« オリビア・ニュートン=ジョン追悼、最大のヒット曲『Physical』(1981)のMV映像レビュー | トップページ | エアロバイク1時間半、45kmまで到達、ご褒美はオハヨー「昔なつかしアイスクリン」♪ »

藤井聡太五冠、A級順位戦2回戦で菅井八段に早くも黒星、最年少名人位に黄信号&エアロバイク1時間

(10日)BIKE 30.5km,1時間02分,平均心拍126,最大151;1260kcal?

WALK 3km

   

将棋界の歴史を次々と塗り替えつつある若き天才、藤井聡太(20歳)。あっという間に五冠のトップ棋士になって以来、私の最大の注目点は名人位獲得になってる。どうしても、タイトル防衛より、頂点のタイトル奪取の方が気になるのだ。

  

将棋界の頂点は今現在、おそらく賞金の多さによって、竜王になってる。それなら既に、藤井は竜王だけど、やっぱり伝統的にもシステム的にも名人が頂点。実際、竜王なら藤井はすぐ取れたけど、名人は1年後ごとに順位の階級を上げていく必要があるから、まだ挑戦さえできてない。

   

来年の春から挑戦するためには、今年度のA級順位戦で1位になる必要がある。当然、昨日の2回戦も藤井が勝って、2連勝になるのを期待してたのに、早くも負けてしまった。序盤で1勝1敗だと、最年少名人位どころかA級1位さえちょっと苦しい。とにかく、全体を見てみよう。

  

私がチラ見を始めたのは、夕方から。順位戦は持ち時間が長いから、進行が非常に遅い。まだ2回戦にすぎないし、夕方からのチラ見くらいが精一杯だ。

   

   

     ☆     ☆     ☆

220811a

    

見てなかったけど、上が序盤。対戦相手の先手・菅井竜也八段は、今どきのプロ棋士としては珍しく振り飛車党で、いきなり中央に歩を伸ばして位取りする中飛車を選択。

  

これ、私も何度も経験してるけど、居飛車の側は対応しにくいのだ。自分の玉のすぐそば(または真正面)に相手の飛車の筋が通ってるから、下手すると一方的なボロ負けになる。

     

220811b

  

私が最初にabema動画を見たのは、41手目で、まだAI評価値は50%vs50%の互角だったけど、しばらく目を話してた間にちょっと差が開いてた。上は48手目、後手の藤井が5六桂と打ち込んだ局面で、ちょっと無理筋だったらしい。

   

ちなみにこの画面は、いつの間にかYouTubeに登場してた、毎日新聞の公式動画。これは将棋ユーチューバーにとっては強敵だろう。まだ完成度は低い(データ更新が遅くてズレてる)けど、堂々と棋譜を表示できるし、映像も圧倒的にキレイだ。不安定な通信環境でアベマを視聴するより、いいかも。

   

   

     ☆     ☆     ☆

220811c

   

その後、私がジムに行って目を離してる間に、評価値がほぼ互角まで戻ってた。上図の右下のグラフを見ると、上側(先手有利)に振れてたグラフが中央に戻ってるのが分かる。

 

これは79手目、先手が9七角とぶつけて来た局面。後手としては、先手の角を抑え込んでたのだから、普通に角交換に応じるのは面白くない。

  

AIの最善手は、人間には指しにくい8六銀。タダで銀を捨てて、6八とや5八歩成の時間を稼ごうということか。実際の藤井の指し手は、次善手の8六歩で、ここから一気に差が開いてしまった。先手の8六同角に、同飛と指したのもあまり良くなかったみたいだ。先手に飛車を渡すと、後手玉は一気に危なくなってしまう。攻め合っても、1手負けになる。

  

  

      ☆     ☆     ☆

後手の8六同飛から、同歩、6八と、5三歩成、5八歩成と進んだのが下図で、既に82%vs18%の大差で、先手・菅井が優勢。

    

220811d

    

と言っても、1手違いの攻め合いだから、人間同士なら勝敗はまだ分からない。ただ、残念ながら持ち時間の差が大きかった。

   

藤井は残り3分で余裕がないから、なかなか最善手を差せない。ところが菅井はまだ40分も残してたから、かなり最善に近い手を選択して、最後もキレイな即詰みに打ち取った。

     

220811e

   

上は92手目、後手が5三角で、と金を取った局面。この後、プロ棋士の解説者2人もしばらく考えて詰みを読み切ってたけど、さすがに対局者の菅井は早めに読み切ってた。

  

5二飛、4三玉、5三飛成、同玉、6五銀、5九と、4二角。この辺りからはもう、間違えると一気に大逆転だったけど、流石に全く間違えず。詰め将棋でもNo.1の藤井なら、当然すぐ詰みに気付いてたはずだけど、ほぼ最後まで投了しなかった。悔しかったのか、あるいは視聴者サービスか。

     

終局は日付け変わって、0時10分(!)。朝日が昇るまで続くこともあるらしい (^^ゞ 0時過ぎの勝利の後でさえ、菅井は疲れ果てた様子で、インタビューに上手く答えられなくて質問を聞き直してたほど。ともあれ、2人ともお疲れさま♪

      

   

      ☆     ☆     ☆

一方、単なる小市民は1日休んだ後、昨日もまたジムでエアロバイク。今季最長の1時間20分の予定だったのに、また時間が無くなってしまって、1時間02分になってしまった (^^ゞ ワンパターンの失敗。

  

まあでも、内容的にはいい感じ。レベル10で2分。レベル11で5分。レベル12で45分。レベル13で5分。レベル14で1分。最後は、レベル11で1分休んだ後、レベル12で3分。 

   

レベル13で5分回しても、まだ結構、余裕があったから、次はもうちょっと時間を延ばしてみよう。ただし、ポラール心拍計のサイトの心肺負荷状況はオーバートレーニング状態のままだから(一番下のグラフ参照)、やり過ぎないよう、ほどほどに♪

   

帰宅後はご褒美として、数年ぶりに高級アイスを味わった。「アイスクリン」、100円(笑)。美味しいっ! これ、テンメイ家の手作りアイスに似た味だから、懐かしさもあるのだ。自分で作ってみようかな。小市民的な満足に浸りつつ、ではまた明日。。☆彡

     

       

220811f

     

220811g

   

       (計 2198字)

| |

« オリビア・ニュートン=ジョン追悼、最大のヒット曲『Physical』(1981)のMV映像レビュー | トップページ | エアロバイク1時間半、45kmまで到達、ご褒美はオハヨー「昔なつかしアイスクリン」♪ »

自転車」カテゴリの記事

将棋」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« オリビア・ニュートン=ジョン追悼、最大のヒット曲『Physical』(1981)のMV映像レビュー | トップページ | エアロバイク1時間半、45kmまで到達、ご褒美はオハヨー「昔なつかしアイスクリン」♪ »