなのかどうかはかなり微妙だと思う。ウクライナ軍の兵器が増えるということは、戦争・戦闘が長引いて死者・負傷者・損壊が増えるということにつながる。
それよりは交渉による妥協の方が現実的な解決のようにも見える。屈辱的ではあっても、例えばロシアの傀儡(かいらい)政権を一旦、作らせた後、機を見てひっくり返すことも可能だろう。ベトナムみたいに。。
☆ ☆ ☆
・・・などと国際情勢について考えながら、今日はまったり18kmジョギングして来た。実質的に1日しか休んでないから、疲れが心配だったけど、意外と好調。昨日はかなり感じたプチ花粉症もどきも、それほど影響なかった。薬は飲んでないというか、飲み忘れてた。
久々に気温がそれほど低くなかったから、上は3枚でちょうど良かった。前のファスナーもすぐ開いたし、手袋も最初だけ使ってすぐ外したほど。あくまで余裕を持って走って、最終ラップだけ1km5分切り。トータルでは1km5分26秒ペース。心拍は高めだったけど、脚には余裕があったし、気持ちいい走りだった♪
気温8度、湿度35%、風速1.5m。新・心拍計は終盤だけ高めに乱れてたので、補正した。やっぱりちょっと鼻が痛いな・・とか思いつつ、ではまた。。☆彡
時間 平均心拍 最大
往路(2.4 km) 13分56秒 133 147
LAP 1(2.1) 11分59秒 143 148
2 11分54秒 145 151
3 11分44秒 146 150
4 11分57秒 145 151
5 11分30秒 148 154
6 10分37秒 155 162
復路(2.8) 14分13秒 154 159
計 18km 1時間37分51秒 146(83%) 162(93%)
(計 2628字)
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