王将戦第2局(22年)、藤井四冠連勝、渡辺三冠の敗着は8八同金か&よろよろハーフ

JOG 21.1km,1時間55分45秒,平均心拍 146

消費エネルギー 1089kcal?(脂肪 229kcal)

   

連敗した渡辺明王将が、局後の感想で「もっとまともな将棋を・・」と率直に語ってたけど、私もこの対局はほとんど見なかった。初日の後、棋譜を見て、おそらく藤井聡太四冠がこのまま無難に勝つと思ったから。

   

第1局は最後まで激戦の名局だったけど、第2局は渡辺の完敗というか、失敗だろう。AIの評価値グラフもズルズルと後手の藤井に傾く形になってた。いわゆる「藤井曲線」か。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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戦型は、角換わりから、相早繰り銀。上図は毎日新聞HPの棋譜ページで、51手目、先手・渡辺が3四角と歩を取った局面。この手が最初の悪手で、AIの評価は後手・藤井有利に振れた。

  

ところが藤井は、2時間28分の大長考の末に、8八歩と打つ。これは悪手か緩手で、AIの評価値はほぼ互角に逆戻り。

  

もし8八歩を取ってくれれば、先手は壁金の悪形になるから上手い効かしになるけど、私が先手でも取らない。当然そんなものは無視して、2三歩成の攻め合いで勝負。アマチュア同士なら多分、先手が勝つと思う。ちなみにAIの候補手を見ると、2三歩成か4五銀を最善手としてた。

   

   

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もし渡辺が2三歩成としてたら、上図から、同歩、同角成、3六角のような激しい闘いになってたらしい(AIの読み筋)。その次からは見えなかったけど、たぶん3五銀だと思う。以下、2五角、3二馬、同玉、2五桂、2八飛くらいか。

    

しかし、勝負事に「たら」「れば」は禁物。実際は、渡辺は8八同金と取ってしまったから、3六角、2六飛、4七角成、5六銀、3五銀で不利となった。以下はほとんどチャンスなし。渡辺のブログを見ても、8八同金を悔やむような感想を書いてた。

  

「結果的に先手が変化するとしたら、ここで2三歩成しかなかったです。本譜の8八同金でもすごく悪いとは思っていなかったのですが。。。」

   

結局、98手までで渡辺が投了。下図は王将戦中継ブログより。以下、変化は色々あるけど、どれも簡単な即詰み。最長の変化は、2八玉、4六角、3九玉、3八歩、同玉、3七角成(右でも左でも同じ)、4九玉、3八金までか。渡辺が先に飛車で王手してれば、ちょっと違う展開だったとは思うけど、最後はもうあっさり諦めたようだ。

  

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さあ、これであと2勝すれば、藤井聡太五冠の誕生☆ 最近ちょっと負けが多めになってたけど、王将戦のために力を残してた形か。どうせなら4連勝して綺麗な歴史を作って欲しい。将来の名人位につながる順位戦B1組も頑張って!

   

   

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一方、単なる小市民の方か、2日休んだ後、昨日は半月ぶりにハーフ。疲れが抜けてるかと思ったら全然ダメで、序盤からずっと脚が重かった。火・水・木と3日連続で頑張ったからかね?

  

それでも、ペースを抑えて何とか保守的に完走。トータルでは1km5分29秒ペース。ぎりぎり合格か。最低点で (^^ゞ 実はひそかに5分15秒のRUNペースを狙ってたのに。

  

気温6度、湿度56%、風速1.5m。走る直前には、雨が降りそうな予報に変わってたけど、結局ふらなかった。本降りになったら途中で止めようかと思ってたのに、残念♪ コラコラ! 新・心拍計は終盤、異常に高い値になってたから、旧・心拍計で低めに補正した。

   

走る前に痛めてた右膝が悪化したのが気になりつつ、ではまた。。☆彡

   

   

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       時間  平均心拍  最大

往路(2.4 km) 14分02秒 129 141 

LAP 1(2.1) 12分09秒 138 142

  2   12分08秒 141 146

  3   12分05秒 140 142

  4   12分03秒 140 145

  5   11分33秒 145 149

  6   11分13秒 150 155

  7   11分06秒 154 156

  8   11分19秒 156 159

復路(1.6)  8分08秒 156 162

計 21.1km 1時間55分45秒 146(83%) 162(93%)

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藤井聡太四冠vs渡辺明三冠の頂上決戦スタート、渡辺の9六金が敗着か~王将戦・第1局(2022年)

2日目の夕方から毎日新聞HPの棋譜実況を見始めて、終局まで見入ってしまった。最後の即詰みは、渡辺が諦めたのか、あるいは、うっかりミスによる頓死だったのか? この後、奥さんが書くマンガで真相が明らかになるはず♪

    

いずれにせよ、力の入った大接戦。勝敗の行方が終盤まで混沌とした死闘で、プロでもアマでも面白かったはず。AI(水匠5)の評価値と指し手の候補だけを示す非公式YouTube動画は、同時接続者が5万人に達したらしい。再生回数ではなく、ライブを同時に見てる人数。音楽でも大変な数字だから、将棋でこの数字は凄い。さすが、新旧の天才同士の頂上決戦。

  

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私もさっき、最後の渡辺の指し手が気になって動画(元奨励会員アユムの実況放送)を確認したけど、やっぱり詰みの局面ではなかったのだ。渡辺は玉を逃がすこともできた。それなら、両者1分将棋が続いてたから、まだ逆転の可能性があったかも。

  

結局、藤井の勝因は、2日目の昼食の「しあわせ卵のオムライス」だろう♪ しあわせな勝利を生み出す卵になったと。いや、単に美味しそうだったもんで。ALSOC杯王将戦中継ブログ。オムライス、しばらく食べてないな。・・というか、ALSOCというと先日、妙なニュースが出てたけど、冠スポンサー様だから誰も触れないのであった♪

    

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     ☆     ☆     ☆

さて、藤井聡太四冠v渡辺明三冠の頂上決戦となった第71期・王将戦(2022年、令和4年)。藤井がタイトルを奪えば、五冠の偉業達成となる。過去、五冠を達成したのは、大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、羽生善治九段のみ。いずれも将棋の歴史に燦然と輝く大棋士だ。

   

もちろん、渡辺三冠にもチャンスはあるけど、これまで渡辺は藤井を苦手として来た。対戦成績は2勝8敗。勝率わずか2割。やっぱり何事にも相性というものはある。

   

ただ、第1局の会場となった静岡県掛川市は、渡辺にとって相性がいい場所らしい。過去、6戦全勝で、今回の対局前には不敗神話とか言われてた。会場は掛川城・二の丸茶室。グーグルアースで見ると、観光的に贅沢な場所だった。

  

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静岡といえば、お茶も有名。前夜祭では掛川茶PRレディから花束贈呈。左が中山千夏、右が河住美侑。実はレディは5人いるけど、全員を比較すると頂上の2人だと思う(個人の感想・・笑)。頂上決戦には頂上レディ♪ 普通のメディアはこの種の話は書けなくなってるから、個人ブログが書くしかない(使命)。頂上は左の中山さんかな ♡ スポーツ報知より。

   

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     ☆     ☆     ☆

第1局で最初に注目を浴びてたのは、先手・藤井の8六歩。確かに見覚えがないし、一見かなりの悪手だと感じてしまう。わざわざ相手が攻めやすくしたようなもの。プロ棋士にとっても衝撃だったようで、渡辺本人も局後の公式ブログで動揺を記してた「86歩は新時代の手という感じで1日目の昼から大長考を余儀なくされました」。

  

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個人的には、見始めてまもない後手・88手目の5六桂にドキッとした。

   

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先手の藤井は同角と取るしかなさそうなのは分かったけど、どうも先手の攻めが薄くて、切れてしまいそうに見える。下手に飛車を動かすと、角の打ち込みが生じるのも辛い所。後手は玉が薄いけど、駒得だし、5一飛や2五桂もあるから攻めには困らない。AIの評価値の推移グラフを見ても、この辺りでは、後手の渡辺が少しだけ有利になってた。

  

   

     ☆     ☆     ☆

結局、渡辺の敗因、敗着は、122手目の9六金だろう。一瞬、鋭い攻めに見えたけど、藤井の9七金がキレイな受け。遊びゴマの金で相手の金を取れば、攻撃にもなる。AIの評価値を見ると、この辺りからようやく先手の藤井がハッキリ優勢になってた。

       

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後手が9七同金だと、同桂で桂馬にも逃げられてしまうから、後手は8九成香。 先手は9六金で、金を持ち駒にして、これが最後の即詰みにつながった。

  

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上図は後手の130手目、7七角成の局面。ここで渡辺は、先手に4五桂と跳ねられるのをうっかり見逃してたらしい。それでも、5二玉とか、下に逃げれば詰みにはならなかったけど、先手も4九玉から右辺に逃げてしまうから、勝ち目がないと判断して諦めたのかも知れない。後手は本当は、むしろ上に逃げて入玉を目指したかったけど、間に合わなかった。

   

4五桂、同銀、4三金、5四玉、4五銀、同玉、4六歩、5六玉、5七金で、渡辺が投了。139手で、先手の藤井がまず1勝となった。とはいえ、かなり際どい名勝負で、むしろ渡辺は「これなら十分、戦える!」と手ごたえを感じたかも。PCもハイスペックにして、ずっと最新AIで研究して来たらしい。

     

私としてはやっぱり、弱冠19歳の天才少年の五冠達成を期待する♪ ちなみに「弱冠」とは元々、男子の20歳のことを表す言葉だったらしい。なお、第2局は1月22日・23日の予定。それでは今日はこの辺で。。☆彡

    

       (計 2002字)

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藤井聡太四冠も大会挑戦か、「チェス・プロブレム」の簡単な説明と問題解説(詰め将棋との比較、ゲームアプリ)

小学校から高校まで、将棋はかなり本気でやってたけど、チェスというゲームは小学校時代に少しやっただけのような気がする。

   

ボードと駒のチェスセットを持ってる同級生はわずかで、私も持ってなかったし、対局中にどんどん駒が減っていくのが淋しい感じはあった。将棋と違って、取った駒を持ち駒として使えないから、盤上の駒は減る一方になる。

  

その後、6年前の「美青年」山Pのドラマにチェスが登場した時は、レビューの中でチェスの解説も少ししたけど、全く対局はしてないし、情報を目にすることもほとんど無かった。人間のチャンピオンがAIに負けたとかいう、海外ニュースを見た程度か。

   

    

     ☆     ☆     ☆

ところが先日、将棋の天才少年、藤井聡太四冠が来年(2022年)の抱負として、「チェスプロブレムの解答大会に出る」と語ったのを知って、急に興味が湧いて来た。そもそも、チェスにも詰め将棋みたいな問題があるということさえ知らなかった。下の写真は日刊スポーツより。

   

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藤井四冠が大会に出れば、間違いなくニュースになるし、彼の飛び抜けた実力と負けず嫌いの性格から考えて、トップクラスを目指すはず。

   

というわけで、来年以降の彼の活躍を理解するために、早速チェス・プロブレムというものをネットで調べて、ごく初歩的な内容だけは理解。簡単な問題なら、すぐ自分で解けたし、様々な変化や理由も読めた。

   

ここでは、将棋好きだけどチェスは超初心者の私の観点から、チェスの詰め将棋、「チェス・プロブレム」についてごく簡単に説明してみよう。ルールや用語法が意外なほど細かいので、真面目に話すと長過ぎるのだ。

   

そもそも小学校時代、誰も複雑な内容なんて理解せずに、そこそこ楽しく遊んでたはず。まず、やってみる。「習うより慣れよ」という言葉は、半ば正しい。

   

  

     ☆     ☆     ☆

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ここではまず、の説明から。普段あまり使ってない、日本語版ウィキペディアから図を借用。将棋と違って、駒に文字は書かれてないから、駒の形で区別する。3次元のリアルな駒だと違いは明らかだし、イラストでも分かる。ただし、イラストの向きが先手と後手で同じになってるので、白と黒の色でどちらの駒なのか区別する。

      

キング(王様)、クイーン(女王)、ルーク(戦車)、ビショップ(僧正)、ナイト(騎士)、ポーン(歩兵)。将棋と違って6種類しかない代わりに、ちょっと複雑な動きをする。

     

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図の白丸が、その駒が進める場所。キングは、将棋の王将(玉将)と同じで、逃げ場が無くなって詰まされたら負けなのも同じ。クイーンは、飛車と角を合わせた動きで、縦横斜めに進める最強の駒。

      

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ルークは飛車と同じで、縦横に進める。ビショップは角と同じで、斜めの動き。

   

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ナイトが一番変則的で、飛び越える形で四方八方に進める桂馬みたいな駒。特に、後ろにバックできる点は、強力な長所。ポーンは歩に似てるけど、駒を取る時には斜めに取る。すぐ前にある駒は取れない。

   

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駒の初期配置は上の通りで、8×8=64マスの盤面に、お互い16コマずつ並べた陣形。手前の先手が白。向こうの後手が黒。

    

棋譜(=ゲーム進行の記録)をつける時のマス目の呼び方は、アルフェベット+数字で、将棋の7六歩みたいなものなら、ポーンのC3。2六歩みたいなものなら、ポーンのg3になる。他にも色々、細かいルールや慣習がある。

   

   

     ☆     ☆     ☆

ではまず、ドイツのゲームアプリで「1手詰め」を2問、見てみよう。英語だと、「Mate in 1 move」。直訳すると、1回の動きでチェックメイト(詰み)。チェックメイトは、単にメイトと略されることもよくある。

      

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上の問題は、ルーク(飛車)を使う1手詰め。将棋にたとえると次のような詰め将棋だ。ただし、お互いに持ち駒なしというルール。

     

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チェスは持ち駒を使って合い駒することができないから、上図で白(先手)はルーク(飛車)を1つ下に下げればいい。黒(後手)の王将はどこにも逃げれないから、チェックメイト=詰み。

   

  

続いて、クイーン(飛車&角)を使う1手詰め問題。

  

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将棋にたとえると、下のような問題。クイーンはわかりやすく「飛角」と赤字で書いてる。

  

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白(先手)が、クイーン(飛角)を斜め左下に動かせば、黒(後手)のキングは詰む。ちなみに、白のキングは役に立ってないが、書き添えるのがルールか慣習ということか。

   

  

     ☆     ☆     ☆

続いて、日本語版ウィキが世界「最古とされているプロブレム」と書いてる問題(出典なし)。将棋にたとえると5手詰めだが、チェスでは3手詰めと考えるらしい。(白、黒)、(白、黒)、白という風に、白と黒の指し手をペアにして、3手詰めと考える。

  

ちなみに、この問題が本当に最古かどうかは、まだ確認できてない。英語その他、欧米のウィキペディアにはそんな話は書かれてないし、英語でネット検索、画像検索をかけても、あまり信頼性のなさそうなサイトがいくつか出て来る程度だ。まあ、問題としてはおかしくない。

    

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将棋にたとえると、次のような問題。お互いに飛車を2枚持ってる。

    

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まず、ナイト(桂馬)を右上に飛んで、チェック(王手)

         

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黒(後手)はルーク(飛車、戦車)で白のナイトを取る。

   

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白はルークをG3に進めて、黒のナイトを取って、チェック(王手)。

  

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黒はキングで取る。

  

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白がルークをE3に進めて、チェックメイト、詰み。

  

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最後に、各国のウィキが載せてる2手詰め(将棋の数え方だと3手詰め)の有名問題1手目(「キー」と呼ばれる)が特に評価が高いらしい。

    

チェス・プロブレムでは、芸術的で主観的な評価が重視されてる。詰め将棋みたいに手数と難易度で区別する発想とは違うようだ。

           

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将棋にたとえると、下のような感じになる。ただし、歩はすぐ前の駒(ここでは相手の王)を取ることはできない。

  

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白はまず、右側のルークを下のH1に引く。チェスプロブレムでは、チェック(王手)をかけ続ける必要はないし、むしろチェックでない手の方が高く評価されるようだ。

     

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ここで黒(後手)は色々と指し手があるが、どう指し手もその次で負けになる。例えば、黒がビショップ(角)をH7に進めて、白のビショップを取ったとしてみる(下図の青い矢印)。すると白は、ナイトをG5に進めればよい(下図の赤い矢印)。白のナイトやクイーンがよく効いてて、チェックメイト(詰み)。

       

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というわけで、一通りチェスプロブレムというものを楽しめるようになった♪ ちなみに、プロブレムのアプリは海外のものが目立つので、インストールには多少のリスクがあると思う。課金、個人情報の漏洩など。アップルの AppStore なら多分、安全だろうとは思うけど、私は一応すぐ削除した。念のため。

  

藤井四冠のチェスプロブレム大会での優勝を期待しつつ、それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

       (計 2775字)

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藤井聡太四冠、深夜の逆転勝利で2021年の有終の美、3連敗も回避して、名人位にまた一歩前進♪

19歳の若きスーパースターは忙しいね♪ 深夜まで激闘して、感想戦もして、翌日は関西空港から(?)鹿児島空港へ。「来鹿」と呼ぶらしい。カメラのライカか。古っ! 本来なら竜王戦の第6局が開催される予定だった指宿(いぶすき)白水館で祝賀会に参加。

   

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まずは空港に着いただけで花束贈呈♪ 鹿児島読売テレビの記事より。これはスッチー・・じゃなくてCAでもなくて、白水館の美人No.1かな?♪ いや、最近は女性の外見の話をマスメディアが伝えにくくなってるから、単なる個人ブログであえて書いてるのだ。

    

真面目な話、おそらく事実として、花束贈呈の役を務める女性はいつも選び抜かれてる♪ 写真や動画が拡散するんだから、当然だろう。単なるマスク美人ではない(未確認・・笑)。案外、こっそり連絡先を教えてるかも♪

  

強い男のもとに、美しい女が集まる。古今東西、どうしようもない事実、真理であって、火を見るよりも明らかだ(死語)。

   

   

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で、たまたま空港にいた大勢の一般人にスマホ撮影された後、今和泉小学校を訪問。地元の小学生たちと交流する姿が可愛かった♪ 質問してた女の子も可愛い・・と思った人もいるはず(笑)。他人事か!

   

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一部の動画はそのまま映してたけど、この小学校、生徒数がかなり少ないらしい。南日本放送の記事より。ネット検索すると、2020年度で87人という数字が出る。だから、映像ニュースにはなってるけど、実は結構ガラーンとした体育館なのだ。

    

そこへ知性派のスーパーアイドル(笑)がわざわざ出かけたのはどんな事情が背景にあるのか。大人としてはその辺りも気になる所♪

   

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そして夜は、竜王戦の大盤解説付きの祝賀会。再び、鹿児島読売テレビより。これ、地元のお偉方だけには見えないなと思ったら、抽選で選ばれたファンも参加してたらしい。それはラッキーだね。

  

ところで藤井四冠、お酒は飲めるのかな?・・と思って検索しかけたけど、そうそう、19歳の未成年だった。まだあんまし慣れてないはず (≧▽≦) コラコラ! そうじゃなくて、まだ飲めないはず♪ 最近の高校生とか、卒業式の後、どうしてるのかね? 昔の高校生は?!

   

  

     ☆     ☆     ☆

で、その前日の12月2日は、藤井にとって今年最後の対局。こんなに早く終わるのは、竜王戦を4連勝で終えたから。

   

この対局は、タイトル戦ではないけど、かなり注目の勝負だった。B級1組の順位戦だから、勝ってA級に近づくか、負けて遠ざかるか、大きな分かれ目。ちなみにA級に上がって1位になると、名人位の挑戦者となる。だから、名人位に近づくための重要な一歩の対局だった。

  

他にも、直前まで珍しく連敗してたから、まさか3連敗で2021年を終えるわけにはいかない。最後はしっかり勝って、来年早々の王将位のタイトル戦に気持ち良く臨みたいところ。

   

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ところが、私が15時半ごろにAbema動画をチラ見すると、形勢は不利だった。先手(手前側)の近藤誠也・七段が57%、後手(向こう側)の藤井が43%。まだ43手の中盤とはいえ、先手の左の端歩が伸びてるのが目立つ。これは終盤の玉の逃げ道につながるし、わりと大きなポイントになってる。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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夜になっても差が縮まらないどころか、逆に広がってたけど、22時半くらいから、ようやく藤井が盛り返して来た。70手の後手、藤井の9一香の時点で、AIは近藤69vs藤井31と判断してるけど、それは人間的には間違ってる。人間同士なら、もう互角に近いはず。

     

飛車の下に香車がある形は非常に強力で、私も中学か高校の頃、この形にして一気に逆転勝ちした記憶がある。実際、近藤も動揺したのか、指し手が急激に乱れた。後の感想によると、この辺りまではかなり自信を持ってたらしい。

   

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9七歩、9六歩と進んで、AI的には、同歩、同飛、9七歩、7六飛、7七歩、7四飛、4六角のような展開を読んでた。それでもAI的には先手有利らしい。解説の森内九段はしきりに苦笑してた。あまりに人間と違う感覚だから。

   

とにかく、AIは9六歩に同歩を読んでたけど、近藤はタダで銀を取られる順が嫌だったのか、まさかの7四歩。これには流石にAIも動揺、形勢判断はほぼ互角に。ちょうど23時ごろのこと。それまで、顔を完全に伏せてしまうお得意の苦悩ポーズも見せながら辛そうにしてた藤井の様子が、一気に元気になる♪ 長い長い辛抱がようやく実った。

   

   

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後手・藤井の9七歩成に対しても、近藤はまさかの同角で応じて、ハッキリとAI判断が逆転。AIが示す手は刻々と変化してたけど、この直前には、7九玉の早逃げをBEST(最善手)としてた。う~ん・・人間には指しにくい (^^ゞ

    

この後、7五歩、7三歩成、同角と進んで、後手の角が先手の右側の桂馬を狙う形になったから、後手有利がハッキリした。これを藤井的に語ると、「難しくなったと思いました」のようになる♪ いつも、恐ろしく控えめに感想を語るから、分かりにくいのだ。まあ、あの謙虚な語り口も、人気の要因の一つだけど。

   

その後、手数は30手ほどかかったけど、もう再逆転の心配は感じなかった。そもそも藤井は終盤が強いし、読みも速いから、持ち時間が無くなった終盤は有利。結局、114手で見事に逆転勝利。

   

  

     ☆     ☆     ☆

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同じ日に、ライバルの佐々木勇気・七段が負けたから、B1組の順位が逆転。藤井がトップに躍り出た。上は日本将棋連盟の公式サイトに掲載されてる星取表。

  

12月23日は、藤井が休みで、2位の佐々木と3位の千田が星のつぶし合いをするから、藤井にとっては高みの見物。場合によっては、第11局か12局でA級への昇級が決定するかも。

   

来年、2022年は、まず五冠王への挑戦が大勝負だけど、その後にはタイトルの防衛戦が待ってる。四冠の保持だけでも大変だ。とりあえず、五冠獲得に期待しよう♪ それでは今日はこの辺で。。☆彡

    

        (計 2408字)

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将棋AIも採用、ミニ・マックス法の無駄を省いた α β(アルファ・ベータ)法と α 値、β 値の具体例の解説

将棋界では、19歳の天才・藤井聡太四冠の勢いが止まらない。彼の強さを説明する時、よく持ち出されるのが、AIとか、ディープ・ラーニングという話だが、普通のメディア情報だと、そうした言葉だけ使って、中身を説明してないものがほとんどになってる。

   

まだAIも、全ての変化は読み切れないので、途中で読みを打ち切って、一方がどれだけ有利・不利なのか、形勢判断することになる。途中でどのように形勢判断するのか? どのように評価値を計算するのか?

   

ある1つの局面だけを取り出して、先は読まずに、その時点だけでどう評価するのかについては、特殊なソフト(評価関数)が色々あるようで、そこはとりあえずスルーしとこう。

   

今回は、先を少し読んだ上で、今現在の評価値を出す方法、コンピューター手続き(アルゴリズム)について解説してみる。あちこちに説明があるが、導く途中のプロセスが書かれてないものや、言葉の意味(ミニ、マックス、α値、β値)を具体的にハッキリ示してないものがほとんどだった。

   

そんな中で、最も役に立ったのはいつものように、英語版ウィキペディアの説明(minimax、αβ pruning)。特に、図やアニメは明らかに優れてる。他に、補助的に役立ったのは、近大の石水隆氏のpdfファイルだった

    

    

        ☆     ☆     ☆

下は英語版ウィキのαβ簡略化法の図だが、これを用いて、元になってるミニマックス戦略から説明する。

    

将棋、碁、チェス、オセロなど、1対1のボードゲームだと、一方がどれか1手を選んで指して、それに対して、相手がいくつかの選択肢から選んで応じる形になる。その変化を樹形図(ツリー)として示したのが下図。グレー(灰色)の意味は、しばらく後で説明。

        

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一番上の自分の手番では、3つの選択肢(丸印)があって、これから自分が最善の手を選ぶ。そのそれぞれに対して、相手には2つの選択肢(四角印)がある。一番下に並んでるのはすべて、自分の側に対する評価値。相手は当然、この値から出来る限り低いものを選ぼうとするはず。

  

ちなみに将棋の最初の局面なら、下のような変化をまとめてることになる。自分には、7六歩、2六歩、5六歩という3つの選択肢がある。そのそれぞれに対して、相手には、8四歩、3四歩という選択肢がある。

   

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     ☆     ☆     ☆

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さて、相手としては、自分(私)の評価値を下げたいから、最も低い値(ミニマム)になる選択肢を選ぶと考える。例えば上図の左端だと、評価値5と6の変化があるから、相手は5の選択肢を選ぶ。以下、同様で、それぞれの相手の手番における自分の評価値がまず決まる。

   

上図で、下から2段目の薄い黄色のエリアには、左から、5、4、3、6、6、7、5、8、6という値が並んでる。これは、私がその直前に選んだそれぞれの選択肢(丸印)に対する評価値ということになる。自分(私)は当然、それらの中から、なるべく大きい値(マックス)を選ぶ

   

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だから、上図のように、下から3段目の私の手番では、私が大きい値の選択肢を選んだと考えてる。左端の分岐点なら、5と4の内、5になる選択肢を選んだということ。右端なら、8と6だから、8になる選択肢を選んだ。

   

この時点で、下から2段目の薄い青緑のエリアには、左から、5、3、6、7、5、8という値が並んでる。これは、相手のそれぞれの選択肢に対応する、自分(私)の評価値ということ。

  

ちなみに、それぞれの点(局面)は、英語でカタカナ英語でノード(node)と呼ばれてる。普通は分岐点のことだが、決着がついた最後の局面は分岐点ではないし、指し手が1つしかない時も分岐点にはならない。

   

   

     ☆     ☆     ☆

相手はまた、自分(私)の値を低くする選択肢を採用すると考えると、下図のようになる。中央の変化だと、6と7だから、小さい6になる選択肢を取る。

   

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最後に、自分は、3、6、5と並ぶ数字から、一番大きい6になる中央の選択肢を選べばよい。したがって、最初(一番上)の時点での評価値は、6ということになる。自分の指し手を青い線、相手の指し手を黄色の線で示した。自分の2回目の指し手は2通りあって、どちらでも同じ評価になってる。

  

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なお、相手だけが間違えた場合は、評価値は9まで上がる可能性がある(6から一番下の段まで下りた時の、最大の値)。一方、上図の場合は、自分が間違えたとしても、最悪の評価値は6(上側の6から一番下の段まで下りた時の、最小の値)。

   

   

      ☆     ☆     ☆

上のような方法が、ミニマックス戦略。相手は、自分(私)の評価を最小(ミニ)にすると考えて、自分は評価を最大(マックス)にすると考える方法。ちょっと難しい言い方だと、自分の最悪の損害を、最小化する戦略。歴史的には、一般的なゲーム理論やナッシュ均衡まで遡るらしい。

  

もちろん、実際の人間がそのような最善の判断をするかどうかは分からないし、そもそも一番下の段の評価値が正しいとも限らない。AIも最後の終局・投了まで読み切ってるわけではないし、人間との形勢判断の違いも大きい。

   

とにかく、そうしたミニマックス法から、無駄な読みを取り除く(prune:プルーン)方法が現在、使われてるらしい。α値、β値というものを使うから、英語だと αβ pruning。日本語だと αβ 法が普通の言い方だけど、意味的には αβ簡略化法ということだ。

  

  

      ☆     ☆     ☆

AIは左から右へと計算していくと仮定。まず、左下の枝分かれを見てみよう。

   

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相手の手番である下から二段目で、左端に、自分の評価値としてまず5が出てる(赤丸)。この時点では、これがα値。その上の段階で、自分は、この5より小さい値は選ばないはず。

   

ところが、右へと計算していくと、一番下の段が4となった時点で、その上側の評価値も4になる。この後、上のグレー(灰色)の値が何であっても、すぐ上の値は4以下になる。相手はなるべく小さい値を選ぶから。

  

α値と同じ段の右側に、α未満の値が出た瞬間、その後の下側の計算はもう不要になる。自分(私)はその直前の段階で、α値の選択肢を選ぶ方が得だから。したがって、上の枝分かれだと、自分は下から二段目の左側の5の選択肢を選ぶことが決定する。赤い斜線の右下は計算不要でカット。

   

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同様に、中央の枝分かれでも、赤線の右下は計算不要で省略される。下図を参照。ここでのα値は、とりあえず6(下から二段目の左側)。右下の灰色のマス目の値が何であっても、すぐ上の値は6以下だから、自分の選択肢の値は6と決定。

          

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ただし、この場合は2通りの変化が同点になってる。これは将棋AIでも見られる現象。

   

   

      ☆     ☆     ☆

最後に、β値については、この樹形図だとたまたま役に立ってない。

   

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上図で、下から二段目の自分の手番において、左端にまず5と出てる。これが最初の時点でのβ値で、これより大きい値が同じ段の右側に出たら、その後の下側はカットされるが、β値より小さい3が出たので、何もカットされてない。

  

中央の枝分かれは、そこでのβ値6より大きな値が出てるが、その後にカットされるべき選択肢がないので、たまたま役に立たない。右端の枝分かれは、β値5によるカットを使う前に、上から二段目のα値(ここでは6)が働いて、下側の3段が丸ごとカットされてしまう。

  

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     ☆     ☆     ☆

仮に、右側の枝分かれの5の代わりに7とすれば、下図のように、β値を上回る値が出た後の下側のカット(省略)が生じる。

    

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それにしても、もともと一番下の段の評価値が間違っていたら、ミニマックス法もαβ法も意味が無くなってしまうはず。今後、その辺りも調べてみたいが、将棋だけでも1通りではないから大変かも。

  

ともあれ、今日のところはこの辺で。。☆彡

    

       (計 3134字)

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藤井聡太、竜王タイトル獲得で最年少四冠!~豊島将之・前竜王の敗着はAI形勢判断(評価値)だと109手目、3五桂

やはり、この総合マニアックブログで、この天才棋士だけ特別扱いで大きく扱って来たのは正しかった♪ 完全に将棋界の歴史を塗り替えてる。

  

2021年(令和3年)第34期・竜王戦・第4局。11月12日、13日の2日制。藤井聡太三冠は、去年まで極端に苦手としてた豊島将之竜王をストレート(4勝0敗)で破って、将棋界の最高のタイトルとされる竜王(読売新聞)を奪取。

    

これまで羽生善治が保持してた記録、22歳9ヶ月を破り、19歳3ヶ月の最年少記録で四冠となった。竜王、王位、叡王、棋聖。

   

   

     ☆     ☆     ☆

下は、主催者・読売新聞の号外を持った藤井(翌日の撮影)。読売新聞オンラインより。肝心の「竜王」の文字に左手がかかってる辺りは減点か♪ カメラマンが注文を出すべきだった。今日(14日)の読売・朝刊では、1面の2番目の扱い。

        

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ちなみに最高のタイトルというのは、要するに賞金額4400万円がポイントだろう。日本将棋連盟としては契約上、序列1位として扱う必要があるのだと思う。

   

将棋の歴史的に考えると、むしろ今でも「名人位」に特別な重さがある。実際、今でも、名人を頂点として行われる順位戦は、竜王戦の予選より遥かに話題になってる。また、竜王戦の前身は十段戦(1987年まで)で、序列的には名人位より低かった。

   

   

     ☆     ☆     ☆

さて、私はもう、藤井が3勝0敗となった時点で四冠は確定だろうと思ってたから、第4局の初日は、終わった後に少し情報を集めただけ。2日目も、14時前にAbema動画(ライブ放送)のチラ見を開始した程度だった。

   

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上が最初に見た局面で、84手目、後手(向こう側)の藤井が4四角と打った所。AIの形勢判断は、勝利の確率65%vs35%で、藤井が有利。

  

飛車を逃げるか、攻め込むか。AIが示してる最善手は3一銀だが、先手の豊島は3八飛と逃げて、7六歩、3五桂から攻め合いになる。細かい棋譜は、公式サイトを参照。お互いに桂馬が大活躍。

  

  

     ☆     ☆     ☆

ちなみに3時のおやつは、下の通り。

  

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相変わらず、藤井はサービス精神が少ない♪ ドリンクだけだと、見た目が淋しいし、メディア的に扱いにくくて、解説者も言葉に詰まってた。豊島のぶどうに見えるマスクメロンのタルトの方が、話題にしやすいのだ。

   

藤井は将棋界の全体を背負う日本のトップ、世界一だし、もうすぐ20歳で成人式だから、その辺りまで考えて欲しいところだろう。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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さて、上図は104手目、後手の藤井が8七飛成と攻め込んだところ。ここは、上手く指されたら負けかもと思ってたとか、藤井が局後に語ってた。

  

実際、ここでAIの形勢判断は逆転。上図の右側のグラフにも示されてる通り、後手の藤井のリードがここで消えてるのだ。数値は刻々と変わるけど、この瞬間では42%vs58%で豊島が有利になってる。

  

AIが示してる最善の応酬は、4三桂成、同玉、5五桂、同角、同銀。ところが、この最後の同銀の代わりに、豊島は3五桂と打ってしまった。局後の感想によると、普通に同銀だと負けだろうと誤解してたらしい。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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この109手目の3五桂は、4手前の4三桂成の長考(99分)の時に考えてたはずで、僅か1分で指されてる敗因。

  

twitter検索をかけると、この時、Abemaの形勢判断も再逆転したらしいが、私は見てなくて確認できないから、YouTubeの動画で最強ソフトの1つ、水匠の評価値を確認。後手有利に変化してた。元奨励会員アユムの将棋実況より。

     

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     ☆     ☆     ☆

それ以降は、終盤や詰め将棋に強い藤井が確実に攻めて、122手目、2五金を見て、豊島が投了。下の投了図(終局図)を見るだけだと、かなり差があるようにも見えるが、実際は周囲にいた大勢のプロ棋士たちも迷う、きわどい終盤だった。そもそもAIの評価値もかなり激しくブレてた。

     

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ちなみに、Abemaも公式棋譜ブログも、後手に「打ち歩詰め禁止」を回避する上手い手順があると説明してたが、それは必要ない。その順を使わなくても後手の勝ちだから、ちょっと「盛った」説明だろう。

   

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私がチラ見を再開したのは、感想戦からで、少し見てると、駒をしまって全員が頭を下げるシーンが映った。これも歴史的な美しい瞬間。いつもながら、藤井の頭は誰よりも低く下げられてる。あと少しで将棋盤にぶつかるのに、惜しいところ♪

  

大盤解説は、声と仕草が可愛いお嬢様、中村桃子・女流二段。実力や格付け以上によく見るから、やっぱり聞き手として上手いと評価されてるんだと思う。聴き取りやすくて明快な語り口で、男性棋士の解説に対するリアクションも適切で自然。

  

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まあ、もう1人の伊藤沙恵・女流三段の独特の個性が好みの人もいるはず。 まるで素人でアンニュイ(死語♪)な女の子みたいに話しつつ、将棋の内容はしっかり理解してそうなのだ。稀有なキャラ。

  

       

    ☆     ☆     ☆

最後は記者会見の冒頭。ホテルで女性従業員から花束をもらう藤井四冠。ANAのホテルだから、スッチー・・じゃなくてCA(客室乗務員)の制服姿を見たかった人もいるだろう♪ 他人事か!

   

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記者会見のインタビューの内容は、やっぱり、いま一つかも♪ もうちょっとリップサービスが欲しい所だ。

  

師匠の誕生日だという点を2回も問われてるのに、1回目は知らなかったと答えて、2回目(最後の質問)は完全スルーみたいな形(質問を聞き間違えたんだと思う)。

  

賞金で名古屋城を買うのかとか、日刊スポーツ(?)かどこかの記者が質問したのに、考えてないと答えただけ。「それはもう少し賞金を溜めてから考えたいと思います」とか、「鉄道が好きなので、福山雅治さんみたいに電車の車両を買いたいかなと思います」とか答えれば、メディアもネット民も喜んだのに。

  

トミーのプラレールが欲しいと言えば、CMを1本稼げたはず♪ まあ、そんなことを考えず、一途に将棋に打ち込むからこそ、この地位があるわけか・・とまとめとこう(笑)。ともあれ、最年少四冠、最高位獲得、おめでとう!

  

なお、今週は計13939字で終了。ではまた来週。。☆彡

   

      (計 2482字)

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竜王戦・第2局(2021年)、将棋も斬新、おやつのクマ最中も可愛い♪&無理して18km、また呼吸困難・・

(23日)JOG 18km,1時間38分14秒,平均心拍 145

消費エネルギー 811kcal?(脂肪 227kcal)

   

日本のコロナウイルスは一体どうしたの?っていうくらい、急激に大人しくなってるけど、世界ではまだまだ猛威。今後の第6波や新・変異株に備えて、クマさんカップルもしっかり不織布マスクを付けてる♪ キスしにくいけど、大丈夫だろう(笑)。何が?!

   

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一昨日(21年10月22日)から2日制で行われた、将棋の竜王戦・第2局。豊島将之・竜王に連勝した天才少年、藤井聡太・三冠が初日に食べたおやつが売れまくってるらしい♪ 京都の御室(おむろ)和菓子、いと達(たつ)の名品。公式サイトの写真もオシャレで、いいね。

      

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上が実際のおやつ写真。竜王戦の公式ブログ「竜王戦中継plus」より。足の裏(?)の模様も小さいクマさんになってるのかな? 入れ子状で、数学のフラクタル図形みたいだね♪ ロシアのマトリョーシカ人形と言うべきか。

  

くま最中。しゅまり豆のこし餡に黒糖と一休豆を忍ばせた最中。一般男性にとっては、暗号みたいに難解な説明♪ 1個300円。味もデザインも季節ごとに変わるらしい。案外、将棋バージョンも出るかも。関西の方、お試しあれ。

   

   

     ☆     ☆     ☆

一方、将棋の内容。私がAbema動画のチラ見を始めたのは、2日目の16時くらいから。既に形勢が開いてたので、むしろ昼までに見た方が楽しめたかも。

   

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戦型は毎度おなじみ、居飛車同士の相掛かり。もう、やり尽くしただろうと思いたくなるけど、先手・豊島の19手目、6六角で「すべての前例から離れた」らしい。公式サイトの棋譜より。プロ対局の棋譜のデータベースだと。アマチュアなら前例があるはず。

  

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後手の藤井は5四飛と回って、中央の玉頭を狙いつつ、右の銀を繰り出して豊島の角をターゲットにする。この後、左の端をお互いに破ったけど、藤井の方が効果的な破り方で、僅か70手で勝利。といっても、丸2日かかってる。

   

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AIの評価値の折れ線グラフ(右側)を見れば分かる通り、中盤以降はズルズルと一方的に差が広がるパターンで、豊島も局後のインタビューで反省してた。真言宗・御室派の総本山、仁和寺(にんなじ)。高校の古典で習った気がする名前。

   

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これで藤井は遂に、一方的に負けてた苦手の豊島に対して、10勝9敗と勝ち越し。0勝6敗の後、10勝3敗で盛り返した。いよいよ、藤井四冠が見えて来たかな。第3局は10月30日から。乞うご期待!

  

  

     ☆     ☆     ☆

一方、単なる小市民ランナーも、冬のマラソン・シーズンが接近して来たので、呼吸困難が完治してないのに18km走ってみた。パブロン1錠だけ使用。

    

途中ではいい感じだったから、ハーフ21kmまで伸ばそうかと思ったけど、止めといて成功。後で寝てる間に呼吸が苦しくなって、ロクに寝れなかったのだ。やっぱり仰向けに寝る姿勢がきつい。困ったもんだね。

    

トータルでは1km5分27秒ペース。気温13度、湿度53%、風速1.5m。すごく走りやすい気象条件だった。なお、今週は計14587字で終了。ではまた来週。。☆彡

  

   

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       時間  平均心拍  最大

往路(2.4 km) 13分53秒 135 147 

LAP 1(2.1) 11分57秒 142 146

  2   12分01秒 142 147

  3   11分42秒 145 150

  4   11分29秒 147 158

  5   11分09秒 152 164

  6   10分51秒 152 158

復路(2.8) 15分13秒 145 160

計 18km 1時間38分05秒 145(83%) 164(94%)

    

      (計 1471字)

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藤井三冠が豊島竜王に逆転勝利、自玉の頭から攻める最善手の連続技、4五歩&3五歩~竜王戦・第1局(2021年)

藤井聡太三冠が四冠に挑む、注目の竜王戦・七番勝負。まだ第1局だから、Abema動画はチラ見だけにするつもりだったけど、終盤は本気で見てしまった。

  

流石は天才少年、難しい将棋で見事に逆転勝利。天敵だった豊島将之竜王との対戦成績も、これで9勝9敗のタイ。6連敗から追いついてしまった。もし竜王まで獲得すると、完全に棋界の頂点に到達する。まだ19歳、恐るべき才能。。

  

最近は、YouTubeや個人サイトに対抗するためか、公式サイト(棋譜+ブログ)が非常に充実した内容になってるから、ブロガーとしてはなるべく違う内容の記事を書く必要がある。

  

例えば、会場の渋谷セルリアンタワーと渋谷駅の関係をハッキリさせるGoogle Earth画像を挿入するとか。渋谷駅・南口を知ってる人なら、あぁ、あそこかとすぐ分かるだろう。スクランブル交差点もハッキリ分かる。

 

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似た写真は公式サイトにもあるけど、断片的になってて位置関係が分かりにくいのだ。ちなみに左右に伸びてる幹線道路は、私も何十回も自転車で走っててメジャーな「246」だ。国道246号線。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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歩を5枚振って、表と裏の枚数で先手・後手を決める、振り駒。公式ブログより。豊島竜王の歩を振ったのは、スポンサーの野村ホールディングスの寺口・副社長。裏(と金)が4枚出て、相手の藤井三冠(王位・叡王・棋聖)が先手。

       

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戦型は予想通り、また相掛かり。といっても、かなり早い段階(上図の24手目、後手6二金)から前例のない対局になってるらしい。まだまだ人間にとっては未知のゲーム。AIでさえ、最終的な結論までは出てない。

          

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初日の藤井三冠のおやつが話題になってた♪ サバラン・オランジュという言葉や写真は既にネットに溢れてるけど、フランス語の綴り(savarin orange)を入れるとライバルが急減する。パンのブリオッシュをもとにしたお菓子・サヴァラン(人名)のオレンジ版。と言っても、パンにもオレンジにも見えない♪

       

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その初日の3時のおやつの頃、上の局面になったらしい。38手目、後手の3五歩が鋭い手。同歩と取ると6五桂から中央を攻められて、3六角の筋もあるから、藤井は3五飛。この辺りでもう、藤井は苦しいと思ってたとのこと。ただし、歩2枚、駒得になってる。

   

   

      ☆     ☆     ☆

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私が見始めたのは2日目(21年10月9日)の午後。13時半くらいで、後手(向こう側)の豊島が有利になってたけど、まだ先は長くて分からない。既に、飛車と角の交換で、藤井は角2枚、豊島は飛車2枚。

       

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左辺で桂馬の交換になって、後手の4四桂が急所に効いてる。上図の8八歩成に対して、先手の藤井は同銀! 7八飛に対して、4七玉。私はこの辺は見てなかったけど、見てたら、もう藤井の負けかな・・と思ってたはず。

  

ところが、7七飛成、同銀、8九飛成で、既にAIの形勢判断は逆転。藤井も、次の79手目、7一飛で攻め合いに持ち込めたと思ったらしい(局後のインタビューでの感想)。

       

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上図は、先手有利の局面にはなかなか見えないけど、5三の地点を狙う攻めが厳しいらしい。桂打ちもあるし、直ちに5三角成という急襲の狙いもある。同玉なら5一飛成。

    

    

      ☆     ☆     ☆

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香車を取り合った後、先手の7九香がちょっと盛り上がってた。攻めると共に、相手の竜の横利きも止める、攻守の好手♪ 解説の飯島栄治・八段の予想が当たって喜んでたのはいいとして、AIは7七香でも同じか、少し上だと判断してた。

   

聞き手の本田小百合・女流三段も認めてたけど、人間にとっては、7七香より7九香の方が良い手に見える。ただ、AIは機械的にあらゆる変化を超高速で読むから、たぶん、少し後で7九竜と香車を取る手が生じるのを気にしたんだと思う。

   

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その後、豊島にほんの1瞬だけ逆転のチャンスが来た。というか、AIの形勢判断は少し豊島有利になった。上図の右側の折れ線グラフが、右端で一瞬だけ下向きになってる。

    

上の先手・93手目、7九歩がAI的には悪手らしい。再び、竜の横利きを止めた実戦的な手だけど、緩手、ゆるい手ということか。

   

上図では、後手は8一歩(同龍なら9七馬)か、9七馬で良かったらしい。ところが豊島は4二玉と早逃げして、また形勢を損ねてしまった。まあでも、人間的にはよく分かる。難しい局面で、相手が1手、守ったから、自分も1手、守ったと。

       

   

     ☆     ☆     ☆

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そして、解説陣も唸ってたし、私も感心したのは、上の99手目、先手・藤井の4五歩。AIも最善手に挙げてたけど、わざわざ自分の玉の守りをガラガラにして、相手の桂馬を呼び込んでまで、相手の玉頭に攻め込む危ない手。よほどの読みと勇気・胆力が無いと指せない。

   

豊島が3六桂と飛ぶと、藤井は101手目、3五歩。上手い! 強い☆ これまたAIの最善手と一致。相手玉を攻めつつ、相手の香車打ちも防止。遅いようで、かなり速い攻めでもある。次に3四歩と取り込むと、5一銀からの即詰みを予期させる「詰めよ」になるのだ。

   

結局、豊島は3三玉と早逃げしたけど、7五金、8三馬、8四歩、7二馬、3四歩、同玉、4一龍で、ほぼ藤井の勝利が決定。藤井本人は、さらに3三桂、3六玉と進んだ所で勝てると思ったとか語ってたけど、そんな事はないと思う♪ どこまでも控えめ、謙虚な天才児だからこそ、ファンが多くてアンチが少ないのだ。

                   

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最後は、123手目、先手・藤井の3四桂打を見て、豊島が投了。それより少し前から、どこで投げるか迷ってる感じにも見えた。10手くらい前で投げてても不思議はないけど、大盤解説もあるし、サービスしたわけか。

   

というわけで、藤井三冠は四冠に向けて好スタートを切ることに成功。第2局は10月22日・23日、京都の仁和寺にて。

  

なお、今週は計17096字で終了。ノーベル賞記事が長かったから、大幅に制限オーバーとなってしまった。ではまた来週。。☆彡

    

        (計 2419字)

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天才・藤井聡太王位・叡王・棋聖、最年少19歳で将棋タイトル三冠達成☆~叡王戦・最終第5局

やはり、この天才少年・藤井聡太だけ、ブログで特別扱いして来たのは正解だった♪ 最年少、19歳1ヶ月ちょっとで三冠達成!

  

これまでの最年少三冠記録は、1993年に達成した羽生善治の22歳3ヶ月だから、大幅な更新。まだ高校卒業・・ではなく中退から1年も経ってない。卒業間際の高校を自分から中退するというのも、飛び抜けた偉業♪

   

インタビューとかだと、あくまで控えめで謙虚な姿勢を示し続けてるし、対局終了直後の頭の下げ方も非常に低いけど、遥か上しか見てないだろう。自分がどこまで強くなれるか。彼にとっては、全タイトル8冠制覇も単なる通過点に過ぎないはず。

   

  

     ☆     ☆     ☆

こうなるともう、出来れば最新・最強のAIに勝って欲しい♪ 2017年5月に、当時の名人・佐藤天彦が電王戦で人工知能に連敗して以降、人間はAIに頭が上がらなくなってしまってる。

   

Abema動画でも、常にAIが示す最善手が画面に映されてる。まるで、棋士を「採点」するための「正解」みたいに。

     

この淋しい状況を逆転できる可能性が少しでもあるのは、彼しかいない。AIに挑戦するなら、ここ数年が最後のチャンスだろう。いずれAIは、最終的な「答」とか「正解」を求めて、すべての手順を記憶してしまうだろうから。。

   

    

     ☆     ☆     ☆

では、2021年9月13日の叡王戦・最終第5局を振り返って、解説をまじえた感想を書いてみよう。まずは緩いコネタから♪

   

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叡王獲得後の記者会見で、ペコちゃんの巨大なぬいぐるみを渡されたのはサプライズだったようで、マスク姿の藤井三冠も明らかに笑ってた。

   

正直、これをもらっても置き場や処理に困るだろうけど、今期(第6期)から不二家がスポンサーになってるから、この程度は当然だろう。

  

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不二家は、CMでも藤井三冠を起用したくらいだから、よほど将棋に理解があるということか。まあ、フジイとフジヤは、音も似てるし♪ 上は叡王戦限定のペコちゃんお菓子BOX♪ 可愛くて、いいね。不二家の特設サイトより。

   

あるいは、ビジネスとして冷静に、巨額の投資に値すると判断したとか。実際、後ろのパネルには投資関連会社の名前が2つ並んでる。ひふみ投信とSBI証券。

   

まあ、圧倒的に優れた知性の象徴でもある。投資の世界でもAIが優勢らしいけど、もちろん、まだAIだけでは仕事にならない。30年後ならともかく。

   

   

     ☆     ☆     ☆

では、対局内容。私がアベマ動画をチラ見し始めたのは、終局近くの18時頃だから、公式の棋譜サイトを参照。

   

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先手・藤井vs後手・豊島将之叡王・竜王。互いに居飛車の相掛かりの戦型から、豊島が新しい局面に誘い込んだ。指し手が非常に早いので、おそらく研究して来た手順。

   

上図で、後手の豊島は、普通は守りの駒の左銀を4三から5四に進めた。2枚の銀と飛車で左側を攻撃する狙いで、人間的には後手の守りが薄くなるから少し疑問も感じるけど、AI的には普通の選択肢の1つらしい。まだ形勢判断の差はハッキリとはついてない。

  

どうして銀を2枚使うかというと、先手の飛車が2五に浮いてることも関係してる。後手は、銀1枚だけだと、普通の7五銀の「棒銀」攻めが出来ないのだ。かと言って、3三桂で飛車を追い払うと、自分の角の通り道をふさいでしまう。

   

先手の藤井は、飛車を2九に引いて、後手の攻めに身構える。6五銀、7七金、7五歩、同歩、同銀に、藤井は9七角と強気の応戦。見覚えのない、独特の力将棋になって来た。2人とも、短い持ち時間(4時間)を使って考え始めてる。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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上図は、藤井の9七角に豊島が6四銀と下がった局面。ここで下がるようでは、ちょっと辛い。局後の感想戦では当然、8六歩の変化にも触れられた。同金、同銀、同角、4五歩、同桂、9九角成。

  

藤井にとっても「やられたら嫌なんですけど」、豊島は自信が無かったらしくて、ジッと我慢。この辺りではもう、AI的に少し差がついてる。その後の形勢判断の折れ線グラフを見ると、序盤まで遡って分かるのだ。

   

ちなみに、ここで昼食休憩。2人とも、ウナギが有名な渋谷・松川に注文してるけど、藤井は海老天重(2500円)。去年、初めてのタイトル獲得になった棋聖戦の第2局でも食べた縁起物らしい♪ 勝負メシ、将棋メシ。公式ブログより。

    

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豊島は、うな重・桜(4000円)。夜のNHKニュースウォッチ9では、店主が藤井の選択に驚きつつ、本当はうなぎの方に勝って欲しいんですけど♪、とか微笑んでた。

 

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その後の攻め合いの中で、また豊島の銀2枚が迫って来た時、藤井は5六の腰掛け銀を6七に引いて構えた。最近見なくなってる矢倉囲いの金と銀を3枚とも逆にした珍しい構え。ここではまだ、先手の飛車が7筋や8筋に回って来る筋もある。

  

ちなみにここではもう、3時のおやつも終了。藤井は不二家のプレミアム・ミルキー・バターサンド。私が好きな、北海道・六花亭のマルセイバターサンドに似た感じ・・とだけ書いとこうか♪ お皿もペコちゃんの柄。豊島は国産フルーツロール。

  

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私が動画のチラ見を始めたのは、上の局面(88手)。中盤から終盤に向かう辺りで、既に75%vs25%で先手の藤井が優勢になってるけど、人間的にはまだまだ逆転の余地がある。どちらも飛車が使えない状況だし、持ち駒も歩のみ。

   

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先手は右辺で飛車を金と交換してるけど、左の金が4五歩から攻め込んで、上図(101手)ではもう勝ちと言っていい。持ち駒が金2枚に歩が5枚。角も4四や5五に飛び出せるし、4五桂もある。そして実は、AIも気付いてない他の攻めゴマも用意されてた。

   

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上の103手目、9七桂は、AIの候補手だと4番目くらいの手で、指した瞬間は一気に互角くらいの形勢判断になってた。しかしすぐ、40%vs60%くらいまで回復。左の銀を取ると、攻めゴマにして、後手玉を詰ますことが可能になるのだ。

  

直前にAIが最善手として示してたのは、4四角(など)。ちなみに、AIの判断は秒単位で刻々と変化するから、本当はどれがAI的な最善手かという話は非常に複雑になる。同じ1つのプログラムでもそうだし、プログラムが複数ならさらに複雑。

   

   

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そもそも既に両者1分将棋だから、考える時間はほとんど無い。豊島も最善手の5六歩は指せず、悪手らしい3六歩を指してしまった。その後の形勢判断はもう大差になって、まもなく即詰み。

   

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111手、先手の6一銀を見て、後手の豊島が頭を下げた。投了図以下、8二玉、7一角成、9二玉、8二金で、バラして飛車を取って、6二飛とか打てば詰み。

    

いつの間にかAbemaのデータ表示が詳しくなってて、BEST率というものも出てた。たぶん、その瞬間にAIが最善手としてた手を差した率のことで、序盤はあまり意味がないけど、中盤は63%vs56%、終盤は61%vs50%。中終盤の藤井の強さが数字に表れてた。

   

   

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さあ、これで次は、名人戦と並ぶ最高峰のタイトル、竜王戦で4冠への挑戦! 相手はまた豊島で、どうも今年は調子が悪いみたいだし、既に藤井との対戦成績も9勝8敗まで追いつかれてるから、藤井有利だと思う。

  

4冠になれば、棋界の席次も渡辺明3冠を抜いて、トップに躍り出る♪ 竜王戦・第1局は10月8日・9日の予定。今からワクワクしつつ、ではまた明日。。☆彡

    

        (計 2976字)

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藤井二冠、棋聖戦に続いてタイトル防衛、天敵の豊島竜王に完勝~王位戦・第5局(2021年)

東京五輪とコロナ爆発に気を取られてる内に、将棋のダブル・タイトル戦が1つ終了してしまった。そろそろ王位戦の最終局だよな・・とは思ってたけど、21年8月26日の朝、新聞を開くといきなりタイトル防衛の記事 (^^ゞ

   

推理小説の表紙を開いた途端に、真犯人の名前が書かれてたみたいなものか♪ まあでも、最初から答が分かってても、プロセスに意味があるのだ・・と自分を慰めつつ、棋譜をチェック。

  

人生も最初から、最終的な答が分かってるようなものかも知れないけど、途中も結構面白かったりする。最終的な答が実は予想外に良いものではないか・・と思うのも個人の自由。天国や極楽に行けるとか、脳や心だけ生き残れるとか。。♪

    

    

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王位戦・第2局以来の将棋記事も、まったく予想外の写真からスタート♪ 今回の会場、徳島県徳島市の「渭水苑」(いすいえん)。

  

読みにくい漢字だけど、渭水とは中国の川の名前で、黄河の支流の1つ。「胃液」とは関係なし♪ 渭水苑による説明としては、水のように人が集まって憩い栄える都、とかいう意味らしい。

  

もともと料亭だけど、現在はウェディング・結婚式場としてアピール。そこで、いきなり披露宴の写真をお借りして来た。つい先日、コロナで中止になった結婚式の費用で訴訟合戦になってるとかいうニュースを読んだばかりだったし。

  

こうゆう華やかな式をマスク無しで挙げれるカップルは、ここ1年半、日本だとほとんど無いんだろうね。海外だと結構、フツーにやってそう♪ クラスターにも負けず、感染・重症・死亡リスクにも負けず。

        

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対局場も庭園ももちろん立派。公式ブログより。ちなみに徳島というと瀬戸内海のそばだから、私の田舎「かも」♪ ごく一部では、テンメイ愛媛県出身説も信じられてるらしい(笑)。このブログでは、瀬戸内海のすぐそばとしか書いてないはずだけど。

    

そう言えば、徳島出身なのはお友達のNちゃんか(実名イニシャル♪)。そんな事より、鉄火丼の御膳が美味しそう! 2日目の昼食、対局者2人ともこのメニュー。さすがは高級料亭、器にも味がある。

  

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ウチは将棋専門ブログではないので、軽いおしゃべりをトッピングした所で、それでは王位戦・第5局の感想。藤井聡太vs天敵・豊島将之竜王。先月、藤井の防衛で終わった棋聖戦(vs渡辺明名人)に続いて、将棋界の頂上決戦だ。

  

私は日にちを忘れてたくらいだから、動画とか見てないけど、解説付きの棋譜が公式サイトで公開されてるから、将棋ファンとしては有難い。ただ、将棋記事も書くブロガーとしては、圧倒的な最強ライバルがいることになるから、必ずしも嬉しくはない (^^ゞ

    

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戦型はごく普通で、居飛車同士の相掛かり。ただ、序盤の上図では既にかなり珍しい局面らしい。先手・藤井聡太の23手目、7四飛。確かに、私も見覚えがないし、自分が指した覚えもない。歩を取って駒得するのなら、普通は3四飛の横歩取り。

     

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後手の飛車が8二に引いた直後、上図の7六歩で「データベースの前例がなくなった」とのこと。データ化されてないアマチュアでも少ないと思う。8六歩と打たれるのが気になるし、飛車の位置も中途半端だから。

   

  

     ☆     ☆     ☆

ただ、どうも藤井にとっては研究手順のようで、珍しい展開なのに、ここまで持ち時間は6分しか使用してない。後手の豊島は、6四銀と上がって2五飛と追い払った後、8六歩と垂らす。

    

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AIの形勢判断は見てないけど、ひょっとするとこの時点でもう先手有利か優勢なのかも。後手は8六歩の代わりに3四歩とするのが自然だけど、豊島としては、その歩をまた飛車に取られてしまう手順が嫌だったらしい。

   

先手・藤井は、8四歩、同飛、6六角として、角を逃がしつつ相手の飛車に当てる。後手・豊島は7五歩で、局面がますます複雑になって来た。8八銀、3四歩、8五歩に、後手は8二飛と引くハメになる。8五同飛だと、角交換から7四角と打たれてしまうから。

   

7五歩、5二金と進んだ後、次の7四歩に藤井は2時間01分(=121分)の大長考。これだけでも過去最長らしいのに、昼食休憩も挟んでるから、全体だと3時間の大長考になる。味のいい手だから、すぐ指してもいいと思うけど、神は別次元ということか♪

   

   

      ☆     ☆     ☆

その後しばらく、お互いに陣形を整えた後、藤井が8八歩と渋く受けたのに対して、豊島は7五銀。これが直接の敗因だった。

   

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その悪手を呼び込んだ形の藤井の直前の手、8八歩は、最善手かどうか分からないけど、非常に渋い。フツーはそんな凹まされた形の歩は打ちたくないはず。攻め将棋のウチの父親なら絶対打たない♪

  

とにかく、7五銀には先手・9七桂と激しく応戦。ここで6六銀、8五桂と大駒を取り合うと、後手が不利だから、豊島は何と8四飛と下がった。当然、藤井は7五角で銀をタダ取り。

   

この後、豊島は9筋の桂馬を目標に端攻めして来るけど、もう大差でどうしようもない。おまけに、9筋をあまり攻めると、先手の飛車が2九から9九に回って強烈に反撃して来るから、やぶ蛇になってしまう。

     

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結局、上図の7七同香で後手・豊島は投了。まだ七十七手の短手数だけど、上図ではもう大差で、アマチュアでも逆転は難しいはず。後手は3二金がジャマな壁になってるのも痛い。

  

投了図以降は、もし後手が9三歩と受けたら、先手は9九飛とか。二丁飛車で左から攻めれば、後手の玉はもたないし、先手陣はまったく安泰。

  

最後は大差になったけど、序盤から中盤にかけては見ごたえのある戦いで、刺激的だった。さあ、これで次は藤井二冠が三冠になるかどうか。同じ相手である豊島に挑む叡王戦・最終第5局は9月13日。月曜だけど、仕事中に動画のチラ見くらいするかも♪ それでは今日はこの辺で。。☆彡

    

        (計 2358字)

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