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ウェブリブログ終了、LINEブログも6月で消えるのか・・&15km走、最後だけ1km4分半

(29日)RUN 15km,1時間16分22秒,平均心拍 144

消費エネルギー 680kcal(脂肪 163kcal)

    

LINEブログの6月終了のニュースが流れてたから、そのネタをトッピングしようとしてたら、ウェブリブログは今日で終了だと分かった (^^ゞ ガクガク、ブルブル。。 下はLINEとBIGLOBEの公式サイトより。

   

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そう。全く他人事ではない。ココログ(ニフティのブログ)を17年半も毎日更新し続けてる私も、「ココログ終了」のニュースの発表におびえ続けてるのだ。最近はちょっと油断してたけど、あらためて不安が甦って来た。世界は有限なのだ。そして、人間も。。 ちょっと話が大きくなり過ぎかも♪

  

ちなみに、LINE BLOG終了の日程は下の通り。投稿も、コメント・いいねも、3月で終了なのか。その後は閲覧のみ。最期のお別れの時間だと。

   

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      ☆     ☆     ☆

一方、ネットサービスで老舗のnifty(ニフティ)の個人サービス部門が、富士通からノジマに売却されたのが、2017年。もう6年前になるのか。あの話が最初に出たのも、そう言えばこの時期。1月だった気がする。寒い時期に、寒いニュースが到来したのだ。

   

その後、ニフティのプロバイダ・サービスは縮小してるけど、ココログは意外なほど安泰。メンテナンスもしっかりしてて、昔より調子はいい気がする。個人的な(?)トラブルを除けば。

  

何度もボヤいてるように、ウチのコメント欄は4年近く前の大規模メンテナンス以降、ほとんど入力できないまま。私自身もほとんど入力できないから、管理人用の画面から特殊な方法でたまに返信コメを入力してる。

     

その個人的な(?)トラブルは別として、無料のココログ・フリーに関しても制約が強まってる。ただ、有料契約のココログには影響なし。私は最初から、きっちり使いたかったので、有料を選んでた。まさか、こんなに長く続けるとは思ってなかったけど、結果的に正解だったと思う。

 

まあ、有料といっても僅かな月額料金を払うだけ。ニフティにとって単体で儲かるサービスではないだろうから、いつ切られても不思議はない。LINEのお知らせに書いてたように、「インターネット事業の変化に伴い事業の選択と集中を行う」のは自然なことだろう。当然とまでは言いたくないけど。

    

  

     ☆     ☆     ☆

ウェブリブログというものは昔、ドラマ記事を書きまくってた頃、お付き合いとかでたまに見かけてたけど、「ウェブ」「リブ」「ブログ」だと思ってた。リブは、靴下の縦のラインという意味とか♪ ないだろ! 

   

実際は、「ウェブリ(webry)」の「ブログ」なのか。ウェブリは多分、ウェブの、という意味を込めた造語だと思う。で、有名人で誰が使ってるのか調べてみると、ほとんど知らない(個人の感想♪)。ウィキペディアで過去の著名人ユーザーを見ても、ちょっと微妙かも。まあでも、ココログと同等か(笑)

  

それに対して、LINEブログはそれなりに有名人が並んでた。えなこ、のん、水樹奈々、伊達公子、etc。女子ばっかなのは、私が男子だからってことだけではない♪ 公式情報によると、ユーザー属性は、男子と女子の比率が1:2。

   

ココログは男子の方が多いと思うけど、後で調べてみようか。まあ一般に、あまり詳しい情報は公開してないメディアが多いけど。特に、登録者数、利用者数(投稿、閲覧)とか、月間アクティブ・ユーザー数とか。収入、利益とか。

   

とにかく、ブログは古いネットメディアだから、徐々に消えゆく運命なのは仕方ない。せめて、あと2年半。ブログ公開20周年までは頑張って欲しいな。ニフテイさん、ノジマさん、よろしくネ!♪ 万一の場合、半年前には教えて欲しいな。お引越しが大変そうだから。。

  

   

     ☆     ☆     ☆

一方、市民ランナーの走りに終わりはない。自分で止めない限りは♪ 脚がかなり疲れてたこともあって、金・土と2日休んだけど、一昨日の日曜(29日)は軽めに15km走って来た。ただし、この日のポイントは最終ラップ。そこだけ、超久々に1km4分半で走り切るのが目標。

   

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4周、適度なスピードで走った後、5周目は一気に加速。すぐに呼吸が荒れて、心拍も急増したけど(上図)、脚は意外と大丈夫。脚だけなら1km4分近くまで行けそうな気がする(個人の感想・・笑)。ラップの最後は無理やりラストスパートして、何とか1km4分26秒ペースで走り切った。しんどいけど気持ちが、いいね♪ やっぱ、飛ばすのが好きなんだな。

    

何を?・・とか軽口を書くヒマはもうない(笑)。書いてるだろ! トータルでは、1km5分05秒ペース。シューズも古くて安いレース用シューズだったし、OK♪ 気温3度、湿度73%、風速3m。上に4枚着たら、ちょっと暑かった (^^ゞ 自分が熱いのだ(笑)

   

新・心拍計はほぼ正常に作動。往路の異常値だけ低めに補正。あれで最大心拍161なら、164までは行けるね。168くらいで、お空に行けると♪ オイッ! いや、その前にしんどいから、スピードダウンするでしょ。ってことで、予想より遥かに時間を取られたから、今日はそろそろこの辺で。。☆彡  

   

   

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           平均心拍 最大

往路(2.4 km) 13分29秒 128 143 

LAP 1(2.1) 11分02秒 141 148

  2   10分51秒 145 150 

  3   10分42秒 147 151 

  4   10分42秒 148 152

  5    9分30秒 157 161

復路(1.9)  10分07秒 147 159 

計 15km 1時間16分22秒 144(85%) 161(95%)

     

    (計 2256字)

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羽生元七冠の変則的な中段玉、藤井五冠が上下挟み撃ちで勝利、好手3七歩~第72期・王将戦第3局(2023年)

相変わらず、強い。。 第72期、ALSOK杯・王将戦、1勝1敗で迎えた第3局(2023年1月29日、30日)。大雪がニュースになってる石川県、金沢東急ホテル。私は藤井聡太・五冠を応援してるけど、終盤になっても、羽生善治・元七冠の方が指しやすいように感じてた。

    

もちろん、AIの評価値は2種類(白ビール、水匠電竜)、何度もチェック。先手の藤井の方が中盤から少し良くて、ジワジワと差を広げてるのは分かってたけど、先手陣は飛車も攻撃目標みたいになってて、下手すると右辺から入玉される恐れもある。玉形もビミョーだから、もし私が先手を持ってたら、ずっと自信を持てなかったと思う。

  

局後の感想戦によると、藤井も中盤から終盤にかけて、馬を敵陣の奥深くに入れた辺りではそれほど自信がなかったようだ。7割はリップサービスとしても、3割は本音だと思う。羽生の飛車が縦横に遠くまで効いてたのも大きい。

   

    

    ☆     ☆     ☆

ではまず、毎日新聞の公式棋譜サイトより、画像1枚だけキャプチャー引用。

   

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後手の羽生が趣向を凝らして、居飛車なのか振り飛車なのか曖昧にしたまま、序盤を展開。上図の13手目、先手6八玉の時点で、既にちょっと変則的な戦型になってる。相懸かりでも角換わりでもなく、居飛車vs振り飛車でもない。

      

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後手の羽生がようやく居飛車をハッキリさせた後、先手の藤井は19手目、8八銀と上がる。わざわざ玉の逃げ道をふさぐ「壁銀」の悪形に見えるけど、最近の感覚だとそうでもないらしい。どうせ後で、7七銀と上がるか7七桂と上がって、壁に穴が空くことまで見越してる。

  

あるいは、7七玉というような形も最近だと珍しくない。実際、後で後手の羽生が3三玉と自分から上がってる。下から追い立てられてるわけでもないのに。ちなみに、一昔前なら、8八銀ではなく、7八玉が当然だった。銀は、7八か6八に上がるのだ。

     

   

     ☆     ☆     ☆

後手の「雁木」の構えも、AIの台頭以降、急激に増えた形。下図は、4三にいた銀を3四歩で引っぱり出して、雁木の形を少し崩した後、藤井が29手目、2六飛車と浮いた所。

     

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この2六飛も珍しいし、思い切った手だ。実際この後、角と銀を交換する激しい変化になる。4五歩、3五歩、7七角成、同桂、4六歩、3四歩、3五銀。

   

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先手の飛車が閉じ込められた形で、後手陣は伸び伸びしてるけど、この時点でAI評価値は先手が少し上だった。羽生の封じ手(50手目)は、上図の4二玉。要するに、3四金でジャマな歩を取りたいけど、居玉のままだと7一角で困るのだ。

    

4二玉はAIが最善手としてたものだけど、先手の6三角から馬を作られてしまうし、王手飛車の筋もあるので、人間の実戦感覚で本当に最善なのかどうかは微妙。それに対して、5二玉なら角の打ち込みを防げた。ただし、3三の地点あたりがやや手薄な感はある。

  

2日目の午前のおやつは、ブルーベリーのコンポート(シロップ煮)をアクセントにしたチーズケーキ、「加賀友禅」。何気に、白いお皿もオシャレな柄が入ってる(たぶん♪)。毎日新聞のグループで、共に主催となってるスポニチより。

    

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     ☆     ☆     ☆

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後手が4四まで玉を上げて、次の3三桂で中段玉の堅陣を築こうとした瞬間、先手の藤井は3七歩と合わせる。上図、59手目。観戦してた棋士もなかなか気づかなかった手で、私にはむしろ悪手に見えるほど上手い。

   

金銀4枚で玉を囲んだ後手の堅陣に、正面から反撃する手だけど、返り討ちにあいそうで心配になる。しかしAI(白ビール)では、既に先手有利。毎日新聞の公式サイトより。既に終了してるので、リンク付けは省略。

   

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実戦では、同歩成、4五歩に3三玉で、先手は後手の玉を追い返すことに成功。4五同金だと、3七桂、3六金に2三馬で先手が勝勢ということか。    

    

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しかし、先手の攻めも薄いから、簡単には攻略できない。上図の先手75手目、3七桂の活用に対して、後手は同銀成。同金以下、ほぼ先手の勝ちの流れになったけど、私が後手なら3七桂には3五金と寄って逃げる。

 

これはAI的には優先順位が低かったけど、評価値にはそれほど違いはなかった。AIが示してた変化の一例は、2七飛、同銀成、3六歩、3四金引、4四歩。

 

2七飛は私でも思いつくけど、この変化が先手勝勢というのがよく分からない。アマチュアの対局なら、一瞬で逆転しそうだ。そもそも私が後手なら、2七飛には同銀不成として、3六歩を防ぐかも。

  

先手は入玉を阻止する必要があるし、飛車の打ち込みに備える必要もあるから、かなり忙しくて落ち着かない。あまり駒を渡してしまうと、7七への打ち込みから詰まされてしまう恐れもあった。

   

    

     ☆     ☆     ☆

ともあれ、実戦では、3七桂、同銀成、同金、4九角成、2四歩、同歩、3六銀と進んで、これなら先手が勝ちだと分かる。羽生は形作りに出て、5六金。

   

最後は一応、1手違いの形にして、先手の95手目、4三金を見て投了。終局は16時10分だった。投了図は、日本将棋連盟の王将戦ブログより。

   

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投了図以降は、2二玉、3一銀、1二玉、2三馬、同馬、同飛成、同玉、3四角、2四玉、2五歩、1四玉、1五歩で即詰み。1六に突いてた端歩まで使って、ピッタリ詰む。

   

かなり前の時点で、藤井はここまで読み切ってたはず。だからこそ、相手の攻めを気にせず、まともに受けて逃げてた。こんな変則的な乱戦でも、積極的に攻め込んで、着実に一手勝ちにできる。本当に、強い。

    

    

     ☆     ☆     ☆

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なお、AI(水匠電竜)の評価値の推移は上図の通り。元奨励会員アユムの将棋実況より。中盤、第1日の封じ手あたりから、ほぼ一方的な右上がり。特に、終盤の後手70手目、2六銀と、74手目、4五金で差が拡大してる。ただ、どちらも人間的な勝負手だから、仕方ない。

    

第4局は2月9日、10日、東京都立川市「SORANO HOTEL」にて。この変わったホテル名も、もう覚えてしまった♪ 第4局の4日前、2月5日には棋王戦の第1局もある(vs渡辺明棋王)。将棋ファンも忙しくて大変だな・・とか、お気楽なことを思いつつ、それでは今日はこの辺で。。☆彡

     

       (計 2510字)

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桜(ソメイヨシノ)の開花予想と、気温の時間積分(1次関数、2次関数)~2023年共通テスト数学ⅡB・第2問〔2〕

今年(2023年、令和5年)の共通テストの数学(ⅠA、ⅡB)は、かなり簡単になってるので、受験生としてはラクだったろうけど、半ば理数系のブロガーとしては物足りない感じもある。

   

とはいえ、面白い題材を使って工夫された問題ではあるし、恒例行事として、数学ⅡBの記事も1本書いとこう。桜(ソメイヨシノ)の開花予想を、積分で求めるという話だ。

   

高校数学の積分など使わなくても、小学校の算数でも十分通じると思う。例えば、毎日の最高気温を足し算して行くだけでも、それなりの近似式は求められるはず。それをヒネって高校数学ⅡBを使う形にしたのが、この問題なのだ。

   

問題はまた、河合塾HPから頂いた。既に、国語、数学ⅠA、情報関係基礎の記事はアップ済み。

   

   

     ☆     ☆     ☆

ではまず、第2問〔2〕(1)から。

  

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解答

(定積分)=〔(1/10)x²+3x〕(0≦x≦30)

     =90+90

     =180 ・・・タチツの答

   

(不定積分)=(1/300)x³-(1/12)x²+x+C 

         ・・・テトナ、ニヌ、ネの答

   

感想 極端に簡単なウォーミングアップ問題だけで、15点中の6点を与えてる。これだけで4割だから、既に前年の平均点みたいな割合。前年の問題が難し過ぎたとして、かなり批判・反省があったということか。

   

  

    ☆     ☆     ☆

次の(2)からが本題。まず(ⅰ)

     

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解答

 S(t)=〔(1/10)x²+3x〕(0≦x≦t)

     =(1/10)t²+3t

     =400

∴ t²+30t-4000=0

∴ (t+80)(t-50)=0

xは0以上だから、tも0以上。よって、t=50 。

したがって、開花日時は50日後。選択肢の4が、ノの答

  

感想 問題文の日本語が不十分。出題者は、tはx日後のxを表す値(パラメーター)だから理解できるだろう、という考えなのだろう。しかし、「開花がt日後とすると、S(t)=400である」などとする方が明確。

  

  

     ☆     ☆     ☆

続いて、最後の(ⅱ)

   

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解答

 x≧30でf(x)は増加するので、

 (30≦x≦40でのf(x)の定積分)

    (40≦x≦50でのf(x)の定積分)

よって、ハの答は、選択肢の0

  

(1)より、(0≦x≦30での定積分)=180

また、問題文より、(30≦x≦40での定積分)=115

さらに、(40≦x≦50での定積分)>115

   

∴ (0≦x≦50での定積分)

    >180+115+115=410

∴ (0≦x≦50での定積分)>400

    

一方、(0≦x≦40での定積分)

     =180+115=295

∴ (0≦x≦40での定積分)<400

   

したがって開花日時は、40日後より後、かつ50日後より前

結局、ヒの答は、選択肢の4

   

   

    ☆     ☆     ☆

感想 簡単すぎるのはともかく、積分の不等式を考えさせるのは実用的で良い発想。現実の世界では、近似も含めて、不等式の方が遥かに重要なのに、高校までの算数と数学はほとんど等式を扱ってる。そもそも、定積分の定義にも不等式がひそかに入ってるので、もっと不等式の問題が増えていいと思う。もちろん、平均点の低下には何か対策を施すとして。

      

というわけで、今年の共通テスト記事もこれで一段落ついた。なお、今週は久々にやや少なめ、計13663字で終了(暫定)。また来週。。☆彡

    

      (計 1346字)

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パズル「推理」、小学生向け7、カンタンな解き方、表の書き方(難易度5、ニコリ作、朝日be、23年1月28日)

(☆23年5月27日の追記: 「推理」の最新記事を新たにアップ。

 ChatGPT-4、パズル「推理」の解答に大苦戦♪(難易度5、表は使わない))

    

     

     ☆     ☆     ☆

このブログでは今まで、パズル「推理」(すいり)について、12本の記事(きじ)を書(か)いてます。

  

大人(おとな)向(む)け、4本(1本目2本目3本目4本目)。

小学生向け、6本(1本目2本目3本目4本目5本目6本目)。

全員(ぜんいん)向け、1本

アインシュタイン式・論理脳(ろんりのう)ドリル、1本

  

今日(きょう)は小学生向けで、与えられた表(ひょう)を使って解(と)いてみましょう。問題(もんだい)はいつものように、朝日新聞(あさひしんぶん)別刷(べつずり)beのもの(2023年1月28日)です。

   

ニコリ作で、難易度(なんいど)は星5つ。わたしは星4つくらいだと思いますが、算数の計算と理屈(りくつ)が多くて、ちょっと難(むずか)しいかも知(し)れません。

   

論理的な解き方やコツ、攻略法(こうりゃくほう)の簡単(かんたん)な解説(かいせつ)。小学3年生なら大丈夫(だいじょうぶ)だと思います。もちろん、大人でも読(よ)めます。

  

  

   ☆   ☆   ☆

今回は、5人が踊(おど)りの練習(れんしゅう)をする問題。種類(しゅるい)と時間(じかん)を考えます。種類も時間も、同じ人はいません。みんな、種類が違(ちが)うし、時間も違います。

   

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最近は、小学校でも中学校でもダンスを習(なら)うようになったし、TikTok(ティックトック)の動画(どうが)もあるし、踊りの人気が上がってます。

       

5人はこう言ってました。カンタンな言い方に直(なお)します。遠藤(えんどう)くんは男にも女にも見えますが、男性として扱(あつか)います。最近の社会(しゃかい)に合(あ)わせて、いつもそうした人を1人だけ入れてるようです。

     

 大地(だいち)くん  俺(おれ)は社交(しゃこう)ダンスの人より40分、長く練習した

 秋田(あきた)さん  私はバレエの人と20分の差(さ)

 永井(ながい)さん  私はジャズダンス。60分ではない。  

 千野(ちの)さん  私はヒップホップの人の3倍

 遠藤くん  踊りって、いいね

 

遠藤くんは、話の中身(なかみ)も他の人と違いますね。パズルを解くのには役(やく)に立ちませんが、自分の感情(かんじょう)に素直(すなお)です。

  

  

   ☆   ☆   ☆

では、少しずつ表に〇(まる)、×(バツ)をつけて行きましょう。まず、永井さんの話(はなし)から、下のように書けます。〇(マル)だけでなく、×(バツ)も付(つ)けましょう。×が大切(たいせつ)なのです。

    

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次(つぎ)に、千野さんは、ヒップホップの人の3倍です。だから、千野さんが120分でヒップホップの人が40分か、千野さんが180分でヒップホップの人が60分です。

   

ということは、千野さんは40分や60分や80分ではありません。また、ヒップホップの人は、80分や120分や180分ではありません。

  

だから、下のように×(バツ)を書きます。

   

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     ☆     ☆     ☆

次は、大地くん。社交ダンスの人より40分、長い。だから、大地くんが80分で社交ダンスが40分か、大地くんが120分で社交ダンスが80分です。

  

ということは、大地くんは、40分や60分や180分ではありません。また、社交ダンスは、60分や120分や180分ではありません。

  

だから、下のように×が増(ふ)えます。

   

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さらに、秋田さんは、バレエの人と20分差。だから、秋田さんが40分でバレエが60分か、秋田さんが60分でバレエが40分か、秋田さんが60分でバレエが80分か、秋田さんが80分でバレエが60分。

   

ということは、秋田さんは120分や180分ではないし、バレエも120分や180分ではありません。

  

だから、また、下のようにバツを付けます。

   

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    ☆     ☆     ☆

ここから、少し頭(あたま)を使(つか)います。まず、もし千野さんが120分でヒップホップが40分だとしてみたら、どうなるでしょう。マス目の左上に、小さく〇や×をつけてみましょう。

  

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上の表から、大地くんは80分になります。ということは、社交ダンスは40分。ところが、表の左下を見ると、社交ダンスは80分のはず。

  

だから、おかしいですね。もし千野さんが120分だと、おかしいことになります。だから、千野さんは180分なのです。すると、表は下のようになります。

   

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今日はここまでにしておきましょう。あまりネタバレにならないように、いつも少しずつ書いてます。次の更新(こうしん)、アップデートは、明日(日曜)の夜(よる)にします。ではまた。

   

   

     ☆     ☆     ☆

では、日曜の夜になったので、少しだけ先に進(すす)みます。

   

永井さんのジャズダンスは180分ではないので、下のように、表の左下あたりに×を加(くわ)えます。すると、180分なのは日本舞踊(にほんぶよう)だと分かります。

   

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すると、すぐにもう少し、〇や×を書けますね。後はもうカンタン。明日(月曜)の夜、もう少しだけ先に進みます。ではまた。

   

  

    ☆     ☆     ☆

はい。月曜の夜になったので、もう少しだけ進みます。日本舞踊が180分だと分かったので、日本舞踊は40分、60分、80分、120分ではありません。それらの場所に×をつけると、120分なのはジャズダンスだと分かるので、〇をつけます。

   

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応募用(おうぼよう)の答はもう出ました。後は、土曜の正解発表の後に書き足(た)します。ではまた。

   

   

    ☆     ☆     ☆

はい。1週間後の土曜日になりました。正解が発表されたので、最後までカンタンに書きましょう。

    

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まず、ジャズダンスの永井が120分だと分かったので、表の右上に〇と×を付けます。

   

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すると、大地が80分だと分かりました。表の右上に、さらに〇と×を付けます。

    

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大地が80分だから、社交ダンスは40分。これで、表の左下のエリアは完成です。

   

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表の左下から、80分はバレエだと分かるので、大地はバレエ。表の左上に〇×を付けます。

   

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秋田はバレエと20分差だから、60分。ということは、表の左下で60分の所を見ると、秋田はヒップホップだと分かります。最後に残った社交ダンスと40分が、遠藤。

   

これですべて完成しました。ではまた。。☆彡

       

    

  

P.S. 23年3月25日のパズル「推理」(難易度3)について、ヒントを1つだけ。

 亀川さんは、風船ガム、ゼリー、チョコではありません。また、180円か210円の物だから、バナナでもありません。だから、亀川さんが買ったのは、グレープフルーツになります。

    

    (計 2012字)

 (追記666字 ; 合計2678字)

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冷たい野菜ジュースを飲んで「アイスクリーム頭痛」?(寒冷刺激による頭痛、国際頭痛分類ICHD)&筋肉疲労18km

(26日)RUN 18km,1時間29分41秒,平均心拍 144

消費エネルギー 802kcal(脂肪 201kcal)

  

軽いコネタにしようと思ったら、この問題、かなり奥が深そうでズブズブになりそう (^^ゞ そんなヒマは今ないので、お手軽バージョンでお茶を濁しとこう。といっても、学会の英語公式サイトや英語マニュアルくらいは目を通してる♪ ヒマだろ!

   

昨夜、寒い中で1時間半、ハーハー走って帰宅。ふと、冷蔵庫の野菜ジュース(伊藤園)が少し残ってるのを思い出して、一気飲みした。これがやたら冷えてたから、珍しく頭がキーン・・と痛くなってしまったほど。私としては超久々だと思う。冷蔵庫の下側の奥で、しかもここ数日は気温も室温も低かったから、思い切り冷えてたわけか。

   

キーン・・っていう感覚はすぐ消えたけど、頭痛の余韻が頭部全体にしばらく残ったから、さっそく「冷たい物 頭痛」で検索。すると、「アイスクリーム頭痛」という分かりやすい言葉が目についた。正式用語とのこと。

   

大手メーカーの森永グリコがほぼ同じ説明を載せてたから、少なくとも業界内で定説が出来上がってるらしい。原因は2つで、1つは、体温維持のための血流増加。もう1つは、喉の三叉神経による、冷たさと痛みの混同。

  

   

     ☆     ☆     ☆

で、私はその定説の元ネタを英語で発見しようとしたんだけど、まだ発見できてない。ということは、その説はかなり古いということだろう。

 

代わりに出て来たのが、国際頭痛分類ICHD(International Classification of Headache Disorders)。直訳すると、頭痛障害の国際分類。最近はマニアックな文献でも、よくネットで無料一般公開されてる。情報公開で透明性を保ちつつ公益性を保つと。

     

昔は単に頭痛と呼んでたけど、少なくともここ20年は頭痛障害とされてるようだ。ハッキリ言って、・・障害というのが医学で流行してるんだと思う(未確認♪)。精神障害という言葉も同様。もっと昔なら、症候群(シンドローム)なんて言葉もあったけど、最近は流行遅れの感もある。

   

  

     ☆     ☆     ☆

下は、国際頭痛分類・第2版(2003年)の日本語訳より。日本頭痛学会と厚生労働科学研究の共訳。頭痛の種類がやたら多くて、ウケてしまったほど♪

  

ちなみに私も、ランニングと自転車を再開する前は、微熱と軽い頭痛もどきが多くて、風邪薬パブロンで誤魔化してたら中毒になったほど (^^ゞ 今はかなり更生。

 

   

230127a

   

    

「寒冷刺激による頭痛」の2番目に、「冷たいものの摂取または冷気吸息による頭痛」がある。その冒頭で、「以前に使用された用語: アイスクリーム頭痛(ice-cream headache)」と書かれてるから、アイスクリーム頭痛が正式用語だった時代はもう20年以上も前なのだ。

    

230127b

   

こんな頭痛で病院に行く人はほとんどいないと思うけど、診断基準まで作られてる♪ D(4番目の項目)を読むと、5分以内に消失と書かれてるから、やっぱり私の場合、最初だけがこれで、その後は別枠の余韻の頭痛ということか。

  

なお、最新のICHD-3の英語版(2018年)は下の通り。分類名は同じだろうけど、番号が大幅に変更されてた。

      

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ちょっと、東日本大震災直後の放射線・放射能の話を思い出した。2011年は春から秋にかけて、こんな感じの英語の文献を読んでブログ記事にしてたのだ。暴言はごく僅かで、意外なほどマジメなアクセスが多かったのをよく覚えてる。

   

ちなみに当時はもちろん、コメント欄のシステムエラーは発生してなかったので、書き込みはすべて私の目に入ってる。感じの悪いコメントもほとんど全て公開して、穏やかに対応してた。公開しなかったもの(暴言、不適切書き込み、非公開希望コメ)も、今でも管理画面か私の手元に保存されてる。

   

   

      ☆     ☆     ☆

また長くなって来たから、走りの話に切り替えよう。1日休んで、昨日は18km走。1km5分前後が目標で、2日前に続 いて厚底カーボンシューズを使用。

  

すると、最初は調子よく弾んでたけど、5kmくらいでもう脚の筋肉が疲れてしまって、後はガマン大会 (^^ゞ ただ、心拍や呼吸にはちょっと余裕があったから、敵は筋肉疲労のみ。何とか最後まで誤魔化して、トータルでは1km4分59秒ペース。一応、4分台だけど、ちょっと無理やりだからイマイチ。それでも、公園の最終ラップは自然に加速した♪

   

気温4.5度、湿度45%、風速1.5m。風が弱いと、寒くてもラク。先日、風速10m(!)の冷たい嵐に耐えた後だから、昨日はむしろ暑くて、ウェアの前を開けてた♪ もちろん、走ってる途中は、「寒冷刺激による頭痛」もなし。まあ、鼻がちょっと詰まってたから、パブロンを1錠だけ飲んでたけど。

  

新・心拍計は正常に作動。復路の信号待ちで心拍計を止めるのを忘れたから、15秒だけ差し引いた。ではまた。。☆彡

   

    

230127d

   

           平均心拍 最大

往路(2.4 km) 13分03秒 127 146 

LAP 1(2.1) 10分40秒 141 149

  2   10分40秒 145 148

  3   10分36秒 147 152 

  4   10分32秒 148 151

  5   10分36秒 147 151

  6   10分16秒 150 154

復路(2.8)   13分20秒 147 156

計 18km 1時間29分41秒 144(85%) 156(92%)

    

      (計 2188字)

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トランプの4種の絵柄(ハート・スペード・クラブ・ダイヤ)を並べた暗号と解読方法~2023年共通テスト・情報関係基礎・第2問

今年(2023年)の共通テスト・情報関係基礎も、第2問が凝った出題になってるが、去年(回文)ほど奇妙な問題ではないし、トランプの絵柄だから親しみも持てる。ストーリーも受験生向けに、(テレビ)ゲームを意識して創られてた。

    

ただ、相変わらず問題文が長いので、試験場で60分で高得点を狙うのはなかなか大変だと思う。読むだけでも面倒で、じっくり論理的に考える余裕はあまりない。

    

いずれ新必修科目『情報Ⅰ』に完全移行すると、こういった謎解きパズルみたいな問題は消えてしまうのかも。今のうちに、ブログ記事を書いとこう。ちなみに、去年の記事は下の通り。今年の国語と数学でも、既に記事をアップしてある。

  

 普通の文字列を回文の連結へと分解する方法と、回文ファンの「幸いさ」~22年共通テスト情報関係基礎第2問

   

なお、日本人にとって「ソリティア」というと、PCに入ってる Microsoft のおまけゲームが有名。試しに探してみると、Windows 10 にも入ってた。後でプレイしてみたい。

  

230126k

    

ソリティア(solitaire)というのは元々フランス語(発音はソリテール)で、名詞の場合、1人きりの人とか1人遊び用のゲームを指す言葉。だからソリティアには、多数または無数の種類が存在する。この問題自体も、ソリティアの特殊な例なのだ。

   

 

     ☆     ☆     ☆

では、第2問(必答問題)の問1から。問題は、河合塾の特設サイトからお借りした。情報関係基礎には独自の「分析」も平均点予想も掲載されてないのが残念だが、受験者数も読者も非常に少ないからだろう。

   

♡(ハート)、 ♠(スペード)、♣(クラブ)、♢(ダイヤ)、4つの文字を、スペードとハートの2文字だけに変換する暗号の話で、なまじ文字数が少なくてそれほど変化しないので、逆に間違えやすいかも知れない。

   

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平文(元の通信文)が ♡♣♢♣ (ハート・クラブ・ダイヤ・クラブ)なら、暗号文は、♡ ♠♠♡ ♠♠♠ ♠♠♡ だから、アの答は、選択肢の。ここでは分かりやすさのため、暗号文にスペース(空白)を入れて区切ってある。

     

また、暗号文が ♠♡ ♡ ♠♡ なら、もとの平文は、♠ ♡ ♠ 。イの答は、選択肢の

さらに、暗号文が ♠♠♠ ♠♠♡ ♠♡ ♠♡ ♡ なら、平文は、♢ ♣ ♠ ♠ ♡ 。ウの答は、

   

この変換ルールだと、♠ ♠ ♠ ♠ という4文字の暗号文にはならないから、エの答は、

最後が ♡♠で終わる文にもならないから、オの答は、

    

最後がスペードの暗号になるのはダイヤのみで、その場合、スペードは3つ連続する。ただし、それは問1のみ。次からルールが少し変更されるので、最後が ♡♠ になることもある。

   

  

     ☆     ☆     ☆

ウォーミングアップで少し慣れた所で、問2暗号化のエラーとその対策方法、復元(修正)について。

  

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暗号文が ♡ ♡ ♠♠♡ なら、♡の数が奇数(3コ)なので、最後のおまけとして♠を加える。カの答は、

暗号文が ♡♡♠♬♠♡♡ なら、最後がハートだから、ハートの数はおまけを除いて偶数のはず。よって、♬は♡。キの答は、

  

♡が偶数なら、おまけは♡1コ。♡が奇数なら、おまけは♡0コ。よって、どんな暗号文でも、「♡の数が奇数の文」になる。クの答は、

  

その性質を使うと、1文字だけ♬になった暗号文で、「ハートの数が偶数の文」なら、♬は♡だったはず。ケの答は、

    

♠♡♠♠♬♬♡♠ という暗号文の場合、最後がスペードだから、ハートの数は奇数のはず。よって、♬2コの内、片方だけが♡だから、♬♬は ♡♠ か ♠♡ 。よって、コとサの答は、1と2。順番はどちらでも可。

   

    

    ☆     ☆     ☆

最後の問3は、第三者による暗号の解読。暗号にとっては死活問題の、安全性、セキュリティの話。

    

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もし、平文の ♡ が、暗号では ♠ 1文字なら、情報2より、他の文字の暗号は「♠からは始まらない」。シの答は、

文頭が ♠ の暗号文の割合は、表3の右側4つの値を足して、10+20+20+10=60%。スの答は、

文頭が ♠♠ の暗号文の割合は、表3の右端2つの値を足して、20+10=30%。セの答は、

   

さらに、平文の ♡ が暗号で ♡ 1文字の場合。♠の暗号の文字列zは、情報2より♡では始まらないから、♠ から始まるはず。ソの答は、

文頭がスペードの平文の割合は30%だから、表3で ♠ から始まる箇所を見ると、zは ♠♡(♠♡♡10%+♠♡♠20%)か、♠♠(♠♠♡20%+♠♠♠10%)。タの答は、

 

最後に、王子が予想した暗号化の方法Bでは、♡ を ♡ 、♠ を ♠♠ にするから、♣ は、♠♡ で始まって20%の割合。つまり、♣ は ♠♡♠ 。よって、チの答

♢ は、♠♡ で始まって10%の割合だから、♠♡♡ 。よって、ツの答

   

   

    ☆     ☆     ☆

以上、解き方も含めて解答を書いて気付いたのは、4種の絵柄のマークを入力するのが面倒だということ。試験場で手書きでマークを描くのも時間がかかる

 

絵柄の代わりに、ハ、ス、ク、ダと書く方が速いだろうが、それだと問題と合わないし、トランプの感じも出ない。そういった意味でも、見た目より手間がかかると思う。

 

とはいえ、去年の奇問よりは遥かに分かりやすい。それでは今日はこの辺で。。☆彡

    

     (計 2136字)

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最強の冬の嵐(気温0度、風速10m!)、台風並みの危険な強風の中、注意して15km走

(24日)RUN 15km,1時間15分22秒,平均心拍 142

消費エネルギー 660kcal(脂肪 165kcal)

  

たまに日テレ『news zero』を流し見した後、そのままテレビをつけてると、オードリーの若林正恭と水卜麻美アナが出て来る。

  

といっても、画面はほとんど見ずにPCかiPadいじってるから、声だけ聴いてるんだけど、面白いというか、才能があるというか。全く別の2人だけど、どっちも凄いね。

 

特に、若林は人気芸人だから当然だけど、ミトちゃんのトークや反応は女ピン芸人みたいなキレキレのものを持ってる。実は今まで彼女、24時間テレビのマラソンとかしか見たことなかったけど、5年連続の人気女子アナ1位で殿堂入りっていうのも納得できる。

  

実はついさっきまで、番組の名前さえ知らなかった♪ 『午前0時の森』ね。若林の下の名前も今知った(笑)。正恭(まさやす)と読むのか。あっ、月曜と火曜に放送で、火曜日がこの2人の担当なわけね。『月曜から夜ふかし』の移動後の後番組だと。バラエティ番組はほとんど見なくなってるけど、火曜のこれは見ることにしようかな。TVer動画もあるし

   

   

      ☆     ☆     ☆

・・って感じで、ゆるいテレビトークを書いてしまうのも、やっぱり外が寒かったから♪ 張りつめてた緊張が一気に緩んだのだ。

  

緩みすぎて、家の鍵を見失ったほど (^^ゞ 定位置にもどこにも見当たらないから、動揺してたら、洗濯機の中にあった♪ 助かった。。 なるほど。寒すぎて、鍵を開けた後、鍵を持ってまますぐ手をウェアのポケットに入れたわけね。で、鍵から指を離したから、ポケットの中に鍵が落ちたと。細かっ!

  

全国はどうなってるのかなと思って、NHKと日テレのニュースを流し見すると、台風直撃より大変かも。大雨による河川の氾濫はないけど、寒い中の立ち往生があちこちで発生。鉄道も道路もダメだね。いつも思うけど、飲食物よりトイレの方が問題だと思う。特に女性の場合。

  

JR京都線で3時間の立ち往生? コロナの換気で窓がちょっと開いてるとか。流石に乗客が閉めるか。満員電車で5時間(!)閉じ込められてる人もいるらしい。試しに京都あたりの気温をチェックすると、夕方からずっとマイナス! 駅で待つ人も大変。JRの大勢の担当者も大変。。

  

   

      ☆     ☆     ☆

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昨日も載せたけど、24日21時の天気図は下の通り。tenki.jp(日本気象協会)より引用。西の大陸性高気圧から、東の低気圧まで、強烈な等圧線が「密です」になってる。

   

ちなみに「爆弾低気圧」という言葉は、気圧の急激な変化(爆発的な急変)が定義だから、今回みたいな低気圧は違うらしい。瞬間最大風速15mとか20mと報道されてても、定義上、関係ない。

   

英語の呼び方は色々あるけど、bomb(爆弾)か explosive (爆発的)という単語が入ってた。たぶん、英語圏だと定義なんて気にしないんじゃないかな。特に米国人は大まかだから(個人の感想♪)。

   

    

     ☆     ☆     ☆

で、単なる首都圏の小市民ランナーも、風が強すぎるから走るのを止めようかと思ったけど、明日以降の天気も怪しいから、今の内に距離を稼ぐことにした。15kmの予定だけど、無理だと思ったら早めに切り上げるつもりでスタート。上に4枚着て、首回りもガードしてると、意外と寒くはないんだけど、手先と足先が冷たい。

   

それより、足元が危ないのだ。大きめの木の枝とか落ちてるから、下手に踏むと転倒とか捻挫してしまう。とかいいつつ、何回か踏んでしまったし、うっかり蹴り飛ばすこともあった♪ 夜の公園は暗いから、見えにくい。大体、照明をケチってるんだよなぁ、ブツブツ。まあ、あんまし明るくても感じが出ないけど。

    

時々、秒速15mくらいの凄まじい強風も吹き付ける中、枝が飛んで来るのを警戒しつつ、何とか15km完走。トータルでは1km5分01秒ペース。厚底カーボンシューズの割に遅いけど、(寒さで?)心拍は低めだし、こんな状況で走っただけでも良しとしよう。

     

  

     ☆     ☆     ☆

実は前日の夜、またプチ大掃除もどきで埃を吸って、また呼吸困難になってたのだ。ちゃんとマスクしてたのにな。まあ、ひどくはなかったから、夜と朝、パブロン1錠ずつ飲むだけでガマン。走ってる最中にトイレに行きたくなったのも我慢。

         

気温0度、湿度40%、風速10m(!)。こんな凄い風速をブログに書くのは初めて。新・心拍計は正常に作動。復路の信号待ちで止めるのを忘れてたから、30秒だけ差し引いた(細かっ♪)。今日の寒さにも警戒しつつ、ではまた。。☆彡

 

   

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           平均心拍 最大

往路(2.4 km) 13分16秒 128 142 

LAP 1(2.1) 11分03秒 139 145

  2   10分43秒 143 150 

  3   10分40秒 146 150 

  4   10分33秒 147 150

  5   10分01秒 151 157

復路(1.9)   9分06秒 141 157

計 15km 1時間15分22秒 142(84%) 157(92%)

   

     (計 2028字)

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「十年に一度」の寒波に備えて・・&連日の13km走

(22日)RUN 13km,1時間05分05秒,平均心拍 139

消費エネルギー 550kcal(脂肪 138kcal)

  

「十年に一度」とか言われると、素直で従順な私はすぐに過去データを調べたくなるんだけど、止めとこ♪ アクセス稼げないから(笑)

   

最近、Googleがウチの記事を相手にしてくれるまで、1日くらいかかるようになってる(Yahoo!も同様)。Bingは半日で入るけど、ユーザーが少ない。

    

賞味期限が短い時事ネタは、マジメに書いても、主要な検索サイトに載る頃には流行が終わってるのだ (^^ゞ ・・とか言いつつ、書いてしまうことも多いけど♪ ま、別に検索アクセスのためだけに書いてるわけじゃないしネ。

   

とりあえず、気象庁が「十年に一度程度」の低い気温と言ってるってことは、NHKで確認しとこう。単なる民間の気象情報とかメディア情報ではないと。

   

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     ☆     ☆     ☆

試しに、毎日17年半続けてるブログの中を検索してみると、マイナス2度で走ったという話が10年以上前に書かれてた。走った時でそれなら、早朝はマイナス5度くらいだったのかね? あぁ、やっぱりマニアは調べたくなっちゃうな。ウズウズ♪ そこをグッと我慢して。。

 

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代わりに、明日と明後日の朝9時の天気図は載せとこう。いや、ハッキリ言って、天気図は見るのが好きなのだ♪ そうゆう理由か! tenki.jp(日本気象協会)より

      

なるほど、縦の等圧線がビッシリと詰まってるね。大陸から冷たい風が入り込むと。移動性の低気圧のせいか。北海道とか、凄そう。スキーヤー、ボーダーは、飛行機が欠航になるんじゃないかね? 昔はよくそんな心配をしてたのだ。

     

で、私が一番怖いのは、停電! エアコンとかの暖房の使い過ぎとか、低温による施設のトラブルとかで、急に停電になったらヤバイ。うちには数年前まで一応、ガスストーブと電気ストーブがあったんだけど(放置プレイ♪)、お引越しの時にどっちも捨ててしまった。あっ、ガスストーブは倉庫の奥で埃をかぶってるのかも。。

    

  

     ☆     ☆     ☆

とにかく、非常時の暖房の備えとして、使い捨てカイロを2「箱」買って来た。30×2=60個(笑)。ジャマ! 税込、約1000円。安っ! 下手すると、日曜日くらいまで強烈に寒いかも知れないから、念のため。まあ、防災用品として備蓄しとくのもいい。あと、エアコンの室外機の様子もチェックしといた(細かっ・・)。

     

水道管が凍るとか破裂するとかいう警告も出てるから、お洗濯は早め、早めに。念のため、水も貯えとこう。・・ってことは、普段は貯えてないのだ♪ ジャマだし重いし、水の入れ替えも面倒だし (^^ゞ ダメだね。これを機に、災害への備えとして水の備蓄も復活させようか。ポリタンクも、引っ越しの時に捨ててしまった。勿体なかったか。

     

ホントは核シェルターにも興味があるんだけど、さすがに大変すぎて手が出ない。ま、ロシアその他、核保有国の最低限の良識に期待しよう。。

   

  

      ☆     ☆     ☆

一方、走りの方も、今月はちょっと早めに月間走行距離のノルマを達成しようと頑張ってる。雪が降ったら走れないし、コロナ感染してもおしまいだから。

   

日曜は休んでも良かったんだけど、ちょっと無理して、前日に続く13km走。古めで硬めのレース用シューズ(asicsターサー)を履いてみたら、予想より速かったけど、また左の踵の痛みが増してしまった (^^ゞ やっぱ、まだ柔らかいシューズの方が、いいね。

  

まあでも、11月の下旬と比べると遥かにマシ♪ 基本的に1km5分で周回して、最終ラップだけまた1km4分30秒台。で、復路はちょっと緩めると。トータルでは1km5分ジャスト。惜しかった。ま、別に4分台を狙ったわけじゃないから、良しとしよう。なぜか心拍も前日より、2だけ低かった。早くも身体がハイ・スピードに適応?

   

気温5度、湿度56%、風速2m。スタスタ走るにはちょうど良い条件。新・心拍計は正常に作動。ウチよりも、実家の水道管の破裂が心配だよな・・とか思いつつ、ではまた。。☆彡

    

   

230124d

   

           平均心拍 最大

往路(2.4 km) 13分02秒 123 136 

LAP 1(2.1) 10分41秒 136 144

  2   10分29秒 144 150

  3   10分34秒 143 148 

  4    9分52秒 148 154

復路(2)   10分30秒 141 155

計 13km 1時間05分05秒 139(82%) 155(91%)

    

     (計 1782字)

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羽生・元七冠、筋悪の好手8二金で勝利!、藤井五冠の終盤の猛攻・10回連続王手も逃げ切る~王将戦・第2局

この対局の前まで、羽生善治九段(元・七冠)は藤井聡太五冠に1勝8敗。公式戦でほとんど負けてた上に、最近の藤井はますます強くなってるので、今回の王将戦は藤井の4-0を予想してた人も少なくないはず。

     

ところが実際は、第2局(2023年1月21日・22日)で、早くも1勝1敗の五分になった。羽生はあらかじめ研究してたのか、中盤でリード。そのままキープして、終盤の藤井の無理攻め(?)を誘い、一気に勝利につながった。大阪府・高槻市、山水館にて。

   

  

     ☆     ☆     ☆

無理攻めと書いたのには、3つの理由がある。まず、結果的に失敗で、終局まで挽回のチャンスは全く無かったから。次に、2種類のAI(白ビール&水匠電竜)の評価値をじっと見てても、常に先手・羽生が有利という形勢判断になってたから。さらに、藤井自身の対局後の感想で、早くからダメそうだと思ってたことを告白してたから。

     

藤井の最後の王手10連続は、ほとんど単なるファン・サービス、メディア・サービスだろう。まあ羽生も、逃げ切れる自信はそれほど持ってなかったらしいけど。

   

視聴者は今だと、特に終盤、AIの評価を見てれば形勢が分かってしまう。少なくとも、即詰みがないことは100%分かるのだ。攻め続けてもダメだということも分かる。AIが示す手が、途中で受けに回るから。

      

ただ、AIやプロの解説なしに、終盤の形勢判断が正確にできる人は、ほとんどいないはず。見た目よりも変化が非常に多くて、AIの評価値や最善手も秒単位で刻々とあれこれ変化してた。

      

    

      ☆     ☆     ☆

230123a

  

上図は26手目。後手の藤井が7七角成で角交換した局面。毎日新聞HP、棋譜速報より。一応、戦型は普通の相懸かりだけど、この時点で早くもわりと珍しい変化になってる。先手の羽生の誘導に、藤井が乗った形か。盤面が見づらい程度まで縮小してるのは、意図的な配慮なので、悪しからず。

   

230123b

   

羽生が1筋で端攻めを仕掛けて、藤井は角打ちで防御。8筋での飛車交換になる。上図(47手目)の時点で既に、先手の方が指しやすいと思う。後手は、持ち駒だった角を自陣に打ってしまってるし、2二歩がジャマになってる。この歩を打ってないか、2三歩だったら、後の展開は全く違ってた。

   

230123c

  

右上で飛車交換&角金交換になった直後、羽生の59手目はまさかの8二金! こんな場所に打ち込むのは普通、角か歩だけど、大事な金駒(かなごま)の金(きん)を打つのは見覚えがない。筋が悪いし、普通の筋ではないから思いつかないのだ。

    

筋悪なのは、外見上、玉から遠い隅っこで遊んでる銀・桂・香しかない場所に、大切な持ち駒の金を手放して打ってるから。打った後なら、狙いは分かる。7二金、同金、5二飛車で、3二銀の1手詰めを狙う「詰めよ」であると同時に、7二の金取りにもなってる。

    

形ではなく、実利を重視するAI的な手だろう。羽生がAIで研究済みだったのかどうかは分かってないけど、実戦のこの局面でAIは8二金を推奨してたらしい(私は未確認)。

   

藤井が、4二玉で飛車打ちを防いだところで、第1日が終了。羽生の封じ手は、予想通り、2一飛の打ち込みだった。先手が指しやすい局面で、AI的には評価値300点前後のリード。勝利の確率なら、58%前後か。もちろん、人間同士の対局だと、プロ棋士でもまだ互角に近い。すぐに逆転可能な局面。

  

   

     ☆     ☆     ☆

230123d

  

先手は竜を作って攻勢。後手は馬を作って自陣に引き付けた後、さらに攻防の2四角で先手の玉頭をにらむ。そして上図が74手目。後手・藤井が7七銀。

  

ここはAI的には、後手が4一飛と自陣に打って、先手の竜を消せば、ほとんど互角だったらしい(水匠電竜)。元奨励会員アユムの将棋実況のYouTube動画より。

  

ただ、藤井は既に悪いと見てたようで、7七銀は逆転の望みをかけた勝負手だったようだ。先手が受けを間違えれば勝てると。

  

しかし、羽生は間違えなかった。同金、同馬に、5七銀打。先手の玉はかなり危なく見えるけど、何とか受かってるらしい。ただ、変化は膨大。途中で後手が受けに回る変化もあった。少なくとも、その方が手数は伸びたはず。

   

  

     ☆     ☆     ☆

230123e

  

上図の78手目、後手・藤井の7八飛。引退した大御所の「ひふみん」加藤一二三は、この手を批判してた。離して、9八飛と打つのが当然だと。

  

しかし、先手の間違いを誘う意味もあったらしい。例えば、すぐに6九銀と受けると、後手6六金。あと、この辺りはAIの評価も激しく揺れ動いてた。証拠のAI評価値の画像を2枚、載せとこう。順に、白ビールと水匠電竜。

  

230123f

    

230123g

    

ただ、揺れ動く中での全体的な傾向としては、9八飛の方が評価が高かったと思う。いずれにせよ実戦では、7八飛に対して、羽生が最善手の4六歩で防御。同角には6九銀。ここでの6九銀なら大丈夫。4七の地点に玉の逃げ道が出来たのが大きい。後手が6六金と攻めて来ても、同歩、6七金に、4七玉と逃げれる。

     

6九銀以下、5七角成から、10回連続の王手を受けたけど、101手目・4八香と受けた所で藤井が投了。羽生は持ち時間もまだ1時間残ってた。藤井は残り9分だから、ほぼ使い果たしてる。

   

   

     ☆     ☆     ☆

終局図は日本将棋連盟の王将戦ブログより。時刻は17時56分。

   

230123h

  

後手にもう1枚、香車か桂馬があっ「たら」、持って「れば」、2七銀打から詰みだったけど、勝負事に「たら」「れば」は禁物なのであった。先手に大量の持ち駒を渡してるから、後手陣はもはや防御不能。今さら4一銀とか受けても、2四角とかで簡単に詰み。

   

というわけで、元・七冠王の羽生が見事な勝利を収めた会心の一局だった。第3局は1月28日、金沢市にて。それでは今日はこの辺で。。☆彡

    

      (計 2334字)

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今週も既に16000字書いてるから最後は手抜き、13km走

(21日)RUN 13km,1時間05分30秒,平均心拍 141

消費エネルギー 590kcal(脂肪 136kcal)

    

毎年この時期の恒例となって来た、センター&共通テストの小説全文レビュー。昨日はちょっと長いかな・・とか思ってたけど、今カウントしてみたら、6000字弱も書いてた (^^ゞ 4000字の予定だったのに、長っ!

  

これで2週連続、制限字数オーバーになってしまったから、今日はもう強制終了! つぶやきたいコネタは一杯あるんだけど、自粛しよう。私は爽やかで気持ちのいい性格だから、またまたエッジの悪口とか書きたかったのに(笑)

   

   

     ☆     ☆     ☆

で、昨日は長編レビューの疲れもあったし、寒いから休もうかな・・とか思ったけど、3年数ヶ月ぶりの大会が近づいて来たから、13kmだけスタスタ。やっぱり、寒いのは最初だけ。10分走ると、もう暑かった♪ そうなると、寒さはプラスに働いて、あんまし心拍も上がらず、最終ラップだけなら久々の1km4分30秒台

  

といっても、トータルでは1km5分02秒ペース (^^ゞ 往路のウォーミングアップが遅めだから、トータルだとなかなか5分切りにはならない。気温3.5度、湿度42%、風速2m。寝不足でボーッとして、新・心拍計のベルトを1穴分ゆるく締めてたら、往路の途中で計測停止 (^^ゞ その程度で停止はないだろ! 締め直したら直ちに計測再開。

  

私が悪かったと。素直に非を認めて、いいね♪ いや、きつく締めると寒い時は手がしびれるから、無意識の内に緩めたくなるのだ。ポラールの担当者さん、聞いてる? センサーの感度を改良して欲しいね。ま、スントよりは高性能だけど(個人の感想・・笑)。

  

というわけで、今週は計16858字で終了。多っ! 来週こそ、制限字数15000字を厳守しよう。ではまた。。☆彡

   

   

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           平均心拍 最大

往路(2.4 km) 13分28秒 126 143 

LAP 1(2.1) 10分42秒 139 145

  2   10分34秒 144 147

  3   10分35秒 143 146 

  4    9分54秒 149 154

復路(2)   10分18秒 144 153 

計 13km 1時間05分30秒 141(83%) 154(91%)

   

     (計 903字)

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梅崎春生『飢えの季節』(23共通テスト)、全文レビュー~戦後の日常・欲望・幻想をユーモラスに描くエッセイ私小説

いきなり個人的な話で恐縮だが、私は市民ランナーなので、ダイエットが必要になる。しかし、ずっとストイックに我慢するのは難しい。昨日も、昼食は抜いたが、夜になって小説の全文を読みながら一気に3食分も食べてしまった。

     

・・・というのは自虐的な軽口で、私に関する事実だ。食べてるだろ!、我慢してないだろ!、とか突っ込みたくなる。2023年・共通テスト・国語・第2問で扱われた梅崎春生(うめざき・はるお)の短編小説「飢えの季節」も、基本的にはそういったトボけた内容なのだ。

     

例えば去年の共通テストの黒井千次『庭の男』みたいに、全文を読むともっと小説らしい異常で劇的なものが描かれてるのかと予想してたが、全く違ってた。最初から最後まで、微笑を誘うような軽妙なエッセイ調の文章が続く。

   

ただ、これが単なるエッセイとかコラムではないのは、長くて詳細な描写で、最低限の一貫した物語(ストーリー)があって、やや分かりにくい非日常的な文学的表現も含んでるから。ストーリーとは、新しい職場に入って辞めるまでの、飢えと食べ物を中心としたエピソードの流れ。

    

   

     ☆     ☆     ☆

それでは、全文を簡単にレビューして行こう。批評というより、文字通りのレビュー、見直すこと。ネット上に(ほとんど)見当たらない正確な書誌情報を含む、長めの個人的感想。

      

私が使ったのは、小説の初出の雑誌である『文壇』第2巻・第1号(前田出版社、1948年・昭和23年1月)と、『梅崎春生全集・第2巻』(沖積舎、1984年・昭和59年)。雑誌は、国立国会図書館デジタルコレクションのデジタル画像でネット閲覧した。

  

なお、共通テスト実施直後の1月15日に、問題文などに関する記事はアップしてある。ただし、その時点では、小説全体の終盤の5分の1しか読んでなかったことになる。

      

 誰が、何に、どれほど飢えているのか?~梅崎春生『飢えの季節』(初出『文壇』2巻1号、2023年・共通テスト・国語)

    

   

     ☆     ☆     ☆

まず、国会図書館のサイトで検索してもなかなか到達できなかった、掲載雑誌の小さなサムネイル画像をお見せしよう。なぜか、この号の画像だけ表示しにくかったが、出版社名を入れて検索し直すとようやく出て来た。

  

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これだけ小さい画像だと全く見えないが、実はこの表紙には、鉛筆らしき書き込みがある。数字と英語で、意味不明。それだけを見ても、かなり限られた読者層を対象にした文芸雑誌だろうと想像できる。戦後の混乱期だから、紙にも不自由して、メモ代わりにしたのかも知れない。

     

雑誌の価格は2円。小説本文の記述と合わせると、現在の貨幣価値なら100倍~200倍、200円~400円くらいだろうと推測。現在の文芸雑誌より安いのは、中身が少ないからと考えれば納得しやすい。

   

最後の編集「後記」には、「創刊以来始めての創作特集」と書かれてた。細かい話だが、「初めて」ではなく「始めて」。当時の漢字の使い方だろうか。後記の最後に、「最近の出版事情の不振」とたたかうと宣言してるが、残念ながら2年間しかもたなかったようだ。2年も頑張った、と言うべきかも知れない。

     

最後の後記と出版情報までで、全体は81ページ。梅崎の小説は、60ページから80ページまで、21ページ。最初だけ、原友木(はら・ともき)によるカット(イラスト・挿画)が付いてる。可憐な花の絵で、主人公の「私」が住んでる田舎のイメージだろうか。「私」自身は、その花に似た感じはしない。画家自身は、名前で検索してもなかなか情報がヒットしなかった。

    

前の記事で指摘しておいた通り、雑誌の目次では、「飢の季節」と書かれてる。「飢え」でも「飢ゑ」でもなく、「飢」。ただ、なぜか本文の冒頭の題名は「飢ゑの季節」になってた。正確には、「飢」と「節」は旧字の漢字。作者名の「梅」も、右下が「母」になってる字体。

   

後の全集では、中盤の235ページ上段から255ページ上段まで。偶然なのか必然なのか、雑誌と同じく全21ページとなってる。ただ、ページごとの内容・区切り方は違ってたから、完全に合わせてるわけではない。内容が一字一句、一致してるのかどうかはチェックしてないが、ほとんど同じなのは間違いない。漢字の字体は違ってる。

   

   

      ☆     ☆     ☆

続いて、小説全体の内容について。共通テストの問題文冒頭では、「第二次世界大戦の終結直後、食料難の東京が舞台である」と書かれてる。間違いではないが、ややミスリーディングな(誤解を招きやすい)説明だと思う。というのも、食料自体は一応あるからだ。

      

戦争で食べ物が不足してるのは事実だが、主人公の「私」の周囲にはかなりの食べ物やお店がある。どこにも食べ物がなくて焼野原をさまよい歩くイメージとは全く違う状況なのだ。

  

では、なぜ彼は「いつも空腹」(問題文冒頭の説明)なのか。それは、食べ物を買うお金が無いからなのだ。私は前の記事のタイトルに、「誰が、何に、どれほど飢えているのか?」と書いた。主人公は、確かに食べ物に飢えてるが、その原因はお金が無いから。お金に飢えてるのだ。

    

その意味では、主人公の飢えに、戦争は直接的には関係ない。お金が無くて食べ物を買えない状況は、21世紀・令和の現代日本でも少なからずあることだ。特に去年(2022年・令和4年)からの物価高騰は、格差社会の下側の食事に深刻な影響を与えてる。

   

   

      ☆     ☆     ☆

では、なぜ主人公「私」にはお金がないのか? もちろん、戦後だから困ってる人は非常に多かったはず。仕事や職場も、無くなったり、制限させたりしただろう。

  

「復員後ただちに上京してみると、私がつとめていた会社のあたりは焼野原になっていて、焼け残ったくさむらの中で蟋蟀〔こおろぎ〕がないているだけであった。社はどこに行ったのか判らなかった。こんな具合で私はうやむやの中に失業したのであった」。

  

これが筆者・梅崎の事実なら、会社は東芝ということか。検索をかけると、確かに東芝(当時は東京芝浦電気)の主力工場が戦争末期の空襲で壊滅的な被害を受けたという情報がヒットする。

    

  

      ☆     ☆     ☆

しかし、小説を読む限り、もしその気になれば、お金の問題はそれなりに何とかなりそうな感じなのだ。まず、上京してアパートを借りるだけでもお金を持ってたことになるし、新聞も読んでて、給料をもらう前から片道2時間の電車通勤を続けてる。多めの交通費は持ってるらしいのだ。往復の交通費だけでも、1食分か2食分の食費にはなるだろう。

   

そして決定的なのは、「失業したのであった」と書いた直後に一言だけつぶやいてること。「そして二箇月ばかり売り食いしてあそんだ」。あそんだのか!、と突っ込みつつ、私はつい笑ってしまった。この辺り、明らかにウケを狙った流れを作ってる。さんざん事細かく、飢えの苦しみを書いた後、

  

「失業したのであった。そして・・・あそんだ。だから金銭的な意味では、私は貧窮の底にいたのだ」。

  

漫才のボケのような言葉のつなぎ方になってる。横の相方が、「あそぶなよ!」と突っ込む所だろう。

   

この独特のボケの流れは、肝心の食事の描写にもある。彼の表現だと、「一食」というのが僅かな量の食事で、「二食」「三食」が沢山の量らい。職場近くの食堂で1ヶ月に食べる全体量は、「登録票」で決まってるから、自分はいつも一食だけで我慢して空腹だ。そう強調しつつ、よく読むとこう書いてる。どうもやっぱり、もっと食べてるような気もするのだ。  

     

「私はこらえきれなくて、二食分を買って食べたこともしばしばあったのだ。しかしそうすれば、必ず昼か晩を抜かねば勘定があわぬ筈だった。それがどんなに辛いことであるか、私自身が一番よく知っていた。だから歯をくいしばっても一食分なのであった。このきびしい戒律を自分に課しているつもりでいても、私の登録票はいつも先の日までくいこんでいたのである」。

   

この話を現代の女の子のダイエット話に直せば、こうなるだろう。「ダイエット、きつ~い! 我慢できなくて、やっぱ食べちゃうこともあるんだ。でもそれだと体重が増えちゃうから、必死にいつも我慢してるわけ。まあ、結局、体重は増えてるんだけどね」。

     

食べてるだろ!、と突っ込みたくなる。実際、登録票の一ヶ月分を早めに食べきったとしても、どうも逃げ道が色々とあるようなのだ。まず、遥か遠くの食堂に行かなくても、家主からまとめ買いして自宅に備蓄してる芋を食べれば済むらしい。

  

15円で1貫目(3.75kg)。150倍すると2250円だから、今現在(令和)の値段とほぼ同じ。たまにはタダで芋を御馳走してもらえることもある。家主の保守的で反共産主義的な話に相槌を打つだけで。「私はひとかけらの芋のために、思想をすら売りわたしたといってもよかった」。この言葉、文脈的には全く重みがない。おそらく誇張表現で笑いを誘ってる。真面目な左翼、共産主義者でもないはず。

     

実際すぐ後で、自分(梅崎春生)の先輩にあたる作家T・Iに対する主の悪口にも話を合わせると書いてた。「やはりひとかけらの芋のために、私は芸術家のたましいも売りわたしてしまったものらしかった」。

  

これはもう明らかに、文芸仲間に向けた大げさなジョークだろう。当時の読者はみんな、T・Iが誰なのかも分かるから、余計に笑えるのだ。おそらく、稲垣足穂(いながき・たるほ)。雑誌の目次の右側に、著作『桃色のハンカチ』の広告まで載ってる(序文は江戸川乱歩)。

  

有名な先輩に対する悪口に相槌を打ちつつ、タダで呑気にイモを食べてる梅崎のとぼけた姿を思い浮かべて、読者は微笑むのだ。T・Iに対する主の悪口も過激。「もっとも役に立たぬ人間」、「あんなのが芸術家だというんかね」、「読んだことはないけんど、どうせろくな小説じゃあんめえよ」。

  

ちなみにT・Iは、「私」の前の住人で、食事付きの恵まれたアパート契約。それに対して、「私」は食事なしの貧しい契約。T・Iでさえバカにされてるということは、私はもっとバカにされてることをも意味してるのだ。この辺り、よく読むと、自虐的なユーモアに満ち溢れてる。

    

話を食べ物の調達に戻すと、芋もあるし、芋を買うお金もある。さらに本当に困ったら、家主の芋を盗むとか、近くの柿を盗むこともできて、実際たまにやってるのだ。盗みに、やり切れない感じがあると言いつつ、深刻な反省は感じられない。というのも、内心の葛藤や苦悩の何倍も、盗んだ食べ物の魅力を書き連ねてるから。

  

泥棒の話の最後も、明らかにふざけた文章になってる。柿の持ち主が、最近、柿が誰かに盗まれてるという話を「私」にするのだ。「『あんたもな、そんな奴めっけたら、遠慮なくしょょぴいて呉んろよな」(注.原文のまま) 私はだまってうなづいた。うなずくより手がないではないか。私はそのとき、お猿みたいにまっかな顔をしていたに違いないのだ。」。

  

反省というより、ヤンチャしたネタを武勇伝にして面白おかしく話してる印象だろう。

    

   

      ☆     ☆     ☆

結局、食べ物に飢えてるのは、お金がなくて、お金に飢えてるから。しかし更に、なぜお金に飢えるのかというと、小説の内部には書かれてないことが原因だろう。既に酒を飲んでカロリー摂取してる可能性もあるが、そこは時期的に確認できてないので保留しておく。

     

それより、この小説自体も含めて、小説の執筆に時間と労力をかけてるからだと思われる。準備となる長い空想も含めて。辞めるまでに会社で働いた期間は短いし、通勤時間を除けば、勤務時間も短め。日曜もヒマ。そもそも、会社に入るまでは遊んでるし、会社もすぐ辞めてる。

    

ということは、創作も含めて、空想・虚構・フィクションに飢えてると考えることも可能。実際、この小説には空想・夢想・幻想の類が最初から散りばめられてるのだ。冒頭、朝の目覚めの描写はこうなってる。起き上がる前に空腹で目覚めて、布団の中で色々と思い浮かべてるらしい。

  

「もはや眼覚めたそのときの私の想像に入ってくるものは、先ず白いご飯にあたたかい味噌汁をそえた朝食の幻想であった。・・・ごはんはつぶつぶに真珠のように光っていた。・・・豚肉の煮たものや秋刀魚の焼きたて。・・・鰻の蒲焼・・・」。

  

一連の空想が終わっても、またすぐ始まる。「乳首を唇から外した幼児のように、私はあわてて次の聯想の乳房にしゃぶりつく。また新しい知が湯気や匂いをたてながら、私の幻の食卓に置かれるというわけであった」。

   

  

     ☆     ☆     ☆

具体的な食べ物の空想を見ても、どうも彼はわりと美味しい物を選んでるような感じで、何でもいいからとにかく空腹を満たしたいという感じでもないのだ。「美味しい食べ物」に飢えてる。それは、小説執筆についても言えることだろう。美味しい小説を書きたい。だから実際、この小説も美味しい内容になってる。戦争の悲惨さや残酷さよりも、平凡な市民の食欲の欲深さ。

     

なお、上の乳首の表現の他にも、性的な表現が2ヶ所ある。「食物の幻想のオナニー」。「しょっちゅう見かける顔のひとりに二十歳位の若い女がひとりいて・・・いつも青いもんぺを穿いていたが、どういう訳かそれが少し破れていて、下着をつけていないのか裸の尻の一部分がむき出しにのぞかれた。いつまで経っても縫う気配もなかった」。

      

精神分析的に、性的欲望を中心に解釈し直すことも可能かも知れないが、さすがにこれだけでは素材が足りないだろう。美味しい性的対象に飢えてるというのも難しい。ただ、まだ若い男性の一人暮らしだから、女性に飢えてるという側面は十分あるはず。

  

少なくとも、悲惨な戦争でみんな食べ物が無くて飢えに苦しんでた・・というような悲しい歴史とは程遠い、軽い語り口の滑稽な小説だった。人によっては、あまりに悲惨だからこそユーモアでまぎらわせるしかなかったと受け取るのかも知れないが、この作品に限っては、日常のユーモラスな観察・表現の方が本質だろう。別の作品なら、戦争の生々しい話も色々と書いてるとの事。

    

   

     ☆     ☆     ☆

いつの間にか6000字も書いてしまったので、もう終わりにしよう。なお、私が一番笑ったのは、職場の先輩の女性・長山アキ子との英語論争。アキ子は「わざわざ自宅から物すごく大きな英和大辞典を・・・あの満員電車にもまれながら抱えて来」て、私を言い負かしたらしい。

   

東大卒の作家の梅崎を力づくで言い負かす、大辞典持ち運び女。これまた只者ではないし、大辞典を買うだけのお金は確保してたのだろう。弁当は「小さな芋のきれはしだけ」で我慢しつつ、争議のリーダーになって会社を解雇されるような側面も持ってた。

  

ともあれ、今日のところはこの辺で。。☆彡

    

       (計 5944字)

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リハビリ10kmジョグ&一言つぶやき

(19日)JOG 10km,56分17秒,平均心拍 129

消費エネルギー 430kcal(脂肪 133kcal)

  

眠い。。 まだ0時半なのに、あくび連発♪ 寝ろよ! いや、寝る前にブログ書かなきゃいけないし、仕事も残ってるのだ。とりあえず、寒いのにアイスコーヒーをがぶ飲みしてカフェインを大量に摂取。良い子は真似しないように♪ 私はカフェイン中毒だから、免疫が出来てて平気なのだ(個人の感想・・笑)。コラコラ!

   

カフェインの覚醒作用が効いて来るまでの時間(タイムラグ)には個人差があるけど、私の場合、1時間~1時間半くらいかかる。あとしばらく、眠気と闘うぞ!

  

カフェインがなぜ眠気覚ましになるのか? 「覚醒作用のあるヒスタミン」を抑える疲労物質アデノシンを妨害するから。 覚醒のジャマをジャマするから、覚醒。数式で表現すると、

  

 覚醒×(-1)×(-1)=覚醒。

     

オォッ! 美しい・・と思うのは私だけか♪ ま、こんな感じで、眠いと余計な軽口を叩いてしまうのだ(笑)。いや、真面目な話、化学物質の効果にあるあるのパターンではある。これが本当に客観的な話なのか、それとも学者・研究者の思考パターンの反映なのかは不明。これは軽口ではなく、重口(おもくち)。

     

   

     ☆     ☆     ☆

で、この後まだ一仕事しなきゃいけないから、早くもブログは終わりにしよう♪ どうせ今週はもうかなり書いてる(月曜のパズル記事もかなり書き足してる)し、週末にはまた長い記事を書くかも知れないから、今日は手抜きでいいのだ。

   

そんな中でも一言つぶやきたくなるのが、博多の女性殺害・・じゃなくて、仙台の女子大生。仙台放送のニュースより。私が最初に見たのは、Yahoo!への配信記事。

   

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大学生の女(24)交際相手(68)腹を刺した疑い 殺人未遂で逮捕<仙台市>

  

  

     ☆     ☆     ☆

どうして女子大生が24歳なのかって所も気になる。今どき、女子の2浪は考えにくいから、ホントは大学院生か、単なる科目等履修生とか(未確認の想像)。

   

まあ、そこより、44歳上のおじいさん・・じゃなくて男性高齢者と交際? あり得ないだろ、と思った途端に思い出すのは、ドリフターズの加藤茶。45歳差の結婚で、今でも仲良し。財産や保険金目当てではなかった(と言われてる)。

   

加藤茶の年齢差でネット検索したら、極楽とんぼの山本圭壱もヒット。31歳差の元AKB48西野未姫と結婚! スキャンダルによる大バッシングからの大逆転☆ まあ、あのバッシングはやり過ぎで不運な部分もあったから、たまにはいい事もなきゃね。

     

話を戻すと、女子大生事件。刺したのは1月7日なのに、警察に被害届を出したのは18日。この11日間の時間差も謎だね。まあ、女も怖いと♪ オイッ! 男の10分の1くらいは。

  

そう言えば、和歌山カレー事件の死刑囚・林眞須美は冤罪だとかいう話も結構出てる。それはどうかね? 仮に証拠に問題があったとしても、消去法的に他に真犯人が見当たらない気はするけど。とりあえず、保留中。いずれ記事にするかも。まあ、陰謀論と誤解されそうだし、止めとこうかな。。

   

   

     ☆     ☆     ☆

・・って感じで、一言つぶやきは早くも終了。あぁ、ちょっとだけカフェインが効いて来た。頑張れ、血中濃度の上昇! で、昨日はお疲れハーフ走の翌日だったから、10kmだけリハビリジョグ。足の元気とやる気はそこそこあったんだけど、心臓と肺が疲れてる。

   

最初から、限界心拍170の80%、心拍136くらいを目安に、ゆっくりジョギング。途中、プチプチバトルもあって、最大心拍は146まで上がったけど、平均心拍は僅か129で完走。いいね♪ このくらいゆっくり走れば、心臓も笑顔なのか。膝も全く痛まず、左踵もほぼ痛まず。

  

トータルでは1km5分38秒ペース。OK! 気温6.5度、湿度70%、風速1.5m。新・心拍計は正常に作動。心臓も正常に作動♪ よし、深夜だけど仕事に戻るぞ! ではまた。。☆彡

   

    

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           平均心拍 最大

往路(2.4 km) 14分11秒 118 129 

LAP 1(2.1) 12分25秒 126 133

  2   11分35秒 135 146

  3(2) 10分44秒 138 145

復路(1.3)   7分22秒 135 145

計 10km 56分17秒 129(76%) 146(86%)

    

      (計 1718字)

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女性の成人式出席と振り袖スーツ問題、切ない・・&再びハーフ1km4分台、ギリギリ・・

(18日) RUN 21.1km,1時間45分02秒,平均心拍 150

消費エネルギー 990 kcal(脂肪 228kcal)

   

たまたまYahoo!への配信記事で見た、この地味な写真。じんわりと切なくなった。ここでは元の河北新報HPにリンクを貼っとこう

  

見出しは「20歳の式典、振袖は必須? 女性の出席を阻む要因にも」(ニュース深掘り)。写真の説明は、「仙台市の『はたちの集い』が開かれた市体育館周辺では、振り袖姿ではない女性の姿はまだらだった」。

     

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狙って撮ってるとはいえ、この写真だけで泣けと言われれば泣ける。華やかな振り袖の女の子たちが集まって談笑してるのに、グレーのコートとブラック系スーツ(?)の女の子は1人でポツンと、境界線のポール際に立ってる。ほとんど「外」に押し出されるような状況。悪意のない集団イジメ。不条理な疎外。これも成人の通過儀礼だと。

     

批判するつもりはないけど、高橋葵記者、撮影と掲載の許可を得てるのかね? 何も知らずにネットでいきなり自分のこの姿を見たら、ショックだと思うけど。一生に一度だけのお祝いの場で。許可があるのなら、上手い報道写真だと思う。

    

2日ほど前、16日の記事が今でも掲載されてるから、苦情はほとんど入ってないということか。記事の内容は、いいね。

   

  

     ☆     ☆     ☆

この女性記者が成人式のスーツ女性を取材したキッカケがまた、涙を誘うのだ。

  

「今回の取材は、3年前の経験が原点にある。出席した水戸市の成人式で、仲の良い同級生が黒のワンピースを着ていた。『振り袖のために20万円近くも出せないよ』と笑って話していた。

  

式典で撮った写真を見返して、はっとした。どの場面でも彼女は端の方に写っていた。親に無理を言って振り袖で出席した自分が恥ずかしくなった」。。

   

安いレンタルなら10万円でもあるみたいだし、コロナ禍が一段落(したような雰囲気の)今なら、自分でバイトや仕事で稼ぐ手もある。

    

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でも、どうせ着物の質や値段で、無言の「マウント」状態になるんだろう。口に出さなくても、勝ったとか、負けたとか。自転車の世界でもあること。あるいは、写真の中央には派手な着物の女の子が入るとか。確かに、100万円クラスの高級な振り袖を見ると、明らかに華やかで色鮮やか。男の私でさえ、一目で違いが分かる(気がする♪)。

    

   

     ☆     ☆     ☆

成人式に出ずにバイトしてた男性の私が、何でこの話に引き付けられるかというと、ちょっと似たような経験なら、何度かしてるから。最初の写真、コートの女の子の気持ちがよ~く分かるのだ。

    

実は中学3年か高校1年の頃、ひそかに泣いてしまったこともある。体育会系の強気の「男のくせに」。その時の事は今でも、まざまざと思い出せる。

    

しかしもう、私の話に向かう時間も字数も残ってない。まあ、スーツで堂々と成人式に出席できる雰囲気になって欲しいとは思うけど、しばらくは期待薄か。ちなみに、宮城県内の自治体で調べると、女性の出席率は男性より低かったそうだ。。

   

   

     ☆     ☆    ☆

一方、昨日の走りの方は、泣くほどひどくもないけど、期待外れの出来だった。誰も期待してないけど(笑)。自虐か!

   

年末にハーフを1km4分57秒でクリアしてたから、同じくらいでまたハーフ21.1km走りたいなと思ってたけど、最近また心臓の調子が変なのだ。左胸に圧迫感がある。まあ、適度に頑張ろうと思いつつ、いつの間にか心拍の限界まで頑張ってしまって、それでもトータル1km4分59秒で終了。ガックシ。。_| ̄|○ キツかったのに。。

    

まあ、意地で5分は切ったから、良しとしとこう。右膝もほぼ痛みが出なかったし。気温8度、湿度56%、風速2.5m。年末よりは気温が3度ほど高かった(言い訳♪)。新・心拍計は、序盤の異常値だけ補正。後は正しいと思う。今の私の限界に近い心拍数だった。

  

ちなみに今日の記事、実は先日のパズル記事のヒントだったりする(笑)。ネタバレか! ではまた明日。。☆彡

   

    

230119c

    

往路(2.4 km) 12分52秒 131 144 

LAP 1(2.1) 10分44秒 145 150

  2   10分35秒 150 153

  3   10分31秒 151 154

  4   10分29秒 152 156

  5   10分27秒 154 156

  6   10分27秒 154 157

  7   10分32秒 154 157 

  8   10分28秒 156 159 

復路(1.6)   7分57秒 156 161 

計 21.1km 1時間45分02秒 150(84%) 161(95%) 

     

      (計 1826字)

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新谷仁美、女子マラソン歴代2位で悔し涙、ヒューストンマラソン2023のラップ、気温、コース高低差&スロー傘ジョグ

(15日) 傘JOG 13km,1時間16分22秒,平均心拍 133

消費エネルギー 620 kcal(脂肪 186kcal)

  

驚異のハーフ美少女中学生、ドルーリー朱瑛里の駅伝3km快走(9分02秒!)とタイミング的にかぶったおかげで、ニュース・バリューが減ってしまったけど、本来ならフルマラソンの好記録&優勝の方が大きなニュースだ。現地の米国時間で、1月15日、朝7時01分スタート。

      

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新谷仁美(にいや・ひとみ 34歳)、ヒューストンマラソン2023優勝☆ タイムは日本歴代2位、2時間19分24秒! これで、ゴールした直後から悔し涙を流す辺り、いかにも新谷らしい。ホントに負けず嫌いで、全力でトップの地位を狙ってるのだ。高橋尚子(歴代4位)や渋井陽子(歴代3位)の上に立ったくらいじゃ、笑顔になれないと。

     

230118b

       

Houston Marathon の公式サイトとABCグループのライブ中継(youtube)から、関連情報・データを簡単にまとめとこう。日本・女子陸上長距離界の「女王様」をリスペクトして♪ 全身のスタイルも、いいね。

    

   

     ☆     ☆     ☆

まずは、5kmごとのラップ(区間タイム)。20kmのスプリット(通過タイム)が公開されてないので、ハーフのスプリット1時間09分09秒(!)を考慮して、ラップを推測した。ラストは、2.195kmのタイムから5km換算。

     

 5km    10km   15km  20km   25km   30km  35km  40km  42.195km

  16:25  16:20  16:20  (16:27)  (16:28)  16:29  16:45  16:42  (16:58)

    

なるほど。悔し涙の理由が分かる気がする。終盤まで、完全に日本新記録のペースだったのだ。最後の2.195kmだけでも、前半のハイペースでクリアしてれば、ギリギリ1秒差くらいで日本新だったはず。

   

コースとプロフィール(垂直の断面図)は以下の通り。高低差は少ないフラットなコースだけど、曲がり角がやたら多い。規模は3万人レベルで、男子も同走。ちなみにCHEVRON(シェブロン)はメインのスポンサーで、日本では馴染みが少ないけど石油の大手企業。環境で悪役に回されてるから、スポーツでイメージアップってことか。

    

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      ☆     ☆     ☆

当日の気温の変化は下図の通り。朝7時01分から9時20分過ぎまでだから、12度でスタートして18度でゴール。メディアでは14度とだけ報道されてたけど、終盤かなり暑くなってるから、それだけでもペースダウンは自然なこと。

   

230118e

  

本人ツイッターによると、次はパリ五輪への予選(MGC)を無視して、9月のベルリンマラソンで日本新を狙うらしい。年齢との闘いも厳しくなりそうだけど、応援しよう! 野口みずきは偉大だけど、18年(17年半)も日本記録が更新されないようではちょっと淋しい。

  

230118f

  

   

なお、ドルーリーの駅伝3kmのタイムは、既に新谷の3000mの記録9分08秒86より速い。ドルーリーの今後にも期待☆

   

    

     ☆     ☆     ☆

一方、単なる小市民ランナーは、断続的な小雨にジャマされて、15日(日曜)はスロー傘ジョグ13kmのみ。トータルでは1km5分52秒ペース。遅っ!(^^ゞ

    

まあ、ちょうど右膝に変な痛みがあったから、良しとしよう。傘は中盤から閉じたままだったから、あんまし言い訳にならない。雨だからお古のシューズ履いてたけど♪ 言い訳だろ!

    

気温8.5度、湿度97%、風速1.5m。新・心拍計は正常に作動。さすがに心拍は低かった。ではまた。。☆彡

    

  

230118g

    

      時間  平均心拍  最大

往路(1.2km) 7分37秒 114 129

LAP 1(2.2) 13分00秒 130 141

  2   13分07秒 133 138

  3   13分02秒 135 140

  4   12分59秒 136 141

  5   12分05秒 142 153

復路(0.8) 4分33秒 139 150 

計 13km 1時間16分22秒 133(78%) 153(90%)

    

      (計 1610字)

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バスケットボールのシュートの軌道(リングへの放物線)、高身長プロ選手と普通女子~23年共通テスト数学ⅠA・第2問〔2〕

2023年1月15日(日曜)に実施された大学入学共通テストの数学ⅠAは易しくて、去年より大幅に平均点が上がるらしい。

    

河合塾の予想では、前年の平均38点から19点も上がって、今年は57点。5割増しの大きな変化だから、出題者サイドもレベル設定に苦労してるようだ。来年はまた少し難しくなるのかも。

   

  

     ☆     ☆     ☆

そんな中でも、あくまで高校3年生くらいの若者が興味を持てそうな問題作りが意識されてる。今回、扱う数学ⅠAの問題は、バスケットボールのシュートの軌道。背が高くて腕も長くてジャンプ力もある(?)プロと、わりと普通の女子の比較。わりと普通といっても、この女の子もかなり背が高い選手だろう。

     

バスケットボールやバレーボールは、明らかに身長が高い方が有利で、トップ選手は極端に背が高いことが多い。野球もしばしばその傾向があるから、私はサッカーや卓球の方が公平なスポーツだと思う。あるいは、体重別の格闘技とか。

     

もちろん、そんな事は問題を解くのに関係ないので、さっそく問題と解答、解説に移ろう。問題文は長いが、面倒な数式変形や計算の結果は教えてくれてるので、かなり親切な問題だと思う。平均点を上げるための工夫や努力が見られる。

    

ちなみに、私は受験生ではないブロガーなので、家で気楽にやってるが、記事を書く前に、何も書かずに暗算で解いてる。今回なら、最後の小数とルートの計算まで。朝日新聞のパズルを解く時もなるべく頭の中だけで解く。詰将棋みたいなもので、頭の体操。脳トレ。慣れると、頭で解く方が速いことも多い。

     

ただし、先日、記事にした漢字抜け熟語(難易度5)は難し過ぎたので、解く時に文字を書いてしまったし、ネット検索も何度もかけてしまった。さすがに、59コの漢字と63コの熟語が相手だと、脳内メモリーが不足する。

     

    

      ☆     ☆     ☆

問題文は、河合塾(産経)のHPから借用した。

    

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230117b

   

230117c

   

  

第2問 〔2〕   

(1)(解答)

 y軸方向に-3、平行移動した放物線を考えると、点(0,0)、(4,0)を通るので、

 y=ax(x-4)=ax²-4ax

  

よって、C₁の式は、上の放物線をy軸方向に+3、平行移動して、

 y=ax²-ax+ ・・・キ、クの答   

∴ y=a(x-2)²-a+ ・・・ケ、コの答

    

(感想) 軽いウォーミングアップだが、平行移動せずに解くと、少しパワーと時間をロスするかも。キ、クの答と、ケ、コの答が全く同じなのも、試験場では不安になるはず。

  

C₂の式は、y=px²+qx+3とおいて、点(4,3)の座標を代入すると、q=-4p+1/4と求められる。

∴ C₂: y=px²-(4p-1/4)x+3

  

a=-2、p=-1とすると、グラフは下の通り。関数グラフソフト「GRAPES」使用。C₂の頂点の方が僅かに右にあるのが確認できる。

    

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     ☆     ☆     ☆

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(2)(解答)

C₁の平方完成した式より、「プロ選手の『ボールが最も高くなるときの地上の位置』」は、2。Mのx座標4との距離は2。

C₂の平方完成した式より、「花子さんの『ボールが最も高くなるときの地上の位置』」は、2-(1/8p)。これはリングの左側のはずなので、Mのx座標4との距離は、2+(1/8p)。

C₂の2次の係数pは負の数だから、2+1/8p < 2

よって、「花子さんの『ボールが最も高くなるときの地上の位置』の方が、つねにMのx座標に近い」。サの答は、選択肢の

   

(感想) 計算しても簡単だが、計算しなくても2つの放物線のグラフを大まかに(頭の中で)書くだけでわかる。特に、花子さんのシュートの軌道が低い場合をイメージすると、最高点がリングに近いことが分かりやすい。計算で解く場合、pがマイナスの値だということを忘れてしまうと間違える。

  

なお、「花子さんの『ボールが最も高くなるときの地上の位置』」2-(1/8p)は、pがマイナスのまま0に近づくと、無限に大きくなる。これは、ボールがリングの下から上に通る場合なので、ゴールやシュートとは認められない。また、それが可能なのかどうかも微妙になる。ボールの上側がリングの下側に当たりそうなので。

     

    

     ☆     ☆     ☆

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230117g

    

230117h

  

230117i

    

(3)(解答)

再び、y軸方向に-3、平行移動した放物線で考える。

y=ax(x-4)が、点(3.8、(√3)/15)を通るので、

(√3)/15=-0.76a

∴ a=-(√3)/(15×0.76)

   =-(√3)/11.4

   =-()/57 ・・・シスセソの答

  

(1)のC₁の式(平方完成)より、シュートの高さは、-4a+3。

上のaの値を代入して、 

20√3/57+3≒3.6

  

よって、シュートの高さは、プロ選手が約3.6、花子さんが約3.4。

したがって、プロ選手の方がボール約1個分(直径0.2)、高さの値が大きい

タの答は、選択肢のチの答は、選択肢の

     

   

(感想) ADの長さくらいは受験生に求めさせたくなる所だが、そこで間違えるとその後も全滅するから、平均点が大幅に下がってしまう。それを避けるために、丁寧な誘導やヒントが付けられてる。ただ、√3の値は、1.732だけで十分のはず。近似値1.73でも問題は解ける。

     

数学好き、理屈好きにとっては、線分DMが円と接するという考えが引っかかる。それは、わりと考えやすい十分条件であって、必要十分条件を求めるには、放物線が円と接して、しかも常に放物線の方が上にあるための条件を計算することになる。その場合、この問題設定よりは、放物線の軌道が僅かに低くなる。

  

ただ、計算が面倒だし、実はセンターや共通テストの数学記事はアクセスがかなり少ないので、これ以上は止めとこう。国語の方が遥かにアクセスが多いし、情報の記事も数学よりはアクセスが多いのだ。数学の解答や解説は誰でも書きやすいし、予備校や塾と似たものになるからだろうと想像。

  

それに対して、情報の記事は珍しいし、国語は内容的に全く独自のものを書くことが可能。ともあれ、今日のところはこの辺で。。☆彡

  

      (計 2456字)

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パズル「漢字抜け熟語」の解き方2、三字・四字・五字熟語(難易度5、ニコリ作、朝日新聞be、23年1月14日)

☆23年7月2日の追記: 最新記事を別にアップ。

 ChatGPT4が解答できないパズル「漢字抜け熟語」、人間の解き方♪(難易度4、23年7月1日))

  

   

    ☆     ☆     ☆

朝日新聞・朝刊、土曜別刷beのパズル(ニコリ作)については、今まで多数の記事を書いてますが、「漢字抜け熟語」については5年前(2017年)に1本書いただけでした。

    

ところが、一昨日(2023年1月14日)から今日にかけて、その昔の記事にかなりの検索アクセスが入ってます。そこで問題を見ると、なるほど、言葉の数も多いし、内容も難しいですね。

   

私は、ネット検索を100回くらい使って解きましたが、1時間半くらいもかかってしまいました。引っかけみたいな落とし穴も、いくつも入ってます。もう丸2日、経ってますが、せっかく解いたので、久しぶりに記事にしときましょう。

    

   

      ☆     ☆     ☆

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上図が今回の問題。著作権を守るため、わざと読めないくらいに縮小してます。横に7個、縦に9個並んでるので、全部で63コも漢字の熟語が並んでます。しかも、漢字が1つも書かれてない熟語も21コあるので、確かに難易度5(☆☆☆☆☆)のパズルでしょう。

   

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上は、私が解いた様子。文字は読めないでしょうが、すべて赤い字で書き込んでるのが分かると思います。何ヶ所か、間違って訂正してるのも分かるでしょう♪ 四字熟語の「〇〇四〇」と、五字熟語の「〇〇〇〇郎」は、思い切り間違えて、ムダな時間を使うことになりました。

   

  

     ☆     ☆     ☆

解き方は色々ありますが、ここでは右下から始めてみます。右下の2つは、五文字の内、三文字が分かってるから、解きやすいのです。

  

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まず、「46 家 52 務員」。つまり、〇家〇務員の形の五字熟語。これはもう「国家公務員」で決まり。46 の漢字は「」。52 の漢字は「」。

  

その上は、「水 25 両用 40」。つまり、水〇両用〇の形の五字熟語。これは「水陸両用車」か「水陸両用機」のどちらかなので、25 の漢字は「」ですが、40 の漢字は「車」か「機」のどちらか分かりません。引っかけ問題の1つ。

   

   

     ☆     ☆     ☆

ここで、46の漢字が国だと分かってるので、少し左上にある四字熟語「2 間 46 宝」(〇間〇宝)も分かります。〇間国宝だから、人間国宝。ということは、2 の漢字は「」。

  

ここでもう、応募用の答の漢字(1と2)の内、片方が分かったので、カンのいい人なら 1 の漢字も気付くかも知れません。新春特集のパズルだから、1 と 2 で出来る二字熟語はおそらく、新年らしいものでしょう。

   

でも、やっぱり全部、解きたい人が多いはず。そうすると、次に分かりやすいのは、すぐ上の「59 25 移 39 説」。25は陸だから、〇陸移〇説。この五字熟語は、大陸移動説ですね。だから、59 は「」。39 は「」です。

   

この次にすぐ分かるのは、右上の「52 民権 17 39」(〇民権〇〇)。ただ、このサイトではなるべくネタバレにならないようにしてるので、いつものように、ここでしばらく記事を中断します。

    

次の更新(アップデート)は、今日(16日・月曜)の夜の予定です。ではまた後で。。

    

  

    ☆     ☆     ☆

はい。夜になったので、少し先に進みます。52 は公、39 は動だから、右上は公民権 17 動。公民権運動ですね。だから 17 は「」。

  

また、左下の三字熟語「52 31 書」(〇〇書)は、公〇書だから、おそらく公文書。たぶん 31 は「文」でしょう。これだけだと間違ってるかも知れませんが、右側の五字熟語を見ると合ってることが分かります。

   

31 20 高島 26」(〇〇高島〇)。31が文だとすると、文〇高島〇。文金高島田ですね。和装の花嫁さんの髪型。だから、31 は「文」で決定。20 は「金」26 は「」です。

  

さらに、左上の三字熟語「部 50 39」(部〇〇)は、部〇動だから、おそらく部活動。だから、おそらく50 は「活」です。

  

試しにそう考えてみると、右下の五字熟語「35 者復 50 13」は、〇者復活〇。敗者復活戦ですね。ということは、50 は「活」で決定。35 は「」、13 は「」。

  

今日はこのくらいで止めときましょう。次の更新は、明日(火曜)の夜の予定です。ではまた。。

   

        

      ☆     ☆     ☆

では、火曜の夜になったので、もう少し進みましょう。敗者復活戦の少し左上の四字熟語「35 13 投 38」(〇〇投〇)は、敗戦投 38 なので、敗戦投手。38 は「手」です。

   

また、敗戦投手の右の「35 北 30 義」(〇北〇義)は、敗北〇義なので、たぶん敗北主義でしょう。だから、おそらく 30 は「主」

 

その予想が正しいなら、左下あたりの三字熟語「30 1 分」(〇〇分)は、主 1 分になります。ところで、応募用の答は「1 人」で、新春に関係するもの。これでかなり 1 の漢字が分かりやすくなってますが、ここでは保留しときましょう。

  

右側の五字熟語に戻ると、40 は「車」か「機」でしたが、右上あたりに「40 能 51 57 品」(〇能〇〇品)と書いてます。「車能」という言葉はないので、「機能」でしょう。だから 40 は「機」。そして、その熟語は機能〇〇品。たぶん機能性食品だから、おそらく 51 は「性」、57 は「食」でしょう。

   

まだ少しアクセスが続いてるので、明日(水曜)の夜、もう少し書き足すことにします。ではまた。。

    

   

     ☆     ☆     ☆

はい。水曜の夜になったので、最後の更新をします。敗北主義の下の「17 否 6 賦〇否〇賦)は、運否 6 賦だから、検索すると、運否天賦が見つかります。6 は「天」

   

また、左下の三文字「40 48 57」は、機 48 食(機〇食)だから、たぶん機内食。おそらく 48 は「内」

   

最後に、左上あたりの「4 合 13」(〇合〇)は、〇合戦だから、たぶん雪合戦。おそらく 4 は「雪」でしょう。そう考えると、人間国宝の上の4 見障 19」は雪見障〇だから、雪見障子だとわかります。だから 4 は「雪」19 は「子」

   

このくらいでもう止めときます。完成した表を1から順に見ると、なるほど・・と思うでしょう。これも実はヒントです♪ それでは、この辺で。。☆彡

   

   

P.S. 23年3月4日の漢字抜け熟語(難易度4)のヒントは、春は眠いということ♪

  

cf. 朝日be漢字抜け熟語(四字)のヒント、手紙末尾の「草草不一」の意味・由来とか (23年5月8日

   

       (計 2401字)

   (追記166字 ; 合計2567字)

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誰が、何に、どれほど飢えているのか?~梅崎春生『飢えの季節』(初出『文壇』2巻1号、2023年・共通テスト・国語)

☆追記: 小説全体を読んだ感想記事を別に新たにアップした。

 梅崎春生『飢えの季節』、全文レビュー~戦後の日常・欲望・幻想をユーモラスに描くエッセイ私小説 )

   

    

    ☆     ☆     ☆

10年ほど前から、センター試験(現在は大学入学共通テスト)の国語の記事(特に小説関連)を書き続けて来た。

   

その中でも、アクセス数や熟読者数が多い記事が2種類、4本ある。去年(2022年)の黒井千次『庭の男』の記事(試験記事全文レビュー)と、18年の井上荒野『キュウリいろいろ』の記事だ(試験記事全体レビュー)。

      

この2つの小説には共通点がある。普通に問題文だけを読むと正直、あまり面白くはない。前者は変な話で、後者は平凡にも見える。しかし、小説全体を読んだり、深く読み込んだりすると、非常に興味深いのだ。ポイントはどちらも、小説の題名に表れてる。

    

「庭の男」とは誰で、何者なのか? なぜ、庭にいるのか? 「キュウリ」とは何のメタファー(比喩)で、「いろいろ」とはどんな種類なのか? もちろん、そうした考察・分析は、大規模の受験のレベルを超えたものになる。センターや共通テストでは、当たり障りのない「普通」の答を素早く求める力が求められてるのだから。

    

そして、その「普通」とは、基本的には出題者や学校・塾・予備校の教師が決めて、それを素直に学んだ生徒が繰り返していくことになる。コピペ的な再生産。しかしそもそも、小説とか小説家というものは、普通の枠を大幅にはみ出したもののはずだ。

   

その典型が、去年の小説。問題ではカットされたり、スルーされたりしてたが、実は、特殊な性の問題が小説全体で展開されてたのだ。その刺激的な部分を取り除いたのが、試験問題と正解になってた。

  

ちなみに問題・正解・分析は、河合塾の速報ページより。どの予備校・マスメディアでも、夜遅くの22時過ぎになって、ようやく公表。

    

    

      ☆     ☆     ☆

今回の小説「飢えの季節」も正直、普通に読むと面白くはないし、目新しさもない。ロシアがウクライナへ侵攻している現在、戦争の悲惨さを具体的に語ることは教育的に重要だろうが、それだけでは小説独特の価値には届かない。

   

これは私の「個人の感想」というより、かなり多くの感想だろう。ツイッターのネット民たちも、盛り上がってないのだ。せいぜい、主人公の「私」は女性かと思ってたら、実は男性だった・・とかいう感想が目につく程度。

     

戦争または敗戦の直後、食べ物その他、極度に飢えた主人公が、入社後に「夢」を語ってしまって挫折。退職して、新たな生き方へと向かう。問題文の切り取り方や設問、正解から考えると、出題者サイドは、夢や「新たな生き方を模索しようとする気力」(問6)を強調したいようにも見えるが、おそらく元の小説全体は、その逆の内容だろうと想像する。

    

   

      ☆     ☆     ☆ 

例えば、問題文の中央の一文。「・・・ただ一食の物乞いに上衣を脱ごうとした老爺。それらのたくさんの構図にかこまれて、朝起きたときから食物のことばかり妄想し、こそ泥のように芋や柿をかすめている私自身の姿がそこにあるわけであった。こんな日常が連続してゆくことで、一体どんなおそろしい結末が待っているのか。それを考えるだけで私は身ぶるいした。」

   

唐突に現れた、不気味な感じの老爺は、去年の小説なら、庭の立て看板の男(庭の男)に似てる。それは、自分自身の暗い闇の部分を、強調して可視化させる外的存在なのだ。内部の極端な投影としての現実。共同便所の横のうすくらがりで、寒いのに外套もなく、汚れてやせ細った身体で必死に食べ物にすがりつこうとする人間。「人間というより一枚の影」。

   

金儲け主義の会社を辞めた後(問題文の最後)も、「勇気がほのぼのと胸に」と書いた直後、会社についてこう書いてた。「曇り空の下で灰色のこの焼けビルは、私の飢えの季節の象徴のようにかなしくそそり立っていたのである」。

   

そう。会社を辞めた所で、悲惨な現実は目の前に「かなしくそそり立って」いるままなのだ。自らの無力さを感じさせる、強大な負の秩序として。

   

その強大な壁みたいな限界は、自分の中にもあるかも知れない。夢見ることさえ不自由なほど。あるいは、不自由すぎて僅かな夢を見ることしかできないほど。

    

問題文にある夢は唯一、「緑地帯には柿の並木がつらなり、夕昏散歩する都民たちがそりをもいで食べてもいいような仕組」のみだった。空腹で柿を勝手に食べても捕まらない社会。この夢が「都民の共感を得ない筈は」ないと思いこんでたら、会社では散々の悪評。「ただただ私は自分の間抜けさ加減に腹を立てていた」。

    

なお、これがどの程度「私小説」的な実話を含んでるのか分からないが、作家(著者)もあまり夢や勇気に満ちたリアルライフには見えない。「58年ごろからの心身不調に加えて過度の飲酒による肝硬変のため」、50歳で死去。年齢だけ見るなら、ほぼ当時の男性の平均寿命と思われるが、死に方が気になるところだ。アルコールへの飢えは、別の欲望の歪曲だろう。

    

    

      ☆     ☆     ☆

おそらく、小説の全体を読むと、底なしの暗さがさらに確認できると思うので、今年も後ほど別記事で全文レビューを書こうと思ってる。今日は全文が手元にないし、今週は既に制限字数15000字をかなりオーバーしてしまったので、もう止めよう。

       

なお、小説の初出の信頼できる情報がほとんど見当たらないし、問題文には「一九四八年発表」と書かれてるだけだが、おそらく、雑誌『文壇』第2巻・第1号(1948年、前田出版社)だろう。

     

原題は、「飢の季節」らしい。「え」がないし、旧字を使った『飢ゑの季節』(大日本雄弁会講談社)でもない。雑誌の最後に掲載されてることもあり、元のページ数は不明だが、短編小説なのは確実。

   

230115b

 

マイナーで短命、同人誌的な文芸誌なので、極端にデータが少ない中、他の号の非常に小さいカラー写真なら国会図書館が掲載してた。古書店の一部で扱ってるらしい。

   

230115a

     

ともあれ、おそらくまた1週間か2週間後くらいに記事を書く予定。今週は計16402字で終了。ではまた来週。。☆彡

 

   

  

cf. 黒井千次『庭の男』全文レビュー~居場所も力も失った高齢男性(家の男)の不安と性的倒錯(窃視症)

 看板の視線への対人恐怖、軽い社交不安障害+限局性恐怖症か~黒井千次『庭の男』(22年・共通テスト・国語

 フィクションとしての妖怪娯楽と、フーコー的アルケオロジー(考古学)~香川雅信『江戸の妖怪革命』(21年・共テ・国語)

 妻、隣人、そして自分・・戦争をはさむ死の影のレール~原民喜の小説『翳』(2020年センター試験・国語

 妻と再会できた夜、月見草の花畑~上林暁『花の精』(2019センター試験・国語)

 自転車というキュウリに乗って、馬よりゆったりと♪~井上荒野『キュウリいろいろ』(18センター国語)

 「春」の純粋さと郷愁が誘う涙、野上弥生子『秋の一日』~17センター国語

 キャラ化されない戦後の人々、佐多稲子『三等車』~16センター国語

 啓蒙やツイッターと異なる関係性、小池昌代『石を愛でる人』~15センター

 昭和初期の女性ランニング小説、岡本かの子『快走』~14センター

 幻想的な私小説、牧野信一『地球儀』~13センター

 鷲田清一の住宅&身体論「身ぶりの消失」~11センター

    

      (計 2913字)

   (追記79字 ; 合計2992字)

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ピアニスト反田恭平のデビューは12歳、指揮者で♪(『題名のない音楽会』振ってみまSHOW!)&15km走

(13日)RUN 15km,1時間14分26秒,平均心拍 147

消費エネルギー 683kcal(脂肪 150kcal)

   

テレビ朝日の『題名のない音楽会』。土曜の午前中にテレビを見ることはほとんどないし、2年ぶりくらいかな・・と思って過去のブログ記事で調べたら、4年3ヶ月ぶりだった(^^ゞ 光陰、矢の如し。あの時、初めて、ゲスト審査員の反田というピアニストを知って、すぐHPや演奏を見て感動した。

     

今日は、私の個人的知り合いに近い人が番組に出演するってことで、録画しながら、しっかりチェック。素晴らしかった♪ 観客の女の子のお母さんの可愛さが(笑)。そこか!

     

いや、あれは選んだ反田恭平も(無意識の内に)狙ってたと思う。まだ若いのに、ビジネスやマーケティング戦略を考えて積極的に主張してる、プロ意識の高いピアニストだから。何がウケるのか、いつも考えてる。まあ、あらかじめ放送作家が選んでたのかも知れないし、収録後の編集によるものかも知れないけど♪

   

   

     ☆     ☆     ☆

さて、先ほど(2023年1月14日)放送された『題名のない音楽会』は、ショパンコンクール2位で人気急上昇のピアニスト・反田恭平に関する企画。

  

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今現在、彼はジャパン・ナショナル・オーケストラ(JNO)を結成して、指揮者としても活躍してるけど、実は12歳の時、番組の企画で指揮者デビューしてたらしい。『振ってみまSHOW!』(振ってみましょう)。自分で応募してビデオ審査で選ばれただけあって、当時から既に上手いし、堂々としてる☆ 16年前の貴重映像。  

   

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オペラシティ(?)で、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団を指揮。右端のゲスト席には、作曲家の千住明の名前も見えた。「本当に感動したんです」。この感動が、音楽家の道に進むための原動力になったと。

    

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子どもの頃からメガネかけてたわけか。ちなみに、授業はつまんなそうに聞いてたとか、幼馴染のピアニスト・小林愛実が暴露してた(笑)。その斜(はす)に構えた所にも魅かれて、結婚したと♪

    

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      ☆     ☆     ☆

で、恩返しということで、指揮者の企画を復活。会場は奈良県文化会館・国際ホールで、11月16日に公開収録(公式ツイッター情報)。コロナ禍が続いてるから、有観客は久々だったらしい。行動制限が無くなったタイミング。応募などを仕切ったのは、番組やオーケストラ側ではなく、奈良県文化振興課とのこと。

   

満員の観客席から指揮者を選ぶ前に、反田が3つのポイントを解説。①指揮台に上がったら オーケストラを睨(にら)む♪ ②演奏を始めるときの「一振り目」でテンポを決める! ③演奏中は自分のテンポで振り切る。

   

実際の会場の様子は分からないけど、オンエアで最初に選ばれたのは、柚木心琴(ゆのきみこと)ちゃん。小3、9歳。一般男性の私が見ても、可愛いね♪ 洋服もオシャレで、テレビを意識してるみたい。案外、最初から出演が決まってたとか(笑)。コラコラ!

    

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ピアノをやってると言うから、反田が「僕の事 知ってたりする?」とたずねると、首を振って否定。場内、爆笑♪ 反田も思わず謝ってしまう。「あっ、すいません」。

   

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童顔のお母さんも可愛いね。マスクから鼻が出てるけど♪ たぶん、興奮したからだと思う。行け、行け!って感じで、手を突き出してた。お父さんはすかさずマスクを上げ直してる(細かい・・)。名前もルックスもキラキラしてる心琴(ミコト)ちゃん、これを機に、反田みたいに有名なミュージシャンになれるかも。。

      

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最後は、演奏家の皆さん。ジャパン・ナショナル・オーケストラは奈良が拠点で、反田が株式会社を作って運営。今のうちに知名度・資金・実績を積み上げて、将来はアカデミー創設を目指すとのこと。いいね♪ 奥さんの愛実ちゃんとお子さんと3人仲良く、頑張って! 

   

   

     ☆     ☆     ☆

一方、単なる小市民ランナーは、1日休んだ後、昨日は15km走。ちょっと気温が高めだったし、疲れが溜まってたけど、厚底カーボンシューズで何とか1km5分切り♪ トータルでは1km4分58秒ペース。

  

気温10.5度、湿度67%、風速2m。終盤になって小雨が降り出して、帰宅後は本降り。狙い通りだった♪ 偉いぞ、各種のお天気情報! 新・心拍計はほぼ正常に作動。最大値だけちょっと低めに補正した。

   

さて、今年の共通テストはどんな感じかな・・とか思いつつ、ではまた。。☆彡

    

   

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           平均心拍 最大

往路(2.4 km) 12分55秒 131 144 

LAP 1(2.1) 10分36秒 144 149

  2   10分25秒 150 152 

  3   10分27秒 152 155 

  4   10分19秒 153 157

  5   10分26秒 153 158

復路(1.9)   9分18秒 151 157 

計 15km 1時間14分26秒 147(86%) 158(93%)

   

      (計 1957字)

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Excel(表計算ソフト)を用いたシミュレーションの具体例、乱数による円周率の近似値計算~高校『情報Ⅰ』

手軽に理数系の記事を1本書こうとしたら、かなり手間取ってしまった。しかし、コンピューターを用いたシミュレーションというものの初体験にはなったから、簡単にまとめとこう。

  

ネットで普通に検索しても、かなりの知識や環境を前提とした敷居の高い記事ばかりがヒットする。ここでは、表計算ソフトならごく簡単に使ってるけど、シミュレーションも乱数の関数も全く経験がない・・という条件で、高校1年生や初心者向けに書いてみる。

   

そもそも、なぜこんな事を思いついたかというと、朝日新聞・朝刊(23年1月10日)の人気シリーズ記事「花まる先生」で、高校の新必修科目『情報Ⅰ』の授業が紹介されてたから。4領域の1つ「コンピュータとプログラム」の中の「モデル化とシミュレーション」の単元。

   

そこでは、数学や物理の世界で有名な「ランダムウォーク」(でたらめ歩き)が扱われてて、表計算ソフト「エクセル」を用いたことになってるが、具体的にどう使うのかは書かれてない。私の手元にある東京書籍の教科書でも、ランダムウォークという言葉は載ってるけど、具体的なシミュレーションのやり方までは書いてない。

   

そこで、丁寧な説明を探すと、修道大学のpdfファイルを発見。有難く読ませて頂いたが、それでも全く初めての私が1人でやってみると、何度もつまづいてしまった。ちなみに私が使用した端末は、Windows10のPC。エクセルのヴァージョンは、サプスクリプションのMicrosoft365のものだから、最新に近いと思う。

  

   

     ☆     ☆     ☆

では、円周率π(パイ)の近似値を、シミュレーションで求めてみよう。有名な実験らしくて、似た説明はネット上に多数ある。

   

1辺の長さ1の正方形の頂点から、半径1の四分円(中心角90度の扇形)を書くと、

 (四分円の面積)=1×1×π×1/4=π/4

 (正方形の面積)=1

  

一方、その正方形の中にランダム(でたらめ)に多数の点を打つと、

 (四分円の中の点の個数)/(正方形の中の点の個数)

≒(四分円の面積)/(正方形の面積)

=π/4

    

∴ 円周率 π ≒ 4×(四分円の中の点の個数)/(正方形の中の点の個数)

  

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というわけで、1辺の長さ1の正方形の中に、でたらめに多数の点を打つシミュレーションを行えば、円周率パイの近似値が求められる。こうした方法は、モンテカルロ法と呼ばれてて、私はAI関連の知識として一応、知ってた。

  

単純ででたらめな実験を多数(無数)行うのは、人間にはほぼ不可能。コンピューターやAIの独壇場となる。将棋や囲碁の形勢判断を示す評価値の計算も、基本的にはそうした無数の対局実験に基づく。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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まず、エクセルで新しい空白の表を立ち上げて、左上(A1のセル、つまりマス目)から左に、個数、x、y、「円内なら1」と入力。

    

最後の文は、正確には、「4分円の内側なら1、それ以外なら0」で、最後にこの1をすべて足し算すれば、4分円内の点の個数になる。ちなみに、円周上の点は入らないが、どうせほとんど円周上にはならないから、計算には影響ない。

   

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A2のセルには、個数として 1 (半角数字)を入力。個数というより、多数の点につけた番号のこと。1番、2番、・・・。

  

xの下、B2のセルには、=RAND() と半角で入力。この数式だけで、なぜか0~1の間のでたらめな数が計算される。RAND は、英単語のrandom(でたらめ)より。私は初めて使ったけど、基本的な数式の1つらしい。

  

ちなみに、でたらめといっても、何かプログラムによって計算されてるわけだから、出て来る数は「疑似乱数」と呼ばれてる。これについては、いずれ、別記事で考えてみたい。

   

yの下、C2のセルにも、同じ数式(みたいな英字と記号)を入力。これで、そのxの値とyの値を座標に持つ正方形内の点(x,y)が1つ決まることになる。

   

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「円内なら1」の下、D2のセルには、 =IF(B2*B2+C2*C2<1,1,0) と入力。

  

これは、「もしB2×B2+C2×C2<1なら、1。そうでなければ、0」を表す省略形の命令。高校数学なら、x²+y²<1という不等式に対応。左下の原点との距離の2乗が1未満ということ。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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実際に入力して、エンターキーを押すと、上のようになった。xとyの値はたまたま小さいので、正方形の左下の頂点に近い点(x,y)。つまり、4分円の内側の点。よって、Dの列には自動的に 1 が出力される。

  

個数1の所の横のセル4つ(第2行目)を選択して、下側にドラッグで引っ張ると、自動的に2個目、3個目・・・の値も現れる。

  

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個人的には、4つのセルの選択と引っ張る操作に何度も失敗してしまったが、何とかなった。普通に四角の角からポインター(矢印)を引っ張ろうとすると、途中で切れたり、左端の 1 という数字のコピーになったりしたのだ。あと、何か入力してエンターする度に、でたらめな数が勝手に変化するので戸惑った。

   

   

     ☆     ☆     ☆

続いて、点100個(第2行~第101行)のデータをまとめて、円周率πの近似値を計算する。

  

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分かりやすさのために、Eの列は空けて、F、G、Hの列を利用。それぞれ、点の総数、円内の点の数、πの近似値と入力。

  

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「点の総数」の下、F2のセルには、100 と入力。「円内の点の数」の下、G2のセルには、 =SUM(D2:D101) と入力。D2のセルからD101のセルまでにある、全ての 1 の和を求めることで、個数を求められる。

   

そして、「πの近似値」の下、H2のセルには、 =4*(G2/F2) という式を入力。要するに、4×(G2/F2)、つまり、4×(円内の点の数)/(点の総数)。

  

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私が実際に試すと、最初のπの近似値は2.92と出た。3.141592・・と比べると、ちょっと小さい。2回目は確か、3.2くらいだった。これを何回も繰り返すのと、個数を1000個、10000個と増やすのと、どちらが正確な近似値になるのかは今のところ不明。いずれにせよ、確率統計的な話であって、厳密なπの計算ではない。

   

あと、元のファイルには、f9キーを押せば繰り返せると書かれてたが、私の場合には出来なかった。その代わり、何か適当なセルに入力してエンターしたり、削除したりすると、勝手に全ての数字が変化した。

   

   

     ☆     ☆     ☆

なお、円周率の計算は上ですべて完了してるが、聞き手や読み手へのプレゼンテーション的には、シミュレーションのグラフがあった方が分かりやすい。

     

xとyのデータをグラフ(散布図)にする一方、4分円のグラフは別に書いて、どちらかをコピーしてもう一方にペーストすると、下のようになった(私が作った図)。

  

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円周の式は、y=√1-x²。xの値は、0から1まで、0.01刻みくらいに細かく取る。グラフの書き方やオートフィル(自動入力)の設定などは、元のファイルや別の情報を参照した。ここではもう、省略しよう。

    

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新しい話に対応するのは疲れるが、面白いし、達成感もある。今日のところはこの辺で。。☆彡

   

      (計 2865字)

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PCまた絶不調&3年ぶりのマラソン大会復帰は10kmレース&心臓不調で控えめ18km走

(11日)RUN 18km,1時間33分21秒,平均心拍 146

消費エネルギー 850kcal(脂肪 204kcal)

  

ビビった。。 ノートPCの電源が入らないことはよくあるけど、10回連続で失敗して、やっと入ったかと思ったら、外部モニターに変な横縞(ストライプ)の柄が浮かんで、上下に揺れ動くだけ (^^ゞ

  

新年の忙しい時にとうとう壊れたか・・とビビって、写真を撮る余裕も無かったけど、強制終了後の12回目にやっとWindows10が起動。やっぱリスク管理上、そろそろ新PCを買っとくべきかな。4月末で丸6年だから、そこまでは粘りたいんだけど。春なら新モデルも発売されてるし。

     

出来れば秋まで粘って、iMacの新型を買って切り替えるのが理想。その前に、新iPad Proをパソコン代わりに使いこなすことにもチャレンジしたいけど、完全な代わりにはならないね。外付けキーボードを無線接続しても。

  

保存したファイルやフォルダも扱いにくいし、コピペもやりにくいし、WordやExcelとかも使いにくいし。たまにやる動画の処理も難しい。

   

     

     ☆     ☆     ☆

とにかく、パソコンが動いてる間に記事をアップしとこう。今週末には、共通テストの国語の記事が待ってるから、そこまでに字数を残しとかないと。・・っていうか、この後まだ寝る前に仕事しなきゃいけない (^^ゞ

   

で、コロナ後というか、ウィズ・コロナのレース復帰について。自転車は去年の夏、3年ぶりの信州・乗鞍ヒルクライムで復帰。実力の衰えと極端な練習不足を、巧みな戦術で見事にカバーした♪ 丸3年近くも、パンクしたまま自転車を放置してたのに、コロナ直前と変わらないタイムを遥かにラクに出せたのだ。

  

それに対して、ランニングの方はそこそこ真面目に続けてた。1人フルマラソンも2年連続で完走。ただ、レースがないと、やっぱり気合が入らない。知らない間にラクしてしまう。

   

去年、東京マラソンともう1つ、フルマラソンに応募してみたけど、どっちも抽選で落ちてしまった (^^ゞ 年末にハーフマラソンでもエントリーしようかな・・とか思ってる間に、早くも正月明け♪ やっぱ、緩んでるね。まあ、コロナ対策で、なるべく人混みを避けたいって意識もあった。

   

このままズルズル行くのもマズイから、先日、手始めに10kmレースにエントリー。これはもう抽選なしで確定。久々に友人Hが一緒で、さらに初めて、友人Nが参加することになってる。このNは、私の昔のライバルで強敵だから、絶対に負けるわけにはいかない。

  

他にもう1人、これまた初めての友人Yを誘ってるんだけど、LINEは既読スルーのまま(笑)。返信くらい、しろよ!(グー・パンチ)。まあ、そうゆうヤツなのだ・・とだけ書いとこうか♪ 去年の秋に会って喋ってるし、年賀状のやり取りもしてるけどネ。

          

この10kmレース、とりあえずこれ以上の事は書かないけど、しばらくは短い距離のスピードを上げるのが目標になる。だから、今シーズンはもう長距離は走らない予定。ただし、ペースが上がってるから、サボってるつもりはない。あんまし(笑)

     

   

     ☆     ☆     ☆

で、昨日も15kmくらいにしたかったんだけど、月間走行距離のノルマもあるしダイエットもあるから、妥協して18km走って来た。なぜか朝から体調が悪くて、やたら眠いし、数ヶ月ぶり(?)に左胸のあたり(心臓周辺?)が苦しい。   

   

2日前の高心拍15km走の疲れも残ってたから、ちょっとゆっくり走ってみた。シューズも昔のお古を使用(半ば言い訳♪)。RUNペース(1km5分15秒以内)を目標にして、トータルでは1km5分11秒ペース。ま、こんなもんか (^^ゞ 遅いわりに心拍が高いのは、心臓がおかしいんだろうね。呼吸困難ではないし、熱もない。

  

気温5度、湿度67%、風速1.5m。寒いのは最初の10分だけ。新・心拍計はほぼ正常に作動した。相変わらず、左心室あたりが苦しいな・・とか思いつつ、今日はあっさりこの辺で。。☆彡

   

  

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           平均心拍 最大

往路(2.4 km) 13分18秒 131 144 

LAP 1(2.1) 11分03秒 144 150

  2   11分06秒 147 150 

  3   10分52秒 150 154 

  4   10分57秒 150 154

  5   10分54秒 151 153

  6   10分44秒 152 155

復路(2.8)   14分27秒 148 157

計 18km 1時間33分21秒 146(86%) 157(92%)

    

     (計 1820字)

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兵庫・西宮神社「福男」選び(福女も可)、一番福の境内230m走タイムは27秒前後か&高心拍15km走

(9日)RUN 15km,1時間14分01秒,平均心拍 148

消費エネルギー 690kcal(脂肪 145kcal)

  

昨日(2023年1月10日)の朝、ネットでYahoo!にアクセスすると、ランキングの上位に「福男」関連の記事が並んでた。

  

コロナ禍の中止を挟んで、3年ぶりの開催。下は神戸新聞HPより。早くもぶっちぎりの先頭になってるのが、今年の福男(一番福)。スタート直後に大きな差が開いてるのは、おそらく扉が両側に開く箇所の真ん前にたまたま並んでたということだと思う(未確認)。同時スタートの陸上競技だと、あり得ない。

     

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兵庫県の西宮神社、「開門神事 福男選び」。日本人なら一度は映像を見たことあるだろう。私も、元・陸上部で今でも市民ランナーだし、瀬戸内海出身だから場所的にも親近感がある。父親譲りのお祭り人間でもあるから、自分でも走ってみたいな・・と思ってた。

  

しかし、試しに調べてみて、あっさり諦めた♪ あの赤い門の向こう側、最前列に並ぶまでの道のりが大変すぎるのだ。抽選であそこに並ぶ確率が非常に低いし、運良く当選しても、前夜から早朝6時頃まで寒い中で待つ必要がある。抽選に参加すること自体が先着と書いてるから、ほぼ半日がかり。下は神社の公式サイトより。 みんな、徹夜なのか、近くで仮眠するのか。

    

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とにかく、陸上短距離のレースに出る方が遥かに簡単らしい。日本選手権の方が簡単かも(笑)。そうなると、境内230m走の優勝タイムも気になって来る♪ まずは、福男競走の様子を見てみよう。NHK『ニュースウォッチ9』の映像より。

  

  

    ☆     ☆     ☆

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「祝復活 全国に福よ届け」。しっかりカメラにアピールして、神社にも賽銭・・じゃなくて福が届くと♪

 

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コースだけは再び神戸新聞より。最初の緩い右折(てんびんカーブ)はいいとして、後半の二つの曲がり角がきついし、角と角の間でクスノキが障害物になってる。

    

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この門をギリギリまで閉じておくスタッフさん達(神職、禰宜)、参加者より逃げ足が速いかも♪ 全力で逃げて、その後から参加者が飛び出してるから、参加者は自力で手で押して開けるということか?

  

  

     ☆     ☆     ☆

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「福男道」を独走する大阪商業大学4年生、植本亮太さん(22歳)。硬式野球部で、50m走は5秒9の俊足。高校では甲子園出場(明石商)。部のユニフォームは、カメラを意識したコスプレか♪ 体型的にも、長距離じゃなくて短距離向き。

  

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「審判の楠」、マジで危ないと思うけど、衝撃吸収のクッションが向こう側に巻かれてるのかね? 待ち構える報道陣も大変。

  

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ストライド(歩幅)が大きいし、手の振りもダイナミック。コーナーの内側、最短距離のコース取り。

  

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最後まで全力疾走。ゴール後は、可愛い巫女さん・・じゃなくて、男性の神職に身体を受け止められてた♪ この係をイケメンにすれば、福女ねらいの女性が増えるかも。

   

応募要項には男性のみとか女性不可とか書かれてないし、過去、実際に女性も挑戦してた(ネット画像が複数ある)。ただ、走力には男女の差が1割ほどあるから、福男になった福女はいまだにいないらしい。ちなみに、後ろには延々と参加者が続いてて、NHKのレポーターものんびり走ってた♪ 抽選なしの人の方が多くて、合計だと約5000人。

  

   

     ☆     ☆     ☆

で、ここまでスクロールして読み飛ばして、タイムだけ探してるあなた♪ もちろん(?)公式記録は無いし、関係者による30秒とかいう非公式発言があるだけ。

 

ただ、わりと信頼できそうな情報源が朝日新聞デジタルにあった(2017年)。二番福、三番福の実績を持ってて、現地で練習(笑)まで積み重ねてる地元の男性(甲子園出場)が、「27秒」という数字を挙げてる。

     

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これは、200mや300mの陸上日本記録と比べても、納得できるタイムだと思う。要するに、陸上トラックでの日本一の速さ(約23.5秒)にはかなり負けるけど、石畳の境内では一番になれるタイム。下は日本陸連HPより。

     

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ちなみに私は、400m走なら58秒で3回ほど走ってるから、30秒くらいなら出せると思う(高校時代なら♪)。でも、既に高校を卒業して数年経ってるから(笑)、やっぱり止めとこう。ゴールの抱き止め係がレースクイーンになったら、考えるかも ♡

  

  

           ☆     ☆     ☆

また意外と長くなって来たから、最後は一言だけ。長距離の小市民ランナーの一昨日は、15km走。厚底カーボンシューズで往路から飛ばし過ぎたからか、心拍だけやたら高くて、スピードはいまいち。頑張ったのに、トータルでは1km4分56秒ペースに留まった (^^ゞ 目標の4分半が遠い。。

  

気温7.5度、湿度75%、風速1.5m。新・心拍計は正常に作動。最大心拍161は久々の高さ。グラフの大きな落ち込みは、信号待ち。

   

珍しく、ちょっと厚手のウェアを上に着てみたら、序盤から暑くて困った(半ば言い訳♪)。それでは、また明日。。☆彡

   

  

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           平均心拍 最大

往路(2.4 km) 12分38秒 133 144 

LAP 1(2.1) 10分37秒 146 152

  2   10分21秒 151 155 

  3   10分27秒 152 155 

  4   10分22秒 154 157

  5   10分08秒 155 160 

復路(1.9)   9分29秒 151 161

計 15km 1時間14分01秒 148(87%) 161(95%)

    

      (計 2165字)

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羽生善治・元七冠の一手損角換わり戦法、敗着は6四銀か、藤井聡太五冠が強手連発で勝利~第72期王将戦・第1局

強い。。 ネットに溢れる感想は、私のものと同じだ。この言葉には二重の意味がある。実力的に強いし、指し手の選択も強気なのだ。あの、穏やかな外見や控えめな話し方とは正反対。

   

飛車捨ての猛攻(4三銀、47手目)も鋭い気合だし、「金捨て」の桂跳ね(6五桂、69手目)にも唸らされた☆ あまりに強気だから、32歳年上の羽生善治九段もたじろいで(?)、金を取れずに6四銀とかわす。結局、それが直接・最大の敗因、敗着だろう。先に金を取ってれば、その後も勝負のあやがあった。

   

  

     ☆     ☆     ☆

昭和・平成・令和を通じて、プロの将棋界には、4人の飛び抜けた棋士がいる。まず、昭和の大山、中原。それに続く2人が、今回の王将戦の2人。平成の羽生と、令和の藤井聡太・五冠王だ。この4人に続く大物が、升田、谷川、米長、渡辺らだろう。

   

といっても、羽生は既に52歳で、タイトルも持ってないし、順位戦もB級1組へと降格。おまけに、20歳の若き天才・藤井とは、将棋の相性も悪いようで、羽生の1勝7敗となってた。32歳の年齢差は、頭脳スポーツでもなかなか厳しい。

    

だから、おそらく王将戦も藤井がかなり有利だろうとは思ってたけど、予想通り勝ったことだけでなく、内容的にも見事な勝利。新王者の風格が漂う棋譜となった。悪手が見当たらず、好手だけ目立つという意味で、完璧。パーフェクト。

    

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上は、主催の毎日新聞HPより。振り駒で後手番になった羽生が、自分から角を交換する、一手損角換わり戦法を選択。普通は、先手から角を交換するものだ。局後のインタビューでは名言しなかったけど、おそらく狙いの作戦だろう。かなり珍しい戦型に持ち込んで、力比べしようと。開催地は、静岡県、掛川城・二の丸茶室。13年前から、「将棋のまち 掛川」がキャッチフレーズらしい。

   

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上図の38手目、後手・3五銀の局面で、既に前例が無いらしい。AIの評価値を見ると、別に悪い手というわけでもない。まだまだ、しばらくは互角の形勢が続いてる。下は将棋気AI・水匠7の評価値グラフ。YouTube・元奨励会員アユムの将棋実況より

   

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     ☆     ☆     ☆

対局2日目(2023年1月9日)が開始されてまもない46手目。羽生は3七歩という面白い手を指した。5八で銀交換した直後、先手の藤井の右金が中央に上がった弱点を突こうとする狙い。同桂なら、1五角か3六歩だろう。

    

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おそらく藤井にとっても、あまり予想してなかった手で、悪い手でもないけど、結果的にこの歩は最後までこのままになってしまった。成ることも出来ず、相手に取らせることもなく。

  

藤井は4三銀と打ち込んで、攻め合いの勝負。後手が3五銀、2四銀と飛車をいじめに来ても無視して、3二銀から2一銀成。ここで取った桂馬が非常に大きかった。盤面の左側で桂馬を使うことで、左右からの挟み撃ちの形になったのだ。

   

   

      ☆     ☆     ☆

左辺で、藤井が桂馬2枚(盤上と手駒)を上手く使ったことで、少し藤井が有利な形勢に。ただ、評価値で数百ポイントの差だから、将棋なら一瞬で逆転可能。

   

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一気に差が開いたのは、上図の69手目、先手・藤井の6五桂から。5八の金を逃げずに桂馬を跳ねたのは、大胆にも金取りを催促した形になってる。もし、5八桂成、同玉、2八飛の形になったら、かなり怖いのに、藤井は紙一重の勝ちを見切ってるようだ。3八歩成からの、と金攻撃もあるのに。

   

私も含め、アマチュアならまず確実に、すぐ金を取ってたはず。ところが元・七冠王のレジェンド羽生は、6四銀と逃げた。そこで藤井は、6七金右。金を逃げて、2八飛には7七玉。6五の桂跳ねで空いた7七のスペースに玉が逃げ込んだから、羽生は攻めにくくなった。下から三段目で金銀4枚に守られた先手玉は、かなりの堅陣。

     

以下はもう、羽生も諦めてるように見える。下の75手目、先手1八角は痛打だけど、羽生がわざと打たせたようなもの。

   

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     ☆     ☆     ☆

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上の投了図は、日本将棋連盟のALSOK杯王将戦中継ブログより。91手目、8六銀まで。ここで、もし後手が8六歩と取ったら、どうなるのか。多分、後手玉が即詰みなんだろうとは分かったけど、私は10分くらい考え込んでしまった。

    

4二角成、6一玉、6二金、同飛、同成桂、同玉、5二飛、6三玉、5三馬、7四玉、8五銀、8三玉、7五桂、9三玉、7一馬まで、15手詰めか。ここしばらく、11手詰め以下くらいの朝日新聞の詰将棋を週1問やるだけだったから、脳内イメージがモヤモヤしてしまった。

  

230110h

      

最後は、可愛いおやつ♪ 羽生九段が選んだ、箱まで食べれるクッキー・アソート。王将の駒を抱いたクマが、いいね。毎日新聞HP・タイムラインより。特別バージョンだから、これ自体は買えないらしいけど、似た商品なら普段も販売。税込3000円、静岡・掛川グランドホテル。

   

なお、第2局は1月21日から。棋王戦やA級順位戦も気になりつつ、それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

      (計 2037字)

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AKB48に14年間・2000万円を費やしたファンがグッズを大量破壊してお別れ・・という話に思うこと、色々♪

昨日(23年1月8日)の朝日新聞・朝刊コラム「天声人語」に、「正月事納め」という言葉が載ってた。意味は分かるけど、初めて聞いた言葉だから、軽く検索。信頼できる辞書的説明はなかなか見当たらないけど、情報は多数ヒット。

  

お休みは1月3日くらいまでだろうけど、7日までを「正月」と考えることが多いから、その翌日の8日が正月のおしまい、事納めらしい。ちなみに「正月事始め」はなぜか早くて、12月13日。PR TIMES MAGAZINE より。

     

まあ、実際には成人の日や土日が絡むので、今年(令和5年)だと今日、1月9日(月曜)の成人の日が大きな区切り目だと思う。私も色々と用事を片付けて、火曜から本格的に新年をスタートするつもり。

   

  

      ☆     ☆     ☆

・・・っていう長めの前フリは、「アイドル事納め」みたいなJ-CASTの記事を昨日読んだから♪ Yahoo!への配信記事だと、エンタメ系でアクセスランキング1位(8日の朝の時点)。

    

正月にせよ、アイドルを推す活動にせよ、「ハレ」(非日常)というものには普通、区切り目がある。「ケ」(日常)を経て再びハレに戻ることが多いだろうけど、ハレを永久に、または半永久的に、終わりにしてしまうこともある。

     

230109a

   

上の写真は、AKB48に14年間、約2000万円を注ぎ込んだ「けいすけ」氏のツイッターに掲載されたもの。破り捨てた大量のグッズ類でゴミ屋敷状態になってるので、流石にこれを拾い集めて元に戻すことはないはず。(ほぼ)完全なアイドル事納め、卒業だ。

   

キッカケは去年、話題になってた、人気メンバー・岡田奈々の交際報道(文春、22年11月19日)。アイドルの恋愛に否定的なように見えてたメンバーが、ひそかに交際を続けてて、しかも結婚間近みたいな話。

   

これは、本気で推してたファンにとってはショックだろう。このファンの twitter は、11月19日から激変。一気にお別れを始めたらしい。破壊の他、売ったり譲ったりする方針のツイートが並んでた。

 

     

      ☆     ☆     ☆

私がこの記事を書こうと思った大きなキッカケは、まだ大量破壊する前の、下のツイート写真だ。交際報道を受けて、長い散歩で決断、帰宅した直後か。

   

230109b2

  

「ここ数年で手に入れたアイドルグッズ全部出してみたが、俺は一体何をやってきたんだろう…」。

   

「ここ数年」より前の10年分は別扱いということか。それにしても、私が昔、2年半前後で集めたグッズ類と比べると、たかが2倍くらいだと思う(笑) そう。私もこの半分くらいは集めてたのだ。このブログで何度かつぶやいて来たように、部屋中がアイドルだらけになってた期間があった。1年半くらいの(?)最盛期には、壁がポスターや写真で埋まってた♪ 自慢か!

    

しかも、まだほとんど捨ててない気がする (^^ゞ 流石に今、身の回りには全く無いけど、貸倉庫に預けた荷物の中か、自宅のどこかに残ってると思う。もう、推してはないし、グッズを買うこともないけど、卒業はできてないのかも。

    

「俺は一体何をやってきたんだろう…」♪

     

  

     ☆     ☆     ☆

昔が懐かしいとか、過去の美化・執着とかいうだけではない。母親ゆずりで、なかなか物を捨てない性格だけど、それだけでもない。下手に切り捨ててしまって、いまだに後悔してる経験の影響だけでもない(高校時代!の終活年賀状とか)。

    

幼い時から、人や物とお別れするのが苦手だったのだ。「エピソード記憶」が非常に強いということも原因の一つ。人やモノとの様々な出来事、ふれあいを、当時の感情と共に、鮮明に心に焼き付けてるのだ。何年経っても、まざまざと心に浮かんで来る。

     

その事と関連してるだろうけど、同じく幼い頃から、私は「過去よりも未来を見るべきだ」という考えにあまり賛同してない。もちろん、未来を見て行動しないと上手く対応できないけど、ちっちゃい子どもの頃から、未来より過去の方が好きだった。現在完了(過去~現在)も含めて。明るい未来が大きく開けてた当時でさえ、過去の方を愛してたのだ。

     

未来の想像より、過去の記憶・想起の方が鮮明だし、情動との結びつきも遥かに強い。現在の自分との結びつきが強いのも、未来ではなく過去。さらに、実は人生の3分の1~4分の1くらいを占める睡眠を考えても、夢の素材となってるものはほとんどが過去の物事だ。思い描く未来など、夢にはほとんど登場しない。

     

   

     ☆     ☆     ☆

そもそも、人間の無意識の欲望は、過去の満足・充足体験を幻想的に反復しようとするものなのだ。たとえ、多少の変形・歪曲・圧縮・置き換えがあるとしても。

   

例えば今、私は、ミルクと砂糖がたっぷり入ったカフェオレを飲みながら、ブログを書いてる。ドリンクは、初めてコーヒーを飲んだ時の満足感の再現だろう。正確には、その後も何度も味わって来た同種の満足感の、全体的な反復。実家で飲んだ時とか、友達の家やお店で飲んだコーヒーとか。小学校2年~4年くらいに、田舎の繁華街まで1人で大冒険(遠足♪)してお店で買ったのも、甘いコーヒー牛乳と菓子パン。

    

ブログというウェブ日記も、考えてみれば、小学校時代につけてた日記の再現になってる。あの頃は、美人のM先生や母親が三重丸、四重丸をつけてくれたり、コメントを書いてくれたりしてた。その時の嬉しさが、17年半もの間、毎日ブログを書き続ける原動力の1つだろう。見守ってくれる存在がなくなっても、書く行為は自然に繰り返す。

   

  

     ☆     ☆     ☆

だからといって、昔のグッズをすべて保存する必要はない♪ 思い出だけでも大量にあるし、過去はどんどん積み上がるから、すべて保存するのは物理的に不可能。

     

妥協案として、写真を撮ってデジタル保存するという方法が有力だけど、これを本当にやり始めると、保存作業それ自体が大変なのだ。途中で気持ちが入り込んで中断してしまうことも多いし♪

   

というわけで、現実的には、過去を少しずつ処分しつつ、それ以上のものを新たに溜め込むことになる(笑)。増えるだろ! そう言えば8年半前、「溶けないアイスとしてのアイドル=偶像」と題する記事をアップしてる。私にとって、思い出もグッズ類も、いつまでも溶けずに美味しいアイスクリームなのであった♪

   

小市民、万歳☆ 「一体何をやって」るのか? C’est la vie(セ・ラ・ヴィ)。これが人生さ♪ フランス語学校で質問されて、この台詞で答えた時、笑って褒めてくれたP先生の笑顔を鮮やかに思い出しつつ、ではまた。。☆彡

     

       (計 2645字)

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愛子さま初の一般参賀、ドレスの色はパステルブルー・グリーン♪&13km走

(7日)RUN 13km,1時間06分05秒,平均心拍 142

消費エネルギー 570kcal(脂肪 24kcal)

  

今週、残りわずか618字♪ まず、1週間遅れでじっくり拝見した3年ぶりの一般参賀(1月2日)。

  

初登場、愛子さまのドレスの色が目に留まった。一瞬、昔の眞子さまのパステルグリーンに見えたのだ。ピンクと共に、テンメイ・カラーの1つ♪ 立ち上がった襟も上品。下はFNNプライムより。抽選で選ばれた観客は「初出席にどよめき」。

   

230108a

  

ただ、グリーンで検索しても(ほとんど)記事はヒットせず。「ペールブルー」という指摘ならあった。ミモレのファッション記事より。明るいパステルブルー。

   

230108b

  

手を振るのは順番に。天皇・皇后。上皇・上皇后。秋篠宮家。最後が、愛子さま。ちゃんと確認した後、控えめに手を振り始めたらしい。

    

230108c

  

  

    ☆     ☆     ☆

あぁ、もう字数制限 (^^ゞ 昨日はまた13km走で、1km5分05秒ペース。気温5度、湿度76%、風速1.5m。暑く感じた。お古のジョギングシューズが活躍。

  

今週は計15000字で終了。ではまた来週。。☆彡

  

  

230108d

   

           平均心拍 最大

往路(2.4 km) 13分18秒 126 140 

LAP 1(2.1) 10分52秒 141 145

  2   10分34秒 146 151

  3   10分39秒 147 151

  4   10分28秒 148 151

復路(2)   10分14秒 145 151

計 13km 1時間06分05秒 142(84%) 151(89%)

   

     (計 618字)

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冬(寒い日)にスマホの電源が急に落ちる物理的な理由・原因~電池の内部抵抗が増加、端子電圧が降下、保護回路が作動

今週は5日間で13800字近くも書いてるから、残り2日で1200字 (^^ゞ 僅かな字数で中身のある事を書くには、数式が便利。

   

最近、スマホやタブレット(旧iPad)の電源がいきなり落ちることが数回あった。慌てて充電し始めると、電池はまだ20%前後も残ってる。

      

「冬 スマホ 低温 電源」とかで検索すると、情報は多くて、みんな経験してるらしい。ただ、物理的・数学的に一貫した説明はなかなか見当たらない。私が試しに簡単にまとめてみよう。図は、山形大学のサイトから引用・加工した。

   

  

     ☆     ☆     ☆

230107a

   

図の赤枠が電池で、元々の電圧が「起電力」。Veと略記。そこから内部抵抗rのせいで少し減ったのが、電池の外側でのフツーの電圧(端子電圧V)。負荷抵抗Rというのは、端末がもたらす抵抗。以下、VeとRは定数と考えるが、Vと電流Iはrに応じて変化する変数。

     

 =Ve-Ir

  =Ve-{Ve/(r+R)}r

  =Ve{1-r/(r+R)}

  =Ve・R / (

   

∴ 内部抵抗が増す → 端子電圧が減少 → 端末の保護回路が作動 → 強制終了。

  

  

     ☆     ☆     ☆

寒い時はリチウムイオン電池の電解液の粘度が上がって、イオンが移動しにくくなり、内部抵抗rが増す。auの会社・KDDIの説明を参照

  

なお、高温も、端末には悪影響だから、冬の使い捨てカイロには要注意! 今日は早くもこの辺で。。♪☆彡

   

      (計 611字)

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幼馴染の天才ピアニスト、反田恭平・小林愛実が授かり結婚♪&正月疲れ13km走

(5日)RUN 13km,1時間05分02秒,平均心拍 141

消費エネルギー 560kcal(脂肪 134kcal)

    

今週は4日間で12000字も書いてるから、残り3日で2000字 (^^ゞ それでも、素敵なカップルには4日遅れで祝福を贈っとこう♪

  

230106a

   

ショパン・コンクール2位の反田恭平(28歳)と、4位の小林愛実(27歳)が、元日にお互いのSNSで結婚&妊娠発表。でき婚・・じゃなくて、授かり婚ってことかね♪ 上は朝日新聞デジタルより

  

230106b

   

私はコンクールの前から反田を知ってて、一瞬で凄いなと感心してたし、結婚前から2人はかなり仲良しに見えた。先にデビューしたのは小林だけど、近所の1歳年上のお兄ちゃんに好意を持ち続けてたんだろう。お互い、初恋かも(未確認♪)。

    

上の画像(反田の twitter)では日本語の発表だけ切り取ってるけど、その下には英語もあった。さすが国際派の新婚夫婦。今後の活躍も、子どもの才能も楽しみだね。下はNHK WORLDより(一昨年の末)。本当に、おめでとう!

  

230106c

  

   

     ☆     ☆     ☆

・・ってことで、もう字数がないのだ♪ 単なる小市民ランナーは、1日休んだ後、昨日は13km走。正月の移動もあって、脚が疲れてたし呼吸もしんどかったけど、心拍は余裕があったし、スピードもまずまず。

  

トータルでは1km5分ジャスト気温4度、湿度43%、風速2m。新・心拍計は、往路が高過ぎて復路が低過ぎたから、補正した。珍しく、途中で2回も靴紐がほどけてしまった。紐だけ洗濯すべきか。

  

というわけで、今日は早くも終了。また明日。。☆彡

   

  

230106d

     

           平均心拍 最大

往路(2.4 km) 13分10秒 128 142 

LAP 1(2.1) 10分51秒 139 149

  2   10分27秒 147 156

  3   10分27秒 145 151 

  4   10分09秒 148 156

復路(2)   9分59秒 144 154 

計 13km 1時間05分02秒 141(83%) 156(92%)

   

     (計 816字)

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2022年・記事別アクセスBest20(リンク付)&検索フレーズランキング

(4日)WALK 5km(荷物 5.5kg)

      

新年早々、かなり悪いニュースが入って来そうだ (--; 今晩わかる予定だけど、フツーの事なら、わざわざお正月の時期を選ぶはずはない。余計なお金と手間ひまを費やすハメになりそうだけど、最悪のタイミングではないような気もするから、不幸中の幸いかも(ポジティブ・シンキング)。

   

とにかく戦々恐々とする中、毎年恒例、このブログ内での記事別ランキングを公表しよう。実は一昨年は書き忘れてる (^^ゞ コロナ禍が丸1年の時で、ちょっと気が緩んだというか、気を取られてたか。

   

前から書いてるように、今週はもう残り1日1000字しか書けないから、今年は短縮バージョンにて。去年はこちらから

   

 

     ☆     ☆     ☆

ではまず、ページ別ランキング(いわゆるページビュー)の20位から11位まで。リンク付き、右端は記事をアップした年。結構、昔の記事が読まれてるもんで・・という文は、ほぼ3年前のコピペ♪

   

20位 『ガリレオ』第6話の数式「フーリエ変換」について(2007年)

19位 DELL(デル)推奨、謎のPC分解工具「プラスチック・スクライブ」(21年)

18位 黒井千次『庭の男』全文レビュー~居場所も力も失った高齢男性の不安と性的倒錯(22年)

17位 パズル「絵むすび」解き方14~難易度4、朝日be(19年) 

16位 ε-δ論法における、∞(無限大)や発散の扱い方(12年)

    

ガリレオは新作ドラマと映画の影響だけど、他にもっといい記事が一杯あるのに (^^ゞ 18位の共通テスト・国語の記事はクリーンヒット♪ 内容的にもウチ独自の本格的マニアック批評で、熟読も多い。 

   

15位 PCのiCloud写真が自動的にOne Driveと同期!、削除&解除する方法(17年)

14位 無理数を発見した弟子をピタゴラスが殺した伝説の検証~『ハードナッツ』第3回(14年)

13位 『ガリレオ』最終回、核爆弾処理シーンの数学的解説(07年)

12位 ドーナツ(円環=トーラス)の表面積&パラメーター表示(09年)

11位 ポリュビオスの暗号(表)と解読方法~乱歩『黒手組』&『真犯人フラグ』(22年)

   

やっぱりHow to(ハウツー)的な解説記事にアクセスが多い。答や謎解きへの筋道、ロジック。12位は、Bingで「テンメイ」を検索するとトップに出やすいのもありそう (^^ゞ

   

  

     ☆     ☆     ☆

続いて、栄えあるベスト10の発表!

  

10位 デルPCに目立つエラー・メッセージ、「Hard Drive Not Installed」(21年) 

 9位 Win10のDellノートPC、セーフモードで再起動してシステム復元する方法(19年)

 8位 行列の固有値、固有ベクトルと対角化~2次、3次の簡単な問題と計算(16年)

 7位 パズル「絵むすび」、論理的な解き方2~ニコリ作・朝日be(13年)

 6位 不等号ナンプレの解き方~朝日新聞「チャレクロ」最終回(19年)

   

6位がレア過ぎて意外♪ 他サイトに同種の記事がないのかね? 問題も見ないけど(笑)。8位の数学記事は健闘☆

   

 5位 ノートPCのバッテリーをリフレッシュで回復させる方法(09年)

 4位 iCloudトラブル連発!、2ファクタ認証の失敗で「確認コードの試行回数が上限」(22年)

 3位 テンメイのRUN&BIKE(05年)

 2位 パズル「絵むすび」、論理的な解き方(ニコリ作・朝日be)(12年)

 1位 「Yahoo! JAPAN ID 利用停止のお知らせ」、スパムメールじゃなくて本物の警告(20年)

   

1位、4位、5位、PC・ネット関連は当たれば大きいけど、誰でも書けそうだし、ハズレも多い (^^ゞ ベスト20を見渡すと、やっぱり一番ウチ独自の記事は、18位の小説レビュー。今年もまもなく書く予定。

   

  

     ☆     ☆     ☆

一方、検索フレーズランキングの方は、10年ほど前からほとんど検索ワードが分からない仕様になったこともあって、データ数が極端に少ない。ほとんどが、「(not provided)」(検索サイトからのデータ供給なし) (^^ゞ

   

というわけで、ほんの参考までに11位まで(実質的なトップ10)を掲載するだけにしよう。

  

230105a

  

ちなみに11位の右端の省略部分は、「/matcha/2019/03/post.html」。PCのブルースクリーン画面の検索らしい。

   

というわけで、今年も頑張るぞ! あっ、1800字も書いてしまった・・とか反省しつつ、ではまた。。☆彡

   

     (計 1811字)

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箱根駅伝シューズ、アシックスちょっと盛り返す&お正月終了、余裕残して16km走

(3日)RUN 16.2km,1時間21分08秒,平均心拍 146

消費エネルギー 740kcal(脂肪 163kcal)

    

「ランナー藤井風のシューズもアシックス」とか、記事タイトルに書けば、検索アクセスが3つくらい稼げたかも(笑)。少なっ!

   

230104a

   

いや、意外だったね。あの才能あふれる世界的ミュージシャン・藤井風のランニング姿は♪ 言われなきゃ、私の友人Hに見えるかも(笑)。失礼だろ!(どっちに?♪)

     

NHKプラスのアプリを開くと、紅白歌合戦関連の音楽番組を大量におすすめして来る。もうすぐ公開終了になってた藤井のSP番組を見たら、ライブの直前に会場の通路を走ってた。案外、フルマラソン進出とかあるかも。個人的、内省的で、自分自身と苦闘するタイプだから。

  

    

     ☆     ☆     ☆

・・って話を書いてる余裕はもうない。アシックス派の小市民ランナーとしては、箱根駅伝の大学生ランナーがどこのシューズを履いてるのか、気になるのだ。私は今、たまにアシックスの厚底カーボン(前側のみ)を使用。確かに、速い。

   

箱根というと、放送する日テレと同系列のスポーツ報知の情報が基本だろう。明らかな入力ミス(往復を往路と書いてる)は私の判断で修正すると、21チーム、10区間、計210人の靴のブランド(というよりメーカー)は、

  

 ナイキ62%(130人)、アディダス18%(38人)、アシックス15%(32人)、以下略。小数点以下、四捨五入。2023年。

   

230104b

   

一方、日刊スポーツだと、ナイキの数字はそのままで、アディダス19%(40人)、アシックス14%(30人)となってた(同上)。

    

過去3年と比べると、アシックスはちょっと盛り返してるけど、まだまだナイキ1強。これからの1年で、ナイキを追い落とすくらいのシューズを開発して欲しい♪

   

   

    ☆     ☆     ☆

最後に、小市民の昨日の走りについて一言だけ。今週はもう1日1000字しか書けない。初ランから1日休んで、16km走。年末から無理気味の走りが続いてたから、ちょっとだけ余裕を持って走った。

  

それでも、トータルでは1km5分01秒ペース。いいね♪ 気温7.5度、湿度48%、風速2.5m。新・心拍計はほぼ正常に作動。230mオーバー(細かっ!)。

  

今、PCいじりながら、NHKでフィギュアの浅田真央SPを流し見してたら、コロナ後の心拍数上昇を気にしてた。吉永小百合は、「できればご結婚もして頂きたい」♪ 32歳。大人の女性になってるね。

   

アイスショーの他の女性メンバーも美人が多いな・・とかチェックしつつ(笑)、ではまた。。☆彡

       

      

230104c

   

往路(1.9km) 10分22秒 127 139 

LAP 1(3.1) 15分44秒 142  146

  2   15分27秒 149 153 

  3   15分37秒 150 153

  4   15分44秒 151 154

復路(1.7)  8分17秒 150 155

計 16.2km 1時間21分10秒 146(86%) 155(91%) 

    

      (計 1209字)

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走り初め(初ラン)も1km4分台、紅白全組レビューで8300字書いたから今週は残り1日1000字のみ♪

(1日)RUN 13km,1時間04分08秒,平均心拍 145

消費エネルギー 590kcal(脂肪 124kcal)

   

正月早々、ビビった・・。エアコンのリモコンが使えなくなったから電池を交換したけど、反応せず。リセットボタンを押さなきゃいけないわけね。助かった。。

  

・・っていう完全に個人的な話じゃなくて、ココログ(ニフティのブログ)の新年挨拶にも驚いた。画像が、ウチの謹賀新年記事とそっくりなのだ (^^ゞ 同じ写真素材サイト photo AC で、同種の物を使ってる。

    

230103a

   

Google検索ですぐ見つかる、無料で可愛くて著作権とかが厳しくないサイトの写真ってことか♪ まあ、1回ごとに広告動画をしっかり見せられるし、有料の宣伝もかなり付いてるから、あんまし無料って気もしないけど。

  

とにかく、誰も気にしてないだろうけど、ウチがココログ本家の挨拶をパクったわけではないので、念のため。私が写真をダウンロードしたのは、大晦日の19時半くらい(紅白を見ながら)だから、ココログの新年挨拶より先。証拠画像も添えとこう。フォルダ名は消してある(細かっ・・♪)。

  

230103b

  

  

     ☆     ☆     ☆

で、その紅白の記事。全組に150字ほどコメントして、司会その他全体にもコメントすると、結局8300字(!)を超えてしまった (^^ゞ

   

こんな長い記事はちょうど1年ぶり。去年の正月の紅白記事も、7800字。どうにかしなきゃいけないね・・とか言いつつ、また書いてしまう。ブロガー症候群は不治の病なのだ(笑)。治せよ!

   

とにかく今週は残り6日で6700字しか書けないから、テレ朝『とんねるずのスポーツ王』の話もほとんど書けない。ゴルフ対決たすきリレーで、渋野日向子のグリーン全力疾走が速かったことも、女子高生ゴルファー・馬場咲希がミニスカ美脚を誇示してたことも、一言しかつぶやけない♪ 

  

それでもリアル野球盤対決で、きつねダンスが登場した様子だけは画像を入れとこう。これ、ツイッター検索をかけると、右が人気の滝谷美夢だと誤解してる人がかなりいるようだけど、違うんじゃないかな? ハッキリ見えなかったけど、踊り方がちょっと違う感じだったし、ポニーテールっぽい髪型が似てただけだと思う(未確認)。

    

230103c

   

ともあれ、卓球、サッカー、ゴルフ、野球、バスケ、トップ選手らが本気で遊んでる姿はお正月らしくて、いいね♪ 卓球の石川佳純も、ゴルフの原英莉花も、テレ朝の女子アナも良かった♡ 可愛い女子ばっかか! いや、野球の「村神様」も可愛かった(笑)。オイッ!

   

   

     ☆     ☆     ☆

で、単なる小市民ランナーも、元日から走り初めをこなして来たのだ。走った後、紅白記事の執筆が超大変なのは分かってたから、ちょっと体力温存モードで13kmだけスタスタ♪

     

公園のランナーやウォーカー(散歩の人)は少なかったけど、淋しくない程度にはいた。お餅やおせちのカロリーを消費しなきゃと♪ 私は最初からギリギリ1km5分切りを狙ってたから、心拍計のタイムを細かく見て、見事に成功! トータルでは1km4分56秒ペース☆ いいね。復路のラストスパートは1km4分半(!)でクリア。

   

気温8.5度、湿度48%、風速2m。新・心拍計は正常に作動。心拍は高かったけど、変な苦しさは感じなかった。序盤で心拍が一瞬、下がってるのは、靴紐がほどけたから(細かっ・・)。

    

なお、今年から、強度の基準となる最大心拍数175から170に下げる。例えば、心拍136なら80%。箱根駅伝の往路はまた見れなかったな・・とか思いつつ、ではまた。。☆彡

    

  

230103d

  

往路(1.9km) 10分34秒 126 137 

LAP 1(3.1) 15分46秒 140  148

  2   15分09秒 151 155 

  3   14分59秒 154 156

復路(1.7)  9分42秒 155 159

計 13km 1時間04分14秒 145(85%) 159(94%) 

   

     (計 1596字)

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NHK『紅白歌合戦 2022』(第73回)~LOVE&PEACEをシェア、初司会の橋本環奈は堂々たる強心臓♪

今回も普通のテレビの不調で、NHKプラスの動画を見ることになってしまった紅白歌合戦。2022年で第73回というのは、あらためて考えても堂々たる歴史だ。視聴率的にも、日本のテレビ番組の象徴。

    

230102a

   

その司会に大抜擢された橋本環奈(23歳)も、オープニングからフィナーレまで、驚くほど堂々と仕事をこなしてた☆ NHKのプロデューサーも、リハーサル後に驚きを示してたほど。

    

「AKBとかで紅白に出演してたから、慣れてたのか?」・・と思って検索したら、AKBグループじゃなかった (^^ゞ そうなの? 福岡のご当地グループ、Rev. from DVL? 聞いたことはあるけど、紅白の出演はないし、5年前に解散。

  

  

     ☆     ☆     ☆

橋本というと、例の写真「奇跡の1枚」その他、ネットのニュースで見る程度だったから、お人形さんみたいなクリッとした目の可愛い系アイドルとしか思ってなかった。ところが、番組開始直後、舞台の幕が開く前から平然とニコニコしてて、緊張が見られない。

  

その後も、キレイに響く大きな声でハッキリ話して、表情や動きにもメリハリがある。身長152cmとか言われる小さな身体で、横の大泉洋(司会)や櫻井翔(スペシャルナビゲーター)より大きく見えるほど。正直、冒頭でいきなり噛んでしまった桑子真帆アナより上手かったかも。

    

度胸というより、強心臓という言葉の方が合ってると思う。単なる若者狙いの起用ではなかったわけネ。失礼しました♪<(_ _)> お仕置きしてください♡ そっちか! 優勝は白組だけど、客観的なMVPは橋本環奈でOK。途中、両目の下にクマがハッキリ見えたシーンまであったし、リハーサルも本番も長くて大変だったはず。

     

ちなみに個人的には、レコード大賞の有村架純の方が好みだ♪ 番組、見てないけど(笑)。コラコラ! ネットの写真だけで判断。あるいは、ちょっとたどたどしい、天然の綾瀬はるかとか。

  

    

     ☆     ☆     ☆

では、今回も基本的に全ての出演にコメントしよう。恐ろしく大変なわりにアクセスは少ないから、止めようかと思ったけど、ほぼ全部見てしまったし、書かないと損した気分になる。いや、ホントは、正月から苦労して書く方が大損だけど (^^ゞ

  

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今回のテーマは、LOVE&PEACE ~みんなでシェア~白組1番、Sixtones、3回目。『Good Luck!』。曲名はキンプリへの挨拶にもなってる。相変わらず「シックストーンズ」と読んでしまう人もいるはず♪ 他人事か! K-POP的なシャレた洋楽系じゃなくて、歌謡曲系のJ-POPだね。日本人なら老若男女、安心して聴ける。 

    

紅組1番、天童よしみ、27回目。『ソーラン祭り節』。どんどん減って来た演歌系の最後の砦の1人。昔の北島三郎の代わりだね。前の裸の2人(なかやまきんに君とか)は必要なかったかも♪ ちなみに、いつの間にかNHKの公式サイトだと、出場回数を強調しなくなってる。新人もベテランも一緒に仲良くってことか。

    

紅組2番、緑黄色野菜、初出場。『Mela!』。いい! 初めて聞いた気がするけど♪ ボーカルの女の子も、後ろのコもフツーに可愛かった。そうゆう見方か! いや、曲も、キレイに突き抜けた歌声も、いいね。野菜を摂りたくなるヘルシーな名前だし(笑)。今回のテンメイ賞、1組目

     

白組2番、郷ひろみ、35回目。『GO!GO!50周年!!SPメドレー』。50年は凄いけど、私の目線は、後ろでボンボン持ってミニスカで踊ってたスクールメイツかザ・バーズに釘付けだった(笑)。古っ! バーズは日テレだろ! 平成代表、金髪ルーズソックスのコギャル達は、制服ミニスカが長すぎ(細かっ・・)。

  

終わった後、ゲスト審査員の黒柳徹子がペンライトとマイクを持ち間違えて、横の羽生結弦(!)がやさしくフォローしたのが光ってた。私は一般男性だけど、羽生ならアリかも♪ オイッ!

     

白組3番、なにわ男子、初出場。『初心LOVE(うぶらぶ)』。あぁ、うぶな感じがする可愛い少年たちで、これは人気出るだろうね。SNSのいいねとかリツイートが、数分で100万超! ちょっと怖い気もするかも♪

     

紅組3番、水森かおり、20回目。『九十九里浜~謎解き紅白スペシャル~』。日テレ『頭脳王』で見てた松丸亮吾が出した謎、大泉洋の台本を盗んだのは誰? 桜の衣装→「さくらいしょう」→櫻井翔♪ 最初にアピールしてたピアスかイヤリングも、桜の柄だったのかも。

  

  

     ☆     ☆     ☆

紅組4番、LE SSERAFIM(セラフィム)、初出場。『FEARLESS -Japanese ver.-』。日本だと(?)サクラ(宮脇咲良)が前面に出てるけど、私は他のメンバーの方が萌える。特に、カズハとか♪ ルックスもスタイルも美しい♡ 

    

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白組4番、Saucy Dog(サウシードッグ)、初出場。『シンデレラボーイ』。歌う前、94歳のおばあちゃんの話が紅白っぽくて良かった。ドラムの女の子(せとゆいか)も地味に可愛いね。男性ボーカルも親しみやすいし、複雑な歌詞も意味深で面白かった。

   

白組5番、山内惠介、8回目。『恋する街角~きつねダンスRemix』。数少ない男性の演歌の星で、きつね色(笑)の衣装は豪華だったけど、私はファイターズガールしか見てない♪ 最初からイチオシだった滝谷美夢も、真ん中でひそかに目立ってた♡

  

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紅組5番、日向坂46、4回目。『キツネ』(笑)。NHKスタッフに、よっぽど、きつねダンスファンがいるってことか。何しろ、紅白の後番組『ゆく年くる年』まで、きつねダンスを踊ってたから(^^ゞ 本家のYlvis(イルヴィス)は、出演コストが高過ぎて断念したのかね?

    

白組6番、JO1、初出場。『無限大』。吉本興業(!)と韓国のユニットで、全員が日本人らしい名前。カッコイイ感じで決めてたのに、最初のトークで思い切り噛んでたのが可愛かった♪ 「初々しくて、いい!」(by大泉)。世界初、プロの取り巻き・白木善次郎? 検索、省略(笑)

   

紅組6番、milet(ミレイ)、3回目。『Fly High』。NHKのウインタースポーツ・テーマソングね。羽生がホントに歌ってたから、普段からホントに聴いてるのかも♪ 私は、高く跳ぶより、長く跳ぶ幅跳びや三段跳びの方が得意だった。今の人生はまったく飛んでない (≧▽≦) 自虐か!

   

  

     ☆     ☆     ☆

紅組7番、NiziU(ニジュー)、3回目。『CLAP CLAP』。これは黒柳枠?(笑)。なぜか黒柳徹子のお気に入りらしい。今回初めて、K-POP系との違いが何となく分かった気がする。ちょっと親しみやすい路線だと。よく見ると、可愛いコもいた♪ コラッ!

     

白組7番、鈴木雅之、5回目。『違う、そうじゃない』。曲紹介で大泉洋が思い切りボケて、橋本が大笑い♪ アドリブだったのかね? それに櫻井がすかさず「違う、そうじゃない」と突っ込んで、大泉が爆笑。「ハッハッハッハ!」。もしそうなら、エリート一家の櫻井はやっぱり頭が回るんだね。会場からも拍手。

   

白組8番、BE:FIRST、初出場。『Shining One』。ダンス路線ね。基本的に一個人で立ち上げたってこと? まあ、そうゆう形にしたって部分もあるかも知れないけど、凄いね☆

   

紅組8番、SEKAI NO OWARI、6回目。『Habit』。SNS中心に爆発的ヒットで、日本レコード大賞も受賞。わざわざ櫻井がその話をしてた。歌詞も曲もテンポが良くて、ダンスも面白かったと。私がまったく知らなかったのは、YouTubeやTikTokをほとんど見ないからか。

   

白組9番、三浦大知、4回目。『燦燦』。朝ドラ『ちむどんどん』の主題歌。ヒロインの黒島結菜が登場して、お嬢様路線にちょっと萌えた♪ ドラマは全く見てないけど、色々騒がれた中での主役、大変だったろうね。 

    

紅組9番、IVE、初出場。『ELEVEN -Japanese ver.-』。一番期待してたのに、曲紹介で大泉洋が思い切り滑ってたから台無し (^^ゞ レイと並んでお気に入りのユジンに、日本語の語尾に「ござる」と付けると丁寧になると教えたらしくて、ホントに言わせてた。真冬の寒さか! 曲とダンスとビジュアルはエロくて、「ブラボー」(大泉)♪

   

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     ☆     ☆     ☆

白組10番、Snow Man、2回目。『ブラザービート~紅白みんなでシェー!SP~』。紅白テーマのシェアに合わせて、シェー?(^^ゞ この辺りだけ、台本がオヤジギャグ系になってる♪ 中高年がチャンネルを変えないようにと(笑)

   

紅組10番、Perfume、15回目。『紅白 Medley 2022』。ウチがブログを作った17年半前くらいから活躍してるグループで、当時、ブロガー仲間のお気楽さんに、パフューム知らないんですか?!って感じで本気で驚かれたのをよく覚えてる(笑)。お気楽さん、お元気ですか~♪

     

特別企画 THE LAST ROCKSTARS。曲名も同じく、『THE LAST ROCKSTARS』? 中心メンバーの(?)YOSHIKIは先日、NHKの特番を流し見。お母さんがすごく感じ良かった♪ さて、世界のロックスターになれるかな。羽生は手を上げて大喜び♪

   

紅組11番、Aimer、初出場。『残響散歌』。『鬼滅の刃』遊郭編ね。全集中で、年間総合チャート1位? まったく知らなかった私は誰? 素の声がハスキーで色っぽい♪ この曲の作曲者との結婚を発表! おめでとう☆

    

紅組12番、坂本冬美、34回目。『お祭りマンボ~スカパラSP~』。もし、石川さゆりが50回で引退したら、坂本が演歌のトップになる。顔や髪型も、元祖の女王・美空ひばりに似てる気がした。

   

曲の後、着物姿の芦田愛菜も、昔の出演を思い出しつつ「感慨深い」とコメント。ひそかに、将棋の天才・藤井聡太との交際宣言を待ってるんだけど、高校卒業後かな♪ 七冠王と慶応のタレント女子大生のカップルとか、夢じゃない。

  

   

     ☆     ☆     ☆

ここでニュースが入って、前半終了。みんな、トイレに行くか、チャンネルを変えると♪

  

紅組13番、ウタ、初出場。『新時代』。映画『ONE PIECE FILM RED』のキャラが、3Dモデルで紅白会場に登場。曲もAdoのボーカルもいいんだけど、ウタの髪の毛が左目を隠してるのが気になりすぎ (^^ゞ CG作成は、VTuberキズナアイと同じ会社とのこと。

     

白組11番、King Gnu、2回目。『Stardom』。NHKのサッカーW杯のテーマ曲? W杯、NHKでも見たけど、聴いた覚えがないんだけど (^^ゞ 私が試合そのものの放映しか見てないからか。ゲストの長友はもちろん、ブラボー♪ 審査員の森保監督もステージに上がって、真面目に力強く挨拶してた。大人しそうに見えて、熱い人。

  

白組12番、三山ひろし、8回目。『夢追い人~第6回けん玉世界記録への道~』。これ、曲を聴いてる人、いるの?(笑)。しかし、一番カンタンな大皿とはいえ、あのプレッシャーの中でよく127人みんな成功させたね☆ ギネス公式認定員の女性もやたら目立ってる♪ 三山の後ろの女の子も可愛かった。森保監督まで、ブラボー(笑)

  

紅組14番、TWICE、4回目。『Celebrate』。前から私のお気に入り♡ 新人グループに追われる立場だけど、やっぱりヴィジュアルのレベルが高いね。9人揃えてキープするのは至難。小市民ランナーの体重も57kgくらいでキープ中! 聞いてない? あっ、そう♪

    

  

     ☆     ☆     ☆

特別企画、ディズニースペシャルメドレー。あぁ、久々にディズニーシーに行きたい・・と思わせるタイアップか♪ 『星に願いを』は名曲☆

    

白組13番、Vaundy(バウンディ)、初出場。『怪獣の花唄』。素晴らしい! テンメイ賞、2組目☆ ボーカルもキャラも際立ってた。フツーすぎる外見も逆に凄い♪ 紅白こんなもんか?!とか、観客をあおるパフォーマンスも、意外と珍しい。 

  

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紅組15番、milet×Aimer×幾田りら×Vaundy。『おもかげ』。バウンディのノリが良すぎて、もう1曲コラボで歌わせたってこと? 幾田りら(YOASOBIのikura)も結構、好き♪

   

白組14番、純烈、5回目。『プロポーズ~白い雲のように』。有吉弘行とダチョウ倶楽部が加わって、上島竜兵を追悼。白い雲のように。少し後で登場した荒井由実『ひこうき雲』も思い出すところ。誰も気づかず、ただひとり、昇っていく。。

     

特別企画、back number。『アイラブユー』。朝ドラ『舞いあがれ!』の主題歌なんだ。見たことないもんで (^^ゞ 福原遥と言えばやっぱり『正直不動産』・・っていうのは、一部読者へのご挨拶♪ 橋本環奈とも仲良しらしい。いや、福原のことね(笑)

  

   

     ☆     ☆     ☆

紅組16番、乃木坂46、8回目。『裸足でSummer』。冬なんだけど (^^ゞ 齋藤飛鳥の卒業記念で、初センター曲ね。申し訳ない。私でも名前が浮かぶのは、白石麻衣、西野七瀬、生田絵梨花くらいか。

    

紅組17番、工藤静香、9回目。『35周年SPメドレー』。エッ、そんなに紅白に出てたの?! 24年ぶり☆ 本人の歌も、長女のCocomiのフルートも、流石だね。もちろん、家でお留守番しながらテレビ見てる(?)パパの話は一切なし♪ 「あ~らしを~」の腕のフリがちょっと遠慮がちだったかも(笑)

     

白組15番、King&Prince、5回目。『ichiban』。脱退する平野が先に挨拶して、次が残る永瀬。ジャニーズ事務所的には、これでいいのかね? まあ、25歳と23歳だから、年上を立てたとか。「ただやる 一心不乱 さぁ行こうか 時はついに満ちた」(作詞・KREVA)。最後は深々とお辞儀。先輩の審査員、松潤の目もちょっとウルウル。。

     

白組16番、Official髭男dism、3回目。『Subtitle』。素晴らしいドラマ・・あっ、やっぱり『silent』ね。最初の内に見て、レビューしようと思ってたら、そのままになってしまった (^^ゞ 昔はドラマブログと呼ばれたこともあったのに。。(遠い目♪)

   

紅組18番、あいみょん、4回目。『ハート~君はロックを聴かない』。初出場の時、私なんてすぐ消えますとかコメントしてたのが印象的だった♪ 名前の付け方も上手いね。私が「てんぴょん」に改名したら、どれぐらいアクセスが減るかな?♪ 自虐か! 歌詞も曲も似てないと思うけど、ユーミンのファンとのこと。2世代後の斬新な翻案か。

   

特別企画、加山雄三。『海 その愛』。85歳(!)でコンサート活動引退。CDや作曲は続けるし、自分の歯がまだ27本も残ってるらしい(笑)。タレントは、顔も歯も気を使って大変だろうね。この年までフツーにタレント活動継続。首都圏からすぐの越後湯沢にスキー場を持ってたのも素晴らしい☆ 黒柳徹子、「ハンサムでした」♪

  

   

     ☆     ☆     ☆

紅組19番、Superfly、6回目。『Beautiful』。メジャーデビュー15周年ってことかね。NHKとの関連もいくつかあると。

  

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白組17番、藤井風、2回目。『死ぬのがいいわ』。追加出演が決まったのを知らなかった (^^ゞ いや、藤井がなんで出ないのか、不思議だったのだ。あふれ出る才能、世界的センス、ピアノ、イケメン♪ 先日、Nワードがプチ炎上したのも、世界的だからこそ。この曲名と歌詞でもNHK的に大丈夫だと。23ヶ国で1位☆ 最後はステージ上で倒れて「死んで」た。 

   

紅組20番、篠原涼子、2回目。『恋しさと せつなさと 心強さと 2023』。2022じゃなくて♪ 28年ぶりの出演! ドラマ『ハケンの品格』で大泉と共演?! 後ろでシレーッと小室哲哉がピアノ♪ これはいずれ、小室自身も紅白復活か。色々あり過ぎたけど。ロングスカートのスリットから、美脚がのぞいてた。歌唱後は小室先生に配慮、笑顔で紹介。

    

白組18番、ゆず、13回目。『夏色』。冬なんだけど♪ ・・っていうか、自転車の危険な2人乗り(笑)が歌詞に出てるけど、NHKでもOKなわけね。「この長い長い下り坂を 君を自転車の後ろに乗せて」♪ いや、真面目な話、最近は2人乗りというものをほとんど見かけなくなってるな・・とか、自転車好きは思うのであった。

  

白組19番、関ジャニ∞、11回目。『T.W.L』。ゆずの北川が作った、クレヨンしんちゃんの歌なんだ。曲名の意味はそのまんま、ToWeL(タオル)でいいの?♪ 昔のオープニング・アニメを見たら、ホントにタオルを振り回してた。客席のタオルは、配ったってことかね? マイ・タオル持参が観覧の応募条件だったとか(笑)

   

白組20番、星野源、8回目。『喜劇』。悔しいけど、いい曲とボーカルだね。悔しいけど♪ 和風の藤井風とか。でも、褒めたくないのだ。ガッキーと結婚したから(笑)。いつまでも許せない♪ 妊娠のウワサまで浮上中。コウノトリだと信じよう。

    

特別企画、氷川きよし。いやぁ、ここ数年、ホントに突き抜けたね。「彼」か「彼女」か知らないけど。突き抜け過ぎて、疲れたと。休養後に必ず戻って来るようなことを話してた。この『限界突破×サバイバー』に限らず、ちょっと紅白の演出が地味めだったと思う。予算削減の流れなのか、やや小さめのNHKホールに戻って来たからか。

   

  

     ☆     ☆     ☆

特別企画、松任谷由実 with 荒井由実。『Call me back』。50周年企画「AI荒井由実」は、AI美空ひばりよりは自然に見えた♪ 歌声は元の音源もかなり使えたから、ひばりに新曲を歌わせた時より条件は緩い。

    

前に紅白で声がかすれた時があったけど、今回は余裕を持って、最後は高音へのアレンジ。郷ひろみに、「60周年もここでお会いしたいですね」♪ あいみょんがすごく嬉しそうにしてた。『卒業写真』は泣ける名曲。。

   

白組21番、Kinki Kids、2回目。『25th Anniversary Medley』。まだ2回目?! この2人は仲良さそうに見えて、いいね♪ 初の関西ジャニーズなのか。私も西日本だから、言葉とかノリとか、何となく親しみが湧くのだ。

  

特別企画、安全地帯。『I Love Youからはじめよう』。デビュー40周年だけど、今月・・じゃなくて先月、ドラムのメンバー・田中裕二が死去。37年ぶり。玉置浩二のボーカルは安心して楽しめる♪ サザンの桑田とかより、3学年も下なのか。上かと思った♪

   

紅組21番、石川さゆり、45回目!☆ 『天城越え』。この曲が紅白から消えると、ウチの歌詞解説記事でアクセスを稼げなくなってしまう(笑)。50回の限界を突破して、60回目指して欲しいね♪ 曲自体は津軽海峡・冬景色の方が好き。ああああぁ~~と、あんまし「あ」を続けると、Googleのロボット君にスパム記事扱いされそうだから止めとこ(笑)

   

特別企画、桑田佳祐feat.佐野元春、世良公則、Char、野口五郎。『時代遅れのRock’n’Roll Band』。66歳~67歳の同期。チャーって、10歳くらい上かと思ってた (^^ゞ ギターはさすがにチャーが中心。政治的主張はさておき、桑田を始めとして、みんな元気だね。軽音楽部の演出や、加山雄三へのリスペクトも、Good。

     

紅組22番、MISIA、7回目。『希望のうた』。前の曲から次の曲まで、最後はLOVE&PEACE路線で統一。意外なことに、明石家さんまと仲良しらしい♪ どうゆう交流関係や! ほんじゃ、今年は紅白、落選した方がいいかも。で、『明石家サンタ』で不幸話の電話かけて合格、プレゼントのパネルでハズレを引いて、「うらみます」を自分で熱唱とか(笑)

   

白組22番、福山雅治、15回目。『桜坂』。冬なんだけど♪ 坂道グループの名前にも似てたりする。この曲の歌詞、別れのせつない内容だけどね (^^ゞ まあ、「君よ ずっと幸せに ・・・ 愛は今も 愛のままで」だから、永遠のLOVE&PEACEだと。桜色というより、鮮やかなパープルのスーツが凄い☆ スラッとした長身だし、素直にカッコイイ。。

   

  

      ☆     ☆     ☆

フーッ・・・やっと終わった。まさかの8300字 (^^ゞ しんどいわ! そして審査の結果は、審査員が紅組(7vs3)。会場の野鳥たち(笑)が白組(821vs1561)。女性ファン・・じゃなくて視聴者の投票は白組(1586214 vs 2685356)。

     

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というわけで、1対2。優勝は3年ぶりに白組☆ ところが優勝旗授与はなし。できるだけ仲良く、優劣や争いごとはなるべく避けると。でも、勝ち負けつけるんだから、これまでの伝統の優勝旗はあった方がいいと思うな。NHKのスタッフさん♪ W杯も含めて、ゲームは勝ち負けがあるから盛り上がるのだ。

    

来年こそは、この膨大な労力とお別れかも♪ 年末年始の修行、荒行は、年賀状の手書きだけで十分だ(笑)。それでは今日はこの辺で。パァ~~~ン!☆彡

   

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      (計 8339字)

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☆謹賀新年 2023(令和5年)☆ (今週残りわずか450字♪)

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 Bonne Annee!ボ・ナネ: 良い年(直訳); 新年おめでとう(普通の仏文和訳))

  

白組、優勝おめでとう! 無くなった優勝旗の立場は?♪・・っていうのはリアルタイムで記事を書いてる証拠だ♪ 昔は元日の記事だけ予約投稿で前日にセットしてたけど、この記事は本当に大晦日から元日にかけて執筆。

   

あっ、新年になった! 『ゆく年くる年』は唐招提寺の鐘がゴ~ン。。 NHK首藤奈知子アナのAラインコートとマフラーが上品。色のコーディネートも、いいね♪ まさかの札幌「きつねダンス」もウケた(笑)。日本の伝統と、うさぎ年の立場は?!

    

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     ☆     ☆     ☆

・・って感じの話を書いてる余裕はない。もう今週は制限字数15000字に近いもんで。約束は守る!(なるべく♪)

   

可愛くてキレイな写真は、無料素材を提供してくれるサイト「写真AC」より。登録してCM見るだけ。   

    

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あぁ、もう制限だから終了。目の下にクマ作って頑張った、紅白司会の橋本環奈、お疲れさま♪

  

それでは皆さん、今年もよろしく!☆彡  

  

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    (計 448字)

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