ブルース・リー名言「水になれ!」(Be water)の出典、ロスト・インタビューではなく、ドラマ『Longstreet』&1500m測定
(4日) 1500m測定,6分23秒,平均心拍 151
前後JOG 5.5km,32分18秒,平均心拍 129
全消費エネルギー 310kcal(脂肪 84kcal)
NHKプラスの動画で、『ニュースウォッチ9』を見ようとしたら、いきなりブルース・リー(Bruce Lee)が登場♪ おまけに、画面の下側に、「NHK+の配信はありません」と書いてる (^^ゞ カフカの短編小説『掟の門』か!・・って、分かりにくっ♪
これは、ベイトソン的なダブルバインド(二重拘束)、「見ろ! しかし、見るな!」ではなくて、テレビのオンエアをやってるからそっちを見て、という意味だろう。遠回しのPR。
NHKプラスは便利だけど、ニュースの途中とか、映像が配信なしになることも多いから、クレームを付けたくなる。まあでも、大人は大人しく我慢して、テレビをつけるのであった。権利問題の処理が難しかったと。予算への風当たりも強くなってるし♪
☆ ☆ ☆
あわててテレビをつけたから、番組タイトルさえ見てなかった。『映像の世紀 バタフライエフェクト ブルース・リー 友よ 水になれ』。
カンフー映画スターのドキュメンタリーと見せかけて、実は市民運動をプッシュしてると♪ NHKらしい政治的戦略。まあ、つじつまは一応、合ってる。
バタフライ(蝶)の羽ばたきみたいな半世紀前のブルース・リーの言葉が、時空を超えて、香港の市民運動とかまでつながったと。臨機応変、変幻自在に姿、形を変えつつ、成長し続けよ! 正直、歴史的・社会的なつながりはいま一つ弱かったけど、話としては興味深い。
☆ ☆ ☆
私のテレビは今、壊れかけのノートPCの外部モニターとして使用中。だからテレビ放送は、Android携帯のワンセグで軽く見ただけ。画面が小さいから、音声中心。
ただ、ブルース・リーの「水になれ」という言葉が気になったから、早速、英語サイトをあちこち検索。日本ではほとんど知られてない事実を突き止めたから、書いとこう。
NHKの番組では、「ロスト・インタビュー」(長年、見失ってたインタビュー映像)という過去の番組映像の中の発言みたいに扱われてた。『The Pierre Burton Show』。
間違いとまでは言えないけど、インタビュー内の言葉は、直前(2ヶ月前)に放送されたテレビドラマ(第1話)の台詞の引用なのだ。
編集された投稿動画ではなく、インタビュー全体(実質25分ほど)を聴き取れば分かること。あの作品はどうだった?、という感じで質問されたから、ブルース・リーがその場で再現。英語版ウィキクォートにも注が書かれてた。流石に細かくて正確な情報。
ブルース・リー本人がドラマ出演して、自分で台詞を考えたらしい。連続ドラマの題名は『Longstreet』で、ちょっとビートルズの名曲も思い出す所か。インタビューと同じく、1971年。
☆ ☆ ☆
世界的に見ても、大部分の人はインタビューの言葉だと思ってるようだから、ここではあえて元のドラマの台詞を引用しておこう。ほとんど同じだけど、ちょっとだけ違うのだ。こちらが初出だし、作品だから、インタビューより格上。
ただ、偶然なのか必然なのか、インタビューの表情はドラマとそっくりだった♪ ドラマを意識した演技かも。
Empty your mind. (心を空っぽにするんだ。)
Be formless, shapeless, like water. (形のない、水のように。)
Now put water into a cup. It becomes the cup. (水をカップに入れるとしよう。水はカップの形になる。)
Put it into a teapot. It becomes the teapot. (ティーポットに入れれば、ティーポットの形になる。)
Water can flow or creep or drip or crash. (水は、流れ、広がり、注がれ、こぼれる。)
Be water, my friend. (水になるんだ、友よ。)
なお、再生回数の多い、数分の短いYouTube動画は、大幅に編集されたもの。切り取りの継ぎはぎで、元の文脈が消えてるので、念のため。
まあ、そちらに圧倒的なアクセスが集まるあたりも、タイパ(タイム・パフォーマンス)の時代ということか。ブルース・リー的な生き方、生の哲学とは対極の。。
☆ ☆ ☆
一方、単なる小市民ランナーは、前日の13年ぶりの5000m測定に続いて、記録が見当たらない1500m測定にも挑戦。ひょっとすると、高校卒業以来、はじめてかも。10年ぶりくらいか(笑)
最初、2.4kmのジョグでウォーミングアップした後、一気に加速。最初の600mくらいは、かなり無酸素運動でカバーできたけど、そこからは酸素が足りなくなって苦戦 (^^ゞ 酸素負債量も最大酸素摂取量もガタ落ちになってる。
あわよくば6分切りを狙ってたのに、結果は6分23秒。遅っ!(^^ゞ 1km4分15秒ペース。ちなみに高校時代のベストは4分27秒くらいで、都道府県レベルの大会の出した記録。もちろん、予選落ちだから、陸上部仲間も顧問のH先生も全く褒めてくれないどころか、ムスッとした感じに見えた(個人の感想・・笑)。
全体の心拍の推移は、下のグラフの通り。気温7.5度、湿度80%、風速2m。新・心拍計は正常に作動。測定後は脚が乳酸で(?)死んでた (^^ゞ 丸2日経った今でも回復してないほど。それでは、また明日。。☆彡
(計 2252字)
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