「どこ向いてるんだ?」、タワマン大好きの永瀬財地(さいちん♪)〜『正直不動産2』第1話
素晴らしい! 冒頭のタワマン・シーンの前半が♪ そこか! 後半は?! 「早く来て さいちん♡」。ショートヘアの可愛い女の子・芽衣(工藤美桜)が、永瀬財地(さいち:山下智久)を甘い声で誘惑。さいち+ちん=さいちん♪ ちんが大好きだと。呼び名の語尾として(笑)
この呼びかけだけでも、国営放送NHKとしてはリスクがあるけど、さいちんも言ってたように、ノーリスク・ノーリターン。リスク無くして、リターン無し。
だから、正月から暗雲が立ち込める中、なぜか昇り龍みたいにバブル後の高値を更新した、辰年の日本株に投資しろと♪ ビットコインも再び注目だと(自己責任・・笑)。
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ちなみにこのコ、テレビ番組の戦隊シリーズのピンク役らしい。ピンクというのは、女性隊員にありがちな名前と色。別の意味ではないはずだけど、男性ファンの脳内では別の意味も生じてるはず♪ 実際、初期の戦隊シリーズ(昭和)では完全にそういった映し方とコスチューム、アクションになってたらしい。美脚の露出もお約束。下の写真は MANTAN WEB より。
ピンクと言えば、山P♪ 大手芸能事務所の騒動の余波で、急に注目度が増してるけど、このドラマの続編は騒動激化の前から決定してたらしい。
今現在も大揺れの芸能業界にせよ、日本列島にせよ、飛行機にせよ、ホント、何が起きるか分からない世の中。リスクだらけでもあるけど、リターンだらけでもある。一瞬先は、闇か、光か。。
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さて、レビュー冒頭から、単なるワンシーンだけの脇役の女の子に注目したのは、意図的なこと。要するに、このドラマは女性向けに作られてるから、続編ではイケメンだらけになってるのだ。一般の男性視聴者としては、違う見方で味わうしかない。
もちろん、硬派の正直ブロガーさんとしては、社会的な問題も視野に入れてる。2019年の武蔵小杉のタワマン騒動は、直ちに思い出した。なぜか、ドラマでは触れられなかったけど、まさかの水害で大変だったのだ。
上の写真は、Google Earthの航空3D写真より。方角的には、左側(多摩川の上流側)が北。このタワマン群の右端あたりの棟が撮影のロケ地になったというネット情報があるけど、調べる時間が無いし、名前や住所を書く気もない。住民の迷惑になる可能性があるから。
上は、東京新聞HPより。「水道、トイレ、エレベーターが使えない・・・武蔵小杉タワーマンションの教訓」。台風19号による地下への浸水で、大変だったらしい。地震や風への対策はかなりしっかりしてると言われるけど、水害は想定外だったと。
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と言っても、それでタワマンの人気が下がったという話も聞かない。私の友人が数年前、かなり目立つ場所のタワマンに引っ越したのを知って、私も正直、羨ましかった♪
タワマンの形は、数字の1に似てる。垂直方向に細長く立ってて、ステータスの高さ、少数の勝ち組の象徴。精神分析的には、「男性性のシンボル」でもある。
あと、もう少し前、六本木のど真ん中のタワマンに住む知人を訪問した際には、入り口が分からないのに感心した(笑)。要するに、わざと分かりにくく、入りにくくしてるんだと思う。セキュリティ上の配慮として。
住むのは富裕層が中心だから、財産と命をしっかり守る必要がある。もちろん、入り口が分かっても、中の住民がロック解除してくれないと建物に入れない。監視カメラも、わざとらしいほど目立つ形で設置されてた。
私は市民ランナーだから、タワマンの高層階だと、走り出すまでに時間がかかるよな・・とか思ってしまう(笑)。1階か2階に住む方が、走りやすい。ただ、高所恐怖症のくせに、高い所への憧れや興味はある♪ インスタのAIにはバレてて、高い所の動画がよくお勧めされて来るのだ (^^ゞ
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そんな事より、ドラマの内容? ハイハイ♪ 実はさっき、記事を書き始める前に、原作漫画を確認しようとしたのだ。LINEマンガなんてアプリをわざわざスマホにインストールして、「無料チャージ」という初耳のサービスで、コミック第6巻ラストの第47直(前編)をタダで読もうとした。
ところが、間違えて1つ前の46直をタップしてしまったから、あと24時間、待たないとダメらしい(実話・・笑)。ただ、第7巻の冒頭の第48直(後編)なら、普通の無料サンプルで見れた。
新登場の1位大好きタップダンス男、神木(ディーン・フジオカ)は、色んな印鑑を買い揃えて、架空契約まで取ってたらしい。悪質な犯罪行為。ドラマでは、なぜかその点は省かれてた。不動産業界への配慮かね? 結構、業界から注目されてるようだし、あまり悪いイメージを強調するのも国営放送として公平ではないと。
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とにかく、今回のドラマは、続編の導入の回。一応、タワマンを扱ってるけど、むしろ新加入の3人の描写に重点が置かれてた。最初から、流れを振り返ってみよう。
最初、「さいちん♡」のタワマン幻想に逃避してた永瀬が目覚めると、祟りを払いのけるための護摩行になってる。自分から頼んだくせに、火の粉は熱すぎるから、火遊びの甘い幻想に逃避してたらしい(笑)。あのタワマンの部屋だと、窓を通して文春砲のカメラ盗撮があるから、別の意味で燃え上がる恐れがある♪
この炎や火の粉を見ると、線香で火事になったとか言われてる田中邸を思い出してしまった。私も、ロウソクはもちろん、仏壇の線香も危ないよな・・と思ってたもんで。より一層、注意しよう。火遊びには期待しつつ♪ 「テンちん♡」。てんちむか!
で、結局、祟りは残ったまま。永瀬が石田(山崎努)に話すと、石田は、祟りは受け入れて上手くやればいいとアドバイス。一般性のある話だね。どうしようもない状況は、素直に受け入れて、何とか上手くやるしかないのだ。お金もデート相手も無い時は、自宅でカップ焼きそばにたっぷりマヨネーズをかけて、小市民の御馳走に喜びを見出すとか(笑)
「帰って来た正直不動産」というサブタイトルは、「帰って来た山下智久」という意味も込めてるかも♪ とりあえず、今年の日本のお仕事は、民放も含めて十分あるはず。
「うるう年は 売ろう年」(笑)。登坂不動産にヘッドハンティングされて来た羽生結弦・・じゃなくて藤原結弦(ゆづる:馬場徹)は、課長代理として永瀬のライバルになったけど、口では1位に興味なさそうな感じ。ところが、実際の営業成績は、1位。独身で、しかも大地主だから、事務の女の子たちの瞳もキラキラ♪
しかし、物語的にはたぶん、神木の方が重要なんだと思う。元・登坂不動産のエースで、永瀬の先輩。ホームレスを経て、今はミネルヴァ不動産に入って、永瀬のすべてを奪い取ろうとしてるらしい。タップダンスの意味は不明だけど、藤原とキャラがかぶらないようにするためかも(笑)
あるいは、今回のタワマン問題のポイントになった、購入希望の奥様の不自由な足と、コントラスト(対比)を付けたとか。神木が横取りしたタワマン希望の医者夫婦は、結局、購入を中止。奥さんが旦那さんに、足の不自由さを隠してたのに、永瀬が告げ口したから♪ たとえ非常用エレベーターが設置されてても、いざという時を考えると不安だと。
永瀬と咲良(福原遥)がこっそり、息子の櫂(かい:佐藤遥灯(はると))にお母さんの事情を聞くシーン。正直、現代日本だとヤバイと思う♪ 不審者として通報されそう。もうちょっと、別の方法を使った方が自然だった。根本ノンジの脚本は全体的に出来がいいけど、これは小さなミスかな。
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脚本的に、第1話の中心となってた台詞は、永瀬に対する登坂社長(草刈正雄)の一言。「どこ向いてるんだ?」。
「ちょっと右です。直して来ます」(笑)。オイッ! いや、男子中学生や高校生がよく言うことなので♪ 男性視聴者のドラマの見方は、女性視聴者とはかなり違うのだ。
真面目な話、永瀬は、藤原や神木の存在にとらわれてたけど、お客様の方へと向き直してた。今回は儲からなかったけど、いずれ収入や昇進へとつながるかも。
とはいえ、依然として永瀬の心は、タワマンの方を向いてる。以前の夢のような生活を回復したいのだ。この後、永瀬自身も、タワマンを忘れるんじゃないかな? 固定観念にとらわれず、自分の好きな生き方を選ぶ。令和の現代っ子、ちょっと自由すぎる十影(とかげ:板垣瑞生)みたいに。
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残念ながら、ここで時間も字数も無くなったから、神木の営業の心理学的テクニックについては、列挙するだけにしよう。今週はレース記事だけで5000字近く書いてるし、日曜には共通テストの記事も控えてるから。
客と何度も会って、「単純接触効果」による親近感を抱かせる。
お土産を欠かさず、客の「返報性」による契約に期待する。
本当に売りたい物件より上と下の物件を用意して、客が真ん中の物件を選ぶ「ゴルディロックス効果」を狙う。
購入を決めた直後の安心感の隙をついて、他の物もついで買いさせる、「クロスセル」。
みんな・・ですよ、と話して、客がみんなと同じ事をしようとする「ハーディング現象」を狙う。
「男の虚栄心をくすぐる」ことで、妻が喜ぶ購入へと、夫を向かわせる。
確かに、ウチの実家の改装でも、色々とクロスセルされて、見積もりより遥かに高くなってしまった (^^ゞ 私自身なら断ってたけど、母親がターゲットにされたから仕方ない。まあ、喜んでたから、いいけどね♪
タワマン自体だと、修繕積立金の話はかなり昔から知ってたけど、柱や梁が太いから部屋の有効面積が狭くなって割高だという話は初耳。なるほどな・・と感心した。実際の寸法や値段の数字で計算したくなるほど♪ それでは、今日はこの辺で。。☆彡
cf. 写真と違うムービー(動画)の長所、全体の空間的・時間的つながり〜『正直2』第2話・使用貸借契約と解除
もしも家族が仲良しなら、小さな家でも、おもちゃのピアノでも関係ない〜第3話・狭小住宅
テレビドラマの脚本と原作マンガの比較、共通点と違い〜第4話・賃貸保証会社と人の信用
偽善とは、表面的な善意から不幸な代償を生み出してしまう行為や意図〜第5話・フラット35
家賃滞納3ヶ月で明け渡し(強制退去)、法律には明記されてないけど〜『正直不動産2』第6話
ノックスの探偵小説・十戒(英語)、犯人は物語の序盤に登場、探偵は犯人ではない〜第7話・契約の誘引
浮き沈みの激しい不動産(ワンルーム・マンション)投資、始まりは80年代・バブル期〜第8話・無限ループ地獄
サブリース契約、03年最高裁判決で業者が強気に、12年アベノミクス緩和で一般人オーナー急増〜第9話
・・・・・・・
山P=山下智久、3年ぶりのドラマ主演はお仕事コメディ♪~NHK『正直不動産』第1話
(計 3993字)
(追記376字 ; 合計4369字)
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