福井女子中学生殺人、再審無罪の決め手は検索AIが回答した歌番組の日付け(NHK『未解決事件15』)&咳き込みラン
(23日) RUN 13.4km,1時間06分19秒
平均心拍 128,最大 145
WALK 2.7km,31分,4000歩
☆ ☆ ☆
NHKの女子アナのエース格だった和久田麻由子アナも、結婚・出産を経て、いよいよ日テレに鳴り物入りで転身する。そこで、NHKでの最後の仕事かも知れないドキュメンタリー『未解決事件』を動画で見てみた。
2026年3月21日放送、「File.15 冤罪40年の深層~福井女子中学生殺人事件」。実際には、次の28日のファイル16が和久田アナ担当のラストかも。


正直、私はこの事件について全く知らなかったので、当初は和久田アナの見納め(あるいは声の聞き納め)くらいに思ってただけ。しかし、実際に見ると、ちょっと変わった点に興味を感じた。
それは、裁判にとって重要な古くて細かい事実をどうやって調べるのか、ということ。NHKの番組の中では、弁護士が見つけ出したという流れになってたけど、実はAIを使ったらしい。ところが、私が自分で普通に調べてみると、AIなど無関係にすぐ分かったのだ。
結果的に再審無罪を勝ち取ったのだから、弁護団の仕事としては成功と言える。しかし、もっと前に弁護士がネット検索という普通の調査を実行してれば、もっとスムーズに無罪に持ち込めたのではないか。その意味で、番組内でもマスメディアでも触れられてない点に、ちょっと引っかかったのだ。
☆ ☆ ☆
女子中学生が刃物で惨殺された事件。物証が乏しく、容疑者の本人(前川彰司さん)も否定する中、警察と検察が頼ったのは知人たちの証言。
曖昧な複数の証言を、巧みに一つの方向にまとめ上げて、有罪判決に持ち込んだらしいけど、その際には供述証言の信頼性もポイントになる。
前川さんの知人の1人・Nは、事件当日の1986年3月19日、前川さんに会う前に歌番組を見たと話した(ことにされてる)。当時、人気だった歌番組の一つ、日テレ『夜のヒットスタジオ』。そこで、アン・ルイスと吉川晃司を見たとのこと。実際には、本人は日付まではあやふやだったらしいから、警察が誘導して日付けを事件に合わせたのかも。

その遥か後、服役も終えて、再審を目指す中、2023年に弁護士がこの日付けの間違いに気づいた。その場面は、正しくは3月26日の放送だから、事件当日の3月19日に前川さんに会う前に見たというのは矛盾。Nの証言の信頼性は、大幅に下がる。
実は警察も、1989年には日付けの間違いに気づいていて、検察に詳しく報告してたのに、検察が無視したらしい。3月26日の午後10時42分07秒から午後10時44分27秒まで、計2分20秒。この辺りの細かさは、警察もさすがプロフェッショナル。テレビ局のビデオテープ録画を借りて、早回しで探し出したということか。

☆ ☆ ☆
私も20年以上、毎日書き続けてるマニアック・ブロガーだし、仕事でも、調べる作業には慣れてる。
弁護士がなぜ、数十年も後になって日付けの間違いに気づいたのか。その点を調べて行くと、朝日新聞の報道が見つかった。2025年3日5日、再審開始の前日の朝刊。日経も似たような記事を出してるけど、「人権の朝日」の方がやはり詳しい。

「再審開いた『事実』 AIで発見」。「中川元弁護士(44)は2023年3月、検索サイトに搭載されたAIに質問してみた。《吉川晃司とアン・ルイスが行ったいやらしい踊りはどんなもの?》 瞬時に答えが返ってきた。《1985年10月2日に放送された・・・・・・》」
日付けが違うから、さらに調べてみると、3月26日にその場面(アン・ルイスのヒット曲『六本木心中』)が再放送されたことが判明。その後、警察が早くから検察に伝えてたことも分かった。高裁も最高裁も、証言のおかしさに気付かなかったということか。
朝日も日経も、AIが活躍して解決したというような流れで報道してる。しかし実は、AIなど必要ないということを、私は発見した。もちろん、この件に関してであって、AIは私もちょうど3年前から有料で利用し続けてるので念のため。
☆ ☆ ☆
弁護士が使ったAIは、「検索サイトに搭載された」と書いてるから、ChatGPT(3.5か4)やGoogle Bardではなく、あまり話題になってなかったマイクロソフトのBing Chatだと思われる。Windowsパソコンのブラウザから試しに使ってみたということか。
当時マイナーだったBingのAIでそこまで分かったのなら、私の人力の検索でも分かるかも。そう思って試してみると、簡単に分かったのだ。

上図は検索結果の冒頭のみ。「夜のヒットスタジオ 吉川晃司 アン・ルイス」というフレーズをGoogle検索に打ち込んで、動画を調べると、多数の投稿がヒットする。YouTubeよりもTikTokが多い。おそらく、そのほとんどは著作権違反の海賊版だろうけど、その点は今はスルーしとこう。
ヒットした動画を一つ一つ調べて行くと、1986年3月26日に放送されたらしいことも、それが85年10月2日の放送の再現だったらしいことも簡単に分かる。もちろん、再審無罪とか、事件とは何の関係もない動画だけで大まかに判明。その後は、弁護士の職権で日本テレビに正式に問い合わせれば、正確に確認できる。
したがって、対話型生成AIの一般的普及とか利用など無関係に、担当弁護士は人力検索で日付け間違いに気付けたはずなのだ。別に、部外者の一般人の立場で弁護士の責任を追及するつもりもないけど、シンプルに調べる能力、調べる行為の大切さを改めて実感したのであった。必要な時、すぐに手が動くかどうか。。
☆ ☆ ☆
一方、単なる小市民アスリートの方は、気管支炎でもすぐに足が動く♪ 昨日(23日)も薬を使わず、咳止めトローチを舐めただけで、13.4kmランの距離稼ぎ。終盤と帰宅後はやっぱり咳き込んでしまったけど、悪化する感じもないから大丈夫だろう(多分)。
トータルでは1km4分57秒ペース。薬で無理して出たレースから8日目、やっとRUNペース(1km4分台)まで回復。寝てる間の喘息発作用の吸入薬も止めてる。呼吸はまだ苦しいし、心拍もちょっと高めだった。
気温12.5度、湿度46%、風速3m。後半は北風が強まったから、薄着だとちょっと寒かった。他に、ウォーキングも計2.7km。家のリフォームが近づく中、それでは今日はこの辺で。。☆彡

平均心拍 最大
往路(2.4km) 13分06秒 115 128
LAP 1(2.1) 11分03秒 125 129
2 10分41秒 129 134
3 10分26秒 132 136
4 9分49秒 137 145
復路 11分14秒 135 145
計 13.4km 1時間06分19秒 128 145
(計 2753字)
| 固定リンク | 0
« 26年・春から、自転車も車も交通ルールで混乱しそう・・&また薬を使わず咳き込みジョグ | トップページ | 『魔改造の夜』キッチン用品PK対決、H立建機(日立建機)がAイシン(アイシン)に1-0勝利&距離稼ぎジョグ »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- NHK『昔話法廷』第12話、滋賀『天女の羽衣』(近江国風土記「伊香小江」、七夕伝説)&15km走(2026.08.24)
- NHK『昔話法廷』第6話・浦島太郎、乙姫が玉手箱を渡した理由、開けてはいけないと言った理由♪&まあまあのジム(2026.08.19)
- NHK『100カメ』東海道新幹線の遅れを定刻通過に戻す運転士の暗算(番組テロップは計算ミス?♪)&微妙ジム(2026.08.14)
- Nスペ『知られざる核危機 ハルペリン文書』、中国による台湾・金門島砲撃に対して、米国は核兵器使用を考慮&微妙ジム(2026.08.10)
- NHK『Dearにっぽん』、熊本・水俣病の海で魚を捕り続けて来た94歳の漁師の告白&新ジム4(2026.07.05)
「ランニング」カテゴリの記事
- 今週残り900字、一言つぶやき&13km走(2026.09.06)
- 秋雨前線停滞+台風24号迷走、仕方なくビショ濡れラン、残暑よりマシか・・(2026.09.05)
- 久々にランニングマシン(トレッドミル)、空気抵抗も風も無いし、平坦で柔らかいベルトが自動で一定速度だから楽♪(2026.09.03)
- 15km走からランニングシーズン再開&26年8月の全走行距離(2026.09.02)
- 乗鞍ヒルクライム2026(第41回)は雨天中止!、コロナを除くと2003年以来か&帰宅後ハーフジョグ(2026.08.31)
「社会」カテゴリの記事
- Netflix『ラヴ上等 2』と法務省のタイアップが炎上・撤回、ポスターと告知から原因を分析&まあまあジム(2026.08.22)
- 佐賀県警・科捜研のDNA鑑定不正、担当者の増員と第三者機関のチェックが必要&重いマシンで高負荷(2026.06.05)
- 科学大(旧・東工大)に続いて東大の学園祭も中止、爆破予告が日本で実行された例はほぼ無いけど&ハーフ走(2026.05.17)
- 磐越道バス(レンタカー)死傷事故、全国の部活遠征や白バスを再考すべき機会&ジムバイクいまいち(2026.05.11)
- NHK『ニュースウォッチ9』の速報が最速、15日21時39分、やはり父親が遺棄供述&傘ジョグ10km(2026.04.16)


コメント