Python(パイソン)入門1~人気プログラミング言語を高校教科書副教材(東京書籍)とオンライン環境Bit Arrowで簡単に
また3ヶ月も間が空いてしまったが、超初心者の立場でプログラミングの記事を書きながら勉強してみよう。前回まで書いてたC言語の続きでもよかったが、気分新たにPython(パイソン)。
開発者がテレビ番組のタイトルから付けた名前で、ニシキヘビという不気味な意味よりも、短くてユニークで神秘的な名前が欲しかったらしい(英語公式サイトのFAQより)。
しばらく前から、人気のプログラミング言語の代表で、今年度(2022年度、令和4年度)から高校で必修化された新科目『情報Ⅰ』でも注目されてる。
教科書の最大手・東京書籍だと、プログラミング言語の副教材は今のところ、Pythonのみ。教科書自体のプログラミングの説明でも、当たり前のようにいきなり最初からパイソンが使われてるほど。実教出版の副教材でも、PythonとJavaScriptのみになってる。
過去の流れから考えると、近い将来、また新しい言語に取って代わられると思われるが、とりあえず今はPythonを見ておこう。
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東京書籍の副教材は、編著・日経BP、発行者・東京書籍となってる。表紙のデザインから考えても、おそらく中身は日経BPによる執筆・制作だろう。2022年2月1日に初版発行だから、最新のもの。
B5版、96ページ、オールカラー、税込880円。薄さを考えると、安くはない。ただ、教科書本体の価格は安いので、副教材で利益をあげるのかも知れない。
と言っても、1つのプログラミング言語に絞った参考書だから、どれほどの生徒が購入するのかは不明。今後の大学入試での情報Ⅰの扱いも、まだよく分からない。参考書は他に多数あるから、一般人がこれを買うことも少ないはず。
冒頭から、オンライン学習環境を指定してある。「本書は Bit Arrow を使って学習を進めていく。Bit Arrow は、PCへのインストールなしにブラウザ上でプログラミングを学習できる・・・」。
ビット・アロー。キャラクターの可愛いリスが、矢(Arrow)を持ってる。大阪電通大、東京農工大、明星大学、3つの大学の研究室が共同開発したシステムとのこと。
便利で無料なのは非常に有難いとして、そもそもなぜ使用環境のインストールがもっと簡単に出来ないのか、不思議でもある。私自身、過去にJavaとVB(ヴィジュアル・ベーシック)で挫折した。説明通りに操作しても、何も導入できないまま、時間だけかかってしまうのだ。他のアプリでそのような経験はほとんど無い。
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とにかく、ビットアローの公式サイトにアクセス。「書籍のサンプルがエラーになる」。副教材に関するエラーの修正が、目立つ形で書かれてたから、全国の高校教員から指摘があったということか。
使用には登録が必要だから、メールアドレスとパスワードで登録。その後、左上の「Bit Arrow を起動!」をクリック。私はタブレット(旧iPad Pro)を使用したから、タップ。
プロジェクトとファイルを新規作成して、いよいよ副教材に従って学習開始。プロジェクトというのは、学校の授業の単位(1回とか1単元)を意識したものか。私の場合、後で修復しにくいエラーが生じてしまった時、2つ目のプロジェクトを作成すると直った。
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まずは、入力した文字の出力(プリント)から練習。シングル・クォーテーション(’)で囲めば、実行画面ダイアログに表示される。2つをコンマで区切って入力すると、同じ行にスペース(空白)を挟んで出力される。「実行」は、ブラウザを選択して行った。
入力文字は副教材だと「引数」(ひきすう)と書かれてるけど、その説明を読んでもほとんど意味は分からない。むしろ、「定数」とか「定字」とかいう方が、次に出て来る「変数」との比較を考えても分かりやすいと思う。
よくある「Hello World」の代わりに、「Hello Python!」。これが出来るということは、先ほどの def と ghi を、「’def ghi’」でひとまとめに入力してもよかったことになる。
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続いて上図は、name という変数に Taro を代入。name をプリントした様子。
後で、読者・閲覧者などに代入させたい時は、name=input() の形を利用。実行すると、上図の右下のようなダイアログ・ボックスが出るから、私の名前 Tenmei を入力。
すると、実行画面の1行目には、ダイアログの様子が表示されて、2行目がプリント出力になる。上では同じ Tenmei だが、ダイアログに質問文を入れると違って来る。
プログラムで input() の中に、引用符で「名前?」と入れておけば、ダイアログボックスの上側で「名前?」と表示。天命と入力すると、実行画面は下のようになる。
ちなみに、ダイアログボックスの下側の「ダイアログを表示しない」をタップしてみると、その後は入力できなくなってしまって、実行画面では null (無し)になってしまった。しばらく試行錯誤しても直らないから、仕方なく新しいプロジェクトを作り直して再開した。
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最後は、パスワード入力と正誤の判定。まず、pw という変数に、正しいパスワード Hello を代入。次に、読者などが入力する変数 ipt を設定。
もし(if)pw が ipt と等しければ、login ok (ログイン・オーケー)と表示。そうでなければ(else)、wrong password(誤ったパスワード)と表示。
if とか else で示される条件文の後の処理動作(上では print)は、半角スペース4コ空けてプログラミングする必要がある。ただ、このオンライン環境では、自動的にそのスペースを空けてカーソルが移動してくれた。
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いつも数ヶ月くらい、間が空いてしまって、ほとんど忘れた頃に勉強を再開してるから、最初は精神的に非常に疲れる。環境にせよ、書き方や動作にせよ、すべて相手任せ。何とか苦労して相手に合わせることになるから、数学とも似て非なる分野だ。
むしろ、論理学的な演繹(えんえき)の記述に似てる気がする。ともあれ、今日はそろそろこの辺で。。☆彡
cf. Python入門2~高校副教材とオンライン環境Bit Arrow、さらにAI(ChatGPT4)も使用
(計 2526字)
(追記53字 ; 合計2579字)
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