「原爆の日」、新たに生まれないことを祈りつつ・・&ジムでバイク
BIKE 26.1km,52分30秒,平均心拍128,最大151;1160kcal?
WALK 3km
瀬戸内海で生まれ育った私にとって、8月6日という日は、幼い頃から心に刻み込まれてる。小学校の夏休み中に、登校日となってたからだ。
ハッキリとは覚えてないけど、たぶん毎年そうだった。長崎あたりの方には申し訳ないけど、8月9日は登校日ではなかったし、15日の終戦記念日(or敗戦記念日)も違う。やっぱり、8月6日だけが特別な日なのだ。
正直言うと、子どもにとっては、ちょっと楽しい日でもあった。長い夏休み中、クラスのみんなに会える特別な日だから。おまけに、普通の授業は無かったし、午前中の1、2時間だけだったと思う。もちろん、だからこそ、原爆関連の話はみんな、わりと真面目に聞いてた。
☆ ☆ ☆
教室に、原爆の漫画として有名な『はだしのゲン』が置かれてたこともある。私は正直、あの強烈に具体的な絵が無理だった。悲惨とか小綺麗な言葉を使うより、もっと生理的に気持ち悪い(失礼)。実は作者・中沢啓治の奥さんも、本人にそんな感じのことを告げたことがあるらしい。
少年時代のトラウマみたいになってるから、今でも見る気がしないけど、マンガでさえ見る気がしないような現実があったんだろうということは常に頭に入れてる。
朝日新聞・朝刊(22年7月23日)には、佐藤優の意見が掲載されてた。「核共有」とか、小型核兵器の使用なら可能とか、「机上の空論であり、ある意味の平和ぼけです。実際に戦争で人が死ぬ悲しみ、人間が焼け焦げるにおいがどういうものか。それがわからなくなっている人たちの議論です」。
☆ ☆ ☆
私は、核共有の議論をすることが、机上の空論とか平和ぼけだとは思わない。むしろ、議論さえ否定する姿勢の方が平和ぼけだと思う。あるいは、「『核の傘』ぼけ」、「米軍お任せぼけ」と言ってもいい。
ロシアも中国も(おそらく北朝鮮も)核兵器を持ってて、それらの国々と日本はあまり仲が良くない。おまけに、それらの国々はリアルタイムで兵力を誇示してる。日本だけ、日米安保と米国の核兵器に頼り続けるのが正しいことかどうか。国家存亡の超巨大リスクが間近にあるのに、議論さえ否定するのは平和幻想に浸った現実逃避にすぎない。
ただ、人間が焼け焦げるにおいをまざまざと想像すべきだという点には同意する。もちろん、核兵器でなく通常兵器でも、人間は焼け焦げるのだ。焼け焦げなくても、別の悲惨な苦しみも無数にあるはず。だから、なるべく戦争は避けるべきだし、もちろん核兵器などという究極の大量殺人兵器は無い方が良いのは当然。
☆ ☆ ☆
しかし、広島の平和記念式典に参加した国連のグテーレス事務総長の理想論には違和感がある。
「核の脅威に対する唯一の解決策は核兵器を一切持たないことだ」(朝日・夕刊、8月6日)。
「核兵器を一切持たない」という状況は、過去80年の間、世界で一瞬たりとも成立してないことだ。国連のトップが、完全に非現実的な条件を「唯一の解決策」と語ってしまうようでは、現実的な平和の構築はまだまだ夢物語だろう。
核の唯一の解決策は一切持たないことである。この論理的な言い換え、「対偶」(に近いもの)は、核を持っているなら解決策は無い、ということだから。
とにかく、今年はロシアのウクナイナ侵攻を通じて、核兵器の使用を久々に本気で心配することになった。春頃、ロシアが大苦戦してるというような微妙な情報を流し続けた日本と欧米のメディアは、ロシアに大量の核兵器があることを忘れてるかのような姿勢だった。
本当に問題なのは、細かい戦局の真偽不明な情報、偏り過ぎた説明ではなく、ロシアが核兵器を使うかどうか。「原爆の日」が、1945年8月6日と8月9日以外に新たに生じるかどうかなのだ。もし生じた場合、世界大戦の終わりではなく、始まりになってしまうから。地球の終わりの始まりになってしまうから。。
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・・というような重くて真面目な事も考える一方、小市民の頭は今、近づく自転車レースで一杯だったりする。
今日はジムでまた1時間、バイクを回す予定だったけど、同級生向けの長い一斉送信メールを書くのに時間がかかって、52分30秒しか回せなかった(細かい・・)。
レベル10で1分。レベル11で9分。レベル12で37分。レベル13で2分。レベル14で1分。最後はレベル11で2分半。やっぱり、レベル13以上は急激にキツくなって、心拍も急上昇、呼吸も荒れてしまう。
下の折れ線グラフで示したように、既にポラール心拍計HPの心肺負荷状況によると、黄色のオーバートレーニング状態。明日はちょっと控えめにしよう。ではまた。。☆彡
(計 1941字)
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