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140年前、世界初のアクセルジャンプ(シングル、1回転半)はスピードスケート用の靴で♪&16kmジョグ

(11日)JOG 16km,1時間27分54秒,平均心拍 146

消費エネルギー 828kcal(脂肪 174kcal)

   

今日は普通に考えると、平野歩夢選手のスノーボード・ハーフパイプ金メダルのマニアックな解説を書く所だけど、ファギュアスケートのアクセルジャンプの歴史にずぶずぶハマってしまった (^^ゞ マニアの哀しい性(さが)なのだ。

   

キッカケは、朝日新聞・朝刊コラム「天声人語」(22年2月11日)。冒頭だけ引用しとこう。もちろん、羽生結弦の4回転半ジャンプ挑戦を讃える文脈。

  

「明治維新からまもなく、北欧ノルウェーにアクセル・パウルゼンという若者がいた。1882年、スケートの国際大会に臨み、中空で身を回転させる新技を決める。ジャンプの大技『アクセル』は彼の名にちなむ。

 

多くのスケーターが挑むが、回転数をなかなか増やせない。パウルゼンの1回転半が、2回転半まで伸びたのは66年後、3回転半に達するには実に96年を要した。6種類あるジャンプの中で、他のどれよりも難しく、どれよりも得点が高い」。

   

   

     ☆     ☆     ☆

なるほど。1回転増やすだけで、世界の歴史で数十年もかかる難業、偉業だと。私は、アクセルというのは加速させるという意味かと誤解してた♪ トリプルアクセルなら、トリプル(3回転)を加速させて、もう半分回るとか(笑)。

  

ちなみに、車のアクセルは英語だと accel 。それに対して、アクセル・ジャンプは axel jump 。単語の綴りが違ってると。

 

220212a

 

で、早速、英語版ウィキペディアに飛んでみると、上のパウルゼン(Paulsen)の写真(40歳)のスケート靴が気になった。明らかに刃が長くて、スピードスケートの靴に見える。ちなみに羽生が北京五輪SPで失敗した直後の写真は下。刃が短いから操作しやすい。読売新聞HPより。

      

220212b

   

   

     ☆     ☆     ☆

実は彼、もともとスピードスケートの選手で、1882年、初めての国際ファギュアスケート競技大会で1回転半のアクセルジャンプを披露した時もスピードスケートの靴だったらしい。

  

ただ、これは根拠をたどると非常に少ないから、ちょっと信頼性が低い情報でもある。日本版ウィキは(いつもの事ながら)出典を挙げてないし、英語版ウィキの出典(下図)もそれほど確かなものには見えない。

   

過去の五輪報道記事のアーカイブ(保存資料)で、ごく短い2006年の説明。しかも、名前の綴りを間違って「Paulson」と書いてしまってる。2006年ならPCでもすぐできたはずの簡単なスペル・チェックさえ行われてない記事だということ。07年にアーカイブ保存されるまで、1年の間。ちなみに朝日新聞なら、数日以内に訂正記事が出る。

                 

220212c

  

On a pair of speed skates, Paulson first executed the jump in 1882

スピードスケートの靴を履いて、パウルゼンが1882年に初めてそのジャンプ(アクセル)を行った。

  

彼がアクセルを成功させたのは26歳か27歳。誕生日は7月で、大会とどっちが先だったのかはまだ調べてない(細かっ・・♪)。

  

   

     ☆     ☆     ☆

なお、1回転半がシングルアクセルなら、0回転半はゼロアクセルと呼んでもいいのか? 数学好きとしてはその辺りが気になって調べてみたら、前向きに跳んで後ろ向きに降りる0.5回転はワルツ・ジャンプ(waltz jump)という別名になってた。練習用の基本らしい。

   

0.5回転の最初はいつ、誰だったのかとか、深い話は今後の研究課題としとこう♪ 研究しないだろ! いや、無料の英語の本が見つかったら、流し読みくらいするかも。Hinesの『Figure Skating a history』は調べたけど、そこまで載ってない。

   

女子の3回転半の歴史に「Midori Ito」(伊藤みどり)の名前が刻まれてるのは、日本人として嬉しかった。英語版ウィキより。出来れば男子の4Aには、「Yuzuru Hanyu」の名前が刻まれて欲しい。。

  

220212d2

   

   

     ☆     ☆     ☆

一方、単なる小市民ランナーは、1日休んで、昨日は13kmジョグの予定だったけど、意外と脚が回復してたから16kmまで延長。2日前には脚がヘロヘロに疲れ切ってたけど、走り方を変えたのも良かったかも。

  

膝を伸ばして、上半身をほとんど前傾させずに、太腿の後ろを使う走り。どうも最近、太腿の前側ばっか使って走ってたらしい。とにかく、そこそこ無難に完走して、トータルでは1km5分30秒ジャスト。まだまだ遅いけど、右膝が痛まなかったし、良しとしとこう♪

   

気温5度、湿度67%、風速2.5m。新・心拍計の数値は、高過ぎる部分だけ補正した。旧・心拍計とほぼ同じだから、ほぼ正しいと思う。将棋の王将戦・第4局の勝敗が気になりつつ、ではまた。。☆彡

   

      

220212e

   

       時間  平均心拍  最大

往路(2.4 km) 13分55秒 131 148 

LAP 1(2.1) 11分54秒 142 149

  2   11分43秒 147 151

  3   11分37秒 150 154

  4   11分27秒 151 155

  5   11分29秒 152 155

復路(2.9)   15分50秒 148 155 

計 16km 1時間19分54秒 146(83%) 155(89%) 

   

      (計 2118字)

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