藤井聡太5冠、叡王戦タイトル防衛!、出口若武六段は角と銀の打ち間違いが敗因か&リハビリ11km

(24日) JOG 11km,58分56秒,平均心拍 141

消費エネルギー 527 kcal(脂肪 121 kcal)

    

どうしても、タイトルを次々に奪取して行く時の方が注目を浴びて、単なる防衛戦だと注目度が控えめになってしまう。私も去年はずっと追っかけ状態(笑)だったけど、今春の叡王戦はネットでニュースを見るだけだった。どうせ藤井五冠が防衛するだろうと♪

   

ところが、たまたま昨夜は、防衛した直後のニュースをネットで見て、久々にabema動画をチェック。インタビューの後半が放送されてて、20時からは大盤解説に戻った。折角の機会だから、30分ほど鑑賞。

   

   

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上の画像がボケてるのは、もとの放送画像がボケてたから(失礼♪)。通信環境にもよるだろうけど、動画はテレビと違って、画面がボケることが非常に多い。特に、対局終盤とか、タイトル獲得・防衛の直前・直後とか。テレビとの画質の差は、まだまだ大きいね。無料で見てて文句つけるのもビミョーだけど♪

    

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上は私が対局アプリで作り直した画像。先手・藤井101手目、3一同龍と指した局面。後手・出口若武六段がどう指すか、勝敗の分かれ目だったが、1分将棋だから考える時間が無い、心と身体の余裕も無い。。

     

ちなみに、若武と書いて、読み方は「わかむ」。若武者(わかむしゃ)を意識した、キラキラ系の名前♪ どうせなら、若武者のまま名前にしたらもっと面白かったかも。

      

話を上の盤面に戻すと、解説の木村一基・九段は、後手・5八金を推してた。先手は7九玉と逃げるしかない。そこで後手は攻防の7五角を打って、優勢。

   

  

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そう指しても後手が優勢だったし、5八金の代わりに4二角と打っても、後手が優勢だった。

   

先手の龍が逃げた後、8六角と出る王手が非常に厳しい。合い駒に歩は打てないし(二歩の反則)、桂馬だと緩いから、仕方なく金を合い駒して、歩に取られることになる。その後、先手は少し粘れるけど、非常に苦しかった。

    

ところが、出口の実際の指し手(102手目)は、4二銀。これが敗着。感想戦で本人が、角と銀の打ち間違いだと言ってたというネット情報が出てた。確認はしてないけど、たぶん本当だろう。もちろん、時間切れで間違えるのも、実力のうち。本人も言い訳はしたくないはず。

        

いずれにせよ、銀打ちでは単なる受けであって、攻めになってないから、先手は2二龍と逃げる余裕がある。そこでもう出口は諦めたのか、気力を失ったのか、8八角と打ったから、3五桂、同歩、3四金で即詰みとなった。

   

終局後、大盤解説場に現れてインタビューされた出口は、悔し涙を手で拭うシーンがあったらしい。27歳での初タイトル挑戦。勝ちがあっただけに、思いが溢れてしまったと。その会場には、同い年の奥さん、北村桂香・女流初段(26歳)もいたらしい。おそらく、「出口くん」の涙にもらい泣きしたことだろう。。

  

   

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私の場合、将棋で負けて「涙ぐんだ」のは、中学生時代が最後かな。父親に負けたのが悔しくて悔しくて (^^ゞ 本当に「涙を流した」のはたぶん、小学6年生ぐらいが最後。これも父親が相手だったはず。息子をけなす言葉も度々あったし、何気に児童虐待だったかも(笑)

      

まあ、おかげで(?)強くなったけど、当時は本気で腹を立ててた♪ 私の目の前で、母親が父親に「負けてやり!」とか命令するから、また超~ムカつくのだ (≧▽≦)。男の子のプライドの立場は?!・・とかうっかり書くと、フェミニストに怒られるのかも(笑)

      

ともあれ、まだ19歳の藤井聡太五冠、叡王防衛おめでとう! タイトル戦の連勝記録(現在13連勝)も、もっと伸ばして新記録を達成して欲しいね♪

    

    

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一方、右ふくらはぎ痛でパッとしなかったハーフから1日休んで、昨日はリハビリ11kmジョグ。柔らかくて弾むシューズ、ノヴァブラストにすると、かなり痛みは楽になったけど、まだキックはできない。右脚はほぼ伸ばしたまま、付け根から前後に払うような走りになってしまった。

  

そうするとストライド(歩幅)がかなり短くなるので、ペースも遅い。結構ハーハー頑張って、汗も流れたのに、トータルでは1km5分21秒ペースだった (^^ゞ 気温20度、湿度83%、風速3m

      

なぜか公園の人が多かったけど、何か理由があるのかね? 連休疲れが収まったからかな。新・心拍計はほぼ正常に作動したけど、ちょっと高めにブレてたから補正した。あぁ、今月は走行距離のノルマが厳しくなったな・・とか思いつつ、ではまた。。☆彡   

 

   

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往路(2.4 km) 14分06秒 123 139 

LAP 1(2.1) 11分33秒 137 145

  2   10分43秒 150 154

  3   11分00秒 151 156

復路(2.2)    11分34秒 146 158

計 11km 58分56秒 141(81%) 158(90%) 

    

       (計 1988字)

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天才・藤井聡太(19歳)、渡辺明三冠に4連勝で最年少5冠達成!~将棋・王将戦・第4局(2022年)

渡辺明名人の最終的な敗着は、人間の目線だと、101手目の9五角か? AIにはその6手前くらいで差がついたように見えるらしいけど、人間的にはまだ逆転可能でわりと難しかったと思う。

    

将棋の記事なんてほとんど書いてなかった当ブログが、5年前から惚れ込んで来た天才少年、藤井聡太。まさか、こんなに早く五冠を達成するとは思わなかった。竜王、王位、叡王、棋聖、そして王将。ホント、当初から特別扱いで注目して来て正解♪ 北京五輪なら、金メダル3個くらいに値する大活躍。

    

生年月日は2002年7月19日だから、まだ19歳6ヶ月と25日前後。2000年代生まれの十代☆ 今までの最年少五冠は羽生善治で、1993年に22歳10ヶ月で達成したものだから、28年ぶりの大幅な記録更新。これを次に破るのはかなり難しいと思うけど、もっと凄い天才少年が表れるのかも。

   

  

     ☆     ☆     ☆

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上は日刊スポーツの記事より。左手を広げて、指5本で五冠を示してる。まあ、メディアか関係者が指示したわけか♪ ホント、将棋界にとっても天から舞い降りて来たような救世主だ。性格的にも、誰にでも好印象を持たれる控えめで謙虚なタイプで、伝統芸能である将棋のイメージにふさわしい。超有名人なのに、アンチが少ない。

  

彼がいなければ、将棋の名人はAIに負けるし、スマホ不正疑惑騒動もあったし(結果的には無実の判定)、老舗の大スポンサー、新聞社の経営は苦しいし、日本将棋連盟も大変だったはず。その意味でも歴史的偉業になった。

   

そもそも五冠は、まだこれで4人目。最初の2人は、1963年の大山康晴、1978年の中原誠。そして、羽生、藤井。大棋士3人の後に、あどけない顔の少年が並ぶことになった。素直に拍手喝采!

    

  

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では、令和4年2月11日・12日、渡辺明・三冠(対局時)をストレートの4連勝で破った王将戦・第4局を軽く振り返ってみよう。棋譜は、毎日新聞HPと毎日系のスポニチHPが公開中。

       

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戦型は最初だけ、珍しく矢倉囲いの流れ。ただ、先手(こちら側)の渡辺が誘導したのに、後手の藤井は矢倉を拒否。最初から戦闘態勢になってる。

   

最近は、矢倉囲い同士がぶつかる対局はほとんど見なくなった。この流れとAIの台頭の関係は知らないけど、たぶん関係してると思う。AIはがっちり囲って守備を固める戦略をあまり評価してない気がする。それが本当に正しいことなのかどうかは不明。

  

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上図は中盤。この辺りまで、非常に早い展開だったから、お互いかなり研究してたんだと思われる。藤井に続いて渡辺も去年、かなり高性能のPCと最新のAIを用意して(もらって・・笑)、研究に打ち込んでるらしい。

   

先手から見て左辺で桂馬を交換した後、後手の藤井が62手目、4四桂と打って、銀を狙う。これに対して、先手の渡辺は銀を逃げずに、7四歩。3六桂で銀を取られた後、桂馬を飛車で取り返せるとはいえ、強気の指し手だ。まだ研究範囲か。2筋から突破できるし、3筋にも拠点があるから、先手有利(または指しやすい)という判断だと思う。

   

  

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上は毎日新聞の棋譜ページより。第1日の最後の「封じ手」は、藤井の72手目、7六歩。そこから第2日がスタートして、2一歩成、5三角、8八銀と進んだ局面。

   

本音かどうかはともかく、藤井はこの辺りまでそれほど自信はなかったようだけど、次の4四銀を発見してちょっと安心したらしい。2二と、には、4三金左と上がる。向こうから見て、右辺の方に逃げて行く方針。

   

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発見したとしても、かなり強くないと指し切れないはず。たとえば上図で先手が2六飛とすれば、もう飛車に成り込まれてしまう。先手の竜、と金、桂馬の攻めを上回るスピードで反撃する力が、後手には必要になる。

  

渡辺は局後の本人ブログで、8八銀より8六銀だったと後悔。ただ、8六だと、角で取られて7七銀とか露骨に打ち込まれる筋もあるから、ちょっと怖い。しかも自玉のすぐそばで応戦することになるから、玉まで守りに参加して王手をかけられるはず。

   

   

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ちなみに、記念すべきこの日の藤井の勝負めし(お昼休憩のランチ)は、ハヤシライス♪ 正式名称、「国産牛のたんとほほ肉を柔らかく煮込んだハヤシライス」。写真はスポーツ報知HP経由、日本将棋連盟提供。奥にはスイーツも見えてる。「和栗とマダガスカル産バニラのモンブランプリン」。

  

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で、3時のおやつは、甘いコールドドリンク2杯。プレミアムぶどうジュースとアイスアールグレイティー。同じく報知より。ほとんど座ってるだけなのに(失礼♪)、脳が活発に動いて大量のエネルギーを消費してるのかね? 19歳だから新陳代謝も活発だと。ちなみに対局会場は、東京都立川市のソラノホテル。たぶんホテルが注文に応じて用意した飲食物だと思う。

       

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     ☆     ☆     ☆

気分転換したところで、終盤のつばぜり合いに戻ろう。AI(水匠6)の評価値を見ると、後手の藤井の4四銀から4三金左を受けて、少し藤井が有利に変わってた。それまでは僅かに渡辺が有利だったのだ。といっても、まだ差は僅か。

   

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評価値の推移のグラフは、今回もYoutubeより引用させて頂いた。元奨励会員アユム氏の棋譜なし実況中継より。なぜか、いつもすぐに動画が見れなくなるので、リンク付けは省略。終盤まで、あまり差がついてない熾烈な激戦だったのが分かる。ちなみにAIを動かすマシンは意図的に(?)、それほど高性能ではないものを使ってるとか話してた。

      

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上図は、後手が作った馬に対して、先手が2九飛車とぶつけた局面(89手目)。この辺りは私も、毎日新聞HPで棋譜だけ見てて、馬を切って金を取るんだろうとは思ってた。

  

実際、その通りに進んだけど、私の読みはその後、後手5六歩。それに対して、藤井の指し手は3六歩だった。なるほど、桂馬を手に入れると共に、と金を作りたいと。一見、遅いようで、実は速い手を藤井はよく指してる。飛び抜けて正確な読みと大局観(形勢判断能力)があってのこと。

   

  

     ☆     ☆     ☆

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まだ難しいなと思ってた時の後手100手目、8五金が渋かった。相手玉を詰ます時に使いたい持ち駒の金を、地味な中段にポツンと打ってる。下手すると大悪手で逆転になりかねない手だけど、先に渡辺が間違ってくれた。

  

9五角。金で取れば、8四馬で間接的な王手飛車になるし、取らなくても8四角と進めることは可能。しかし、藤井が7五歩と冷静に受けたから、9五の角がぼやけてお荷物になった。先手は角を放置して2三飛成だけど、後手は5四桂を効かせた後、9五金で角を入手。これが攻めのための貴重な持ち駒になる。

    

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上は投了の5手前、先手2二龍の局面(109手目)。この後、4二とから攻められるけど、玉が右辺に逃げて大丈夫らしい。後手は3四金で桂馬を入手して、同歩に、6六桂打。

  

そこでアマチュアならもう、4二と、か、4二金で突撃すると思うけど、プロ中のプロの渡辺は観念して、じっくり3三歩成。これが彼にとっての形作りか。後手、5八角を見て、投了。下は王将戦中継ブログより

  

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これ、よく見ると投了図ではなくて、2手前の112手の局面だ♪ スタッフの方、歴史に残る局面の1つだから、訂正した方がいいと思う。 以下、3三歩成、5八角まで。藤井はまだ持ち時間を36分も残してた。

   

     

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というわけで、114手で藤井五冠が誕生した。ちなみになぜか将棋だと、「五冠王」という言い回しはあまり使われてない。野球のイメージが強いからか、あるいは、「王」という言葉が将棋の駒を指すからか。

  

ともあれ、まだまだ夢の「八冠」達成までは大変な道のりが待ち構えてる。まずは順位戦B級1組からA級への昇進を期待しよう。あと1ヶ月以内に決着。あらためて、天才少年・藤井聡太、五冠達成おめでとう!

  

なお、今週は計16838字で終了。ではまた来週。。☆彡

   

      (計 3202字)

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王将戦第3局(22年)、藤井四冠が3連勝、AI評価値もブレる難解な終盤の最後は即詰み

藤井聡太・四冠が渡辺明・王将(三冠)に3連勝した、第71期(2022年)王将戦・第3局。1月29日・30日の対局から既に丸2日経ったが、終盤の戦いは特に興味深かったから、軽く将棋記事をアップしとこう。棋譜、対局者の感想、AI評価に、私の個人的感想も少しまじえた、まとめ記事。

   

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上図は後手、渡辺の116手目、9二玉の局面。毎日新聞HPの棋譜より。先手の藤井が7二金と王手飛車取りに打って、端に逃げた所で、先手が有利だが、先手の玉も2枚の角ににらまれてかなり危ない。1手、大きく間違えるだけで逆転する。しかも藤井の残り時間は3分間のみ。渡辺は18分、残してた。

    

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AI(水匠5)の評価値や最善手・次善手は、秒単位で刻々と変化するが、ある一瞬だと上の通り。元奨励会員アユムの将棋実況、盤面なし評価値放送より。なぜか、この2日目の評価値放送だけ、今現在ネット上から消えてるから、リンクを付けれない。各種の検索でもヒットせず。何か問題があったのか?、あるいは大幅に内容を変えて、動画のタイトルも変更したのか。

        

最善手は9六香で、先手勝勢(2936)。しかし、次善手の9三歩だと優勢(1095)。3番目の8一金だと、一気に逆転して後手勝勢となる。

   

ちなみに、9六香の後は、5六角成、9五香、9三歩、同香成、同玉、9九飛(!)とか。最後に飛車が左に回る筋が実現する可能性があった。かなり前、途中の局面で、香車の下に加勢する「地下鉄飛車」の可能性が話題になってたのだ。

   

   

     ☆     ☆     ☆

私も何度も経験してるが、時間が無くて焦ってるとつい、王手をしたくなる。王手をかければ、相手が逃げるか防ぐだけだから、普通は自分の側は安全、安心。

  

天才・藤井もつい、117手目、9三歩と王手してしまった。消費時間0分。この辺りでAIの評価値は激しく動いて、何がどう正しいのか、誰にも正確には分からない。

   

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私はこの局面、リアルタイムで見てて、同玉で互角か、先手やや不利かなと思ってた。後でAI評価値を見ると、激しく変化する中、ある一瞬は下のように示されてた。

  

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最善手、互角(197)、同玉。次善手、先手勝勢(3462)、8三玉。評価値の折れ線グラフは、かなり上の位置から一気に下に落ちてる。

  

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     ☆     ☆     ☆

ここで渡辺が13分考えて指したのが、敗因・敗着と言える8三玉。これだと、次の先手の8一金(飛車取り)が詰めろになってしまう。

 

渡辺のツイッターによると、9三歩と打たれて「自玉が詰むのかなぁ、と気が付いて、その空気感(終わりという)もあったので93同玉で難しいというのに気が付かなかったですね」とのこと。

    

もし同玉なら、先手は9四歩か9六香。その後の変化では、先手が攻防の手として4八角か3九角と打つ変化もあった。藤井は4八角を考えてたらしい(感想戦)。

   

とにかく、8三玉、8一金の後、後手の渡辺は2九角成。これはもう、諦めて形作りをしたということか? もちろん、先手がちょっと間違えると逆転するけど、藤井は詰将棋でも日本一の実力を持ってるから楽勝みたいだった。

   

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      ☆     ☆     ☆

もちろんAIにとっても、詰みの結論を出すのは一瞬。先手、8四飛車で、31手詰めだと表示されてる。

  

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しかし、これは細かい変化が色々あって、反則の打ち歩詰めになってしまう筋もあるから、それほど簡単ではない。詰め損ねると、逆にすぐ詰まされてしまう。

  

8四飛、同角、同歩で、下の局面(123手目)。

  

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9四玉なら、7二角から9六金の筋で詰み。6四銀なんていう遊びゴマの活用まで絡んで来る。9三玉なら、8二角の後、歩と香車を活用して、7三角成に持ち込んで、詰み。

   

実戦は8四同玉。以下、6二角、9三玉、9四歩と進んで、先手135手目の9六金を見て、後手が投了。下の投了図は王将戦中継ブログより。19時15分、終局。

      

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     ☆     ☆     ☆

なお、投了図以下は簡単で、7六玉、7七歩、7五玉、6四銀、8四玉、8五歩、8三玉、8二馬。ここまで数えると、143手になる。

  

121手目の8四飛から、23手詰め。143-121+1=23の植木算。AIが示してた31手詰めより短いのは、最長手数の変化ではなかったからか、AIの読みが不完全だったからか。29手詰めという話も出てた。

   

途中、渡辺の玉は下に9二玉と逃げる方がまだ難しかったと思うが、藤井にとって結果は同じだろう。最後の最後は、藤井が完全に読み切った感じの指し手で、飛び抜けた才能と実力を見せつけてた。

  

さあ、これでいよいよ王将位と五冠王に「王手」! 注目の第4局は、2月11日・12日に東京都立川市「SORANO HOTEL」にて。それでは今日はこの辺で。。☆彡

    

      (計 1919字)

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王将戦第2局(22年)、藤井四冠連勝、渡辺三冠の敗着は8八同金か&よろよろハーフ

JOG 21.1km,1時間55分45秒,平均心拍 146

消費エネルギー 1089kcal?(脂肪 229kcal)

   

連敗した渡辺明王将が、局後の感想で「もっとまともな将棋を・・」と率直に語ってたけど、私もこの対局はほとんど見なかった。初日の後、棋譜を見て、おそらく藤井聡太四冠がこのまま無難に勝つと思ったから。

   

第1局は最後まで激戦の名局だったけど、第2局は渡辺の完敗というか、失敗だろう。AIの評価値グラフもズルズルと後手の藤井に傾く形になってた。いわゆる「藤井曲線」か。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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戦型は、角換わりから、相早繰り銀。上図は毎日新聞HPの棋譜ページで、51手目、先手・渡辺が3四角と歩を取った局面。この手が最初の悪手で、AIの評価は後手・藤井有利に振れた。

  

ところが藤井は、2時間28分の大長考の末に、8八歩と打つ。これは悪手か緩手で、AIの評価値はほぼ互角に逆戻り。

  

もし8八歩を取ってくれれば、先手は壁金の悪形になるから上手い効かしになるけど、私が先手でも取らない。当然そんなものは無視して、2三歩成の攻め合いで勝負。アマチュア同士なら多分、先手が勝つと思う。ちなみにAIの候補手を見ると、2三歩成か4五銀を最善手としてた。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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もし渡辺が2三歩成としてたら、上図から、同歩、同角成、3六角のような激しい闘いになってたらしい(AIの読み筋)。その次からは見えなかったけど、たぶん3五銀だと思う。以下、2五角、3二馬、同玉、2五桂、2八飛くらいか。

    

しかし、勝負事に「たら」「れば」は禁物。実際は、渡辺は8八同金と取ってしまったから、3六角、2六飛、4七角成、5六銀、3五銀で不利となった。以下はほとんどチャンスなし。渡辺のブログを見ても、8八同金を悔やむような感想を書いてた。

  

「結果的に先手が変化するとしたら、ここで2三歩成しかなかったです。本譜の8八同金でもすごく悪いとは思っていなかったのですが。。。」

   

結局、98手までで渡辺が投了。下図は王将戦中継ブログより。以下、変化は色々あるけど、どれも簡単な即詰み。最長の変化は、2八玉、4六角、3九玉、3八歩、同玉、3七角成(右でも左でも同じ)、4九玉、3八金までか。渡辺が先に飛車で王手してれば、ちょっと違う展開だったとは思うけど、最後はもうあっさり諦めたようだ。

  

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さあ、これであと2勝すれば、藤井聡太五冠の誕生☆ 最近ちょっと負けが多めになってたけど、王将戦のために力を残してた形か。どうせなら4連勝して綺麗な歴史を作って欲しい。将来の名人位につながる順位戦B1組も頑張って!

   

   

     ☆     ☆     ☆

一方、単なる小市民の方か、2日休んだ後、昨日は半月ぶりにハーフ。疲れが抜けてるかと思ったら全然ダメで、序盤からずっと脚が重かった。火・水・木と3日連続で頑張ったからかね?

  

それでも、ペースを抑えて何とか保守的に完走。トータルでは1km5分29秒ペース。ぎりぎり合格か。最低点で (^^ゞ 実はひそかに5分15秒のRUNペースを狙ってたのに。

  

気温6度、湿度56%、風速1.5m。走る直前には、雨が降りそうな予報に変わってたけど、結局ふらなかった。本降りになったら途中で止めようかと思ってたのに、残念♪ コラコラ! 新・心拍計は終盤、異常に高い値になってたから、旧・心拍計で低めに補正した。

   

走る前に痛めてた右膝が悪化したのが気になりつつ、ではまた。。☆彡

   

   

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       時間  平均心拍  最大

往路(2.4 km) 14分02秒 129 141 

LAP 1(2.1) 12分09秒 138 142

  2   12分08秒 141 146

  3   12分05秒 140 142

  4   12分03秒 140 145

  5   11分33秒 145 149

  6   11分13秒 150 155

  7   11分06秒 154 156

  8   11分19秒 156 159

復路(1.6)  8分08秒 156 162

計 21.1km 1時間55分45秒 146(83%) 162(93%)

   

        (計 1607字)

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藤井聡太四冠vs渡辺明三冠の頂上決戦スタート、渡辺の9六金が敗着か~王将戦・第1局(2022年)

2日目の夕方から毎日新聞HPの棋譜実況を見始めて、終局まで見入ってしまった。最後の即詰みは、渡辺が諦めたのか、あるいは、うっかりミスによる頓死だったのか? この後、奥さんが書くマンガで真相が明らかになるはず♪

    

いずれにせよ、力の入った大接戦。勝敗の行方が終盤まで混沌とした死闘で、プロでもアマでも面白かったはず。AI(水匠5)の評価値と指し手の候補だけを示す非公式YouTube動画は、同時接続者が5万人に達したらしい。再生回数ではなく、ライブを同時に見てる人数。音楽でも大変な数字だから、将棋でこの数字は凄い。さすが、新旧の天才同士の頂上決戦。

  

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私もさっき、最後の渡辺の指し手が気になって動画(元奨励会員アユムの実況放送)を確認したけど、やっぱり詰みの局面ではなかったのだ。渡辺は玉を逃がすこともできた。それなら、両者1分将棋が続いてたから、まだ逆転の可能性があったかも。

  

結局、藤井の勝因は、2日目の昼食の「しあわせ卵のオムライス」だろう♪ しあわせな勝利を生み出す卵になったと。いや、単に美味しそうだったもんで。ALSOC杯王将戦中継ブログ。オムライス、しばらく食べてないな。・・というか、ALSOCというと先日、妙なニュースが出てたけど、冠スポンサー様だから誰も触れないのであった♪

    

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     ☆     ☆     ☆

さて、藤井聡太四冠v渡辺明三冠の頂上決戦となった第71期・王将戦(2022年、令和4年)。藤井がタイトルを奪えば、五冠の偉業達成となる。過去、五冠を達成したのは、大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、羽生善治九段のみ。いずれも将棋の歴史に燦然と輝く大棋士だ。

   

もちろん、渡辺三冠にもチャンスはあるけど、これまで渡辺は藤井を苦手として来た。対戦成績は2勝8敗。勝率わずか2割。やっぱり何事にも相性というものはある。

   

ただ、第1局の会場となった静岡県掛川市は、渡辺にとって相性がいい場所らしい。過去、6戦全勝で、今回の対局前には不敗神話とか言われてた。会場は掛川城・二の丸茶室。グーグルアースで見ると、観光的に贅沢な場所だった。

  

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静岡といえば、お茶も有名。前夜祭では掛川茶PRレディから花束贈呈。左が中山千夏、右が河住美侑。実はレディは5人いるけど、全員を比較すると頂上の2人だと思う(個人の感想・・笑)。頂上決戦には頂上レディ♪ 普通のメディアはこの種の話は書けなくなってるから、個人ブログが書くしかない(使命)。頂上は左の中山さんかな ♡ スポーツ報知より。

   

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     ☆     ☆     ☆

第1局で最初に注目を浴びてたのは、先手・藤井の8六歩。確かに見覚えがないし、一見かなりの悪手だと感じてしまう。わざわざ相手が攻めやすくしたようなもの。プロ棋士にとっても衝撃だったようで、渡辺本人も局後の公式ブログで動揺を記してた「86歩は新時代の手という感じで1日目の昼から大長考を余儀なくされました」。

  

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個人的には、見始めてまもない後手・88手目の5六桂にドキッとした。

   

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先手の藤井は同角と取るしかなさそうなのは分かったけど、どうも先手の攻めが薄くて、切れてしまいそうに見える。下手に飛車を動かすと、角の打ち込みが生じるのも辛い所。後手は玉が薄いけど、駒得だし、5一飛や2五桂もあるから攻めには困らない。AIの評価値の推移グラフを見ても、この辺りでは、後手の渡辺が少しだけ有利になってた。

  

   

     ☆     ☆     ☆

結局、渡辺の敗因、敗着は、122手目の9六金だろう。一瞬、鋭い攻めに見えたけど、藤井の9七金がキレイな受け。遊びゴマの金で相手の金を取れば、攻撃にもなる。AIの評価値を見ると、この辺りからようやく先手の藤井がハッキリ優勢になってた。

       

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後手が9七同金だと、同桂で桂馬にも逃げられてしまうから、後手は8九成香。 先手は9六金で、金を持ち駒にして、これが最後の即詰みにつながった。

  

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上図は後手の130手目、7七角成の局面。ここで渡辺は、先手に4五桂と跳ねられるのをうっかり見逃してたらしい。それでも、5二玉とか、下に逃げれば詰みにはならなかったけど、先手も4九玉から右辺に逃げてしまうから、勝ち目がないと判断して諦めたのかも知れない。後手は本当は、むしろ上に逃げて入玉を目指したかったけど、間に合わなかった。

   

4五桂、同銀、4三金、5四玉、4五銀、同玉、4六歩、5六玉、5七金で、渡辺が投了。139手で、先手の藤井がまず1勝となった。とはいえ、かなり際どい名勝負で、むしろ渡辺は「これなら十分、戦える!」と手ごたえを感じたかも。PCもハイスペックにして、ずっと最新AIで研究して来たらしい。

     

私としてはやっぱり、弱冠19歳の天才少年の五冠達成を期待する♪ ちなみに「弱冠」とは元々、男子の20歳のことを表す言葉だったらしい。なお、第2局は1月22日・23日の予定。それでは今日はこの辺で。。☆彡

    

       (計 2002字)

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藤井聡太四冠も大会挑戦か、「チェス・プロブレム」の簡単な説明と問題解説(詰め将棋との比較、ゲームアプリ)

小学校から高校まで、将棋はかなり本気でやってたけど、チェスというゲームは小学校時代に少しやっただけのような気がする。

   

ボードと駒のチェスセットを持ってる同級生はわずかで、私も持ってなかったし、対局中にどんどん駒が減っていくのが淋しい感じはあった。将棋と違って、取った駒を持ち駒として使えないから、盤上の駒は減る一方になる。

  

その後、6年前の「美青年」山Pのドラマにチェスが登場した時は、レビューの中でチェスの解説も少ししたけど、全く対局はしてないし、情報を目にすることもほとんど無かった。人間のチャンピオンがAIに負けたとかいう、海外ニュースを見た程度か。

   

    

     ☆     ☆     ☆

ところが先日、将棋の天才少年、藤井聡太四冠が来年(2022年)の抱負として、「チェスプロブレムの解答大会に出る」と語ったのを知って、急に興味が湧いて来た。そもそも、チェスにも詰め将棋みたいな問題があるということさえ知らなかった。下の写真は日刊スポーツより。

   

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藤井四冠が大会に出れば、間違いなくニュースになるし、彼の飛び抜けた実力と負けず嫌いの性格から考えて、トップクラスを目指すはず。

   

というわけで、来年以降の彼の活躍を理解するために、早速チェス・プロブレムというものをネットで調べて、ごく初歩的な内容だけは理解。簡単な問題なら、すぐ自分で解けたし、様々な変化や理由も読めた。

   

ここでは、将棋好きだけどチェスは超初心者の私の観点から、チェスの詰め将棋、「チェス・プロブレム」についてごく簡単に説明してみよう。ルールや用語法が意外なほど細かいので、真面目に話すと長過ぎるのだ。

   

そもそも小学校時代、誰も複雑な内容なんて理解せずに、そこそこ楽しく遊んでたはず。まず、やってみる。「習うより慣れよ」という言葉は、半ば正しい。

   

  

     ☆     ☆     ☆

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ここではまず、の説明から。普段あまり使ってない、日本語版ウィキペディアから図を借用。将棋と違って、駒に文字は書かれてないから、駒の形で区別する。3次元のリアルな駒だと違いは明らかだし、イラストでも分かる。ただし、イラストの向きが先手と後手で同じになってるので、白と黒の色でどちらの駒なのか区別する。

      

キング(王様)、クイーン(女王)、ルーク(戦車)、ビショップ(僧正)、ナイト(騎士)、ポーン(歩兵)。将棋と違って6種類しかない代わりに、ちょっと複雑な動きをする。

     

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図の白丸が、その駒が進める場所。キングは、将棋の王将(玉将)と同じで、逃げ場が無くなって詰まされたら負けなのも同じ。クイーンは、飛車と角を合わせた動きで、縦横斜めに進める最強の駒。

      

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ルークは飛車と同じで、縦横に進める。ビショップは角と同じで、斜めの動き。

   

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ナイトが一番変則的で、飛び越える形で四方八方に進める桂馬みたいな駒。特に、後ろにバックできる点は、強力な長所。ポーンは歩に似てるけど、駒を取る時には斜めに取る。すぐ前にある駒は取れない。

   

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駒の初期配置は上の通りで、8×8=64マスの盤面に、お互い16コマずつ並べた陣形。手前の先手が白。向こうの後手が黒。

    

棋譜(=ゲーム進行の記録)をつける時のマス目の呼び方は、アルフェベット+数字で、将棋の7六歩みたいなものなら、ポーンのC3。2六歩みたいなものなら、ポーンのg3になる。他にも色々、細かいルールや慣習がある。

   

   

     ☆     ☆     ☆

ではまず、ドイツのゲームアプリで「1手詰め」を2問、見てみよう。英語だと、「Mate in 1 move」。直訳すると、1回の動きでチェックメイト(詰み)。チェックメイトは、単にメイトと略されることもよくある。

      

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上の問題は、ルーク(飛車)を使う1手詰め。将棋にたとえると次のような詰め将棋だ。ただし、お互いに持ち駒なしというルール。

     

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チェスは持ち駒を使って合い駒することができないから、上図で白(先手)はルーク(飛車)を1つ下に下げればいい。黒(後手)の王将はどこにも逃げれないから、チェックメイト=詰み。

   

  

続いて、クイーン(飛車&角)を使う1手詰め問題。

  

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将棋にたとえると、下のような問題。クイーンはわかりやすく「飛角」と赤字で書いてる。

  

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白(先手)が、クイーン(飛角)を斜め左下に動かせば、黒(後手)のキングは詰む。ちなみに、白のキングは役に立ってないが、書き添えるのがルールか慣習ということか。

   

  

     ☆     ☆     ☆

続いて、日本語版ウィキが世界「最古とされているプロブレム」と書いてる問題(出典なし)。将棋にたとえると5手詰めだが、チェスでは3手詰めと考えるらしい。(白、黒)、(白、黒)、白という風に、白と黒の指し手をペアにして、3手詰めと考える。

  

ちなみに、この問題が本当に最古かどうかは、まだ確認できてない。英語その他、欧米のウィキペディアにはそんな話は書かれてないし、英語でネット検索、画像検索をかけても、あまり信頼性のなさそうなサイトがいくつか出て来る程度だ。まあ、問題としてはおかしくない。

    

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将棋にたとえると、次のような問題。お互いに飛車を2枚持ってる。

    

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まず、ナイト(桂馬)を右上に飛んで、チェック(王手)

         

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黒(後手)はルーク(飛車、戦車)で白のナイトを取る。

   

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白はルークをG3に進めて、黒のナイトを取って、チェック(王手)。

  

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黒はキングで取る。

  

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白がルークをE3に進めて、チェックメイト、詰み。

  

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     ☆     ☆     ☆

最後に、各国のウィキが載せてる2手詰め(将棋の数え方だと3手詰め)の有名問題1手目(「キー」と呼ばれる)が特に評価が高いらしい。

    

チェス・プロブレムでは、芸術的で主観的な評価が重視されてる。詰め将棋みたいに手数と難易度で区別する発想とは違うようだ。

           

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将棋にたとえると、下のような感じになる。ただし、歩はすぐ前の駒(ここでは相手の王)を取ることはできない。

  

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白はまず、右側のルークを下のH1に引く。チェスプロブレムでは、チェック(王手)をかけ続ける必要はないし、むしろチェックでない手の方が高く評価されるようだ。

     

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ここで黒(後手)は色々と指し手があるが、どう指し手もその次で負けになる。例えば、黒がビショップ(角)をH7に進めて、白のビショップを取ったとしてみる(下図の青い矢印)。すると白は、ナイトをG5に進めればよい(下図の赤い矢印)。白のナイトやクイーンがよく効いてて、チェックメイト(詰み)。

       

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     ☆     ☆     ☆  

というわけで、一通りチェスプロブレムというものを楽しめるようになった♪ ちなみに、プロブレムのアプリは海外のものが目立つので、インストールには多少のリスクがあると思う。課金、個人情報の漏洩など。アップルの AppStore なら多分、安全だろうとは思うけど、私は一応すぐ削除した。念のため。

  

藤井四冠のチェスプロブレム大会での優勝を期待しつつ、それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

       (計 2775字)

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藤井聡太四冠、深夜の逆転勝利で2021年の有終の美、3連敗も回避して、名人位にまた一歩前進♪

19歳の若きスーパースターは忙しいね♪ 深夜まで激闘して、感想戦もして、翌日は関西空港から(?)鹿児島空港へ。「来鹿」と呼ぶらしい。カメラのライカか。古っ! 本来なら竜王戦の第6局が開催される予定だった指宿(いぶすき)白水館で祝賀会に参加。

   

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まずは空港に着いただけで花束贈呈♪ 鹿児島読売テレビの記事より。これはスッチー・・じゃなくてCAでもなくて、白水館の美人No.1かな?♪ いや、最近は女性の外見の話をマスメディアが伝えにくくなってるから、単なる個人ブログであえて書いてるのだ。

    

真面目な話、おそらく事実として、花束贈呈の役を務める女性はいつも選び抜かれてる♪ 写真や動画が拡散するんだから、当然だろう。単なるマスク美人ではない(未確認・・笑)。案外、こっそり連絡先を教えてるかも♪

  

強い男のもとに、美しい女が集まる。古今東西、どうしようもない事実、真理であって、火を見るよりも明らかだ(死語)。

   

   

     ☆     ☆     ☆

で、たまたま空港にいた大勢の一般人にスマホ撮影された後、今和泉小学校を訪問。地元の小学生たちと交流する姿が可愛かった♪ 質問してた女の子も可愛い・・と思った人もいるはず(笑)。他人事か!

   

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一部の動画はそのまま映してたけど、この小学校、生徒数がかなり少ないらしい。南日本放送の記事より。ネット検索すると、2020年度で87人という数字が出る。だから、映像ニュースにはなってるけど、実は結構ガラーンとした体育館なのだ。

    

そこへ知性派のスーパーアイドル(笑)がわざわざ出かけたのはどんな事情が背景にあるのか。大人としてはその辺りも気になる所♪

   

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そして夜は、竜王戦の大盤解説付きの祝賀会。再び、鹿児島読売テレビより。これ、地元のお偉方だけには見えないなと思ったら、抽選で選ばれたファンも参加してたらしい。それはラッキーだね。

  

ところで藤井四冠、お酒は飲めるのかな?・・と思って検索しかけたけど、そうそう、19歳の未成年だった。まだあんまし慣れてないはず (≧▽≦) コラコラ! そうじゃなくて、まだ飲めないはず♪ 最近の高校生とか、卒業式の後、どうしてるのかね? 昔の高校生は?!

   

  

     ☆     ☆     ☆

で、その前日の12月2日は、藤井にとって今年最後の対局。こんなに早く終わるのは、竜王戦を4連勝で終えたから。

   

この対局は、タイトル戦ではないけど、かなり注目の勝負だった。B級1組の順位戦だから、勝ってA級に近づくか、負けて遠ざかるか、大きな分かれ目。ちなみにA級に上がって1位になると、名人位の挑戦者となる。だから、名人位に近づくための重要な一歩の対局だった。

  

他にも、直前まで珍しく連敗してたから、まさか3連敗で2021年を終えるわけにはいかない。最後はしっかり勝って、来年早々の王将位のタイトル戦に気持ち良く臨みたいところ。

   

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ところが、私が15時半ごろにAbema動画をチラ見すると、形勢は不利だった。先手(手前側)の近藤誠也・七段が57%、後手(向こう側)の藤井が43%。まだ43手の中盤とはいえ、先手の左の端歩が伸びてるのが目立つ。これは終盤の玉の逃げ道につながるし、わりと大きなポイントになってる。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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夜になっても差が縮まらないどころか、逆に広がってたけど、22時半くらいから、ようやく藤井が盛り返して来た。70手の後手、藤井の9一香の時点で、AIは近藤69vs藤井31と判断してるけど、それは人間的には間違ってる。人間同士なら、もう互角に近いはず。

     

飛車の下に香車がある形は非常に強力で、私も中学か高校の頃、この形にして一気に逆転勝ちした記憶がある。実際、近藤も動揺したのか、指し手が急激に乱れた。後の感想によると、この辺りまではかなり自信を持ってたらしい。

   

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9七歩、9六歩と進んで、AI的には、同歩、同飛、9七歩、7六飛、7七歩、7四飛、4六角のような展開を読んでた。それでもAI的には先手有利らしい。解説の森内九段はしきりに苦笑してた。あまりに人間と違う感覚だから。

   

とにかく、AIは9六歩に同歩を読んでたけど、近藤はタダで銀を取られる順が嫌だったのか、まさかの7四歩。これには流石にAIも動揺、形勢判断はほぼ互角に。ちょうど23時ごろのこと。それまで、顔を完全に伏せてしまうお得意の苦悩ポーズも見せながら辛そうにしてた藤井の様子が、一気に元気になる♪ 長い長い辛抱がようやく実った。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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後手・藤井の9七歩成に対しても、近藤はまさかの同角で応じて、ハッキリとAI判断が逆転。AIが示す手は刻々と変化してたけど、この直前には、7九玉の早逃げをBEST(最善手)としてた。う~ん・・人間には指しにくい (^^ゞ

    

この後、7五歩、7三歩成、同角と進んで、後手の角が先手の右側の桂馬を狙う形になったから、後手有利がハッキリした。これを藤井的に語ると、「難しくなったと思いました」のようになる♪ いつも、恐ろしく控えめに感想を語るから、分かりにくいのだ。まあ、あの謙虚な語り口も、人気の要因の一つだけど。

   

その後、手数は30手ほどかかったけど、もう再逆転の心配は感じなかった。そもそも藤井は終盤が強いし、読みも速いから、持ち時間が無くなった終盤は有利。結局、114手で見事に逆転勝利。

   

  

     ☆     ☆     ☆

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同じ日に、ライバルの佐々木勇気・七段が負けたから、B1組の順位が逆転。藤井がトップに躍り出た。上は日本将棋連盟の公式サイトに掲載されてる星取表。

  

12月23日は、藤井が休みで、2位の佐々木と3位の千田が星のつぶし合いをするから、藤井にとっては高みの見物。場合によっては、第11局か12局でA級への昇級が決定するかも。

   

来年、2022年は、まず五冠王への挑戦が大勝負だけど、その後にはタイトルの防衛戦が待ってる。四冠の保持だけでも大変だ。とりあえず、五冠獲得に期待しよう♪ それでは今日はこの辺で。。☆彡

    

        (計 2408字)

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将棋AIも採用、ミニ・マックス法の無駄を省いた α β(アルファ・ベータ)法と α 値、β 値の具体例の解説

将棋界では、19歳の天才・藤井聡太四冠の勢いが止まらない。彼の強さを説明する時、よく持ち出されるのが、AIとか、ディープ・ラーニングという話だが、普通のメディア情報だと、そうした言葉だけ使って、中身を説明してないものがほとんどになってる。

   

まだAIも、全ての変化は読み切れないので、途中で読みを打ち切って、一方がどれだけ有利・不利なのか、形勢判断することになる。途中でどのように形勢判断するのか? どのように評価値を計算するのか?

   

ある1つの局面だけを取り出して、先は読まずに、その時点だけでどう評価するのかについては、特殊なソフト(評価関数)が色々あるようで、そこはとりあえずスルーしとこう。

   

今回は、先を少し読んだ上で、今現在の評価値を出す方法、コンピューター手続き(アルゴリズム)について解説してみる。あちこちに説明があるが、導く途中のプロセスが書かれてないものや、言葉の意味(ミニ、マックス、α値、β値)を具体的にハッキリ示してないものがほとんどだった。

   

そんな中で、最も役に立ったのはいつものように、英語版ウィキペディアの説明(minimax、αβ pruning)。特に、図やアニメは明らかに優れてる。他に、補助的に役立ったのは、近大の石水隆氏のpdfファイルだった

    

    

        ☆     ☆     ☆

下は英語版ウィキのαβ簡略化法の図だが、これを用いて、元になってるミニマックス戦略から説明する。

    

将棋、碁、チェス、オセロなど、1対1のボードゲームだと、一方がどれか1手を選んで指して、それに対して、相手がいくつかの選択肢から選んで応じる形になる。その変化を樹形図(ツリー)として示したのが下図。グレー(灰色)の意味は、しばらく後で説明。

        

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一番上の自分の手番では、3つの選択肢(丸印)があって、これから自分が最善の手を選ぶ。そのそれぞれに対して、相手には2つの選択肢(四角印)がある。一番下に並んでるのはすべて、自分の側に対する評価値。相手は当然、この値から出来る限り低いものを選ぼうとするはず。

  

ちなみに将棋の最初の局面なら、下のような変化をまとめてることになる。自分には、7六歩、2六歩、5六歩という3つの選択肢がある。そのそれぞれに対して、相手には、8四歩、3四歩という選択肢がある。

   

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     ☆     ☆     ☆

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さて、相手としては、自分(私)の評価値を下げたいから、最も低い値(ミニマム)になる選択肢を選ぶと考える。例えば上図の左端だと、評価値5と6の変化があるから、相手は5の選択肢を選ぶ。以下、同様で、それぞれの相手の手番における自分の評価値がまず決まる。

   

上図で、下から2段目の薄い黄色のエリアには、左から、5、4、3、6、6、7、5、8、6という値が並んでる。これは、私がその直前に選んだそれぞれの選択肢(丸印)に対する評価値ということになる。自分(私)は当然、それらの中から、なるべく大きい値(マックス)を選ぶ

   

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だから、上図のように、下から3段目の私の手番では、私が大きい値の選択肢を選んだと考えてる。左端の分岐点なら、5と4の内、5になる選択肢を選んだということ。右端なら、8と6だから、8になる選択肢を選んだ。

   

この時点で、下から2段目の薄い青緑のエリアには、左から、5、3、6、7、5、8という値が並んでる。これは、相手のそれぞれの選択肢に対応する、自分(私)の評価値ということ。

  

ちなみに、それぞれの点(局面)は、英語でカタカナ英語でノード(node)と呼ばれてる。普通は分岐点のことだが、決着がついた最後の局面は分岐点ではないし、指し手が1つしかない時も分岐点にはならない。

   

   

     ☆     ☆     ☆

相手はまた、自分(私)の値を低くする選択肢を採用すると考えると、下図のようになる。中央の変化だと、6と7だから、小さい6になる選択肢を取る。

   

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最後に、自分は、3、6、5と並ぶ数字から、一番大きい6になる中央の選択肢を選べばよい。したがって、最初(一番上)の時点での評価値は、6ということになる。自分の指し手を青い線、相手の指し手を黄色の線で示した。自分の2回目の指し手は2通りあって、どちらでも同じ評価になってる。

  

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なお、相手だけが間違えた場合は、評価値は9まで上がる可能性がある(6から一番下の段まで下りた時の、最大の値)。一方、上図の場合は、自分が間違えたとしても、最悪の評価値は6(上側の6から一番下の段まで下りた時の、最小の値)。

   

   

      ☆     ☆     ☆

上のような方法が、ミニマックス戦略。相手は、自分(私)の評価を最小(ミニ)にすると考えて、自分は評価を最大(マックス)にすると考える方法。ちょっと難しい言い方だと、自分の最悪の損害を、最小化する戦略。歴史的には、一般的なゲーム理論やナッシュ均衡まで遡るらしい。

  

もちろん、実際の人間がそのような最善の判断をするかどうかは分からないし、そもそも一番下の段の評価値が正しいとも限らない。AIも最後の終局・投了まで読み切ってるわけではないし、人間との形勢判断の違いも大きい。

   

とにかく、そうしたミニマックス法から、無駄な読みを取り除く(prune:プルーン)方法が現在、使われてるらしい。α値、β値というものを使うから、英語だと αβ pruning。日本語だと αβ 法が普通の言い方だけど、意味的には αβ簡略化法ということだ。

  

  

      ☆     ☆     ☆

AIは左から右へと計算していくと仮定。まず、左下の枝分かれを見てみよう。

   

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相手の手番である下から二段目で、左端に、自分の評価値としてまず5が出てる(赤丸)。この時点では、これがα値。その上の段階で、自分は、この5より小さい値は選ばないはず。

   

ところが、右へと計算していくと、一番下の段が4となった時点で、その上側の評価値も4になる。この後、上のグレー(灰色)の値が何であっても、すぐ上の値は4以下になる。相手はなるべく小さい値を選ぶから。

  

α値と同じ段の右側に、α未満の値が出た瞬間、その後の下側の計算はもう不要になる。自分(私)はその直前の段階で、α値の選択肢を選ぶ方が得だから。したがって、上の枝分かれだと、自分は下から二段目の左側の5の選択肢を選ぶことが決定する。赤い斜線の右下は計算不要でカット。

   

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同様に、中央の枝分かれでも、赤線の右下は計算不要で省略される。下図を参照。ここでのα値は、とりあえず6(下から二段目の左側)。右下の灰色のマス目の値が何であっても、すぐ上の値は6以下だから、自分の選択肢の値は6と決定。

          

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ただし、この場合は2通りの変化が同点になってる。これは将棋AIでも見られる現象。

   

   

      ☆     ☆     ☆

最後に、β値については、この樹形図だとたまたま役に立ってない。

   

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上図で、下から二段目の自分の手番において、左端にまず5と出てる。これが最初の時点でのβ値で、これより大きい値が同じ段の右側に出たら、その後の下側はカットされるが、β値より小さい3が出たので、何もカットされてない。

  

中央の枝分かれは、そこでのβ値6より大きな値が出てるが、その後にカットされるべき選択肢がないので、たまたま役に立たない。右端の枝分かれは、β値5によるカットを使う前に、上から二段目のα値(ここでは6)が働いて、下側の3段が丸ごとカットされてしまう。

  

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     ☆     ☆     ☆

仮に、右側の枝分かれの5の代わりに7とすれば、下図のように、β値を上回る値が出た後の下側のカット(省略)が生じる。

    

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それにしても、もともと一番下の段の評価値が間違っていたら、ミニマックス法もαβ法も意味が無くなってしまうはず。今後、その辺りも調べてみたいが、将棋だけでも1通りではないから大変かも。

  

ともあれ、今日のところはこの辺で。。☆彡

    

       (計 3134字)

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藤井聡太、竜王タイトル獲得で最年少四冠!~豊島将之・前竜王の敗着はAI形勢判断(評価値)だと109手目、3五桂

やはり、この総合マニアックブログで、この天才棋士だけ特別扱いで大きく扱って来たのは正しかった♪ 完全に将棋界の歴史を塗り替えてる。

  

2021年(令和3年)第34期・竜王戦・第4局。11月12日、13日の2日制。藤井聡太三冠は、去年まで極端に苦手としてた豊島将之竜王をストレート(4勝0敗)で破って、将棋界の最高のタイトルとされる竜王(読売新聞)を奪取。

    

これまで羽生善治が保持してた記録、22歳9ヶ月を破り、19歳3ヶ月の最年少記録で四冠となった。竜王、王位、叡王、棋聖。

   

   

     ☆     ☆     ☆

下は、主催者・読売新聞の号外を持った藤井(翌日の撮影)。読売新聞オンラインより。肝心の「竜王」の文字に左手がかかってる辺りは減点か♪ カメラマンが注文を出すべきだった。今日(14日)の読売・朝刊では、1面の2番目の扱い。

        

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ちなみに最高のタイトルというのは、要するに賞金額4400万円がポイントだろう。日本将棋連盟としては契約上、序列1位として扱う必要があるのだと思う。

   

将棋の歴史的に考えると、むしろ今でも「名人位」に特別な重さがある。実際、今でも、名人を頂点として行われる順位戦は、竜王戦の予選より遥かに話題になってる。また、竜王戦の前身は十段戦(1987年まで)で、序列的には名人位より低かった。

   

   

     ☆     ☆     ☆

さて、私はもう、藤井が3勝0敗となった時点で四冠は確定だろうと思ってたから、第4局の初日は、終わった後に少し情報を集めただけ。2日目も、14時前にAbema動画(ライブ放送)のチラ見を開始した程度だった。

   

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上が最初に見た局面で、84手目、後手(向こう側)の藤井が4四角と打った所。AIの形勢判断は、勝利の確率65%vs35%で、藤井が有利。

  

飛車を逃げるか、攻め込むか。AIが示してる最善手は3一銀だが、先手の豊島は3八飛と逃げて、7六歩、3五桂から攻め合いになる。細かい棋譜は、公式サイトを参照。お互いに桂馬が大活躍。

  

  

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ちなみに3時のおやつは、下の通り。

  

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相変わらず、藤井はサービス精神が少ない♪ ドリンクだけだと、見た目が淋しいし、メディア的に扱いにくくて、解説者も言葉に詰まってた。豊島のぶどうに見えるマスクメロンのタルトの方が、話題にしやすいのだ。

   

藤井は将棋界の全体を背負う日本のトップ、世界一だし、もうすぐ20歳で成人式だから、その辺りまで考えて欲しいところだろう。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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さて、上図は104手目、後手の藤井が8七飛成と攻め込んだところ。ここは、上手く指されたら負けかもと思ってたとか、藤井が局後に語ってた。

  

実際、ここでAIの形勢判断は逆転。上図の右側のグラフにも示されてる通り、後手の藤井のリードがここで消えてるのだ。数値は刻々と変わるけど、この瞬間では42%vs58%で豊島が有利になってる。

  

AIが示してる最善の応酬は、4三桂成、同玉、5五桂、同角、同銀。ところが、この最後の同銀の代わりに、豊島は3五桂と打ってしまった。局後の感想によると、普通に同銀だと負けだろうと誤解してたらしい。

   

   

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この109手目の3五桂は、4手前の4三桂成の長考(99分)の時に考えてたはずで、僅か1分で指されてる敗因。

  

twitter検索をかけると、この時、Abemaの形勢判断も再逆転したらしいが、私は見てなくて確認できないから、YouTubeの動画で最強ソフトの1つ、水匠の評価値を確認。後手有利に変化してた。元奨励会員アユムの将棋実況より。

     

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それ以降は、終盤や詰め将棋に強い藤井が確実に攻めて、122手目、2五金を見て、豊島が投了。下の投了図(終局図)を見るだけだと、かなり差があるようにも見えるが、実際は周囲にいた大勢のプロ棋士たちも迷う、きわどい終盤だった。そもそもAIの評価値もかなり激しくブレてた。

     

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ちなみに、Abemaも公式棋譜ブログも、後手に「打ち歩詰め禁止」を回避する上手い手順があると説明してたが、それは必要ない。その順を使わなくても後手の勝ちだから、ちょっと「盛った」説明だろう。

   

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私がチラ見を再開したのは、感想戦からで、少し見てると、駒をしまって全員が頭を下げるシーンが映った。これも歴史的な美しい瞬間。いつもながら、藤井の頭は誰よりも低く下げられてる。あと少しで将棋盤にぶつかるのに、惜しいところ♪

  

大盤解説は、声と仕草が可愛いお嬢様、中村桃子・女流二段。実力や格付け以上によく見るから、やっぱり聞き手として上手いと評価されてるんだと思う。聴き取りやすくて明快な語り口で、男性棋士の解説に対するリアクションも適切で自然。

  

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まあ、もう1人の伊藤沙恵・女流三段の独特の個性が好みの人もいるはず。 まるで素人でアンニュイ(死語♪)な女の子みたいに話しつつ、将棋の内容はしっかり理解してそうなのだ。稀有なキャラ。

  

       

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最後は記者会見の冒頭。ホテルで女性従業員から花束をもらう藤井四冠。ANAのホテルだから、スッチー・・じゃなくてCA(客室乗務員)の制服姿を見たかった人もいるだろう♪ 他人事か!

   

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記者会見のインタビューの内容は、やっぱり、いま一つかも♪ もうちょっとリップサービスが欲しい所だ。

  

師匠の誕生日だという点を2回も問われてるのに、1回目は知らなかったと答えて、2回目(最後の質問)は完全スルーみたいな形(質問を聞き間違えたんだと思う)。

  

賞金で名古屋城を買うのかとか、日刊スポーツ(?)かどこかの記者が質問したのに、考えてないと答えただけ。「それはもう少し賞金を溜めてから考えたいと思います」とか、「鉄道が好きなので、福山雅治さんみたいに電車の車両を買いたいかなと思います」とか答えれば、メディアもネット民も喜んだのに。

  

トミーのプラレールが欲しいと言えば、CMを1本稼げたはず♪ まあ、そんなことを考えず、一途に将棋に打ち込むからこそ、この地位があるわけか・・とまとめとこう(笑)。ともあれ、最年少四冠、最高位獲得、おめでとう!

  

なお、今週は計13939字で終了。ではまた来週。。☆彡

   

      (計 2482字)

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竜王戦・第2局(2021年)、将棋も斬新、おやつのクマ最中も可愛い♪&無理して18km、また呼吸困難・・

(23日)JOG 18km,1時間38分14秒,平均心拍 145

消費エネルギー 811kcal?(脂肪 227kcal)

   

日本のコロナウイルスは一体どうしたの?っていうくらい、急激に大人しくなってるけど、世界ではまだまだ猛威。今後の第6波や新・変異株に備えて、クマさんカップルもしっかり不織布マスクを付けてる♪ キスしにくいけど、大丈夫だろう(笑)。何が?!

   

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一昨日(21年10月22日)から2日制で行われた、将棋の竜王戦・第2局。豊島将之・竜王に連勝した天才少年、藤井聡太・三冠が初日に食べたおやつが売れまくってるらしい♪ 京都の御室(おむろ)和菓子、いと達(たつ)の名品。公式サイトの写真もオシャレで、いいね。

      

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上が実際のおやつ写真。竜王戦の公式ブログ「竜王戦中継plus」より。足の裏(?)の模様も小さいクマさんになってるのかな? 入れ子状で、数学のフラクタル図形みたいだね♪ ロシアのマトリョーシカ人形と言うべきか。

  

くま最中。しゅまり豆のこし餡に黒糖と一休豆を忍ばせた最中。一般男性にとっては、暗号みたいに難解な説明♪ 1個300円。味もデザインも季節ごとに変わるらしい。案外、将棋バージョンも出るかも。関西の方、お試しあれ。

   

   

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一方、将棋の内容。私がAbema動画のチラ見を始めたのは、2日目の16時くらいから。既に形勢が開いてたので、むしろ昼までに見た方が楽しめたかも。

   

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戦型は毎度おなじみ、居飛車同士の相掛かり。もう、やり尽くしただろうと思いたくなるけど、先手・豊島の19手目、6六角で「すべての前例から離れた」らしい。公式サイトの棋譜より。プロ対局の棋譜のデータベースだと。アマチュアなら前例があるはず。

  

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後手の藤井は5四飛と回って、中央の玉頭を狙いつつ、右の銀を繰り出して豊島の角をターゲットにする。この後、左の端をお互いに破ったけど、藤井の方が効果的な破り方で、僅か70手で勝利。といっても、丸2日かかってる。

   

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AIの評価値の折れ線グラフ(右側)を見れば分かる通り、中盤以降はズルズルと一方的に差が広がるパターンで、豊島も局後のインタビューで反省してた。真言宗・御室派の総本山、仁和寺(にんなじ)。高校の古典で習った気がする名前。

   

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これで藤井は遂に、一方的に負けてた苦手の豊島に対して、10勝9敗と勝ち越し。0勝6敗の後、10勝3敗で盛り返した。いよいよ、藤井四冠が見えて来たかな。第3局は10月30日から。乞うご期待!

  

  

     ☆     ☆     ☆

一方、単なる小市民ランナーも、冬のマラソン・シーズンが接近して来たので、呼吸困難が完治してないのに18km走ってみた。パブロン1錠だけ使用。

    

途中ではいい感じだったから、ハーフ21kmまで伸ばそうかと思ったけど、止めといて成功。後で寝てる間に呼吸が苦しくなって、ロクに寝れなかったのだ。やっぱり仰向けに寝る姿勢がきつい。困ったもんだね。

    

トータルでは1km5分27秒ペース。気温13度、湿度53%、風速1.5m。すごく走りやすい気象条件だった。なお、今週は計14587字で終了。ではまた来週。。☆彡

  

   

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       時間  平均心拍  最大

往路(2.4 km) 13分53秒 135 147 

LAP 1(2.1) 11分57秒 142 146

  2   12分01秒 142 147

  3   11分42秒 145 150

  4   11分29秒 147 158

  5   11分09秒 152 164

  6   10分51秒 152 158

復路(2.8) 15分13秒 145 160

計 18km 1時間38分05秒 145(83%) 164(94%)

    

      (計 1471字)

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