T・DK、トラちゃんウサちゃん50mバトンリレーで勝利!、熱い女性リーダーと社長・会長の応援で(NHK『魔改造の夜』)
今回も再放送らしいけど、もちろん結果なんて知らなかったし、十分ウルウルできた♪ 熱いね、理系のマニアック魂! 私も半ば理数系のマニアだし、体育会系も混ざってるから、燃える気持ちはよく分かる。
と同時に、萌える気持ちも生じるのだ(笑)。男だらけの職場で奮闘する女性たちの姿に。勝者の女性リーダーが目立ってたけど、敗者の女性メンバーの1人も可愛かった♪ そうゆう見方か! いや、NHKのカメラマンと編集担当も、明らかに特別扱いしてた。正直で、いいね。
だからこそ冒頭、ルンバ・・じゃなくてお掃除ロボットが、ロケットみたいに発射されてたのだ(笑)。無理やりか! 「絶対にマネしないでください」。これはかなりマネしにくい♪ これが、H技研(ホンダ)だ! 他の回の宣伝映像。
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『魔改造の夜』は前回、初めて見て、面白かったからすぐ記事にした。
世界のSニー(ソニー)、空飛ぶ猫ちゃんロボット作りの競技で圧勝!(NHK『魔改造の夜』)&エアロバイク
今回の番組は、初回の放送がBS4Kで2023年2月11日。2時間番組だったらしい。それを編集して、NHK総合で4月27日に72分番組をオンエア。さらにその再放送が一昨日、10月26日に放送されたと。
勝者のT・DK(ティー・ディケー♪、TDK)は、公式サイトやX(旧 twitter)でPR。Sニー(ソニー)ほどの宣伝ではないけど、先月までマシンを千葉県市川市で公開してたらしい。
TDKのXは、わざわざハロウィーン版のGIFアニメまで作ってた♪ トラちゃんがウサちゃんにバトンパス成功する瞬間だけ、ライトが光る。本番はかなり際どいパスだったけど、成功の瞬間は確かに輝いてた。
しかし正直、カセットテープのイメージが強いTDKが、電子部品の国際的企業として頑張ってるのは知らなかった。といっても、あの時、映像が映し出してたスマホの(?)基盤には、韓国のサムスンの名前しか無かったけど♪ 細かっ! マニアの目はごまかせない。
Kセラ(京セラ)、Yマハ発動機(ヤマハ)と合わせて、売り上げ5.5兆円と紹介されてたけど、これはコロナの影響を受けた(?)2021年の業績の数字だと思う。2022年、23年の数字を見ると、どこも2兆円レベルで、合計だと6兆円超えてた。京セラに驚きはないけど、ヤマハも凄いね! アジア中心に海外でバイクが売れてるってことかな?
なぜ21年の数字かというと、おそらく収録が22年の年末ごろだから。22年がトラ年で、翌23年がウサギ年だからこそ、トラちゃんからウサちゃんへのバトンパスなのだ。実際、Yマハは、トラの名前がTR22、ウサギの名前がUS23になってた。まあ、こんな事を書いても、「TR22 意味」とかいう検索アクセスは1つも入らないだろうけど (^^ゞ
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さて、今回の魔改造倶楽部の夜会は、トラちゃん、ウサちゃんのオモチャのぬいぐるみを魔改造して行う50mバトンリレー。スタート前には、トラが鳴き声をあげるのがルール。
長さ50mの短距離走のコースは、幅35cm、ガイド(両側の壁)5cm、前半21m+テイクオーバーゾーン(バトンパス区間)8m+後半21m。
ヤマハは最初、原付みたいに時速30km出すとか豪語してた(笑)。30000mを3600秒だから、50mだと6秒♪ こうゆう計算をすぐやってしまうのが、理系あるあるなのだ。人前で言うと嫌がられるから(笑)、こっそりネットで喋ることになる。ちゃんと空気は読めてるのだ♪
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最初のチャレンジャーは、京セラ。お金持ちの家の応接間みたいにペシャンコになったトラちゃんが気の毒♪ 伊集院光の比喩、古っ!
1回目の試技は、壁にネジの余った部分が乗り上げてしまって停止。2回目はいい感じでトラが走ってたのに、いい感じ過ぎたのか、口にくわえたバトンを離すためのセンサーが作動せずに失敗。まあ、経営の神様、稲盛和夫は天国で微笑んでると思う♪ 失敗なんてものは存在しない。諦めるまでは。名言で、いいね。未確認だけど。
レースでは完敗だけど、ビジュアル的には優勝♪ 10年近く前に(?)ロボコンに参加したらしい、池嶋彩香さん。検索してもほとんど情報は出ないけど、大阪大学大学院の研究がヒット。ひょっとして、高学歴リケジョかも。
2回とも失敗した後、かなり落ち込んでるように見えたのは多分、自身が担当した制御が働かなかったからじゃないかな? まあ、逆転を狙ってスピードの設定を上げてたから、仕方ない部分もあった。練習ではほとんどなかったトラブルらしい。そもそも練習と本番では、コースがかなり違ってたようで、下が滑るし、剛性が低くてコースの揺れが大きかったようだ。
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その後、TDKも1回目は失敗。バトンパスで落としてしまった。これも要するに、スピードが出過ぎたんだと思う。
1回目に唯一成功したのか、さすがモーターサイクルの大企業、ヤマハ。動く機械を作ってるから、電子部品の会社とは違うと。
トラ(TR22)は7.5kg、ウサギ(US23)は7.5kg。かなり重いマシンで、1回目のタイムは1分24秒43。時速2km弱だから、目標の15分の1(笑)
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そして2回目。京セラが失敗して、可愛い女子が涙ぐんだ後、TDKが目標30秒で再挑戦。トラが3.1kg、ウサギが2kgだから、ヤマハより大幅に軽い車体・・じゃなくて体重♪
速度調整のチューニングも上手くいったようで、見事なバトンパスで疾走。「トランチャー」(虎)のあごから突き出た部品が「グラビット」(うさぎ)のお尻に当たると、うさぎのお尻がバトンをつかみ取る高度な仕掛け。よく、スパッとつかめたネ。かなり目標に近いタイム、43秒41を叩き出して、ヤマハを逆転!
大喜びしてハイタッチする、美人リーダー、北村智子さん。プロジェクトのリーダーは初めて任されたらしいけど、開発中に檄を飛ばす姿が様(さま)になってた。
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チームリーダーとしてお伝えしたいのは、勝つしかない。放送が終わったら、何もやってない人が、「俺だったらこうした」「何でこうやらなかった?」とか言ってくる。
その時、言い返すためのカードを持っとこう。「でも、勝ちましたよね?」と♪ まあ、本当に色々と経験して来たみたいだから、気持ちがこもってた。放送作家のセリフが書かれたカンペを読んでたわけではないはず(笑)。よく見ると、首からぶらさげたホルダー2本も女性的なパステルカラーで、いいね。ピンクとパープル。制服のイエローとも合ってる。
TDKは、1ヶ月半の開発期間に、わざわざ社長と会長まで視察してた。本業なんてしなくていいから、魔改造に専念しろと♪ まあ、無料の長いCMが全国に繰返し流れるんだから、広告効果で考えると軽く数億円にはなるはず。
あと、実は前回の放送で優勝したSニー(ソニー)のロボットも参考にしたらしい。正直で、いいね。昭和の音楽関連ブーム(ウォークマン、ラジカセ)で大活躍した仲間同士でもある。
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そして最後は、再びヤマハ。トラのスピード設定を上げて、奇跡的にバトンパスも成功したのに、ウサギのスピードがイマイチで敗北。コースのミュー(摩擦係数)が低くて、足が滑ってた。タイムは1分05秒49。まあ、2回とも成功したのはヤマハだけだからか、合計ならヤマハの圧勝とも言える。
上が、ミラクルで成功したバトンパス。後ろ向きに走るトラのしっぽに差したバトンは上下にブレブレ。直前までうさぎのお尻の穴から外れてたのに、ぴったしハマってた。開発リーダーの牧田直希氏も、よく入ったねと苦笑♪
というわけで、TDKの見事な逆転勝利。ボーナスにも影響するらしい(プロジェクト・マネージャー談・・笑)。電車のオモチャの魔改造を、電車オタの藤井聡太・八冠にやらせればいいのに・・とか思いつつ、それでは今日はこの辺で。。☆彡
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