必殺技?ダンダダン(左フック・左ボディで崩して右フック)、防御とカウンターに敗北~『未来への10カウント』第4話
「テレビの真ん前で、羽瀬川なぎと叫ぶ」男子視聴者が結構いたかも♪ 間違いなく、今回のドラマの主役は、アナウンス係の美人女子高生だ ♡ そうゆう見方か! まあ、新聞部員に変身した山口まゆも可愛かったけど♪
美人だね。この角度だと♪ 他の角度は?! いや、角度によっては、ちょっとビミョーに見えた人もいるはず(笑)。他人事か! 芦田愛菜がキレイになったような顔だね。芦田愛菜の立場は?! あのコは天才子役で頭脳も優秀、お嬢様学校だから、別にいいでしょ。
それより、羽瀬川なぎ。全く知らなかったけど、NHKの朝ドラにも出てる女優なんだね。もうすぐ24歳には見えない。制服を着てれば♪ 着てなければ?! 年齢より若く見えるのは、女性タレントにとっては得でしょ。ジェンダー論的には微妙な話だけど、現実なのだ。本人ツイッターはこちら。
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上のカット。伊庭海斗(高橋海人)の告白が失敗した直後、隣の女子がゴングをお寺の鐘みたいに物悲しく鳴らしたから、エッ?・・って感じで横を見てた♪ 普通、こんな脇役でここまでハッキリ映されないから、存在感を認められてるわけネ。エンドロールの名前は小さめだったけど。もうちょっとマイクに唇を近づけて欲しい人もいるはず(笑)。オイッ!
ウィキペディアによると、役名もちゃんと付いてたらしい。横川結衣。あっ、来週も出るのかな? そりゃ、見なきゃ♪ そうゆう理由か!
福田靖の脚本は、このドラマだと、かなり軽いコメディ路線を目指してるから、伊庭がこの結衣ちゃんに一目惚れして告白しても良かったかも♪ で、恋のライバルだった玉乃井(坂東龍汰)が「ハァッ?」と突っ込もうとしたら、先に桐沢(木村拓哉)が「ハァッ?!」と突っ込むとか。「ちょっ、待てよ!」(笑)。古っ!
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ドラマの感想はこのくらいにしとこう(笑)。オイッ! ハイハイ♪ 今回、私はアマチュアボクシングのルールを調べてたんだけど、そんな話よりもまた映像に注目してみよう。
必殺技(?)とされてたコンビネーションの崩し技、「ダンダダン」はなぜ負けたのか? おそらく、映像を分解写真にした記事はネット上にないはず♪ 星野和成監督はボクシングをしっかり撮影してた。あれはハッキリ、伊庭の負け試合なのだ。
校長の麻琴(内田有紀)がそれを理解してないっていうのは、脚本的にビミョーではある。元ボクシング部マネージャーで、監督の娘でもあるんだから。
ちなみに、段田男(だんだだん)という大昔の演歌歌手をパロってたらしい。体調を崩して早めに引退したけど、その後もたまに活動してると(byウィキ)。ウルトラセブンのモロボシ・ダン(森次浩司)は今でも健在だ♪ 似てないだろ!
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もともと、第1ラウンドと第2ラウンドで、伊庭は朋桐学園・束原にリードされてた。実力が違ってるから、ポイントでリードされるのは当然で、伊庭が逆転勝ちするためには、第3ラウンドでダウンを奪うような逆襲が必要だった。
ジャブ&ストレートのワンツーだけと思わせといて、急に繰り出したダンダダン。松葉台の観客は盛り上がってたけど、実は最初からブロックされてて、それほどの有効打にはなってない。
青が伊庭、赤が相手の束原。まず、かなり低めの左フックで相手の右手のガードを上げさせる(ダン)。脇腹への左ボディでガードをダメージを与えて、ガードを下げさせる(ダ)。
そして上のカットが、当たった!とか言われてた右フック(ダン)。3つの打撃のコンビネーションで、ダン・ダ・ダン。
ただ、よく見ると上の右フックも、一応、左手で防御されてるから、クリーンヒットではない。おまけに、相手はその後、すぐにダンダダンに対応してた。
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上が、次のダンダダンのダン(右フック)。早くも、ギリギリでかわされてる。上体を後ろに逸らして逃げる、スウェーバックに近いディフェンス。桐沢もこれを見て、相手の対応の早さに気付いてた。ちなみに、ドラマでも話題になってた、世界一とも言われるボクサー、メイウェザーは、こうしたディフェンスが得意な守備的選手。
そして上は、相手が右のカウンター・パンチを入れる直前。顔とグローブの距離が2倍くらいも違ってるから、相手のパンチの方が早い。そもそもこの時、相手は崩されてないから迎撃可能。それに対して、伊庭の顔面はがら空きで、左手も完全に下がってしまってる。大振りの右フックを決めることに気を取られてるから。
で、上が相手の見事なカウンター。伊庭の右フックはかわされてるし、自分から相手のカウンターパンチに上体を乗せる形になってる。KO負けでもおかしくなかったけど、ドラマのストーリー的に、判定まで持ち込まれないと盛り上がらない♪
上が、最後の右フックだけど、もう完全にかわされて全く届いてない。というわけで、伊庭の負け試合のプロセスがしっかり撮影されてたのだ。当然、桐沢も、ダンダダンを教えた甲斐(安田顕)も、元・監督の芦屋(柄本明)も、伊庭の負けを理解してた。リング脇の3辺に座ってたジャッジ3人とも、相手の束原の勝ちにしてたはず。
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結局、葵(満島ひかり)が期待した「キンサシャの奇跡」(笑)・・じゃなくて「キンシャサの奇跡」みたいな逆転勝ちは起きなかったと。
下は半世紀前、1974年のポスター。モハメド・アリもジョージ・フォアマンも、いい身体してるね。英語版ウィキより。やっぱりヘビー級のプロボクサーのトップレベルは凄い。そのアリと本当に異種格闘技戦を行ったアントニオ猪木も凄い♪
ちなみに、英語だと一応「miracle at Kinshasa」みたいだけど、英語圏ではあまり使われてない表現みたいだ。日本のメディアが流行らせた言葉かも。
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で、負けた後は、レフェリーに怒られつつ、「リングの中心で、愛を叫ぶ」。他局(TBS)の人気ドラマのタイトルなのに♪ 2004年の夏だから、私がブログを始める1年前か。
W主演は、山田孝之&綾瀬はるか☆ 今から考えると、豪華な大物カップルだね。主題歌も良かった。柴咲コウ、『かたち、あるもの』。そうそう。本当に走るのが速い綾瀬が、陸上部員を演じてた。
話を戻して、「西山愛」(吉柳咲良)に「好きだ!」と叫んだのに、「ごめんなさい。無理です」。ガックシ。。_| ̄|○
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さらにダメ押しのKOパンチが、スマホのLINEもどきのメッセージとスタンプ。
「伊庭さんのことは 先輩として尊敬してます。 先輩として大好きですから!」(ダン♪)
「もう忘れて!」(ダ)
「頑張ろう!」(ダン)
文字通りの猫パンチ♪ 「ダンダダン返し」のカウンター攻撃で、伊庭はマットに撃沈。大学受験も失敗して、ズブズブと落ちて行くのであった♪ コラッ!
ハイハイ。見事、東大に合格して、校長と教頭・猫林(生瀬勝久)を喜ばせると。ところが、入学後に脳の打撃の後遺症で中退とか♪ まだ言うか!
☆ ☆ ☆
ちなみに私もまだ、高校時代の大撃沈のダメージから立ち直ってないかも(笑)。まあ、直後にいい事もあったけど。聞いてない? あっ、そう♪
第3話の世帯視聴率が9.9%、第4話が9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。個人視聴率は5.5%と5.6%。この辺で何とか踏ん張れるかな・・とか思いつつ、それでは今日はこの辺で。。☆彡
cf. ボクシングのジャブ(jab)の語源、スコットランド英語のジョブ(job、突き刺す)経由の擬音語か~『未来への10カウント』第1話
競技人口が非常に少ないボクシング、高校インターハイ(総体)の女子部門は無い~第2話
残り字数わずか、軽~い感想(『未来への10カウント』第3話)&涼しい11km
(計 3137字)
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