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「糖質カット炊飯器」、糖質を減らすというより、水分を増やしてるだけ(国民生活センターの注意)&また10kmラン

(15日)RUN 10km,51分47秒?,平均心拍 136?(復路で電池切れ♪)

消費エネルギー 432kcal(脂肪 108kcal)

    

今週は長編レース記事があったから、月~木の4日間だけで既に10600字も書いてる。今日も簡単な記事で済ませよう。ただし、私の関心はわりと高い情報をトッピング。コネタという感じはしない。

   

一般に、宣伝というものは良い点を大きく強調するわけで、どこまで許されるか、どこからが「消費者の誤認を招くおそれがある」とされるのか、微妙な線引きになりやすい。

  

それより問題なのは、何か違反のような事が示されたとしても、罰則が非常に緩いこと。ハッキリ言って、やり得なのだ。例えば、販売停止になったとしても、既に儲けていれば何ともない。また別の会社や商品で同じ手口を使うことも可能。

   

    

      ☆     ☆     ☆

さて、2023年3月15日の国民生活センターの発表は、意外なほど大きく報道されてたので、ちょっと驚いた。それほど世間の関心が高いのか、あるいは売れてるということか? 私は最近、そこそこ真面目にダイエットして結果も出してるけど、この種の商品や機能は知らなかった。

     

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「糖質を低減できるとうたった電気炊飯器の実際」。かなり細かい報告になってたが、要するに、(アイリスオーヤマの製品を除く)4銘柄は、テストしてみると、宣伝ほどの低減ではない。また、6銘柄すべては、水分を増やしてる(だけ)ということ。

   

なお、2021年の香港消費者委員会のチェックでも、同様の結論だったらしい。「糖質を溶出した水を排水する」という(ウソの)PRまであったようだ。

   

230317h

    

ちなみに、実験したのは6銘柄で、その内の1つは宣伝がなかったから、宣伝との比較は5銘柄だけになってる。細かいけど、この点は分かりにくい所だ。

   

   

      ☆     ☆     ☆

あと、センターが勝手に「糖質カット炊飯器」と総称してるのは、間違いに近いほど不適切。例えばアイリスは、(ほとんど)「糖質カット」とは書いてないから。呼び名の問題は、非常にデリケートで重要。

     

センターは、「水分を増やしてるだけ」とまでは書いてないけど、機能に関する主張のポイントは、そこに尽きてる。文字通りの意味での、「水増し」。ただし、水分を増やしたわりに美味しく炊けるかどうかが、メーカーの腕の見せ所だろう。

   

そもそも、水分を増やすだけなら、ご飯の量を減らして水を飲めばいい。あるいは、お茶漬けや雑炊を食べて、胃を膨らませるとか。戦中・戦後の食料不足の際には、水で薄めて量だけ増やしたご飯は珍しくなかったと思う。

    

    

      ☆     ☆     ☆

さて、現在、コネタ系の人気サイト「ねとらぼ」では、アイリスオーヤマの反論に関する記事がアクセスランキング3位になってる。

   

アイリスオーヤマは、まずまずの良品を手頃な価格で供給する会社で、私もスティック型掃除機とIHコンロを購入。素晴らしい商品とは思わないけど、印象はわりといい。

   

今回のニュースが出た時も、私は自分で情報やグラフデータを見て、アイリスオーヤマの炊飯ジャーだけは(それほど)問題ないなと思ってた。すると昨日(3月16日)になって、公式サイトに反論記事みたいなものが掲載されて、ますます話題になったのだ。

   

   

     ☆     ☆     ☆

既に書いた通り、アイリスオーヤマの製品(ヘルシーサポート炊飯器RC-IJH50-W)の検査結果は、ほぼ宣伝通りになってる。だから、他の銘柄と一緒にネガティブ報道をされるのは不本意だろう。その点に限ると、抗議は正しいとも言える。

   

ただ、アイリスオーヤマの宣伝も、細かくチェックすると、ちょっとミスリーディングな(誤解を招く)表現が使われてるのだ。マニュアル(取扱説明書)の「糖質をカット」とか、日本食品分析センターの分析の提示における「20%カット」とか。

   

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「私は」、水で薄めてボリュームを増やしたものを「糖質」の「カット」とは呼ばない。ただ、同じ量のお米を、水を増やして炊いた後、前と同じ重さ・量だけ食べれば、摂取した糖質は減る。同じ茶碗1杯のご飯に含まれる糖質が減ってるのだ。

   

もちろん、水を増やして炊いた後、それを丸ごと全部食べれば、前と同じ糖質を摂取して、前よりもお腹が膨れることになる。

    

この辺りの計算上の理屈は、小学校の算数でも話題になること。小学生に限らず、苦手な人、間違える人が多い。

   

だから、国民生活センターも注意喚起したわけで、アイリスオーヤマも、「カット」などという紛らわしい表現は止めればいいのだ・・と「私は」思う。

    

とはいえ、先日のロケット打ち上げ(最初の方)の「中止」「失敗」問題では、「失敗」と強調した共同通信の記者が大バッシングを受けてた。「結局、カットできるんだから問題ない」という人が多いのなら、それ以上は不毛な水掛け論だろう。。

   

     

      ☆     ☆     ☆

一方、昨日の走りは、また10kmだけスタスタ。ウォーキングのつもりだったけど、この後に雨が続く恐れがあったから、今のうちに距離稼ぎしといた。気分的なノリとしても、走りたくてウズウズ♪ いい感じのハイテンション。

    

トータルでは1km5分11秒のRUNペース。気温15度、湿度69%、風速1m。昼間から春モードで、上は半袖1枚でちょうど良かった。新・心拍計は正常だったけど、復路に入った途端にバッテリー切れ (^^ゞ その少し前から、心拍の測定値が異常に低くなってるから、バッテリーの影響だろう。

   

私も珍しく気にしてるけど、野球のWBCの盛り上がりは凄いね! サッカーW杯レベルの恐るべきテレビ視聴率は、やっぱコロナ自粛がかなり緩和された影響が大きいんだろうと思う。あの独特の応援(鳴り物+声援)は、ちょっと懐かしくて、いいね♪ ではまた。。☆彡   

  

   

230317g

       

           平均心拍 最大

往路(2.4 km) 13分45秒 119 136 

LAP 1(2.1) 10分50秒 137 144

  2   10分28秒 145 151

  3(2)  9分27秒 149 156 

復路(1.3)   7分17秒 146 157

計 10km 51分47秒 136(80%) 157(92%)

     

      (計 2471字)

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