藤井五冠、A級順位戦で糸谷八段に勝利(戦型は横歩取り)、2勝1敗&残暑26度ジョグ
(11日)JOG 8km,42分49秒,平均心拍 138
消費エネルギー 383kcal(脂肪 88kcal)
タイトル戦と違って、順位戦はA級でも予告ニュースが少ないし、間隔も1ヶ月ほど空いてるから、つい忘れてしまう。昨日は藤井聡太五冠のA級順位戦、第3局。夜中にネットを見て、やっと気づいた
そこまで1勝1敗だったから、名人位に近づくためには、絶対に落とせない対局。名人に挑戦するには、出来れば1敗のまま。悪くても2敗だろう。
☆ ☆ ☆
将棋の第81期・名人戦、順位戦(A級)。藤井五冠vs糸谷哲郎八段。後手の糸谷が、「横歩取り」戦法に誘導して、先手の藤井が応じた展開。58手目、後手の糸谷が6三銀と引いた局面で、AI(「白ビール」)的には先手がやや有利だった。後手が角の道を開ける3四歩を、先手の飛車が取る時、飛車が2四から3四へと横に動くから、横歩取り。
私も少年時代、さんざん経験した。父親が好きだったこともあって、100局は戦ってるはず。父は後手番で横歩を取らせて、3三桂と上がる手を非常に好んでた。これは自陣の角道をふさいでしまうし、あまり良くない手とされてるが、両方の桂馬で激しく攻めて来るので、先手は対応しにくい。
写真は、毎日新聞のYouTube動画より。将棋盤と駒台だけ、下に大きく再掲しよう。ここから、7二歩、同飛、7三歩、8二飛。後手の飛車の筋を歩でふさいだ後、6三銀、同金。その次の先手65手目が大きなポイントだった。
☆ ☆ ☆
先手が3五歩で、飛車の横効きを作ったのが、キレイな手に見えて、実は悪手らしい。AIの評価値は一気に後手優勢へと逆転。後手・糸谷も最善手の7七銀と指して来た。
先手が7六飛と回る攻防の手を指すと、後手は8八銀成。これが悪手で、先手の7二歩成で再び形勢が逆転。7八銀成が正解だったらしい。
ただ、7八銀成でも、私が先手なら7二歩成と指す。飛車と角の取り合いなら、勝負になる。8四飛と逃げれば6六角で、飛車に当てつつ、角を逃がす。先手の玉は右に逃げれるので、まだまだの戦いだと思う。そういった所までは、AIの分析でも現れてないし、「元奨励会員アユムの将棋実況」のハイライト解説でも説明されてなかった。
☆ ☆ ☆
その後はずっと、先手の藤井が有利・優勢をキープ。上の局面(89手目)とか、飛車2枚と角で攻め込まれても、上手く6九玉と防御。
上から後手7七竜なら、同桂、6七金、5九銀と守るのか? 際どいのは際どいけど、後手玉も飛車を渡すと危ない形。実戦では後手は8六歩。先手の5五桂を見て、7二角。と金を払った。攻め合いは負けるという判断で、守りに回ったことになる。
最後は上の局面。113手目、先手5八金の受けを見て、写真手前の糸谷が深々と頭を下げる。藤井も直ちに頭を下げた。これはもう、大差。ちなみに、このアングルの2人の終局映像は珍しい。abamaなら、いつも横から映して、横顔が見えるようにしてるのだ。
というわけで、藤井は名人位へとほんの少しだけ近づいた♪ まだまだ先は長いけど、数十年に1人のレベルの天才、「ギフテッド」だから、私は期待しつつ応援しよう。
☆ ☆ ☆
一方、単なる小市民の走りについて。11日(日曜)は、残暑の中、8kmだけ走った。今シーズンは3年ぶりに、自転車(というよりエアロバイク)中心の夏だったから、暑い中でのランニングはまだ慣れてない。
それでも、お古のレース用シューズで徐々に加速して、最後は1km4分40秒くらいまでペースアップ。トータルでは1km5分21秒ペース。気温26度、湿度86%、風速1m。
非常に珍しく、新・心拍計のグラフが正確な右上がりになってたから、大きめに掲載♪ 滅多にないというか、覚えがないほど珍しい。今日も暑かったな・・とか思いつつ、それではまた明日。。☆彡
LAP 1(2km) 12分35秒 121 130
2 10分31秒 137 144
3 10分02秒 147 154
4 9分41秒 156 163
計 8km 42分49秒 138(79%) 163(93%)
(計 1681字)
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