「できますか?」「無理です」、教師とボクシング部コーチと焼き鳥屋の掛け持ちも~『未来への10カウント』第8話
たぶん 今のお前とおんなじ気持ちだった
どうにもならない事が 人生にはあんだよなぁ・・
どうしたってあらがえないほど
俺はそれを何度も思い知らさせた
生きてく理由も分からなくなるぐらいに
ボクシング部のコーチになるまでな
ハーッ・・ 救ってくれたのは部員のみんなだ
お前らだ この年になって学んだよ
人は何があっても どこかで希望を見出すことが
立ち上がることができる!
・・・まだまだ時間が残ってんだよ
まだ聞いたことないだろ レフェリーから
試合終了の10カウント
(脚本 福田靖)
☆ ☆ ☆
仕事して、走って、ブログ毎日書いて、しかも連続ドラマ週2本レビュー。「できますか?」、「無理です」♪ by お医者さん。医療監修、中澤暁雄(細かっ・・)。
そう。西条とか焼き鳥屋とかより、そもそも私がやってる事がムリなのだ。じゃあ、すぐ止めよう・・というのも無理(笑)。やるのも無理、すぐ止めるのも無理というダブルバインド(二重拘束)状況だから、ほどほどの線で妥協するしかない。
というわけで、ほどほどの記事をサラッと書いて終わりにしよう。ただし、誰一人として書かないようなマニアック要素は挿入して。例えば今回、「コサックダンス」のツイートは(ほとんど)見当たらない♪ 調べながら、自分で笑ってたほど。
☆ ☆ ☆
ブロガー個人の感想はともかく、ボクシングによる(?)外傷性くも膜下出血で倒れて、検査で3mmの脳動脈瘤まで見つかった西条(村上虹郎)なら、ボクシングは無理。演劇部も無理。結局、ボクシング部に戻って、ミット打ちとかの練習パートナーで妥協したらしい。
この演劇部に入部という展開。脚本家・福田靖の無茶振り的な設定だけど、前回のレビューで示した「西条=ロシア」説に即して解釈するなら、舞踊部でコサックダンスを始めたような話だろう♪
そもそも、西条をロシアやプーチンのメタファー(比喩)と考えないと、なぜ途中から入って来た嫌われ者の脇役がこれほど目立ってるのか、なぜ急に倒れて力を失ったのか、説明がつかない。
倒れた後にみんなが意外と優しくするのは、ロシア説なら簡単に説明できる。本当はロシアと仲良くした方がいいからだ。経済的にも、安全保障的にも、中国との関係を考えても。
コサックダンスというと、ロシアのイメージがあるけど、実はウクライナの伝統舞踊。そこに今さらロシアが加わって仲良く活動するのは無理があるのだ。
たとえ、ウクライナ=演劇部の女子が可愛くても♪ ウクライナは美人が多い(とされてる)ことで有名な国。現実には無理なことを夢見る理想主義は、リベラル・左派の特徴でもある。
☆ ☆ ☆
ちなみに、西条に言わせると、みんな可愛いとされてた女子部員。私が冷静に発声練習をチェックすると、西条の向かって右隣の子だけが目立ってた♡ さ・せ・し・す・せ・そ・さ・そ!
ちょうど、プロ野球・日本ハムのきつねダンスのチアリーダー・滝谷美夢みたいなものか♪ 無理やりだろ! いや、ホントに顔が似てるし、最近のウチで珍しくヒットした記事なもんで。二塁打くらいかも。
試しに、エンドロールに小さく載ってる名前で検索したら、一発で当たった♪ まあ、前に試合のアナウンスの子であれこれ検索してたから、消去法が使えたのだ。このコは違う、あのコも違うと。前から出てるレギュラーの生徒役だったのか。
堀陽菜(ほり・はるな)、19歳。同志社大学のキャンパスクイーン。特技は、空手と中国語。マニアックで、いいね♪ アイドル活動(Merci Merci)も地味にやってるのに、まだtwitterのフォロワーはわずか313人?! いやぁ、100倍になっても不思議はない。頑張って!♡
ふと思い出したけど、そう言えば私も高校1年の時、女子から合唱部に強く誘われたんだった。O(オー)さんから、「テンメイ君が入ったらSさんも入るって言ってるよ」とか、甘い勧誘を受けたのだ♪
細かすぎて分かりにくい自慢か! 実名イニシャルだろ! 私の同級生が読んだら、誰のことかバレるだろうから、もう止めとこ。その後、結局、陸上部を選んだけど、合唱部に入ってたら人生変わってたかも。合唱「隊」なら数ヶ月だけ入って、『ハレルヤ』歌って録音も残ってるけど。聞きたい? 要らない? あっ、そう♪
☆ ☆ ☆
一方、西条は、普通の見方なら、桐沢(木村拓哉)に少しだけ似た境遇でもある。だから桐沢も、自分に言い聞かせるように強く叫んでた。「時間が残ってんだよ。まだ聞いたことないだろ。レフェリーから、試合終了の10カウント」。
そう。ドラマのラストまで、まだ時間が残ってるから、桐沢はもう一度、リングで倒れる必要があるのだ。脚本的に、あるいは視聴率的に♪
最後の予告シーン(さよなら桐沢)なんて見なくても、今回のかなり早い時点で私は、「無理」だと内心つぶやいてた。1人で焼き鳥屋の立ち上げ+高校の非常勤講師+ボクシング部コーチ。若い時なら多少は「無理がきく」けど、中高年になると、無理は無理。
おまけに、ネット民もすぐ指摘してたように、今放送中の山P主演ドラマ『正直不動産』だと、完全に詐欺でだまされるパターンの契約だ(笑)。デイリーの記事より。
知人の紹介、知らない相手、格安で好条件に見える物件、契約を非常に急いでる。悪徳ミネルヴァ不動産か! 前のがそのまま使える「居抜き」貸店舗、駅から徒歩3分・1階の好立地、毎月の賃料38万円。他にも問い合わせが来てると。
☆ ☆ ☆
だまされると言えば、葵(満島ひかり)の自宅招待&お酒&見つめ合いゲームも、トラップ(罠)に見えてしまった♪ キスしていいの?、と思ってしたら、同意のない性的暴行を強要したとして訴えられて、任意同行のカツ丼付き事情聴取で逮捕されるとか(笑)。小市民男子、ガクガク、ブルブル。。
あぁ、私はもう時間が残ってないから、この辺で終わりにしよう。「キミはなぜボクシングをするのか?」という問いの成立より、「キミはなぜ焼き鳥屋をするのか? 正規の教員もできるのに」という問いの方がもっと成立するけど・・とか思いつつ、ではまた。。☆彡
cf. ボクシングのジャブ(jab)の語源、スコットランド英語のジョブ(job、突き刺す)経由の擬音語か~『未来への10カウント』第1話
競技人口が非常に少ないボクシング、高校インターハイ(総体)の女子部門は無い~第2話
残り字数わずか、軽~い感想(『未来への10カウント』第3話)&涼しい11km
必殺技?ダンダダン(左フック・左ボディで崩して右フック)、防御とカウンターに敗北~第4話
涙ぐむ美少女を殴り続けてKO(RSC)勝ち、ボクシング武術女子・奥村紗耶(山本千尋)~第5話
今週、既に制限字数オーバー、『未来への10カウント』第6話、軽~い感想♪
力が強くて嫌われるけど一理あるかも知れない者が病院へ、西条はロシアのメタファー(比喩)~第7話
(計 2822字)
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