花粉症のコップ理論(アレルギーのバケツ理論)、間違いに近い比喩(個人の感想♪)&また15km走、順調
(1日)RUN 10km,47分59秒,平均心拍 148
JOG 5km,27分33秒,平均心拍 133
全消費エネルギー 664kcal(脂肪 159kcal)
今日というか、昨日のトップニュースは、埼玉県さいたま市の男子高校生逮捕。南に位置する戸田市の中学校での殺人未遂で、凶器はナイフ。これがもし米国なら、凶器は銃になりがちだから防ぎにくい。日本は、相対的にはまだ安全な方なのだ。
第一発見者の先生がお1人、重症とはいえ、生徒の身体は無事。これを「不幸中の幸い」・・とかテレビでうっかり言うと、炎上してしまう。
周囲のあちこちでネコも殺して捨ててたと言われてるけど、まだ情報が少なめで不確定だし、とりあえずスルーしとこう。本当に誰でもいいから殺したかったのなら、わざわざ授業中の中学の3階まで侵入しないだろうとは思う。そこにはやはり、多少の意味、理由があるはず。
☆ ☆ ☆
で、それを除くと、私が最も気になったのはTBSの報道。Yahoo!への配信で読んだけど、ここでは元のTBSのサイトにリンクを付けとこう。「花粉症の『コップ理論』って本当!?」
「体内に蓄積される花粉の量がある一定量を超えると発症するとの説」で、「定説」とも書かれてる。
非常にカンタンで、直感的には納得しやすいし、ある時期までは症状が出ないことの説明にも一応なってる。溜まった花粉がコップから溢れたら、花粉症になると。
岸本久美子医師によると、「間違いではないが、説明不足」。免疫全体のバランスという要素も加えて、アレルギー担当の免疫の負荷が増え過ぎると発症すると(シーソー理論)。花粉が増えても、免疫が耐えればOK。
ちなみに、コップの水なら、少し溢れたらすぐ収まる。それに対して、花粉症は、症状が出たらすぐ収まるということはない。むしろ、鼻水や咳、かゆみは、どんどん悪化しがちなもの。そうした違いだけなら、すぐ指摘できる。
☆ ☆ ☆
さて、素直で従順なマニアック・ブロガーは直ちに、英語の情報を探してみる。すると、メジャーとか定説とまでは言えそうにないけど、花粉症に限らず、「アレルギーのバケツ理論」というものが昔からあるらしい。
googleで「allergy bucket theory」の画像検索をすると、TBSのイラストより少し詳しいイラストが多数表示される。例えば、下の図は論点が明確。
バケツの側面には、横線で「段」が示されてる。下から、FOOD(食べ物)、DUST(埃)、MOLD(カビ?)、POLLEN(花粉)。アレルギーを引き起こす、アレルゲンの数々。
最上段の花粉の容積が一番大きいのは、花粉の影響が一番大きいということにはならない。むしろ逆に、花粉が一番影響が出にくいと言えなくもない。かなりの量をバケツに溜めれるから。
☆ ☆ ☆
いずれにせよ、バケツから溢れると、複数形のSYMPTOMS(様々な症状)になって、一番下の敷物みたいなMEDICATIONS(様々な薬)の出番になる。ただし、薬ではすべての症状を受け止めきれないから、さらに下に水が流れ落ちてる。筋が通ったイラストで、上手いと思う。正しいかどうかはさておき。
もちろん、花粉そのものが身体に蓄積するはずはないから、より正確には、花粉とかアレルギー物質の悪影響が蓄積するということのはず。
そう考えれば、その悪影響には免疫システムのバランスの崩れも入って来るから、「シーソー理論」というものもバケツ理論の一種ということになる。
☆ ☆ ☆
コップ理論とかバケツ理論という言葉ではないけど、私も10年以上前、プチ花粉症もどきが始まった時、「それはもう時間の問題だね♪」と言われた。知人のO(オー)さんだったかな? 仲間ができそうなのが嬉しそうだった(笑)
私も、高校時代にアレルギー性鼻炎で病院に通ってたこともあって、その時はちょっと花粉症を覚悟した。ところが、あまり状態は変わってない。バケツから水は溢れてるけど、症状は軽いままなのだ。
毎年、1月下旬くらいから、急に水っぽい鼻水が流れ落ちて来る。その意味では、世間一般より過敏。ただ、2月、3月と花粉の飛散量が増えても、別に症状は変わらないし、10年前と今を比べてもあまり変わってないと思う。たまに寝る前にパブロンを1錠だけ飲む程度で、仕事、生活、運動への影響は少ない。ティッシュは常に持ってるけど、少ししか使ってない。
というわけで、個人的には、コップ理論やバケツ理論は間違いに近い。埃アレルギーも、たまに大掃除とかで発症するだけだ。コップやバケツに穴が空いてると考える人もいるけど、単なる穴だと、そこから水が溢れてしまうから、コップ理論の修正としては微妙な所。
要するに、色んな要因が時々刻々と絡んで、身体の反応も刻々と変化するのであって、ただ1点、「閾」(いき、しきい)があるということだけがポイントだろう。
ある境界までは何ともないけど、それを超えると急に症状が出る。人間の症状に限らず、人間全体、世界全体について指摘できるものだ。私の古い友人Mさんなら、不連続的な変化と言うところか。。
☆ ☆ ☆
閾というのは、「壁」と言い換えた方が分かりやすいこともある。例えば、陸上100m走の10秒の壁。日本人はなかなか破れなかったけど、1人破ったら、次々と後に続いて行った。男子マラソンも、昔の日本記録の壁を設楽が破ったら、次々と後に続いた。
どんどん落ち目になってた私も、去年から立ち直り始めて、最近はいい感じになってる♪ まだ全盛期や高校時代の記録(壁)には遠く及ばないけど、ちょっと意識するようになって来た。
というわけで、昨日もまた15km走。測定ではないけど、途中の10kmだけ軽く飛ばしてみた。1km5分を切れば十分だと思ってたけど、ごく自然にスピードが上がって、10kmだけのトータルでは1km4分48秒ペース。もう、4分半の壁がハッキリ見えて来た。4分の壁はまだ見えないけど、中距離の1500m走だけなら近いうちに破れるかも♪
☆ ☆ ☆
ジョグ5kmも合わせた15kmの全体では、1km5分02秒ペース。気温15.5度、湿度50%、風速6m。急激な温度上昇と強風にも関わらず、いい感じの走り。旧・厚底カーボンシューズのおかげか。
さて、この調子をレースで発揮できるか。新・心拍計はほぼ正常に作動した。10km走り終えた直後の上昇だけ、ちょっと異常だけど、全般的に心拍は低めに収まった。走る時には、パブロンもティッシュも使わず。クシャミは、走る前に1回だけ。
2月が順調に終わったから、昨夜は気が緩んでかなり食べてしまったけど、朝のウエストは72.0cm。ぎりぎりOK。しかし、72cmの壁は厚いな・・とか思いつつ、ではまた。。☆彡
☆途中の10kmランのみのラップ
平均心拍 最大
LAP 1(2.1km) 10分29秒 139 145
2 10分22秒 145 151
3 10分16秒 149 155
4 10分11秒 153 158
5(1.4km) 6分41秒 156 160
計 10km 47分59秒 148(87%) 160(94%)
(計 2912字)
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