BIKE 計80km (レース 20.5km、標高差 1260m)
(前日)BIKE 10km
毎日更新ブロガーにとって、乗鞍ヒルクライムで一番キツイのは、自宅に帰ってから(笑)。寝不足と疲れでヘロヘロの状態でブログ記事を書くのが、メインイベントなのだ♪ マジで、眠っ! 同室のAS君のいびきは少なかったけど(笑)
残念ながら、今年も1時間を切れなかった(事実・・笑)。ということは、優勝はしてない♪ まだ言うか! 眠いと軽口を叩きたくなってしまう。完走証は最近、いつも同じデザインみたいな気がするけど、調べる余裕もない♪ まあ、ブログの過去記事をずっと遡れば分かることなんだけど。
デザインはともかく、今年は大会運営スタッフに若い女の子が大勢いた♪ この完走証を発行・印刷してくれる係にも女の子がいて、私はその列をわざわざ選択(笑)。「ゼッケン、見えますか?」、「見えませ~ん♪ ちょっと、めくりますね。あっ、・・・番!」・・って感じの僅かなやり取りを楽しむ参加者は少なくないはず。
コロナ前まではプロの「乗鞍ガール」(レースクイーン)がいて、撮影会やスタート前のカウントダウンをやってたのに、もうずっと無しになってる。おまけに参加者の95%(!)は男性。むさ苦しいから、女の子の存在は貴重なのだ。コース脇にも結構いたけど、去年よりはちょっと少なかったか。若い男の子のスタッフも結構カワイイ(笑)。そっちか! 初々しいのだ。
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さて、今年は6月末に、17年ぶりにツール・ド・美ヶ原に出場。自転車系のトレーニングも、珍しく4月から始めてたから、8月末の乗鞍ヒルクライムは5ヶ月間の努力の総決算だった。ちなみに私は基本的には、ランナー。
今回、最も気にしてたのは、天気。美ヶ原の時は、終盤の山頂あたりの5kmがひどいガスと風で、折角の下りの区間も飛ばせないどころか、遭難のリスクを感じたほど (^^ゞ 乗鞍はしばらく前から、レースの時間帯は曇りみたいな予報になってて、ちょっと安心してた(日本気象協会の tenki.jp)。
レース前日の土曜の午後は、15時くらいから雨の予報だったけど、実際は曇時々晴みたいな感じで、受付の時には日差しも出てて暑かった。美ヶ原の会場は淋しかったのに、さすが乗鞍、お店のブースが沢山並んでた。参加者数も2.5倍くらい。元は2倍だったのに、最近は差が開いてる。実は乗鞍も減ってるから、美ヶ原がそれ以上に減ってるということ。
最近は、自分についても他人についても、個人情報関連はかなり細かくカットするようになってる。昔の自転車系のサイトは、思い切り個人情報だらけだった♪ 今から考えると牧歌的な緩さで、古き良き時代だったかも。
今年のパンフレットのデザインも、いつもとほとんど同じ♪ 参加者数は約3700人になってたけど、実際の完走者数は約3100人。レース当日の悪天候や台風接近も響いたのかも。あと、ひょっとするとコロナの影響とか。
記念品のタオルのデザインは、いつも似てるけど、毎年ちょっとずつ違ってる。私は基本的にそういった物を捨てないから、もう溜まりまくりで溢れて困ってるほど (^^ゞ 物を大事にする母親のDNAなのだ。そのくせ、私の昔の物は勝手にかなり捨ててたりする♪
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宿では、毎年恒例の仲間たちが既に酔っ払ってた(笑)。と言っても、単なる酒好きではない。早朝から宿に着いて、ほぼ1日、自転車で信州の山を走り回って、その後で飲み会。恐ろしいパワー・・というか、一番上のSさんの強大な権力に誰も逆らえないらしい(笑)。本当に気の毒な、H君、AR君、AS君♪
そのSさん、新しい若いメンバーを連れて来た。Y君。何と、自転車を始めて数年で、Sさんと互角かそれ以上の走力を付けてるらしい。知識も豊富、酒量も豊富♪ 礼儀正しくて温厚、朗らか。絵に描いたような好青年で、いいね。昔、Iさんが、H君とAR君を連れて来て紹介した時のことを思い出した。
今回の夕食は、私の好み。魚の骨を取る必要が無かったから(笑)。子どもか! いや、私が骨に苦労してると、「魚奉行」のHさんがツッコミを入れて来るもんで♪ もちろん、鍋奉行の方は健在で、テキパキ仕切ってた。なぜかレースには不参加で、個人的なサイクリングとバーベキューを楽しみに来たらしい。
ちなみに、H君とHさんは全くの別人。こちらのテーブルには他に、毎度お馴染みのF・Mさん、F・Kさんと、2年ぶりのベテラン・Yさん。新人のYさんとは別人。
茶碗が小さいこともあって、私は3杯くらい食べたかったけど、2杯で我慢。ビール1杯、ワイン1杯。この程度のお酒でも、美ヶ原以来、2ヶ月ぶりのこと。
そのくらい飲み食いを我慢してるから、何と、体組成計が表示する「体年齢」では私が一番若いレベルらしい(笑)。日によって変化するけど、若いH君より私の方が1歳くらい勝ってる感じか♪ ちょっと驚いた。体力では負けてるけど、体重と体脂肪率で私の方が少ないらしい。
ついさっき、帰宅後にすぐ体組成計で測ってみたら、過去最小タイの体年齢が表示された (^^)v 凄い数字。まあ、すぐ元に戻ってしまうんだけど。測定後に食べまくったから、腹はレース前より遥かに膨らんでる♪
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さて、夜の間に雨が降るのは予報通りだけど、まさか停電があるとは思わなかった。乗鞍では初めての経験で、たまたま買ったばかりの高性能ライトが役立つかなと思ったら、すぐに電気は復活。
ちょうどAR君はトイレに入ってて、流せなかったらしい(爆)。そうか、なるほど、今時は便器まで電気製品だと。そんな具体的な話までは、政府・自治体・NHKとかだと出て来ないね。注意しよう♪ 充電式とか乾電池式とか、無いのかね? ウォシュレットだけなら、乾電池式の携帯タイプがある。
そうそう。避暑地の高原だからなのか、この宿にエアコンは無いけど、代わりに珍しく扇風機が回ってた。明らかに、過去最高に気温が高かったから、停電したままだと時間帯によっては部屋が暑かったかも。
で、みんな珍しく・・というより、過去最高に早めに寝たのはいいとして、私は21時に寝る習慣はない。結局、朝4時半に起きるまで、実質4時間しか寝てないと思う。その前夜も3時間しか寝てないから、超~寝不足(遠回しの言い訳・・笑)。
起きてすぐ、スマホで天気予報を見ると、雨に変わってる! エェッ・・。。 雨具は、山頂に運んでもらう荷物として預けてしまったから、ゴール地点まで雨具もウインドブレーカーの類もない。というか、家で洗濯までして準備してたのに、持って来るのを忘れてしまったのだ (^^ゞ
幸い、レースの途中までは降らなかったから、待ち時間でびしょ濡れになることはなかった。今度からは気をつけよう。預ける雨具以外に、レース用というか、レース前用の何かも必要。私は冷え性だし。
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レース前の様子は、上のような感じ。テントは、アミノバイタルの試供品の配布用。どんよりした曇り空で、今にも雨が降り出しそうだけど、まだ降ってない。乗鞍は美ヶ原と違って、かなり仮設トイレを用意してるけど、いつものように行列が出来てた♪
まあ、コロナ以降、みんなが一斉にスタートするマス・スタートは(チャンピオン・クラスを除いて)廃止。一定の時間内に勝手に個人でスタートすればいいことになってるから、トイレ行列でも余裕があるはず。
といっても、実際にはほとんどの人がほぼ同時にスタートする。私も普通にスタートして、最初は前が遅くてイラついたから、調子がいいのかと勘違いした (^^ゞ なぜか初めて、サイクル・コンピューター(スピードメーター)の距離測定が大幅に狂ってたのも、勘違いの一因。全長20.5kmの中間あたりに、かなり早い時間で着いてたのだ。
ところが、実際は1割以上も距離が長めに測定されてた。本物の中間点では、私のサイコンの表示は12kmくらいだったと思う。ちなみに、もう何度もアップしてるけど、コースの大まかなプロフィール(断面図)は下の通り。もちろん正確には、遥かに細かく変化してるけど、中間点を過ぎてからキツイ登り坂がある点は正しい。自転車を降りて歩く参加者もいるほど。
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どうやら距離測定がおかしいらしい・・とは気づいたけど、今年は超珍しく早めに自転車系のトレーニングを始めてたから、去年より遅いはずはない。
そう思ってたけど、その後もペースはあまり上がらず、冷たい雨が強まって気分的にも盛り上がらず、結局は去年のタイムに少しだけ負けてしまった (^^ゞ ガックシ。。_| ̄|○ 長い準備期間の立場は?! コース中盤までは、私にとって気温が高かったのもマイナス。去年と違って、今年は2つの給水所で1口ずつ給水。ただし、ボトルの水は面倒だから使わず。
まあ、言い訳みたいな原因は色々と考えられる。分かりやすいのは、去年より体重が1kgほど重かったこと。というより、去年が軽過ぎたのだ(アレルギー性疾患の影響)。自転車と衣服類・スマホ(撮影用)を合わせて、去年は合計68kgくらいだったのに、今年は69kg。1.5%くらい重くなってるから、そのくらいタイムが悪くなるのは自然なこと。
まあでも、美ヶ原の後の7月に体調不良が続いて、練習量が大幅に減ってたから、こんなもんかも。要するに、練習不足だと。自分では頑張ってるつもりでも、全く足りてない。普段はジムのバイクばっかだけど、こんなに高い心拍を持続する練習は一度もしてない。というか、レース中の実際の心拍はもっと高かったはず。標高が上がって寒くなると、計測が低めに乱れてる。
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それでも、ゴール直前はしっかりダンシング(立ち漕ぎ)してフィニッシュ。声援が多いし、写真撮影もあるから(笑)。そうゆう理由か! 撮影ポイントでは、あまり顔を歪めないことも大切♪
上の写真は、ゴール後の荷物受け取り場所。強い雨ではないけど、ずっと降り続けてたから、素早く荷物を受け取って、雨具を身につけた。昔はドリンクや食べ物も預けてたけど、最近はあまり預けない。どうせ、ゴール後には何も欲しくないのだ。ドリンクは自転車のボトルにもあるし、途中の給水所でももらえるし。腹が減って困ったことはほとんど無い。
上の写真の中央の窪みがゴール地点。右上が山頂。下は、岐阜の方に降りる乗鞍スカイライン。ちなみにレースのコースは、長野の川の乗鞍エコーライン。私は走ったことがないけど、スカイラインの方が斜度的にキツイらしい。
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実は、この後が辛かったのだ。過去、下山中の事故が相次いだから、最近は下山が厳しく管理されてて、時間を空けて一斉に適度なスピードで降りることになる。この待ち時間が長くて寒いのだ。美ヶ原の時なんて、風と霧が寒過ぎて、ブルブル震えてる選手どころか、しゃがみ込んでる人までいた。それでも誰も騒いだりしないのは、日本人の美徳という所か。
私も寒かったけど、待機場所から見える乗鞍名物「大雪渓」の写真は撮った。最近は大きくないから、ホントは小雪渓だけど♪ コラッ! 下は、途中で写した景色で、肉眼だと遥か遠くの下まで見えてキレイなのに、写真ではビミョー (^^ゞ ま、寒い下山中に頑張ったってことで。他にもここで撮影してる選手が数人いた。左端に止まっても、ほとんど危なくない場所。
ヒルクライムの下山の寒さは、降りるにつれて急速に収まる♪ 半分くらい降りると、標高差の半分(630m)で気温も4度くらい上がるし、雨も止んで来た。そして、大会会場まで戻ると、大勢の観光客とか家族(?)が私達に拍手してくれた♪ これだけの歓待は珍しい。笑顔で頭をペコリ♪
私の方も、いつものように、下山中はコース中のスタッフに挨拶。「ありがとうございました!」、「お疲れ様です♪」。このやり取りも、ヒルクライムの大切な要素。最近は、レース中にも「頑張ってください」「ありがとうございます!」というやり取りを行なってる。まあ、そんな挨拶をしてる余裕があるんなら、もっとペースアップすべきかも (^^ゞ
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上の写真は、下山後の会場から乗鞍岳あたりの方向を写したもの。空には明るさも見えてるけど、雲が凄い。下は、完走後のサービス。バウムクーヘン、水、りんごの定番以外に、丸い果物(プルーン?)も1個頂いた。
美ヶ原で、ペットボトルの水を盗まれてしまったから、今回はずっと手放さず (^^ゞ 全く、とんでもない泥棒がいるわな。選手かどうかは知らないけど、常識的に考えれば選手だろう。ほとんど選手しかいない場所だし、単なる飲料水を盗むほど喉が渇くのも、下山直後の選手以外には考えにくいから。
最後は、自分で買ったおやつ♪ 私はここ10日間ほど、お菓子をほとんど食べずに節制してたから、ご褒美なのだ。甘いポッキーと、ピリ辛のベビースター。他に、上品な甘さの紅茶花伝・ロイヤルミルクティー。
まあ、ご褒美と言っても、去年より僅かに遅いタイムだったけど (^^ゞ あらためて、ガックシ。。_| ̄|○
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というわけで、今年の乗鞍ヒルクライムのレポートもこの辺でようやく終了。実はまだ書くネタが残ってるんだけど、それはまた別記事にて。
やっと寝れるけど、その前にもうちょっと何か食べようか♪ 次は11月半ばのリレーマラソンだから、ちょっと緩めてもいいのだ。体年齢は驚異の・・歳だし(笑)
なお、今週は計16387字で終了。それでは、今年も恒例の一言で。
夏は終わったね。。☆彡
(計 5475字)
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