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残り字数わずか、軽~い感想(『未来への10カウント』第3話)&涼しい11km

JOG 11km,58分52秒,平均心拍 136

消費エネルギー 495kcal(脂肪 129kcal)

    

甲斐(安田顕)も言ってたけど、桐沢(木村拓哉)はギリギリの事をやってたね。『未来への10カウント』第3話。それを容認した葵(満島ひかり)も、乗っかった女子高生・あかり(山田杏奈)も、やばい橋を渡ってる♪

    

今回、新たに演出を担当した星野和成。冒頭の今宮(袴田吉彦)vsあかりの映し方は面白かった。最初、カメラはコンロの火と鍋を映すのだ。私はすぐ、何これ?って感じで、映像の意味を考察。すると、またコンロが映った。

              

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要するに、黄色い鍋と、黄色いニットを着たあかりを重ねてたのだ。コンロの青い火は、鍋=あかりを熱するもの、つまり元・義理の父である今宮を表してる。だからこそ、今宮のネクタイは青い色になってた。

      

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こうした撮影や美術のテクニックは基本だけど、残念ながら視聴者にはほとんど理解されない。ツイッター検索で「未来への10カウント 黄色」、「未来への10カウント 鍋」、「未来への10カウント コンロ」、どれも何もヒットしなかった。いずれ、字幕に説明が出るようになるかも♪ あるいは、AI解説が自動的に流れるとか。

           

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       ☆     ☆     ☆

一方、遥かに高度(?)なのは、脚本家の福田靖が選んだ経済学の「均衡曲線」。教科書の中身まで、映像と音声で紹介してるのだから、縦軸・横軸・2つの曲線の名前も書いとくべきだった。

    

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縦軸が価格、横軸が数量、先に書いた右上がりの白い曲線が供給、右下がりの赤い曲線が需要を表してる。2曲線の交点のy座標(横軸からの高さ)が均衡価格。

    

市場経済では、適度な所で需要と供給のバランスが取れるというのが理想論だけど、現実には必ずしも上手く行かない。だから黒板の上の右端に「限界」と書いてる。

     

おそらく、これは2つの力のバランスを大まかにイメージしたものだろう。あかりの力と、今宮の力。あかりが強くなれば、あかりにとって有利な所で均衡が取れる。

  

あえて書くなら、縦軸が価値、横軸があかりの強さ、白い曲線があかり、赤い曲線が今宮。弱かったあかりが強くなれば、原点あたりから均衡点に接近。対等な立場に近づく。

   

   

      ☆     ☆     ☆ 

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桐沢が可愛い女子高生にこっそり携帯電話(スマホ)の番号を教えてたのは、坂巻先生(オラキオ)とのやり取りで、シップを貼るのが許されてたから♪ このシップみたいな紙切れは多分、甲斐のボクシング・ジムのバンデージ(包帯)。これも、つながりが分かりにくかった。

       

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そして、桐沢があかりの家で待ち構えてて、やって来た今宮を高校のリングに連れ出す。不幸話の対決(笑)で、負けて1ポイント取られるごとに、ジャッジのあかりがボディ(レバー)にパンチ♪

    

シリアスなドラマなら無理があるストーリー展開だけど、コメディ的な要素としてギリギリOKか。まあ、ドラマではまだまだシンプルな勧善懲悪が好まれるのであった。ただ、女の子がDV男を合法的に(?)殴るパターンは新鮮か。

   

  

cf. ボクシングのジャブ(jab)の語源、スコットランド英語のジョブ(job、突き刺す)経由の擬音語か~『未来への10カウント』第1話

 競技人口が非常に少ないボクシング、高校インターハイ(総体)の女子部門は無い~第2話

 必殺技?ダンダダン(左フック・左ボディで崩して右フック)、防御とカウンターに敗北~第4話

   

      ☆     ☆     ☆

あぁ、たったこれだけ書いただけで、もう制限字数オーバー (^^ゞ やっぱりドラマレビューは時間も手間も字数もかかってしまう。

     

走りの方は、完全にお遊びモードの11kmジョグ。適度な涼しさもあって、ここ最近で一番心地よいジョギングだったけど、まだ右足ふくらはぎの痛みは治らず。トータルでは1km5分21秒ペース。気温12.5度、湿度63%、風速2.5m

  

新・心拍計はほぼ正常に作動してたから、心拍は微調整しただけ。なお今週は計15451字で終了。また来週。。☆彡

    

        

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往路(2.4 km) 13分40秒 123 137 

LAP 1(2.1) 11分34秒 134 145

  2   11分19秒 140 147

  3   11分06秒 142 150

復路(2.2)     11分13秒 142 150

計 11km 58分52秒 136(78%) 150(86%) 

    

       (計 1593字)

   (追記152字 ; 合計1745字)

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