結婚のきっかけ、コロナを経た2022年はマッチングアプリがトップ~明治安田生命・いい夫婦の日(11月22日)アンケート調査
先週、また書き過ぎて週間字数制限をオーバーしてしまったから、今日も自粛で軽く済ませよう。W杯はこれから何度も書くことになるだろうから、今日は唐突に、結婚について♪
いや、土曜(11月19日)の朝日新聞・別刷be「サザエさんをさがして」でも、「仲人」がテーマになってたもんで。記念日の関連記事ってことね。
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「いい夫婦の日」(11月22日)を記念した明治安田生命の結婚アンケートは11月16日に発表されて、主要なマスメディアが揃って似たような短い記事をアップしてるけど、まだ(ほとんど)誰も書いてないことがある。Yahoo!での反応がかなり少ないのだ (^^ゞ
記事の最後、「学びがある」「わかりやすい」「新しい視点」という投票が、11月21日の時点でどれも1ケタ(!)しかない記事が多い。反応が多いテレ朝の動画つきニュースでも、たかが500前後。
マッチングアプリが結婚のきっかけなんて今どき当たり前ということなのか、あるいはそもそも、一般人の結婚のきっかけなんて興味ないということか。
ちなみに、AKB48・岡田奈々の恋愛スキャンダル関連記事には、わかりやすいが2000弱、コメントが3400付いてる♪ 私はそもそも、岡田奈々も総監督・向井地美音も知らなかった(失礼・・笑)。ちなみにGoogleで「岡田奈々 ウィキ」を検索すると、トップでヒットしたのは昭和のアイドル・岡田奈々♪ 令和でもご健在らしい。
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話を戻すと、2022年の結婚のきっかけ第1位がマッチングアプリという話は、実は元の発表データ(公式サイトのpdfファイル)には書かれてない。しばらく探し回ってしまったけど、どこにも無し。
ということは、明治安田生命がメディア向けに、美味しいポイントを追加して知らせたということだろう。この辺り、ネットの時代でも、まだまだマスメディアの方が情報収集しやすいことを示してる。
上が実際のpdfの詳しい説明箇所。結婚した年が2009年までだと、マッチングアプリで出会った人は0%。それが、コロナ禍以降に急増してる。2020年が17.9%。21年が16.9%。22年が22.6%。トップとか1位という話は、冒頭の要約にも無かった。もちろん、22年の2位が職場・学校という話も見当たらない。
コロナ禍3年目の22年にマッチングアプリが一段と急増してるのは、きっかけから結婚までのタイムラグ(時間差)があるし、結婚式や披露宴もしにくかったからだろう。おそらく、2023年もかなり高い割合のはず。
ちなみに、統計の微妙な話だけど、「2022年の調査」全体では、マッチングアプリと回答した人の割合は僅か3.6%にすぎない。断トツの1位は、「職場の同僚・先輩・後輩」。これは、21年以前に結婚した人が大勢、回答しているから。別に2022年に結婚した人達だけ調べたわけではない。調査した年と、結婚した年を分けて考える必要がある。
調査方法はネット調査で、対象は20~79歳の既婚男女。20歳代~70歳代まで6つの世代に分けて男女135人ずつ回答者を集めてるから、6×2×135=1620人になる。ネット調査としては厳密だけど、本来の厳密な統計調査とはちょっと違ってる。ランダムな抽出でもないはず。
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私自身は、出会い系のアプリとは(ほとんど)無縁。前にドラマ記事関連で(?)一度、アプリをダウンロードしたような気もするけど、登録はしてない。アプリもすぐ削除したのか、今現在のiPadやスマホには入ってない。
試しにAppStoreで検索すると、上位3つのアプリのダウンロード数は、30万~20万! それは凄いね。Pairs(ペアーズ)、タップル・マッチング、出会いwith(ウィズ)。
まあ、本気で婚活してる人は10分の1くらいか(個人の推測♪)。左上の広告を除くと、どれもイケメンやカワイイ女の子の写真付きだから、誇大広告だと感じる人もいるかも(笑)。他人事か!
実は、朝日beの仲人の記事も面白くて、半世紀前の『模範仲人読本』(1974年)には、初夜の心得や避妊方法まで書いてるらしい。夫婦にアドバイスするための知識♪ まあ、令和の今でさえ、若者への性教育の重要性が叫ばれてるくらいだから、昭和だと仲人からのアドバイスもアリかも。朝日の記事の執筆は、上原賢子記者、自称44歳(笑)
どうも、版を重ねたロングセラーのようで、amazonに1962年(初版?)の写真だけあった。「親切をきわめた媒酌人」♪ 結婚直後の事まで親切だと(笑)。入江宗徳著、日本文芸社。
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仲人は90年代から2000年代にかけて激減。1994年でまだ6割もいたのに、2004年には僅か1%!
背景には、非正規雇用の増加、企業への帰属意識の低下、プライバシー意識の高まりがあったと。それにしても極端な衰退だね。何か、もっとハッキリした何かが社会的にあったのかも。大企業や学校(大学、高校)が、仲人文化に異を唱え始めたとか。
今となっては、仲人という言葉さえ、ほとんど聞かなくなってる。あっ、「仲人」の代わりが「マッチングアプリ」か♪ 仲がマッチングになって、人がアプリになったと。デジタル時代の超訳か。変化の途中には、「結婚紹介所」が挟まってると。
あぁ、またかなり書いてしまったか。妙に腑に落ちた所で、今日はあっさりこの辺で。。☆彡
(計 2240字)
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