パズル「推理」、小学生向け6、表の書き方(難易度4、ニコリ作、朝日be、22年7月2日)
このブログでは今まで、パズル「推理」(すいり)について、11本の記事(きじ)を書(か)いてます。
大人(おとな)向(む)け、4本(1本目、2本目、3本目、4本目)。
小学生向け、5本(1本目、2本目、3本目、4本目、5本目)。
全員(ぜんいん)向け、1本。
アインシュタイン式・論理脳(ろんりのう)ドリル、1本。
今日(きょう)は小学生向けで、与えられた表(ひょう)を使って解(と)いてみましょう。問題(もんだい)はいつものように、朝日新聞(あさひしんぶん)別刷(べつずり)beのもの(2022年7月2日)。
ニコリ作で、難易度(なんいど)は星4つ。算数の計算と理屈が多くて、ちょっと難(むずか)しいかも知(し)れません。
論理的な解き方やコツ、攻略法(こうりゃくほう)の解説(かいせつ)で、小学4年生以上なら大丈夫だと思います。もちろん大人でも読(よ)めます。
☆ ☆ ☆
今回は、5人がお箸(はし)で豆(まめ)をつまむ問題。1回目と2回目の個数(こすう)を考えます。2回とも、同じ個数の人はいません。
フツーは、2回目の方が慣(な)れて、多(おお)くつまめるような気もしますが、この問題ではあまり増(ふ)えてません。みんな、1回で疲(つか)れたのかも♪
5人はこう言ってました。カンタンな言い方に直(なお)します。シミズさんは男にも女にも見えますが、女性として扱(あつか)います。最近の社会(しゃかい)に合(あ)わせて、いつもそうした人を1人だけ入れてるのかも知れません。
ハラダくん 私(わたし)の1回目は12コ。
カジワラさん 私は1回目と2回目の合計(ごうけい)が18コ。
シミズさん 私の2回目は、イシオドリの2回目の3倍(ばい)。
ツルタくん ぼくは1回目より2回目のほうが減(へ)ったけど、2回目は4コでも8コでもない。
イシオドリさん 私の1回目はツルタの1回目より多かった。
☆ ☆ ☆
では、少しずつ表に〇(まる)、×(バツ)をつけて行きましょう。まず、ハラダの話(はなし)から、下のように書けます。〇(マル)だけでなく、×(バツ)も付(つ)けましょう。
次(つぎ)に、カジワラの話。合計18コということは、「1回目が6コ、2回目が12コ」か、「1回目が15コ、2回目が3コ」か、どちらかです。
ということは、カジワラの1回目は3コや12コや21コではありません。また、カジワラの2回目は、4コや8コや24コではありません。だから、とりあえず下のように書いておきます。
☆ ☆ ☆
次は、シミズの話。2回目について、「イシオドリが4コ、シミズが12コ」か、「イシオドリが8コ、シミズが24コ」か、どちらかです。
ということは、シミズの2回目は、3コや4コや8コではありません。また、イシオドリの2回目は、3コや12コや24コではありません。だから、下のように書いておきます。
さらに、ツルタの話。1回目より2回目の方が減ったのだから、1回目は3コではないし、2回目は24コではありません。
また、2回目は4コや8コでもないので、下のように書けます。
☆ ☆ ☆
最後(さいご)に、イシオドリの1回目はツルタの1回目より多いので、イシオドリの1回目は3コや6コではありません。だから、下のように書けます。
はい。これでもう、次に書くことは分かりますよね?♪ あまりネタバレにならないように、今日はここで止めます。また明日(4日・月曜)の夜、少し書きます。
なお、今週は計12882字で少なめでした。また来週。。☆彡
☆ ☆ ☆
はい。7月9日(土曜)になりました。正解が発表されたので、この記事も最後まで書きます。
まず、シミズの1回目が3コだと分かります。すると、1回目が3コの人は、2回目が3コ・4コ・8コではないと分かるので、上図のように書けます。表の左下あたりも少し分かるのです。
次に、イシオドリの1回目が21コだと分かります。すると、1回目が21コの人は、2回目が3コ・12コ・24コではないと分かるので、上のように書けます。ここでも、表の左下に少し書けるのです。
☆ ☆ ☆
この後が、少し難(むずか)しい所です。
もし、ツルタの1回目が6コだったとしたら、どうなるか? マス目に小さい丸をつけて考えてみます。ツルタの2回目は、少なくなってるはずだから、3コのはず。
すると、カジワラの1回目は15コになります。ということは、カジワラの2回目は、3コのはず(2回で18コだから)。
ところが、2回目で3コなのはツルタになってるので、おかしいですね。上図でもう、進めなくなってしまいます。だから、ツルタの1回目は6コではありません。
☆ ☆ ☆
だから、ツルタの1回目は15コと決まります。上図ではちゃんと大きな丸を付けてます。カジワラの1回目は6コで、2回目は12コのはず。ということは、ツルタの2回目は3コ。上図のように書けました。
もうこれで、応募(おうぼ)の答は分かりました。ツルタの1回目は「15コ」。これで正解。でも、最後まで解きましょう。
シミズの2回目は24コだと分かります。すると、イシオドリの2回目は、その3分の1で、8コになります。これで、ハラダの2回目は、4コだと分かっておしまい。みんな、1回目と2回目の数が分かりました。
もう長くなったので、表の左下ははぶきましょう。この問題にかぎらず、そこはあまり使わないのです。ではまた。。☆彡
(計 1490字)
(追記736字 ; 合計2226字)
| 固定リンク | 0
« フィットネスクラブはまだジム使用時もマスク着用が義務!(2022年7月時点)、広告写真もマスクを付けるべき | トップページ | auの通信障害、丸2日経っても完全復旧せず、やはり複数回線・固定電話・公衆電話は重要&10km »
「ゲーム」カテゴリの記事
- トランプの1人遊びゲーム「ソリティア」(クロンダイク)、実際のプレイのやり方(超初心者向けの簡単な解説)(2023.02.19)
- パズル「絵むすび」25、解き方、考え方(難易度4、ニコリ作、朝日be、22年11月26日)(2022.11.26)
- 今週、残り740字、再び1km4分台で13km走&クロスワード「タテ8」を漢字2文字で♪(2022.10.30)
- パズル「ナンスケ」の解き方、考え方9~難易度3、ニコリ作、朝日新聞be、22年10月15日(2022.10.16)
- パズル「絵むすび」24、解き方、考え方(難易度3、ニコリ作、朝日be、22年10月1日)(2022.10.02)
「数学」カテゴリの記事
- ChatGPT-4、パズル「推理」の解答に大苦戦♪(難易度5、ニコリ作、朝日be、23年5月27日、表は使わない)(2023.05.27)
- パズル「絵むすび」27、解き方とコツ、考え方(難易度4、ニコリ作、朝日新聞be、2023年4月8日)(2023.04.09)
- パズル「ナンスケ」の解き方、考え方10~難易度4、ニコリ作、朝日新聞be、2023年2月25日(2023.02.26)
- パズル「絵むすび」26、解き方とコツ、考え方(難易度3、ニコリ作、朝日新聞be、2023年2月11日)(2023.02.12)
- 1~7の数字を並べた整数A、Bの和が9723になるのは何通りか(高校・場合の数)~開成中2023年入試、算数・問題5の解き方(2023.02.04)
コメント