小室圭さんが3度目で合格、米国NY州弁護士司法試験の受験者・合格者数の統計と確率(外国人、再受験者)
去年(2021年)の1回目の試験と比べると、注目度が低く感じられてた、小室圭さんのニューヨーク弁護士試験。強靭なメンタルで見事に合格。三度目の正直で一気に世間的評価がアップしてるけど、たとえまた不合格でも今後の仕事や生活には困らないだろうと思ってた。
眞子さま・・じゃなくて眞子さんの配偶者(夫)だから、将来の天皇陛下の義兄になるかも知れない男性。人柄とか素行は色々と言われてるけど、頭脳・行動力・英語力が優れてるのは間違いない。
そうでもないとか言ってる人達(特に年上の同業者)は目線が高過ぎるわけで、欲しいと思う企業・組織は少なくないはず。名前も顔も売れてる超有名人というだけでも価値はある。
☆ ☆ ☆
その辺り、当ブログでは以前から内実を冷静に考察・分析してた。別に今回、合格したからといって、手のひら返しで高評価するわけじゃない。例えば、以下のような記事を参照(リンク付き)。私がアップした時点ではそれぞれ、同種の記事は(ほとんど)見当たらなかった。
小室圭さん発表、A4版・28ページ(4万字)の長い釈明論文の感想~誠実で優秀だけど、堅すぎて不器用かも
小室圭さんの英語優勝論文「ウェブサイトの法令順守問題と起業家への影響」(NY州弁護士会・ビジネス法ジャーナル)、まとめと感想
小室圭さんも受験したニューヨーク州司法試験、2021年2月の過去問(記述・MEE)の内容と感想
今回は、合格した22年7月の試験問題を扱いたいと思ってたけど、残念ながらまだ発表されてない。それに対して、受験統計なら発表されてるので、そちらを軽く見るだけにしよう。その程度でもマスメディアの報道にはない。
☆ ☆ ☆
その前に一言。別に吉報に水を差すつもりもないし、大きな問題とも思わないけど、合格が本人に正式に伝えられる数日前に、事務所に笑顔の写真が掲載されたらしい。合格の第一報の1日半前、22年10月20日・早朝の『女性自身』の記事より。
常識的に考えて、おそらく公式発表の前に、所属事務所に(?)合格情報が伝わったんだと想像する(未確認)。もしそうなら、法律関係の試験や組織であってはならないことだと思う。
ただし、米国的な倫理感や慣習だと問題ないのかも知れない。一般に欧米では、規則を破ることに対する抵抗が日本より小さいような気がする。良し悪しはともかく。
ちなみに、ローウェンスタイン・サンドラー事務所HPは、いまだに日本からのアクセスを拒否してる。これは、米国の民間企業の自由と言うべきか。たとえ、日本の準・公人の勤め先であっても。
☆ ☆ ☆
では、The New York State Board Of Law Examiners(ニューヨーク州・司法試験委員会) の公式サイト。英語の後半を頭文字4つで略して、BOLEと呼ばれてる。
ここに合格者リストが発表されたのは、日本時間だと10月22日の未明(現地時間21日)だったはず(直接確認)。KOMURO,KEI。
ただ、現地時間20日に、受験者への連絡があって、それを受けて小室さんが日本の恩人に伝えたらしい。それが日本で21日の夕方16時ごろに報道されてた。
まず、第1回(22年7月)の試験の統計をあらためて見てみよう(以前チェック済)。
9000人超の受験者の7割超は、初めての人で、合格率は全体で8割弱、外国で教育を受けた人(Foreign Educated)でも5割弱(46%)。だから、自分が受かってる人は、「普通、受かる」といった感じのコメントをするのも自然。しかし、「普通」、ほとんどの人は受けないのだ。
小室さんを、日本で教育を受けた初受験者ととらえた場合、落ちたのは確率54%の出来事。
☆ ☆ ☆
次に、22年2月の試験の統計は下図。ここからは、小室さんは再受験者(REPEATERS)のカテゴリー。外国教育を受けた人だと、合格率25%だから、不合格の確率は75%。
ひょっとすると、現地で働いてる小室さんは「Law Office Study」のカテゴリーに入るのかも知れないけど、あまりに人が少ないから考えないことにする。
そして最後に、22年7月の試験の統計。
再受験者で外国教育を受けた人の合格率は、21%。
ということは、もし、3回の確率を独立と考えて単純にかけ算するなら、
0.54×0.75×0.21 ≒ 0.08
8%の出来事が起きた計算になる。
☆ ☆ ☆
ただ、普通はそうは考えずに、「3回連続の不合格にはならなかった」確率を考えると思う。
それなら、同じく単純な掛け算を利用して、
1-(3回連続の不合格の確率)
=1-0.54×0.75×0.79
≒0.7
つまり、確率70%のことが起きた計算になって、普通で納得できる合格ということになる。
☆ ☆ ☆
もちろん、前にも書いたように、受験者としては普通だとしても、そもそも受験自体が特別なこと。本当に普通の人なら、私も含めてそもそも、この試験の存在さえ知らないはず。やはり小室圭さんは特別な人、知的エリートなのだ。総合力、人間力とかは別としても。
なお、今週は計15400字で終了。ではまた来週。。☆彡
(計 2117字)
P.S. 合格発表で小室圭さんのすぐ上に出てた「KOMORI,RANKO」(コモリ・ランコ)さんは、初挑戦で合格した小森蘭子さん。『ミヤネ屋』が突き止めて取材したらしい。
(追記84字 ; 合計2201字)
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