「毎年のように特番を見てブログに書いてる24時間マラソン」・・・とか書き始めようとして、調べてみると、そうでもなかった (^^ゞ 特にここ10年は、コロナの影響もあってマラソンの形式も変則的だったから、あまり真面目に見て書いてるわけでもなかった。
ということは、今年(2024年)は私にとって、ちょっと興味深いものだったということか。まず、やす子というブレーク芸人をほとんど知らないということ。
私はここ10年くらい、テレビでバラエティ番組を見る機会がほとんど無くなってるから、ネット記事で読む程度なのだ。デ・・じゃなくて、ふくよかな個性的体型、養護施設&自衛隊出身、フワちゃん騒動とか。顔もクリクリと可愛くて、たぶんダイエットで25kgくらい痩せたら、わりと美人だと思う。
そして、台風の影響で、天気が非常に不安定だったこと。雷雨もあったし、ネットからの批判も例年以上に強かった。そんな中でどんな走りと番組を見せてくれるのか。あと、かなりの体重で足腰がどうなるのか、どんな練習や準備をしたのかとか、旧ジャニーズが一気に消えて長寿番組がどうなるのかとか。
ちなみに、本番の24時間テレビは、ほんのちょっと見た程度。今年は乗鞍ヒルクライムと1週ズレてたから、その気になればかなり見れたけど、他の事に追われてた。そもそも日曜どころか土曜まで、家で仕事に追われてることが多くて、先日の週末もそんな感じだった
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とにかく、8月31日の午後7時55分にスタート。スターターを務めたのは、去年の走者のヒロミ。場所は横浜市の日産スタジアムの陸上競技場・400mトラック。
私は高校時代は陸上部だったから、トラックをぐるぐる回る姿を見ても退屈しない。というより、今でも自分で走りたいほど♪ 今年の春、 母校の雨の校庭をちょっと走ったし、リレーマラソンで国立競技場の全天候トラックも走った。
大まかなコースは、上のGoogleマップで、左下あたりから右上あたりに向かう流れ。途中、神奈川県と東京都を隔てる多摩川に沿って走って、距離を伸ばしてる。
多摩川は上図だと、左上から右下に大きく伸びてる水色の線で、サイクリストもランナーもウォーカー(散歩)も多い。過去、24時間テレビで何度も使われて来たし、私自身も何十回も自転車で走ってるから、見ればすぐ分かる。
もちろん、20年くらい前から、ネットの追跡班みたいなグループが正確に突き止めて公表してるわけだけど、その種の情報はあえて見ない。X(旧 twitter)とか、SNS情報も基本的には見ない。ただ、最近はテレビの画像でもあまり場所の情報を隠さなくなってる気がする。
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例えば、上の画面。バス停に「子安台・・前」と書いてるのが読み取れるけど、昔はこう言った文字の判別を防ぐために、いちいちモザイクをかけて隠してた。編集作業の労力は大変だったはず。
「子安台 バス停」で検索すると、ここが国道1号線(第二京浜)だとすぐ分かる。首都圏・南西部の代表的な道路。すると、スタート地点は分かってるから、ここまでの道のりも、この後の進み方も、大体わかるのだ。
自転車で後ろを追跡しなくても、グループで情報を共有しなくても、1人でテレビを見て調べればすぐ分かる。これは完走翌日の特番(SP:スペシャル)の画像だけど、たぶん本放送の画面でも分かったはず。
もちろん、分かったからと言って、私がわざわざ出向くことはない。交通やご近所の迷惑になりそうだから。それが24時間マラソンの大きな欠点の1つ。
特に終盤、夜の都心部でノロノロ運転する中継車は批判されても仕方ない。ほとんど歩くような遅いスピードで、東京の中心の幹線道路の左側をブロックするのだから。おまけに、応援する人も大勢集まって来る。都心部だけでも、自転車やサポートランナーのカメラ映像に変えれば、少し改善されるはず。正月の箱根駅伝ほどの歴史と公益性、スポーツ性はない。
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市民ランナーの端くれとしては、シューズやウェアも気になる所。今年のブランド(メーカー)は、急成長して来たHOKA(ホカ)。マオリ語で、飛ぶ(fly)という意味。
やす子のソックスでも、サポートのサンバイザーでも、ロゴが目立ってた。少し前まで、ホカオネオネという変な名前だったけど、さすがに短い名前に変えたらしい。さらにメジャーを目指そうと。
私がこの新しいブランドの名前を初めて聞いたのは、友人Hから。すごく柔らかいと褒めてたけど、「で、走ってる?」と聞くと、「走ってない」と平然と答えた(笑)。柔らかさはここの売りだけど、それは走るためというより、一つの売り文句、イメージ的なもののような気がする。アシックス派の私の第一印象は、外見。デザインや色がオシャレだなと思った。
やす子が履いてたのは、CLIFTON9のレディース。文字通りの意味は、「岩のような険しい街」とか。ふくよかなランナーの24時間マラソンにピッタシの名前か。足幅がレギュラーかワイドかは不明。
価格は税込20900円だから、税抜だと19000円(細かっ・・)。かなり高めの靴。色の名前はイエローじゃなくて、「レタス/ソーラーフレイム」となってる。黄色と水色が「レタス」ということか。「キャベツ」の方が面白いけど、売れないはず(笑)
靴底の色とか見ても、私の好みだけど、残念ながらレディースで25.0cmまでしかない。ワイドもあるけど、男の私の幅広の足は入らないはず。もっと趣味の色(アクア)も25cmだからダメ。ただ、いずれ何か買ってみるかも。ファッション感覚で♪
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上の「神奈川県 川崎市 高津区」という標識も、ほぼ完全に場所を特定できる。Googleの画像検索でも出るほど。東急・二子玉川駅近くの、新二子橋。その後の目印となる映像と合わせると、ルートはさらに特定可能。ここではあえて書かない。
施設の子にもらった漢字という話が、マニアとしてはウケた♪ 中国のビャンビャン麺にしか使われないらしい超複雑な漢字。あぁ、macOSだと、すぐには変換できないか (^^ゞ
テレビでは58画だと言ってたけど、ネットでは57画という説の方が有力かも。要するに、部首の「しんにゅう」の左上の点が2個だったら58画、1個だったら57画なんだと思う。画数の1つずつの細かいチェックは、既にネット上でアップされてた(笑)
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山口県の養護施設の映像もハッキリ映されてたから、ここがなんという名前でどこにあるのかも分かるし、公式サイトもあった。あえて、ここでは書かない。
キレイな建物だから、運営費とかどうなってるのかと思って調べたけど、今のところは不明。年間の収入は3億円もあるらしい。たぶん、自治体からの補助が大部分で、寄付金が少し加わる感じだと思う。ここに限らず、児童養護施設の運営費の情報は極端に少ない。
いずれにせよ、施設的には、それなりに恵まれた環境だと思う。ここより遥か下の環境の子どもたちは、今の日本で大勢いるはず。ただ、両親と離れ離れという点のマイナスがどれほどなのか、なかなか分かりにくい。
番組を見て、すぐ気付いたのは、当時の友達が登場してないこと。私がたまたま見落とした可能性もあるけど、少なくとも前面には出てなかったと思う。それだけでも、微妙な生育環境ということが想像できる。ちょっと状況が似てるのが、2年前のランナー、EXIT・兼近か。。
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最後は、わざとテレビ映像的にタイミングを狙ったみたいな、土砂降りの大雨。実際、いつもの放送時間ギリギリのゴールではなくて、少し早めのゴールだったから、演出的に狙った可能性はある。
ゴール時刻がスケジュール的に決められてるからこそ、ちょっと違って、部分的にガチの勝負になってるフジテレビの27時間テレビの100kmマラソンなんてライバルが登場。と言っても、フジの場合は隔離された場所で、飛び抜けた走力のマラソン・タレントだけ集めてるから、かなり違う企画ではある。観客に手を振ったり、笑顔を見せたりする必要もない。
ゴールよりも、この募金総額の方が目立ってた気がする。募金の着服(横領)問題が大きく報道されたからこそ、金額は明確に示したということか。まだまだ番組への支持はあるというアピールも含めて。
ここ数年では多い方らしいのは立派なこととして、やす子が1人で集めたような伝え方には疑問。ものすごく大掛かりなイベントだから、1人どころか、直接的なスタッフだけでも50人くらいはいるはず。間接的には、募金者や担当者も含めて、数千人レベルか。
もちろん、それがよく分かってるからこそ、やす子は最初から最後まで、何百回も「ありがとう」を繰り返してた。感謝を伝えれば、やがて返って来ると。
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なお、初日のトラックの30km(75周)で体重が2kg増えたとか言ってたけど、正確には1.2kgくらいだと思う。2kgというのは、テレビ的、芸人的な誇張。
元が77.7kgで、後で測ったら、一瞬79kgになってたけど、よく見ると78kg台の後半で体重計の数値が揺れ動いてた。78.9kgとすると、1.2kgの増加。
いずれにせよ、凄く飲み食いしてた♪ 胃腸が強いのは間違いないし、アンパンマン的なキャラを本気で目指してるんだろうね♪ みなさん、どうもお疲れさま。。☆彡
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