ランニング中の転倒事故で広く出血、はじめての「湿潤療法」は、ラップの感触と傷口の見た目が不快で挫折・・

(3日)JOG 8km,49分53秒,平均心拍 117

消費エネルギー 340 kcal(脂肪 129kcal)

     

ちょっと変わった事にチャレンジすると、失敗が付き物だけど、学びもある。今回は、それが二重のプロセスになってた。

   

事の発端は、金曜の夜というか、夕暮れから晩になる時間帯(細かい♪)。この時間帯に走ることはかなり少ないんだけど、この日はちょうど雑用で外から帰宅した直後だったから、そのまま走りに出てみた。

  

2日続けてスタスタ走った後だから、この日は意識的にゆっくりジョギング。涼しくはないけど、暑いというほどでもない。薄いTシャツと短パンでゆっくり公園に向かってる途中、前方から自転車が進んで来た。

     

   

     ☆   ☆   ☆

狭い歩道だから当然、向こうがスピードを落として回避すると思ってたら、そのまま真正面に突進して来たから、ビックリして左端に寄って停止。するとようやく、自転車が慌ててハンドルを切って回避して行った。

     

男子中学生か? 危ないヤツだな! 謝りもしないのか! 温厚で寛容な私もつい、頭に血が上って興奮。これが大失敗 (^^ゞ もともと、わざとゆっくり走ってたから、足が地面すれすれで、歩道の小さな突起みたいな部分に右足の先が引っかかってしまった。

     

無理やり足で踏ん張ろうと思えばできたけど、とっさの判断で、それだと脚の衝撃が怖いと考えて、わざと右肩あたりから転倒。手もほとんど使わず、うまく背中側を使って受け身のように回転した。

   

    

      ☆   ☆   ☆

・・と思ったのに、実際には右腕に広く擦過傷(擦り傷)が出来てしまった (^^ゞ あと、左の手のひらと右肩からも出血。痛いし、腹が立つし、すぐ帰ろうかと思いつつ、試しにそのままジョギング。たまたま半月ほど前、マラソンのMGCで転倒者が続出したのを見てたから、コケた後に走るとどうなるのか、人体実験したわけ(良いコは真似しないように♪)。

    

1km6分以上の遅いペースで8km走っただけだから、ほぼ問題なし。痛いし、出血は止まらないけど、血がドクドクと流れ出す感じでもない。右手の腕振りが辛くて、右半身に打撲の痛みがあるだけで、足腰はほぼ無事(右腰に軽い打撲)。

    

それにしても、あの少年の自転車は、なぜ私に突っ込んで来たのか? 走りながら考えて、理由が分かった(気がした)。そうそう。あの坂の辺りは、車道の車がハイビームを使うから、歩道の登りの側はまぶしいのだ。ほとんど前が見えないこともよくある。

  

彼も、前が見えなかったんだろう。にも関わらず、家路を急いでたと。そう考えると、やっぱり私が危ない時間帯に走ったのが遠因と言えるかも。もっと遅い時間帯なら、人も自転車もほとんど通らないのだ。

   

    

      ☆   ☆   ☆

で、帰宅後はさっそく傷の手当。数年前に朝日新聞で、最近は傷の応急処置が変わってるという記事を読んでたから、試しにネット検索。そうそう。「湿潤療法」。消毒せず、乾かさず、かさぶたを作らずに治す治療法。初体験の今回は、静岡大学のHPを参考にしたけど、細かいバリエーションは色々あるはず。

   

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まず、水で傷口をキレイに洗い流す。これが痛くて、うめき声が出たけど、40秒ほどで慣れた。その後、消毒はせずに、そのままラップなどでくるむ。理由は、傷口を守りつつ、乾かさないためか。

  

「みずみずしい毎日を、ずっと」。傷口もみずみずしく♪ 別に、商品はサランラップでなくてもいい(笑)。一応、絆創膏も用意したけど、これも別に太めのバンドエイドでなくてもいい。リバテープでもOK(笑)。古っ! いや、今でも九州中心に売ってるようだ。

    

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念のため、かなり小さい写真を2番目以降に挿入。これが1番目の写真だと、ココログの記事紹介で拡大画像にされてしまう恐れがあるのだ(細かっ・・)。こうゆう気持ち悪い写真を載せるのは、数年前の足の甲の火傷以来かな? アレと比べると、今回の方がかなりマシ。

    

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      ☆   ☆   ☆

このラップ。意外と剥がれないのはいいとして、感触が悪過ぎる(個人の感想♪)。ベタベタ、ネトネトするし、ちょっと腕が動くたびにまとわりつくから、気になって仕方ない。

  

ただ、そのまま夜中まで、見ずに我慢してみた。昨日のブログ記事は、この状態で執筆。で、書き終えた後、遂にラップを外してみると、膿がジュクジュクで泥みたいになってる (^^ゞ 別に悪化とか化膿した感じもないけど、単にキモイ。。

     

たぶん、これを洗ったり拭いたりした後、また新しいラップを巻いて、数日間ガマンするんだろうけど、これだと気持ち悪くて寝れないから、早くも白旗。太めのバンドエイド3枚に切り替えた。周辺部の出血や膿は既に止まってる。

     

   

      ☆   ☆   ☆

ちなみに今現在は、そのままで、痒い状態。寝る前に水で洗い流して、またバンドエイドを貼り替える予定。まあ、これも半ば湿潤療法だろう。消毒せず、乾かそうともしてないから。身体に備わった免疫力、抵抗力、回復力に任せると。

   

実は、時間が経つにつれて、傷よりも、右半身と右肩の打撲の痛みの方が強くなってる。骨折やひび割れはないと思うけど、内出血かな? しばらく大人しくしとこう。本気では走れない。シメシメ♪・・じゃなくて、残念だね(笑)

   

なお、当日の8kmの走りは、転倒も含めて、1km6分14秒ペース。意外と速いかも♪ 気温20.5度、湿度74%、風速1m。新・心拍計は、前半だけ高過ぎるから補正。ただ、コケた所は記録されてる (^^ゞ スタート後、8分20秒くらいのアクシデントで、1分20秒後くらいに走りを再開。エライぞ!と褒めてくれる人はいないのであった♪

    

今週は計14392字で終了。さあ、来週はいよいよアレが来る! 期待に胸がふくらみつつ、ではまた。。☆彡   

  

   

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往路(1.9km) 13分13秒 114 130 

LAP 1(3.1) 19分12秒 118 132

  2(1.3) 7分59秒 118 129

復路(1.6)    8分33秒 117 125 

計 8km 49分53秒 117(69%) 132(78%) 

   

     (計 2441字)

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また息苦しくて寝れないから、上体を起こして起座呼吸で浅い起座睡眠、久々にフルタイドも服用&ジム28日目、疲労蓄積

(16日) BIKE 46km,1時間36分50秒,平均心拍 135,最大160

消費エネルギー 766kcal(脂肪 230kcal)

        

WALK 3.1km

   

  

原因と治療法(対症療法)が分かってるから、妙な不安はあんまし無いけど、完全にクセになってしまってる。家の片付けとかでちょっと埃を吸っただけで、呼吸困難になるのだ。

   

「5年くらい前から」と書こうとして、念のためにブログ内検索をかけたら、2016年の秋からだった。もう7年前になるのか。あの時は夜中に窒息しそうな感覚に襲われて、救急車を呼びそうになったほど。

   

ただ、それは大事(おおごと)になるし、服装とか準備する余裕もないから、必死にガマン。そんな中で自然に気づいたのが、上体を起こすと呼吸がラクになるという事実。イスに座らなくても、ベッドや布団の上で上体だけ起こせばいい。後でネット検索して、「起座呼吸」という専門用語があることを知った。

    

ちなみに、なぜか「起座睡眠」という言葉はほとんど用例がない。Googleで完全一致の検索を試すと、わずか5つしかヒットしなかった。何でかね? 試しに記事タイトルに入れて、反応を見てみよう。息苦しくて眠れない人は大勢いるから、起座呼吸しながら睡眠をとってる人は少なくないはず。

   

    

      ☆     ☆     ☆

で、寝れなくて苦しくて困ったのは、3日前の夜から、2日前の夜まで。数ヶ月ぶりにちょっと部屋を片付けた時、マスクをするのを忘れてたのが原因というか、最初のキッカケ。

   

その夜は一応、パブロン1錠だけで何とか寝れたけど、翌日また片付けの続きをしたら、その夜はもう眠れなかった。パブロン2錠飲んでもダメ。直前にはマスクをしてたんだけど、2日続けて埃を吸ったから、アレルギー反応が増大してしまったと。

     

起きてる間はそれほど苦しくもなかったから、部屋を真っ暗にして横になれば寝れるだろうと思ったけど、逆にどんどん苦ししくなるだけ。座椅子を引っ張り出すのも面倒だったから、手近な大きいクッションもどきを背中側に当てて目をつむってると、何とか仮眠できた。その間、たぶん2時間くらい苦しんだと思う。ちなみに、こうゆう時はなるべく時計を見ない。

   

   

      ☆     ☆     ☆

で、翌日は朝晩、久々の「フルタイド」を服用してしまった。吸入ステロイド喘息治療剤、グラクソ・スミスクライン社。円盤(ディスク)状のタイプだから、ディスカスという名前が付いてる。使用は半年ぶりくらいかな? ブログにはいちいち書いてないけど、たまに半ば気休めで吸うことはある。

    

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2回くらいで止めとくことが多いから、薬としての効果より、暗示的な偽薬(プラセボ)効果の方が大きいと思う。そもそも即効薬ではない。ただ、副作用や副反応の類はまったく感じない所も安心できる(私の場合)。60ブリスター(60回分)が既に12になってるから、6年間で48回吸ったということ。数ヶ月に数回か。

    

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これもまた使用期限が切れてるかと思ったけど、この本体には記載されてないから、それほど気にしなくていいのかも(未確認)。私が病院で処方を受けたのは6年前。その後、2~3年前くらいに病院に行った時、まだたまに服用してると話したら、古いから捨てるようにとは指示されなかった(個人の事例)。保管は、普通に部屋に置いてるだけ。

   

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吸入口は普段は隠されてて、上の写真のくぼみを指で右に回すと、吸う穴が現れる。吸って、息をしばらく止めて、吐いて、口をゆすぐ。

   

とにかく今回も、起座呼吸睡眠とフルタイドとパブロンと自然治癒で何とかなった感じで、昨夜はほぼ普通に眠れた。しかし、まだ片付けが全然終わってないから、ちゃんとマスクして、少しずつやることにしよう。。

   

   

      ☆     ☆     ☆

一方、そんな状態でも、ジムには行ってる。起きて運動するのは、そこそこ大丈夫。とはいえ、この日は流石にちょっと呼吸が苦しかったから、エアロバイク45kmちょっと控えめに回転。前の3日連続と比べて、僅かに遅いだけで、1時間34分15秒平均時速28.7km。ヘロヘロになって、終わった後はボーッとしたまま3分弱、もう1km回した。

  

これで45kmの4回目だけど、平均心拍だと、初日119、2日目126、3日目132、4日目135。疲労の蓄積は明らか。夏の乗鞍ヒルクライム前、あるある。

   

レベル9で2分半。レベル10で13分。さすがに、ウォーミングアップは長めにした後、レベル11で1時間04分30分。終盤は、レベル12で9分。レベル13で1分15秒。レベル14で45秒。最後はレベル12で6分。

    

  

      ☆     ☆     ☆

前回ほどじゃなかったけど、またシューズまで汗ビッショリ。帰宅後はすぐに中敷きを外して、靴と一緒に干してる。新・心拍計は正常に作動というか、実際の心拍が上がり過ぎてる状態。

  

このままだと疲れるだけで逆効果だから、ちょっとトレーニングを工夫することにしよう。ではまた。。☆彡

   

    

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      (計 2031字)

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WHOの新型コロナ緊急事態宣言が終了、日本の死者数は人口比でかなり少ない&連休も終了、重い脚でジョグ

(5日)WALK 5km(荷物 6kg),約1時間

  ・・・・・・  

JOG 7km,38分06秒,平均心拍 126?

消費エネルギー 285kcal?(脂肪 86kcal)

   

WHOの緊急事態宣言「終了」が、2023年5月5日。日本の感染症法での5類移行が8日。日付け的にほぼ一致したのは、世界のコロナ動向の反映だから当然か。

    

ちなみに、日本ではWHOの宣言「終了」と報道されてるけど、実際に英語公式サイトの最新アナウンスを読むと、それほど明確な内容でもない。

    

  

     ☆     ☆     ☆

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まず、やたら長い見出しは単に Statement だから、COVID-19に関する発表とか声明とか書いてるだけ。お役所的な見出しの典型でもある。

     

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要するに、死者数や入院治療の現象、感染して免疫ができた人口の増大を受けて、コロナに関する方針を変更して行くタイミングだと判断したと書いてる。

  

太字の後半を大まかに訳すと、COVID-19は現在、定着して継続している問題だが、もはや国際的な緊急事態を成すものではない。彼(テドロス事務局長)は、そう決定した。

  

この訳で「定着して」とした英単語は、established 。これは色んな意味を込めた言葉で、「落ち着いて」とか「かなり研究・調査が進んでいる」とかいう意味もある。ただ、直後に and ongoing と書いてるから、文脈的には、ずっと続いて来ている(現在完了進行形)といった意味。分かりやすさだけなら、「落ち着いた状態で続いてる問題だから」と訳す所か。

     

 

     ☆     ☆     ☆

一方、しばらく見てなかった世界の統計Our World in DataWHOのデータを使用)。見なくなったのは、そもそも世界の統計が信頼できなくなったから。欧米は去年から既にコロナ終了モードだから、日本みたいにきっちり調べてるとは思えない。

   

そんな中でも、わりと信頼できそうなのは、死者数。人口100万人あたりの累積の死者数を見ると、主要国の中で日本(Japan)がかなり少ないことが分かる。米国・英国・イタリアの6分の1くらい。

     

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     ☆     ☆     ☆

日本の死者数は、100万人あたりで600人ほど。全人口1億2600万人だと、7万3000人ほど。ゼロ・コロナ政策の中国に負けるのは仕方ないし、インドの統計は実態より少なめになってる可能性がある(未確認)。

    

もちろん、人口あたりの死者数が少ないからといって、直ちにコロナ政策が成功したとは言えない。3年間全体で見ると、マスク着用率の高さも含めて、欧米より厳しい対応だったから、マイナスもかなりあったはず。

   

まあ、プラスとマイナスの総合評価が確定するのは、まだ先のことだろう。ほとんど前例のないことでもあるし、大失敗とは言いにくいことだけは確か。個人的にはまずまず満足で、75点くらいだと思う。私自身のコロナ対応もほぼ成功♪ ともあれ、ひとまずホッと一息という感じか。。

       

   

      ☆     ☆     ☆

一方、単なる小市民ランナーは、一足早く、連休終了。昨日は帰宅後、荷物ウォーク5kmで疲れた脚で、7kmジョグもこなして来た。走りたくなかったけど、日曜が雨の予報になってるもんで。

    

トータルでは1km5分27秒ペース。気温20度、湿度70%、風速6m(!)。強風が吹き付けて来たけど、気温が高くて南風だから、むしろ暑く感じてしまった (^^ゞ 真夏のエアコン無しの扇風機って感じ♪ 連休終盤の夜中の公園はガラガラだった。

     

新・心拍計はまた低過ぎる気がするけど、補正せず。さあ、また仕事か。お盆休みはまだか(笑)・・とかお約束でボヤキつつ、ではまた。。☆彡

   

     

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           平均心拍 最大

往路(2.4 km) 13分53秒 116 124 

LAP 1(2.1) 11分25秒 126 136

復路(2.5)   12分48秒 133 141

計 7km 38分06秒 138(81%) 159(94%)

    

       (計 1581字)

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冷たい野菜ジュースを飲んで「アイスクリーム頭痛」?(寒冷刺激による頭痛、国際頭痛分類ICHD)&筋肉疲労18km

(26日)RUN 18km,1時間29分41秒,平均心拍 144

消費エネルギー 802kcal(脂肪 201kcal)

  

軽いコネタにしようと思ったら、この問題、かなり奥が深そうでズブズブになりそう (^^ゞ そんなヒマは今ないので、お手軽バージョンでお茶を濁しとこう。といっても、学会の英語公式サイトや英語マニュアルくらいは目を通してる♪ ヒマだろ!

   

昨夜、寒い中で1時間半、ハーハー走って帰宅。ふと、冷蔵庫の野菜ジュース(伊藤園)が少し残ってるのを思い出して、一気飲みした。これがやたら冷えてたから、珍しく頭がキーン・・と痛くなってしまったほど。私としては超久々だと思う。冷蔵庫の下側の奥で、しかもここ数日は気温も室温も低かったから、思い切り冷えてたわけか。

   

キーン・・っていう感覚はすぐ消えたけど、頭痛の余韻が頭部全体にしばらく残ったから、さっそく「冷たい物 頭痛」で検索。すると、「アイスクリーム頭痛」という分かりやすい言葉が目についた。正式用語とのこと。

   

大手メーカーの森永グリコがほぼ同じ説明を載せてたから、少なくとも業界内で定説が出来上がってるらしい。原因は2つで、1つは、体温維持のための血流増加。もう1つは、喉の三叉神経による、冷たさと痛みの混同。

  

   

     ☆     ☆     ☆

で、私はその定説の元ネタを英語で発見しようとしたんだけど、まだ発見できてない。ということは、その説はかなり古いということだろう。

 

代わりに出て来たのが、国際頭痛分類ICHD(International Classification of Headache Disorders)。直訳すると、頭痛障害の国際分類。最近はマニアックな文献でも、よくネットで無料一般公開されてる。情報公開で透明性を保ちつつ公益性を保つと。

     

昔は単に頭痛と呼んでたけど、少なくともここ20年は頭痛障害とされてるようだ。ハッキリ言って、・・障害というのが医学で流行してるんだと思う(未確認♪)。精神障害という言葉も同様。もっと昔なら、症候群(シンドローム)なんて言葉もあったけど、最近は流行遅れの感もある。

   

  

     ☆     ☆     ☆

下は、国際頭痛分類・第2版(2003年)の日本語訳より。日本頭痛学会と厚生労働科学研究の共訳。頭痛の種類がやたら多くて、ウケてしまったほど♪

  

ちなみに私も、ランニングと自転車を再開する前は、微熱と軽い頭痛もどきが多くて、風邪薬パブロンで誤魔化してたら中毒になったほど (^^ゞ 今はかなり更生。

 

   

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「寒冷刺激による頭痛」の2番目に、「冷たいものの摂取または冷気吸息による頭痛」がある。その冒頭で、「以前に使用された用語: アイスクリーム頭痛(ice-cream headache)」と書かれてるから、アイスクリーム頭痛が正式用語だった時代はもう20年以上も前なのだ。

    

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こんな頭痛で病院に行く人はほとんどいないと思うけど、診断基準まで作られてる♪ D(4番目の項目)を読むと、5分以内に消失と書かれてるから、やっぱり私の場合、最初だけがこれで、その後は別枠の余韻の頭痛ということか。

  

なお、最新のICHD-3の英語版(2018年)は下の通り。分類名は同じだろうけど、番号が大幅に変更されてた。

      

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ちょっと、東日本大震災直後の放射線・放射能の話を思い出した。2011年は春から秋にかけて、こんな感じの英語の文献を読んでブログ記事にしてたのだ。暴言はごく僅かで、意外なほどマジメなアクセスが多かったのをよく覚えてる。

   

ちなみに当時はもちろん、コメント欄のシステムエラーは発生してなかったので、書き込みはすべて私の目に入ってる。感じの悪いコメントもほとんど全て公開して、穏やかに対応してた。公開しなかったもの(暴言、不適切書き込み、非公開希望コメ)も、今でも管理画面か私の手元に保存されてる。

   

   

      ☆     ☆     ☆

また長くなって来たから、走りの話に切り替えよう。1日休んで、昨日は18km走。1km5分前後が目標で、2日前に続 いて厚底カーボンシューズを使用。

  

すると、最初は調子よく弾んでたけど、5kmくらいでもう脚の筋肉が疲れてしまって、後はガマン大会 (^^ゞ ただ、心拍や呼吸にはちょっと余裕があったから、敵は筋肉疲労のみ。何とか最後まで誤魔化して、トータルでは1km4分59秒ペース。一応、4分台だけど、ちょっと無理やりだからイマイチ。それでも、公園の最終ラップは自然に加速した♪

   

気温4.5度、湿度45%、風速1.5m。風が弱いと、寒くてもラク。先日、風速10m(!)の冷たい嵐に耐えた後だから、昨日はむしろ暑くて、ウェアの前を開けてた♪ もちろん、走ってる途中は、「寒冷刺激による頭痛」もなし。まあ、鼻がちょっと詰まってたから、パブロンを1錠だけ飲んでたけど。

  

新・心拍計は正常に作動。復路の信号待ちで心拍計を止めるのを忘れたから、15秒だけ差し引いた。ではまた。。☆彡

   

    

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           平均心拍 最大

往路(2.4 km) 13分03秒 127 146 

LAP 1(2.1) 10分40秒 141 149

  2   10分40秒 145 148

  3   10分36秒 147 152 

  4   10分32秒 148 151

  5   10分36秒 147 151

  6   10分16秒 150 154

復路(2.8)   13分20秒 147 156

計 18km 1時間29分41秒 144(85%) 156(92%)

    

      (計 2188字)

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「敗血症」(英語 sepsis)という日本語の病名の語源・由来、漢字と英語からの説明

日本中がサッカーW杯の「勝」利で興奮する中、俳優の渡辺徹の訃報が静かに流れて来た。「敗」血症。勝と敗。漢字と意味のコントラスト(対比)が鮮明になってる。

    

敗血症が「死因」とまで言っていいのかどうか、まだハッキリしないが、文学座HPの訃報では、「敗血症のため逝去いたししました」と書かれてた。2022年11月28日、享年61。

    

20日に発熱、腹痛などの症状が出て、わずか1週間ほどで死亡と考えると、あまりに急な容態変化。ただ、彼の場合は昔から様々な病気と闘って来たので、長いスパン(期間)でとらえた方が良さそうな気がする。

   

   

     ☆     ☆     ☆

「敗血症」という言葉はたまに見聞きするが、この日本語の言葉自体がかなり意味不明に近いので、ピンと来ない。血の敗北? 血液が毒物に負けたと考えれば、全く分からないわけでもないが、血液の勝敗という話は他に聞いた覚えはない。

         

そこで直ちにGoogle検索すると、最初にヒットした「敗血症.com」は、アクセスが集中したのか、サーバーがダウンしたような状態で閲覧不能。

  

ただ、他に大量にある医療情報やコトバンクの辞書的・百科事典的説明を見渡すと、共通点に気付く。そもそも、定義や説明の中心には、「敗」という文字が入ってないのだ。

   

今現在の医学的説明の中心は、感染による「全身性炎症反応症候群」(SIRS:Systemic Inflammatory Response Syndrome)。何かの感染によって、文字通り、全身に様々な炎症反応が出る症状ということ。2016年に最新の国際的定義や診断基準が出来たらしいが、話が逸れるのでここでは触れない。

     

一応、「腐敗」という言葉なら、補足的に使われてる場合もあるが、血液の腐敗というような直接的な説明ではないし、そもそも血液が腐るという日本語も聞いたことがない。輸血用の血液の保存状態が悪くて使えなくなることなら考えられるが、生身の人体の話とは違ってる。

   

   

     ☆     ☆     ☆

そこで、「敗」という漢字を漢字ペディア(日本漢字能力検定協会)で調べると、2番目の意味として、「そこなう。だめになる。くさる」と書いてあった。用例は2つ。敗血症と腐敗。これを見ると、敗血とは、血がだめになる、血が損なわれることのような気がする。

   

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ただ、敗血症という言葉は訳語か中国語だろうから、いずれにせよ、元の外国語も考える必要がある。直接的に何語から来たのか分からないが、とりあえず英語では、sepsis。一般には馴染みのない専門用語だ。ドイツ語でも、頭文字が大文字になるだけで、綴りは同じ。フランス語も同様。中国語は日本語と同じ、「敗血症」。

     

sepsisの語源を英語版ウィクショナリーで調べると、古代ギリシャ語まで遡って、要するに腐敗を表す言葉だったらしい。putrefaction とか、become rotten(腐敗する)とか。さらに遡ると、トカゲとか蛇という意味も込められてるようだ。それらに咬まれて悪化した状態をイメージしてるのだろう。

    

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ということは、そこなわれるとか、ダメになるという一般的な意味というより、やはりもっと強くてハッキリした意味が込められてたのだろう。現代医学はともかく、近代以前では。

      

ここで思い出すのが、英語版ウィキペディアのトップに掲げられた、患者の腕らしき写真(☆刺激が強いので閲覧注意☆)。皮膚にかなり深刻な症状が現れてる。もし人体でなければ、腐敗という言葉を使いたくなるような状態。

   

     

     ☆     ☆     ☆ 

ここまで調べたことを暫定的にまとめるなら、敗血症という日本語の文字通りの意味は、「血液がそこなわれて、場合によっては人体の一部に腐敗のような変化も現れる症状」ということになるだろう。

      

いずれ機会があれば、中国語との関係や、医学用語の翻訳事情についても調べてみたい。とりあえず、今日のところはこの辺で。あらためて、合掌。。☆彡

     

       (計 1614字)

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コロナ(感染症)の患者数の推移、数学理論による計算(SIRモデル)の入試問題(青山学院大・経済学部、2021年)

朝日新聞・朝刊(2022年11月17日)の教育欄に、感染症の数理モデルに関する受験問題の解説が掲載されてた。かなり変則的な応用数学の問題だが、やや意外なことに、経済学部の入試で出題されてる。

       

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明日へのLesson・第3週、クエスチョン。問題を通じて色々と考えてみようという企画。学習塾SEGの講師・大澤裕一の寄稿の形になってるが、本人の側から寄稿したのか、それとも編集部の依頼を受けた原稿を寄稿と呼ぶパターンなのか、ハッキリしない。担当記者(名前は不明)は冒頭、「解説してもらった」と書いてた。

   

一読して、明らかに難しい。一般的な受験生なら、よく分からないまま何とか部分点を狙う問題だろう。ところが解説者にとっては「面白い試み」で「アリ」。それに対して、共通テストの問題はダメらしい。「大学入学後の学問習得にほぼつながらない」し、「数学の基礎を問う試験としても疑問がある」。独特の強い主張だ。

    

   

     ☆     ☆     ☆

私がすぐ思ったのは、SEG(科学的研究グループ)らしいなということ。全国的にはあまり知名度はないだろうが、東京のエリート校中心に高校生を集めてる中規模の塾で、もともと東京大学の数学科の一部(大学院生・学部生)らが中心になって作った所だ。数学教育への独特のこだわりが強いし、全体的に目線が高い。

       

私の感覚だと、この青学の問題は確かに「面白い」が、やや変則的すぎて「奇問」に近い感もあるし、受験問題としていま一つ完成されてないと思う。もちろん、全国50万人が受ける共通テストには使えない。少なくとも、このままの形式では。

      

解説者は、大学入試に関して独特の自論を展開してるが、この問題の受験情報は書かれてない。問題の良し悪しを評価するためには、受験者集団の特性、解答時間、配点、合格最低点が重要になる。単なる数学研究や趣味の数学、義務教育などではなく、特定の人達にとって人生がかかったテストなのだから。

           

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いわゆる赤本(教学社)とネット(パスナビ)で調べてみると、そもそもこの問題は、数学が得意な受験生用の試験(個別B方式)で出題されてる。しかも、数学は250点満点中の100点で60分。大問が4問だから、この感染症モデル問題(4番)の配点は25点前後で15~20分くらい。

        

受験生にとっては、数学の1番~3番がわりと簡単だから、唯一の記述式の4番では部分点で10点(配点の4割)ほど取れれば何とかなるだろう。合格最低点は250点満点の約7割。たとえ数学が60点くらいでも、配点150点の英語で十分取り返せる。

   

そうゆう事なら、この出題は、私もアリだと思う。ただ、具体的な出題の仕方にはもう少し配慮が欲しいし、赤本の模範解答にも少し疑問を感じた。数学好き、理屈好きのマニアとして。

    

   

     ☆     ☆     ☆

では、青学の問題文の前半だけ、引用させて頂こう。時期的には、日本でコロナ第3波が拡がった頃で、医療従事者や高齢者からワクチンを打ち始めようという話が出てた。

     

ある都市における感染症の流行の推移を、3つの数列の漸化式で表した。漸化式はn=1,2,3,・・・・・・で成り立つものとする。

  

 Sn₊₁ = Sn-βSnIn    ・・・①

 In₊₁ = In+βSnIn-γIn ・・・②

 Rn₊₁ = Rn+γIn      ・・・③

  

ここで Sn、In、Rn は、それぞれ第n週における未感染者数、感染者数、回復者数を表す。β および γ は、それぞれ感染率、回復率を示し、0<β<1、0<γ<1 とする。また、S₁=N>0、I₁=M>0、R₁=0、βIn<1とする。βN/γを基本再生産数、βSn/γを第n週の実効再生産数と呼ぶ。このとき、次の問いに答えよ。

 

(1)Sn+In+Rn を求めよ。

(2)βN/γ >1 を仮定して、Inのグラフ(nが横軸、Inが縦軸)をかけ。さらにその特徴を記述せよ。

(以下、(3)(4)は省略)   

  

      ☆     ☆     ☆

私がこの問題文を読んで、最初に引っかかったのは、In(感染者数)の意味だった。感染者数という言葉は、「第n週における」という説明がついても、複数の意味を表し得る。そこまでの累積数、その週における新規感染者数、その週において感染した状態にある人の数。

   

問題文と数式をよく読んで考えれば、その週において感染した状態にある人の数だと分かるが、それだけでも時間がかかる。そもそも、その数は、ニュースや各種解説であまり話題になってないのだ。一番、話題になって来たのは、その「日」における新規感染確認者数で、次が累積だろう。

  

だからこそ、英語版ウィキペディアのSIRモデルの説明ではの意味について明確に定義されてた。これまでに感染して、今現在、未感染者を感染させる能力を持ってる(Infectiousな)人達だと書かれてる。Sは感染しやすい(Susceptibleu)人達、つまり未感染者。Rは、SでもIでもなくなった(Removedな)人達で、普通の社会ではほぼ回復者に相当。

    

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あと、βやγは定数でいいのか?、という点も気になったから、元の論文の1つを確認してみた。解説者が書いてた、ケルマックとマッケンドリックによる1927年の論文とは、これの事だろうか。英語版ウィキの出典から飛んで、無料・無登録で読める。

     

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上に引用した箇所では、青学の問題と同じく定数2つを使ってるが、それは特殊なケースだとわざわざ書いてる。普通に考えれば、感染率も回復率も時間tに応じて変化する係数だと思われる。

     

   

     ☆     ☆     ☆

問題の(1)は、単に①②③の辺々を足し合わせるだけですぐ解ける。

 

 Sn₊₁₊In₊₁₊Rn₊₁ = Sn+In+Rn

          =N+M+0

          =N+M  

  

nが変化しても定数のままだから、n=1で計算すればよい。これだけで4点くらい取れるから、受験生的には一安心。

  

   

     ☆     ☆     ☆ 

しかし、次の(2)は考えにくい。キレイに解ける連立漸化式ではない、という点を理解するだけでも時間がかかるし、βN/γ >1 という条件式も分かりにくい。

   

βN/γを基本再生産数と書いてるが、この日本語だけでは意味が曖昧だし、なまじ時事ネタの知識を持ってる人は、余計に迷った可能性がある。ニュースなどで説明されてた意味と、数式での意味とが、なかなかピッタリ来ないのだ。

   

SEGの講師も、「全く免疫を持たない集団の中で、1人の感染者が平均して何人の二次感染者を発生させるかを推定した値」だと書いてて、これに似た説明がニュースや新聞でも目立ってた。しかしこれは、丁寧に説明しすぎで、数式から離れてしまってる。もっと、数式に即して考えてみよう。

   

  

     ☆     ☆     ☆

要するに、n(週の数)が増えるに応じて、Inが増えるか減るかがポイント。それを決めるのは、②の右辺の右側、βSnIn-γInの符号。今、かりにプラスとしてみよう。

  

βSnIn-γIn>0

∴ βSnIn/γIn > 1

   

ここで左辺の分母・分子をInで割って、Sn=N(初項)とすれば、条件式 βN/γ >1になる。この式は要するに、Inは一番最初に増えるという簡単な仮定なのだ。

    

一方、分母・分子をInで割る前の式 βSnIn/γIn を考えてみる。分子は、増えた感染者数。分母は、減った感染者数。要するに、増加/減少の比率、割り算であって、二次感染者を発生させるといった能動的・因果的な話と微妙に違ってる。

     

実際、朝日新聞のデータベースで検索してみると、明快でベターな説明が見つかった。20年7月7日、伊藤隆太郎記者。

      

「感染症学では、増減の割合を『再生産数』という。いろいろな計算方法があり、複雑になりがちだが、『今日の感染者を前日の感染者で割った値が、再生産数だと考えてよい』と、中山正敏・九州大名誉教授は解説する」。

   

だから、問題が「基本再生産数」という言葉を強調してるのも、受験生にとっては不親切すぎるのだ。知識が無ければ意味が曖昧だし、知識があれば数式と結び付けにくいから。(3)では基本再生産数と実効再生産数という言葉を使って(2)を説明させてるが、無用な混乱・困惑を招く恐れが強い。出題者と違って、受験生は理論も用語もよく知らないのだから。

      

    

      ☆     ☆     ☆

(3)では、等比数列という言葉をヒントに入れてるのだが、これも、理論を知らない受験生にとっては分かりにくいし、使 いにくい。②を変形して、In₊₁=(1+βSn-γ)In と出来たとしても、これを等比数列のように扱うのはかなり困難だ。

    

カッコ内は定数ではないから、公比のように扱うのは難しい。私ならむしろ、公比とすることはできないと考えた受験生の方を評価する。危うい単純化の誘惑を断ち切った、冷静かつ慎重な知性として。

       

赤本の模範解答では、nが十分小さい時にはSn≒NだからInが等比数列的に増加して(2倍、2倍・・とか)、nが十分大きい時にはSn≒0だからInが等比数列的に減少する(0.5倍、0.5倍・・とか)といった論法を使ってたが、その大まかな近似を仮に認めるにせよ、それではグラフの両端しか分からない。グラフの中央には、等比数列の話は使えないのだ。

    

出題者としては、「nが限りなく大きくなるとき」Inが0に収束する、つまり、感染の波が静まるという話に持って行かせたいのだろうが、それなら例えばInのグラフの右端についてだけ説明させればよいのだ。グラフの中央の処理で悩んでしまった受験生は少なくないはず。      

   

   

      ☆     ☆     ☆

記事が長くなり過ぎてるので、この辺で終わりにしよう。

   

ちなみに(4)では、基本再生産数を1より小さくするにはどうすればいいか、感染率と回復率を使って説明させてる。Nは定数だから、βN/γを小さくするには、β(感染率)を下げて、γ(回復率)を上げればいい。マスク使用や「三密」回避、医療サービスの充実などを書けば点数を稼げるはず。結局、配点25点として、10点取るのはそれほど難しくない。

    

なお、朝日の記事では、見出しが示す通り、数理モデルが「社会課題の解決 導く『武器に』」なると考えてるようだ。それなら、現実社会の感染状況との照らし合わせが必須のはず。

    

2020年から21年にかけての新規感染確認者数のグラフは、下の通り。NHKの特設サイトで21年・夏に保存してたものだ(ブログ記事に使用)。その時点で感染している人の数(問題ではIn)も、大まかな形としては似たような推移だろう。ここでの「感染者数」という言葉の使い方が、問題文とは違う点にも注目。

     

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山型に増えて減るだけなら、数理モデルなど必要ないし、数理モデルのおかげでコロナの被害が減ったという実感もない。有名人の「8割おじさん」、西浦博教授とかなら、そう自負するのかも知れないが。ワクチン以外で重要なのは、マスクと距離と換気であって、スーパーコンピューター・富岳の計算(シミュレーション)が多少の参考になった程度か。イメージ的に。

     

私はむしろ、数理モデルが現実離れした数学的フィクションになってないか、その点を考え直すべきだと思う。政策や専門家の提言とどのように関係して、結局どうだったのか。朝日新聞の担当記者には、そこまで追求して欲しい。数学の塾講師の寄稿だけに頼るのではなく、ジャーナリストの総合的能力、包括的知性を活かして。

      

それでは、今日のところはこの辺で。。☆彡

    

       (計 4577字)

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踵の痛みは足底筋膜炎か?、走るスピードを急に1割アップ、厚底カーボンプレートシューズまで使い始めたのが原因・・

(12日)WALK 5km(荷物 5kg)

(13日)JOG 10km,53分34秒,平均心拍 133

消費エネルギー 440kcal(脂肪 119kcal)

   

長くランニングを続けてると、脚のあちこちが痛くなるのは珍しくないけど、歩くどころか立ち上がるだけで痛いのは珍しい。かなり前、ふくらはぎの内出血が悪化した時以来か。

   

8月末の乗鞍ヒルクライムで、夏の自転車シーズンは無事に終了。9月から再びランニングシーズンに入って、ここ1ヶ月半で急にスピードが上がってた。分かりやすく言うと、1km5分半が5分になったような感じ。1割くらいペースアップして、3、4年前くらいの走力まで回復してるから、ちょっと危ないなとは思ってた。

   

それなりに余裕は残して走ってたし、初めて購入した厚底カーボンプレートシューズも控えめに使用。このまま、1km4分半までは楽勝かな・・とか甘い期待を持ってたけど、やっぱりダメか (^^ゞ

  

   

     ☆     ☆     ☆

私としては珍しく、左の踵が悲鳴を上げ始めたのだ。半月くらい前から痛みが出て、先週末の金土が痛みのピーク。直前の水木の走り(5分前後)が響いた感じで、歩くのも辛いから、仕事でビジネスシューズを履かずに、黒いジョギングシューズを履いてたほど。

   

パンツ(スボン)の裾に隠れて分からないだろうと思ってたら、電車で前の席に座ってた中高年男性が思い切り見てた (^^ゞ そんな細かい事を気にしてるようだと、出世できないよ♪

  

結構、「男のくせに」(禁句♪)細かい事を気にするヤツはいる。ネクタイの締め方が緩いとか、ベルトをしてないとか(実話・・笑)。コラコラ!

  

出勤前はいつも慌ててるから、何か一つ忘れてしまうことは多い。腕時計、ペン、ハンカチ・・etc。その時は、ベルトを忘れて、まあウエストはピッタリだし、シャツの下側に隠れて分からないだろうと思ってたら、Mにしつこく突っ込まれた(笑)。実名イニシャルか! うっせーわ♪

   

  

     ☆     ☆     ☆

話を元に戻すと、左の踵は明らかにマズイし、かばってる内に右の踵もちょっと痛くなって来たから、ネットで軽く調べてみた。ほとんどの情報が、「足底筋膜炎」(そくていきんまくえん)という病名をあげてる。

  

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「慢性痛治療の専門医による 痛みと身体のQ&A」の該当ページより。実に分かりやすい!

  

私は最近、あんまし踵で着地しないようになってたから、何で踵が痛いのかな?と不思議だったのだ。ミッドフット(足の中央)やフォアフット(前足)が痛むのなら分かるけど・・と思ってたら、足の先から踵とまで膜がつながってるのか!

  

で、後ろの端っこで踵の骨に当たってるから、負荷がかかると。納得。「かかとの痛みの原因としては最も頻度の高いもの」。「朝の起床時に立ち上がりの最初の一歩で」痛いと。そうそう。「中高年の女性に多く・・・若い男性のアスリートにも時折」。そう♪ だから平成ブロガーにも発生したと。別のサイトに、中高年男性とか書いてたのは間違いのはず(笑)

     

昔、1回くらいブログに書いたよな・・と思って検索してみたら、7年前(2015年)の暮れに軽く書いてた。その時は土踏まずの痛みだから、足底筋膜炎ではなかったかも知れないけど、友達が困ってると話してたのだ。

  

普通はリハビリや靴のインソールで改善するらしいけど、これは要注意。調子にのって、フルカーボンの厚底シューズも試そうかと思ってたけど、しばらく先延ばしにしよう。硬いプレートを足底で曲げるんだから、強い負荷がかかってしまうはず。。

   

   

     ☆     ☆     ☆

というわけで、金曜はお休み、土曜は恒例の荷物ウォークのみ。昨日の土曜も、久々に「JOG」ペース(1km5分16秒以下)で10kmだけ走るだけにしといた。ここ半月はほとんど1km5分前後の「RUN」ペースになってた。この違いはかなり大きい。

   

序盤は完全に左の踵をかばう走りで、1km6分超。身体が温まるにつれて痛みが和らいでくれたから、慎重にペースアップ。最後だけ、1km4分台まで上げてみた。トータルでは1km5分21秒ペース。リハビリとしては適度か。

  

気温16.5度、湿度78%、風速2.5m。新・心拍計はほぼ正常に作動。終盤の高過ぎる所だけ補正した。グラフは珍しく、1kmごとの自動ラップ測定。走り終えた後に痛みが出ることが多いという情報もあったけど、今はそれほどでもない。風呂上がりで身体が温まってるからかも。

    

ほんとのちょっとトレーニングを緩めただけで、ポラール心拍計のサイトは「トレーニング不足」と判定して来た (^^ゞ カーディオ負荷ステータス(心肺負荷状況)、厳しいね。「小姑(こじゅうと)みたい」っていうのも禁句で死語なのであった♪ 書いてるだろ! それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

  

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           平均心拍 最大 

LAP 1(2km) 12分05秒 118 128

  2   10分51秒 132 139

  3   10分33秒 136 140 

  4   10分26秒 139 143

  5    9分40秒 146 154

計 10km 53分34秒 133(76%) 154(88%)  

    

      (計 2076字)

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いきなり半強制的な抗原検査(医療用)、判定結果は・・&荷物ウォーク

(10日) WALK 6km(荷物 6kg),1時間25分

   

あぶない、あぶない! 夜中に蚊に侵入されてしまった♪ 寝る前に気付いて、すぐ撃退。攻撃は命中しなかったけど、衝撃波で(?)墜落してた。助かった。。

  

・・っていう超個人的な実話はさておき、月がキレイだなぁ・・と思って、じっと見てたら、すぐそばに明るい星がある。北極星?(笑) 北じゃないだろ!

   

困った時のGoogle。「月の近く」と入力しただけで、私と同じ疑問が入力候補としてズラッと並んだ♪ 「月の近くの明るい星」を選択。分かりやすっ! 簡単に答が見つかってしまうのは、いい事なのかね?(^^ゞ

   

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tenki.jpの白石圭子(日本気象協会)の説明によると、9月11日・夜の月のそばで輝いてるのは、木星。わずか3日前なら土星だったらしい。色々と変化するから分かりにくい。

    

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今現在、どうやって計算してるのかね? コンピューターを使うのか、手作業なのか、そもそも計算なんてしないのか♪ とりあえず、気にしないことにしよう。とにかく、さっき夜空を眺めてたら、木星がキレイだったのだ。いいね! あれっ、金木犀(きんもくせい)と金星・木星は関係ないのかね?(笑)

  

   

     ☆     ☆     ☆

さて、乗鞍ヒルクライムの遠征直前、念のために無料PCR検査を受けた話はブログに書いた。あれは自主的に受けたのだ。

   

もし陽性なら、遠征しなくて済むから(笑)。コラコラ! 陽性ならラクできるし、陰性ならホッとする。どちらの結果でも困らない検査だった♪ 罰当たりか!

   

ところが、先日いきなり受けることになった抗原検査は、半強制的というか、ほとんど強制的なものだった。唐突に、「できれば協力してください」とか面と向かって言われて、ハァッ?って感じだったけど、とても断れるような雰囲気じゃない (^^ゞ 担当者が可愛かったし(笑)。そうゆう理由か!

   

ドラッグストアとかで売ってる精度の低い「研究用」ではなく、精度の高い「医療用」の検査キットで、数分で結果が出るとのこと。私はここ1週間、「プチ風邪モード」だから、内心ちょっと動揺しつつ、「いいですよ」。

   

今だともう、陽性でも食料品セットとか貰えないんだったっけ?・・とか考えてしまった♪ あの一式のプレゼントは、ちょっと欲しい気もする。あと、契約を調べてないけど、保険で数万円~数十万円くらい貰えるかも。新PCと新iPadの支払いに回そう!

   

   

     ☆     ☆     ☆

「捕らぬ狸の皮算用」してると、綿棒みたいな物を1本だけ渡されて、左右の鼻の穴をグリグリ。「『汚れ』がつくかも知れませんよ」と念のために言うと、瞬間的に「全然いいです」と返答♪ 早っ! ってことは、聞きなれた言い訳ってことね。

    

幸い、それほど「汚れ」はつかなかった。グリグリする時、手加減したから(笑)。オイッ! いや、そもそも力を入れなくていいと言われてたから、フツーにグリグリしただけ。三角のコーン型の小さい容器に突っ込むと、もう先端は見えない。

  

3分後くらいだったか。判定結果もいきなり見せられた。説明は一言だけ。「これ、線が1本だけなので、陰性です」。一瞬で終わったから、検査結果の証明書を受け取ってないことに気付いたのは2時間後。

   

問い合わせると、「結果は口頭のみになります」。あの一言だけ?(^^ゞ 調べてみると、抗原検査では珍しくないことで、3000円ほど払うと証明をもらえる場合もあるらしい。ま、いいけど。

  

とにかく、やっぱり最近の体調不良は単なる「風邪」もどきだった。「偽陰性」でなければ。

    

ちなみに今、ネット検索すると、結果判定の線に関する説明がすぐヒット。1本だけ出るのは「コントロールライン」で、測定が正しく行われたことを示す。これが出なかったら、無効。線が2本なら陽性。コントロールライン+「テストライン」(抗原検出の線)。ロシュ・ダイアグノスティックスより。私が受けた検査と同じかどうかは不明。

    

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     ☆     ☆     ☆

一方、昨日・・じゃなくて日付け変わって一昨日(土曜日)は、恒例の荷物付きウォーキング。ただし今回は、ロングバージョン♪ おまけに残暑だから、汗ビッショリになってしまった。

  

気持ち悪いから、コンビニでTシャツを買おうかな・・とか思ったけど、Tシャツなんて家で余りまくってるから我慢。マラソンや自転車レースの記念品でよく貰うし、あまり捨てないから、溜まり過ぎて困ってるのだ (^^ゞ 全く着てないのもかなりあるはず。

   

で、汗ビッショリのまま、重い荷物を背負ってトボトボと帰宅。疲れ切ったから、すぐ寝ようかと思ったけど、仮眠だけで我慢。ちゃんと起きて、マニアックなブログ記事を書いてしまったのであった。細かすぎてアクセス稼げないよな・・とか思いつつ♪

  

というわけで、先週はまた制限字数オーバーになったから、今日はあっさり終了。ではまた。。☆彡

    

      (計 1974字)

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レース遠征直前のコロナ無料PCR検査、感想&判定結果

ワクワク、ドキドキ。日テレ『はじめてのおつかい』のお子様みたいに緊張して来た♪ っていうか、はじめての泊りがけの修学旅行に出かける前の中学生って感じか。

  

ちなみに同級生Kは、興奮してたのか、宿の玄関の大きなガラスにぶつかって割って、ショボンと落ち込んでた(実話・・笑)。相撲でも、体当たりみたいな押しや突きが得意なヤツだった・・・っていう昔話をしてる場合じゃないのだ。もう余裕がない。

   

  

     ☆     ☆     ☆

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さて、ますは乗鞍ヒルクライム公式サイトの8月24日のお知らせから。いきなり冒頭で「3年ぶりの開催となる」と書いてるから、もう中止はないね。天気予報的には、距離の短縮もない気がする。ロクに練習してないのに、いきなりフル開催に挑戦か (^^ゞ スタートが最大の目標かも(笑)。ゴールは?!

   

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上は最新の長野放送のコロナ報道。Yahooへの配信からの引用だけど、リンクは元の公式サイトに貼っとこう。

   

私は毎日、長野県の状況を見て、ギリギリで中止になることを期待・・じゃなくて心配してたけど、お盆明けの感染増加も病床使用率(60%台)も一段落。今さら行動制限する状況には見えない。ガッカリした参加者もいるはず(笑)。他人事か!

   

もちろん、自分自身がコロナ感染すれば、参加できなくなる。ただ、毎朝測定してる体温は全く平熱。ずっと36.5度前後で、面白みがないほど♪ バチ当たりか! オムロン体温計、グラフもデータもすぐ見れて、やっぱ便利だね。

   

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乗鞍で提出するチェックシートにも、「本当の体温」をそのまま記入♪ 当たり前だろ! いや、適当に穴埋めする参加者も少なくないと思うな(個人の感想)。そもそも、何事もなければ単に廃棄されるだけの個人データだし。

   

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      ☆     ☆     ☆

しかし、無症状のまま、感染してる可能性もある。同じ宿に泊まる自転車仲間にうつしてクラスターを作るわけにもいかないから、念のため、無料のPCR検査を受けて来た。真面目で、いいね♪

  

以前は1万円以上かかってたのに、いい時代になった。それでも、旧統一教会の騒動で、岸田政権の支持率は最低レベルなのであった♪ おっと、政治や宗教の話をしてる場合でもないか。

     

その会場に最初に気付いたのは、駅前で派手に勧誘してたから(笑)。新宿・歌舞伎町のキャッチじゃあるまいし、ここまでアピールされるのもビミョーだよな・・と思ってたら、人が集まるほど儲かる民間の事業者らしい。1人あたり数千円儲かるらしいから、多少の宣伝費用は軽く回収できる。一部で話題の、商品券とかオマケの配布を行っても問題なし。

  

で、いざ行く前に、念のためネットで調べたら、いきなり間違った情報が堂々と書かれてた・・とだけ書いとこう。解釈の余地とかない。見解の相違でもなく、単純に間違ってて、しかもちょっと実害もある。

   

まあ、ピンポイントで場所が特定されそうだから、書くのは止めとこうか。とにかく、ネットで間違った情報を見た後、正しい情報はこうだろうな・・と推測して出かけた。すると、推測の通りだった。もちろん、大人は現場で指摘するようなこともしない♪ どうせ聞き流すだけで、直さないだろうし。

    

    

     ☆     ☆     ☆

で、検査会場に行ってみると、お盆休みの後なのに、短い行列ができてたし、私の後ろに並ぶ人も途切れない。道理で最近、宣伝してないはずだ♪ 宣伝しなくても、勝手に人が来てくれると。

   

誘導に従ってブースに行くと、まずスマホでQRコードを読み取ってくださいと要求されて動揺 (^^ゞ たまたま、スマホもAndroid携帯も持ってなかったから、「タブレットでもいいですか?」と聞いたのに、完全スルーされた(笑)

    

「じゃあ、こちらに記入お願いします」と言われて、個人情報を記入して、免許証も見せて、同意のチェックを数ヶ所入れて、唾液の採取。

    

ストローを使って、容器に5mmほど入れるんだけど、ストローの外側にも唾液が流れるし、時間はかかるし、気持ちいいものじゃない。思い出したのは、高校1年ごろの生物の授業の実験。唾を集めて何かしたんだけど、途中で女子のNが気持ち悪くなってた。

    

   

      ☆     ☆     ☆

で、梅干しとかイメージしながら(実話・・笑)頑張ってツバを振り絞った後は、携帯のSMSメールを待つ。判定が陽性なら、レース遠征は中止。シメシメ・・じゃなくてガッカリだね♪

    

この通知がいつ来るのかという点も、HPの情報と実際の会場とでは違ってた。HPでは、遅い時間帯なら翌日通知と書いてたのに、会場では2日後と言われたのだ。まあ、民間企業の金儲けだから、こんなもんか (^^ゞ 大人は黙って、「ああ、そうなんですか」とか微笑むのみ♪

   

ところがドッコイ庄一by綾瀬はるか、実際には、翌日に通知が来たのだ (^^ゞ 何じゃ、そりゃ! 携帯のSMS(ショート・メッセージ)に加えて、PCメールアドレスにも来てた。どうも、SMSだと、設定とかの問題で届かないことがあるらしい。下は、PCメールより。

   

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注目のPCR検査結果は、「陰性」! ガックシ。。_| ̄|○・・じゃなくて、良かった(笑)。これで後はもう、道路のがけ崩れかクマの出没(昔ホントにあった)とかがない限り、レースは開催される。

  

私が行かない理由も、何もない。あっ、ケガすればいいのか(笑)。コラコラ! いや、学校の授業の水泳で水着姿を見られるのが嫌で、わざと風邪を引いたっていう話を朝日新聞か何かで読んだもんで。だから、ジェンダーレス水着が大切だと。

   

でも、女子がジェンダーレス水着だと、男子の出席率が下がるかも(笑)。オイッ! ちなみに私は、スクール水着には興味ない。一部の競泳水着ならまだしも♪ マニアか!

   

    

     ☆     ☆     ☆

なお、単なる素っ気ない最低限の通知だけじゃなくて、こちらが希望すれば、もう少しきっちりした検査結果の通知書が送られて来る(メール添付のpdfファイル)。

   

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本通知書における検査結果は新型コロナ感染者の患者であるかどうかの診断結果を示すものではありません」。

  

正確だけど、分かりにくいね (^^ゞ あくまで、1つの検査結果にすぎないと。訴訟とか止めてねってことか♪ ちなみに日本語的には、「感染者の患者」ではなく、「感染の患者」が正しい(笑)。細かっ!

  

ともあれ、私はしぶとく元気なのであった。症状も陽性判定もなし。めでたし、めでたし。それでは今日はこの辺で。。☆彡

    

      (計 2573字)

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新型コロナを2類相当から5類にする件、法的に面倒で複雑(感染症法、政令)&気温28度で7km

(30日) JOG 7km,39分01秒,平均心拍 132

消費エネルギー 315kcal(脂肪 85 kcal)

  

私自身は幸い、まだコロナ感染とは無縁だが、7月に入ってからのコロナ第7波は予想以上。周囲で明らかに増えて来たし、医療機関その他への負担激増のニュースを見聞きすると申し訳なく思う。

   

実は、国内の医療機関すべてで考えると、それほどひっ迫するような状況でもない・・といった話は去年から出てた。要するに、感染症法の「2類相当」の扱いが厳し過ぎるからであって、5類に下げればかなり解決する、とのこと。安倍元首相も確か春ごろには話してたが、ネットではいつものようにバッシングのネタにされてた。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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ところが、流石にここに来て、コロナの扱いを変更しようという動きが目立ってる。上は昨日(22年7月30日)の読売新聞オンラインより。

   

「政府は・・・『第7波』の収束後・・・「2類相当」扱いの見直しに着手する方針を固めた。保健所や発熱外来の負担軽減のため、感染者の全数把握取りやめの是非などを検討する。

  

季節性インフルエンザと同じ5類相当・・・なら・・・一般の診療機関での診察も可能になる。・・・政府内ではコロナ医療や検査を全額公費負担する制度は継続すべきだとの意見が多い」。

  

  

     ☆     ☆     ☆

ところで、この種の話はあちこちに出てるが、少なくともネット情報やマスメディアの報道を見てる限り、なぜこんなに時間がかかるのか、なぜなかなか変更の話が進まないのかが分からない。政府や厚労省、分科会を批判するだけになってる。いつもの事ながら、関連する法律などを正確に引用しながら書いてる記事も見当たらない。

    

そこで私は感染症法と政令を自分で直接確認。色んな理由が一気に分かった気がした。おそろしく面倒で複雑なのだ。区分を2類から5類に変更するだけ・・といった単純な話ではない。

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E-GOV法令検索より引用してみよういわゆる「感染症法」は、正式には、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」。第一章・総則の、第六条で、区分の定義が書かれてる。

     

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類感染症の定義には、新型コロナの話は書かれてない。結核ほか、6つの病名が書かれてるだけ。「新型コロナウイルス感染症」は、5類の直後、「新型インフルエンザ等感染症」の1つとして書かれてる。第7項、第3号。

     

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     ☆     ☆     ☆

ところが、「二類相当」というような簡単な言葉は、どこにも書かれてない。それどころか、一類と二類の区別の中身も分かりにくい。

    

新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令」(令和2年・政令第11号)を細かく見ても、実質的に新型コロナは二類というより一類に近いような感もある。感染症法の「一類感染症」を「新型コロナウイルス感染症」に読み替えて、法律を「準用」する箇所がいくつもあるのだ。二類の読み替えではなく。準用という言葉の実質も、不明確。

      

7月18日の朝日新聞・朝刊では、こう書いてあった。「いまはエボラ出血熱(注.1類)や結核(2類)といった1、2類に近い厳格な対応をとっており、感染者の全数を把握し、入院や健康状態の報告も求められる」。

                

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「1、2類に近い厳格な対応」。これが、「2類相当」の実態だろう。いずれにせよ、新型コロナに関する法律上の扱いを変更するというのは、単純に切り替えるだけの話とは程遠い。かなり面倒で複雑な話だと分かった。

  

これだと、第7波収束後の変更にはまだしばらく時間がかかるし、激論も予想される。そもそも第7波が収束しないまま、また次の第8波につながってしまう可能性まで浮上してるのだから。。

    

  

     ☆     ☆     ☆

最後に、昨夜の猛暑ジョグについては一言だけ。気温28度、湿度83%! 暑さと湿度に弱い私は、ほとんど走る気がしなかったけど、7kmだけガマン大会。

  

しばらくジムばっかだった間に、なぜかランニングシューズの紐がほどけやすくなってて、40分の間に3回もほどけてしまった (^^ゞ 過去2日と同様、後半だけペースアップで、ラストは1km5分まで上昇。トータルでは1km5分34秒ペース。

   

風速2.5mがちょっとだけ有難かった。新・心拍計はほぼ正常に作動したけど、最初の200mは初めてGPSが無反応 (^^ゞ 先日、褒めたばっかなのに、褒め言葉は取り消そう♪

   

なお、今週は計13990字で終了。ではまた来週。。☆彡

   

     

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      時間  平均心拍  最大

往路(1.2km) 7分16秒 109 126

LAP 1(2.2) 13分22秒 124 132

 2     11分11秒 143 154

復路(1.4) 7分12秒 150 160

計 7km 39分01秒 132(75%) 160(91%)

    

      (計 1923字)

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