« 休日でもまたまた11km走(+300m)が精一杯・・&つぶやき | トップページ | 着るこたつ、動けるこたつ、スキー・スノボウェアのファッション性やエアコンの電気代と比較してどうか?♪&またハーフ走、足踏み »

遊園地・テーマパーク人口の推移、新型コロナによる激減から急回復~『レジャー白書 2023』

1977年の創刊から足掛け47年目の今年も、無事に『レジャー白書 2023』が発刊された。公益財団法人、日本生産性本部。

  

2022年のレジャー行動について、23年2~3月にネット調査。全国15~79歳の男女、有効回答者数3306人。回答者の参加率を調べて、そこから日本全体の参加者数を推計。全国統計では普通の手法。

    

ネットに無料情報が溢れる中での、高価な大型本。非常に厳しい出版状況だとは思うけど、何とか節目の50年を目指して欲しいと思う。多少、似たものなら色々あるけど、これと同等なものは他にないだろう。特に、継続性と網羅性が素晴らしい。amazonより。

     

231125c

       

14年前の2009年からモニター対象のネット調査になって、データの連続性にも多少の問題が生じたけど、それまでは本格的な世論調査みたいに統計を取ってた(訪問留置法、住民基本台帳使用・層化2段無作為抽出法)。

  

あえて言うなら、その調査会社やモニターの選び方についても、白書の冒頭の「調査仕様」に明示して欲しいと思う。ありふれた他のネット調査とはレベルの違う信頼性の証しとして。

  

  

      ☆   ☆   ☆

さて、今年は、膨大な調査項目からまず、遊園地・テーマパークに着目しよう。最近のニュースを見ても、少なくとも一部の超人気施設は急回復。

  

その代表のディズニーリゾート運営会社・オリエンタルランドは、コロナ前をも上回る、過去最高の営業利益予想。強気の値上げも余裕で可能な人気らしい。下は日経HPの無料記事より、部分的に縮小引用。震災、コロナ、バブル崩壊、ITバブル、リーマンショック・・etc。数々の逆境にも負けず、40年もの間、トップの位置を走り続けてるのはお見事。  

    

231125d

   

後で確認するように、結局、若い女性のリピーターを確保してるのが圧倒的な強みとなってる。そうすると当然、男性も引き寄せられるし、メディア・SNSでの扱いも大きくなって、宣伝効果も上がる。やがて子どもが出来ると、家族で訪れて、親から子どもへと人気が続いていく。

   

私も過去、5回くらい(?)行って、印象はかなりいい。アトラクションの待ち時間を除くと♪ 丸1日どころか、丸2日は楽しめる場所だと思う。首都圏の人間にとっては近くの観光地だから、入園料とかが値上がりしても、それほど影響ないのかも。旅費と移動時間が少ないのが大きい。撮影スポットや撮影対象も非常に多いから、インスタ映えする写真にも最適。

   

  

    ☆   ☆   ☆

では、過去10年間の、遊園地・テーマパーク参加者人口の推移。いつものように、2022年の1年間で1度行けば、参加者としてカウントされる。折れ線グラフは、私がエクセルで作成。

   

231125a

     

ずっと2000万人前後だったのが、コロナ1年目の2020年に半減。と言っても、半分しか減ってない、とも見れる。不要不急の外出を避けるように叫ばれてた初年度としては、大健闘だったかも。

  

そして2022年にはすでに1500万人まで回復してるから、コロナが5類扱いになった2023年には、2000万人前後まで回復してそう。少し前には、リベンジ消費なんて言葉も地味に流行ってた。

  

ちなみに、数値データは以下の通り。単位は、万人。

  

 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022

   2100 2330 2110 2000 1790 1900 1900  950 1100 1550

   

       

     ☆   ☆   ☆

では、参加者の内訳はどうなってるのか。性・年代別のグラフも作ってみた。直近、2022年のデータ。

   

231125b

   

若い女性、特に10代の女の子が圧倒的な参加率になってるのは予想通り。たぶん、首都圏の女子に限ると、さらに大幅に参加率が上がると思う。あと、参加率には出ないリピート回数や出費額も重要。

   

活動回数や出費金額の平均についても、レジャー白書に記載されてるけど、ここではあえて引用しない。参加率の具体的な数字も、あえて書かないことにしよう。白書を直接ご覧あれ♪

   

個人的に興味深いと思ったのは、70歳代の女性の参加率が、同年代の男性よりも低いこと。あえて書かないけど、いくつか理由は推測可能。ただ、案外、コロナ不安の程度の差なのかも。来年以降の数字にも注目。

    

   

     ☆   ☆   ☆

今まで、いろんな種目のレジャー白書記事を書いて来たけど、データの更新をかなりサボってる。そろそろ記事全体に手を入れようと思ってる。

   

さっき、実際に体験したけど、買ったばかりの新型iMacで最新のOfficeをインストールしてグラフを作ろうとすると、なかなか上手く行かなかった。去年まで、ずっとWindows PCで、ちょっと古めのOfficeを使ってたもんで。

   

まあ、マックでも何とかなったし、いざとなったらWindowsマシンもまだ一応、使える。統計もブログ記事もハードウェアも、続けることが大切なのだ。強引にまとめたところで、今日はそろそろこの辺で。。☆彡

    

     (計 1689字)

| |

« 休日でもまたまた11km走(+300m)が精一杯・・&つぶやき | トップページ | 着るこたつ、動けるこたつ、スキー・スノボウェアのファッション性やエアコンの電気代と比較してどうか?♪&またハーフ走、足踏み »

社会」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 休日でもまたまた11km走(+300m)が精一杯・・&つぶやき | トップページ | 着るこたつ、動けるこたつ、スキー・スノボウェアのファッション性やエアコンの電気代と比較してどうか?♪&またハーフ走、足踏み »