写真と違うムービー(動画)の長所、全体の空間的・時間的つながり〜『正直不動産2』第2話・使用貸借契約と解除
昨日、既につぶやいた事だけど、今回のドラマの見どころは、「ひろゆき」出演だった(笑)。そこか! 記事タイトルに入れれば、絶対に多少の検索アクセスは稼げるけど、品格あふれるブログだから止めとこう♪
病気の喜助おじいちゃん(苅谷俊介)を介護する心優しい孫の寺島直也を演じたのは、2ちゃんねるの創設者・西村博之・・じゃなくて、松本怜生(れお)。2年前にabema動画でデビューしたらしい、まだ23歳の新人俳優・タレント。正直、全く知らなかったから、ひろゆきにしか見えなかった♪

「それって、あなたの感想ですよね?」♪ 台詞の文字を作り替えて、ひろゆきの論破のイメージにしようかと思ったけど、フェイク画像になるから止めといた。
ちなみに、たまに使って遊んでる、そっくり評価サイト「sokkuri」を見ると、新人だから、まだ比較の対象者が少ない。
ただ、横浜流星とのそっくり率が8割近くで、横浜流星とひろゆきのそっくり率は8割超だから、松本怜生とひろゆきものかなり似てるはず。近似の記号は分かりにくいから、等式でまとめると、
松本怜生=横浜流星, 横浜流星=ひろゆき ∴ 松本怜生=ひろゆき
ネット上の指摘はなかなかヒットしないから、X(旧 twitter)を除くと、ウチの指摘が日本初かも♪


☆ ☆ ☆
フーッ、自分では、これだけで一仕事終えた気分♪ もう記事を終わりにしてもいいくらい(笑)。まあ、マニアック・ブロガーとしては、他にも誰も書かないような事を書くことにしよう。
ドラマのサブタイトルは「思いを伝える」という分かりやす過ぎるものになってて、おそらくほとんどの視聴者は、寺島家の3人と永瀬(山下智久)が思いを伝えた部分を思い描くと思う。思いを伝えないとダメだと、咲良(福原遥)は先輩の永瀬に説教してた♪ AKB総選挙・第1位のポスターの前で(笑)

ただ、それではムービー(動画)の意味が無くなってしまうのだ。十影(とかげ:板垣瑞生)は、寺島家の写真を撮るように頼まれても、ムービーにこだわってた。そしてそれが、最後の切り札になってた。
この動画の話は、ドラマ特有のポイント。原作マンガ(大谷アキラ作、原案・夏原武、脚本・水野光博、小学館)の第2巻・第15直と第3巻・第16直にはない。脚本家・根本ノンジか、演出家・川村泰祐か、メインスタッフのこだわりだろう。
☆ ☆ ☆

今回、扱われた不動産のネタは、「使用貸借」(原作のタイトル)。優勝で貸し付けるのが、普通の「賃貸借契約」。一方、無料で貸し付けるのが「使用貸借契約」で、こちらは契約書が無くても成立することがあるらしい。
父親=おじいちゃんと不仲の登記名義人・大助(迫田孝也)が、家を売って借金返済に当てようとする。しかし、大助の父親=おじいちゃんと、介護する息子がずっと住んでるから、使用貸借契約を結んでることになる。だから、一方的な追い出しには反論・抵抗できるらしい。
その事実は、ドラマだと、登坂社長(草刈正雄)が永瀬にヒントを与えて気付かせてた。原作だと、永瀬が自分で気付いてる。この辺り、ドラマは巧みにキャストを活用して、出番を作ってるのが分かる。
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ドラマだと、宅建六法という本を使ってたけど、見てた箇所は普通の民法。私が自分でネットで調べると、貸主からの解約も可能になってた。

民法・第598条(使用貸借の解除)第2項。
当事者が使用貸借の期間並びに使用及び収益の目的を定めなかったときは、貸主は、いつでも契約の解除をすることができる。
この条文の「定めなかったとき」という箇所の解釈が問題になるんだろうと想像する。祖父の介護が続いてる間は当然、使用貸借の期間と定められてることになる。祖父と孫の側の弁護士がそう主張すると、大助の側の弁護士が、その解釈には必然性も妥当性もないと反論するとか。
☆ ☆ ☆
裁判とか、親子の醜い争いを避けるのに役立ったのが、咲良の益子焼(原作には無い)と、十影のムービー。

咲良は、大助の死んだ奥さん・美由紀(田山由起)が、家族4人分の花柄の湯呑みを作ってたのを示して、奥さんはみんなのことを大切に思ってたと語る。
嘘だ!、妻は自分(たち)を恨みながら死んだはずだ、という大助に対して、永瀬は庭を見るようにうながす。大助がいつ家に帰宅しても、四季折々の草花や樹木を楽しめるように、ずっと手入れされてたと。桜・菜の花(春)、紫陽花(梅雨)、パンジー(秋冬)、シクラメン(冬)。そんな奥さんが、家を嫌ってるはずはないと。
庭の手入れが行き届いてることを、登坂社長と永瀬に気付かせてくれたのが、ムービーだった。写真だと、意図的に自分が狙った部分しか写らない。ところがムービーを回し続けると、意図しなくても、全体の空間的・時間的つながりが記録される。だからこそ、庭全体が完全に手入れされてることが分かったのだ。
☆ ☆ ☆
あらためて、シャーロック・ホームズ(咲良・・笑)の活躍を振り返ると、彼女が栃木の益子まで調査に出かけたことで、奥さんが家を離れてから死ぬまでの様子が分かった。つまり、昔から死ぬまでの時間的つながりが出来て、ずっと家族のことを思い続けてることが分かったのだ。
ということは、死んだ妻の思いを伝えたのが、十影のムービーとホームズ咲良の出張調査だったことになる。
なお、永瀬は美波(泉里香)に思いを伝えられなくて、逆に、周囲の人達から思いを伝えられてた。「フラれたけど落ち込まないで」と(笑)。思いを伝えるというのは、別に重いことだけじゃなくて、軽いイジリのお遊びもあるのだ♪

キレイな草花とか女性たちの活躍とか、原作にないものを上手く織り込んで、女性視聴者向けにアレンジしてる、巧みな現代的エピソードだった。男性視聴者の一人としても、ドラマをじっくり見た上での好意的な思いを制作サイドに伝えとこう♪ いいね!
ちなみに、先日の共通テスト国語記事はかなり読まれてるけど、誰もいいねを付けてない(笑)。熟読してる読者だけでもかかなりいるし、リンクも少なくとも3つは付けられてるんだけどね。正直ブロガーさんとしての思いも伝えつつ、それでは今日はこの辺で。。☆彡
cf. 「どこ向いてるんだ?」、タワマン大好きの永瀬財地(さいちん♪)〜『正直不動産2』第1話
もしも家族が仲良しなら、小さな家でも、おもちゃのピアノでも関係ない〜第3話・狭小住宅
テレビドラマの脚本と原作マンガの比較、共通点と違い〜第4話・賃貸保証会社と人の信用
偽善とは、表面的な善意から不幸な代償を生み出してしまう行為や意図〜第5話・フラット35
家賃滞納3ヶ月で明け渡し(強制退去)、法律には明記されてないけど〜『正直不動産2』第6話
ノックスの探偵小説・十戒(英語)、犯人は物語の序盤に登場、探偵は犯人ではない〜第7話・契約の誘引
浮き沈みの激しい不動産(ワンルーム・マンション)投資、始まりは80年代・バブル期〜第8話・無限ループ地獄
サブリース契約、03年最高裁判決で業者が強気に、12年アベノミクス緩和で一般人オーナー急増〜第9話
(計 2633字)
(追記275字 ; 合計2864字)
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