トランプの1人遊びゲーム「ソリティア」(クロンダイク)、実際のプレイのやり方(超初心者向けの簡単な解説)
1月末に書いた大学入学共通テストの記事で、情報基礎の問題を扱った時、「ソリティア」というトランプ遊びが出て来た。先日、AppleのArcadeのゲームで試したので、記事を書いとこう。MobilityWare(モビリティウェア)というメーカー。
たまたまバレンタインデーの少し前だったから、お勧めに従って、赤いハートのデザインでプレイ。画面下側に「Love」と書かれてる。カードの裏側の模様もハート。アップルのりんごのロゴを意識してるかも。
何となく昔やった覚えもあるけど、やったとしても小学校か中学校くらいだと思う。そもそも最近、本物のトランプのカードには触れてないし、基本的にテレビゲーム、PCゲームはやらないようにしてる。すぐ、ハマってしまうから♪
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上のように、ジョーカー以外のカード52枚を3つのエリア(組札・山札・場札)で動かす1人遊びは、ソリティアと呼ばれることが多い。ただ、ソリティアとは1人遊びの全体を指す言葉だから、より正確には「クロンダイク」と呼ぶ。
クロンダイク(Klondike)とは、カナダの北西の地方の名前。地図は Mapcarta より。19世紀末に、大勢の人が集まって金を掘り起こすゴールドラッシュがあったそうで、このカード遊びも、金を次々に掘り起こして大邸宅を建てて行くようなイメージなんだと思う。
最終的には、左上の組札のエリア(場所)に、4種のマークのカードが13枚ずつ積み上げられる。一番下のA(エース)から、小さい数の順に1枚ずつ積み上げていくと、最後は山札も場札もキレイに無くなる。
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ルールにもよるけど、最適な操作で上手く完成する確率はまだ数学的に計算できてないようで、一応、30分の1くらいだろうとされてた(英語版ウィキペディア)。つまり、ほとんどの場合は上手く行かないから、考え込んだり、やり直したりするハメになる。だからこの遊びの別名は、「patience」(ペイシャンス:忍耐)♪
ちなみに、日本語の「組札」は、元の英語だと「foundation」。私がやったゲームだと、機械翻訳で「創設」と訳されてたから、最初は意味が分からなかった。立派な邸宅とかビルを「築き上げる」ことを指してる英単語。
なお、山札の英語は「stock」(貯え)。場札の英語は「tableau」(タブロー、配列、表)で、フランス語が語源。確かに、場札のエリアだけ、カードが表のように広く配列される。
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ソリティア(クロンダイク)の説明はネット上にいくらでもあるけど、ルールを先にしてるものが多い。ここでは、実際にプレイをやりながら、説明する。そもそも、カードゲームは普通、実際のプレイを見ながら覚えるものだろう。「習うより慣れよ」。では、私の実際のプレイを見てみる。
上図は最初のゲーム画面。アプリが勝手に並べてくれるけど、本物のカードを使うのなら、最初によくシャッフルした後、自分で場札を28枚並べて、残り24枚を山札にする。場札は左右に7列で、左から1枚~7枚、計28枚。それぞれの列の一番上だけは、種類と数字が見えるように表になってる。
最初は、上図の黄色い矢印に従って、クローバーのエースを組札の所(左上のエリア)に置く。どこに置いてもいいと思うけど、私は左端から置いて行った。組札の所に置いたカードを、場札の所に戻すことも可能だけど、その操作が役に立つことは少ないと思う。
クローバーのAを動かした後、すぐ下にあったカードを表にすると、スペードのK(キング)が登場。
上図でも黄色の矢印に従って、クローバーの2、3、4を順に組札に積み上げて、それぞれの下にあったカードを自分で表にする。
その後は、クローバーの5か、他の種類のAが出れば、組札に置ける。しかし、なかなか出て来ない。金を掘り起こす作業は大変な忍耐だと♪
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場札のエリアでは、何もない列(上では左端)があったら、キングだけはそこへ移動できる。上図でスペードのキングを移動しても役に立たないけど、試しに移動。さらにその上に、ダイヤのQ(クイーン)を移動させて、すぐ下にあったカードをまた表にすると、ダイヤの2が登場。
場札のエリアでは、組札とは逆順に、大きい数の順に1枚ずつ積み上げることが可能。ただし、黒(スペードとクローバー)と赤(ダイヤとハート)、別の色のカードを交互に積むことになってる。
続いて、ダイヤのJ(ジャック)を、クローバーのQの上に移動。するとクローバーの5が出て来たから、すぐ組札の所に移動。
さらに、クローバーのJを、ダイヤのQの上に移動。
ダイヤの10を、クローバーのJの上に移動。すると、クローバーの6が登場。
クローバーの6を組札に移動。
下からクローバーのキングが登場したから、左から2列目に移動。
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こんな感じでもうしばらくプレイ。長すぎるから、ちょっと省略。やがて行き詰ったから、初めて山札をめくることになった。
右上の山札のエリアで、1枚めくって表にして、山のすぐ左に置く。3枚ずつめくるやり方もあるらしい。
ハートの5では役に立たないから、山札でもう1枚めくると、ハートの8が登場。
山札をめくって出て来たハートの8を、場札のスペードの9の上に移動。
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ここでまた、ちょっと省略。しばらく進めると、ハートのAとダイヤのAが出て来たから、組札に移動。
ダイヤの2を組札に移動。この後しばらくすると、山札が無くなって、何も出来なくなった。
山札が無くなった場合、それで終了(失敗、負け)と考えてる日本語サイトが多いようだけど、捨てた山札をもう一度使うと書いてるサイトもある。「山札がなくなったら、表にしたカードを順番を変えずに裏返しにして山札にします」。
実際、私がゲームでやった時も、山札はもう一度使えて、しばらくしてようやく完成した。
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結局、私のソリティア(クロンダイク、ペイシャンス)初体験(?)は、17分で成功(山札2回使用)。
2回目は、また山札を2回使って、22分間もかかってしまったから、もう止めた♪ 暇つぶしとしては、運の要素が強くて、あまり頭脳を使わない(気がする)のが気になる。
個人的には、詰将棋や頭脳系パズル(絵むすび、推理、ナンスケなど)の方が好み。なお、今週は計15271字で終了。ではまた来週。。☆彡
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