日本人を新型コロナウイルスから守るファクターXの1つ、ヒト白血球抗原HLA-A24~理化学研究所の論文発表の簡単なまとめ

日本で一般的に発表されたのが21年12月8日。メディア報道の多くが9日と10日。既に1週間遅れとなったが、マニアック・ブログなりの独特のこだわりを入れつつ、新たな仮説をまとめてみよう。

   

理化学研究所(=理研)の主張は、最も簡単にまとめるなら、次のようになる。

  

 日本人を新型コロナウイルスから守る謎のファクターXの1つは、日本人の多くが持つ「HLA-A24」だろう。

    

その鍵となる物質、日本人の6割近くが持ってるが、欧米人は1割~2割にすぎないとされる。TBSのニュース記事より。

  

   

    ☆     ☆     ☆

この妙な名前の物質が何で、どのように働くのか? 最も簡単に言うと、人体を守る白血球の型の1つだろう。しかし、もう少し説明し始めると、かなり難しい話になって行く。

   

以下、基本的には、理研による解説に即して説明する。理研の解説を普通に聞くだけ、読むだけだと、引っかかるポイントがあるので、そこは私が補足する。

  

ただし、先に書いておくと、この研究では、なぜ今年の夏の「第5波」が急上昇して急降下したままなのか、という最大の疑問点には答えてない。

    

あくまで、過去2年間、日本で新型コロナの被害が海外より少なめだったのはなぜなのか、その全体の理由を少し説明する話にすぎないので、念のため。

   

  

     ☆     ☆     ☆

まず、YouTube「理研チャンネル」、プレスリリース解説vol.8、「新型コロナウイルスに殺傷効果を持つ記憶免疫キラーT細胞 -体内に存在するもう一つの防御部隊-」から。動画はこちらから

  

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上図をフツーに見ると、中央にある不気味な大きな球体がウイルスに見えてしまうが、これは人体の細胞。その下側に、パープルに光るウイルスが付着(感染)したから、右側から、人体の防御部隊である水色のキラーT細胞が攻撃。よく耳にする抗体と共に、免疫機能を担ってる。

   

上図にいたる前の動きを、時間の流れに沿って図示してみよう。

  

① 紫色のウイルスが、右上から人の細胞に接近。

   

エピトープと呼ばれる小さな赤い粒々を、トゲトゲの先に持ってる。ウイルスのトゲトゲは、スパイクたんぱく質という呼び名でお馴染みの悪役。

  

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一方、HLA-A24というのは、人間の細胞が持つ色々なツノ(角)の1種で、善玉(良いもの)。例えば、電車内で暴れる乗客を駅員や警備員らが捕まえる時のさすまた(刺股)みたいなもの。図では、ピンク色のツノがHLA-A24で、他の色のツノは別のHLAだ。この時点でまだ、HLA-A24の先に赤い粒々は無い。

    

   

    ☆     ☆     ☆

② 紫のウイルスが人の細胞にくっついて感染すると、トゲトゲの先に持ってた赤い粒々(エピトープ)が細胞内に侵入。ピンク色のツノ(HLA-A24)の先に集められて、右側から水色のキラーT細胞が攻撃。

     

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③ キラーT細胞が、感染した人間の細胞とウイルスを破壊。1つの戦いが終了。

   

  

     ☆     ☆     ☆

理研の解説を読んで引っかかったのは、ウイルス、ウイルスのエピトープ、人の細胞、人のHLA-A24、人のキラーT細胞という5つの要素の結びつきが、今一つハッキリしてなかったことだ。

   

①ウイルスが人の細胞に感染。

②ウイルスのエピトープが、人のHLA-A24に集められる。

③そこを人のキラーT細胞が攻撃して破壊する。

  

もう1つ、なまじ「抗原」という言葉を知ってると、引っかかる点がある。抗原というものは、辞書・辞典・報道の説明の大部分では、「外側から入って来て人体に抗体などを生むもの」といった感じになってる。

   

ところが理研の説明では、最も重要な人体の善玉、HLAというものが、「ヒト白血球抗原」とか「ヒト白血球型抗原」と書かれてる。これは「Human Leukocyte Antigen」の直訳だが、「ヒト」と言いつつ、まるで外から来た悪役みたいに聞こえてしまう。

   

この場合の Antigen とは、語源のまま、「Anti」(抗する)「gen」(もとになる物)。対抗するもとになる物、抵抗を生み出すものという意味で、外からではなく体内で待ち構えてるのだ。

  

その辺りの分かりにくさや混乱を避けるため、例えば日経新聞の報道では、HLAとかその訳語の代わりに、「『A24』という白血球の型」とだけ書いてた。

   

  

      ☆     ☆     ☆

最後に、英語の原論文も見ておこう。オンラインの『Communications Biology』、21年12月2日。著者、清水佳奈子、藤井眞一郎ほか。わずか12日で、既に8000近いアクセスだから、科学論文の発表としては成功。内容のチェックは今後、世界中で行われるはず。

           

 Identification of TCR repertoires in functionally competent cytotoxic T cells cross-reactive to SARS-CoV-2

 新型コロナウイルスに対して交差反応する、機能的に優れた細胞傷害性T細胞における、T細胞受容体の諸特性の同定

  

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論文タイトルの日本語訳は私のものだから、専門的にどうなのかは不明。超訳すると、「普通の風邪のコロナだけでなく新型コロナにも効く、T細胞の仕組みを発見」といった感じか。手助けするHLAではなく、防御部隊であるT細胞がメインになっていた。日本人特有のファクターXといった、日本人好みの話も避けてある。

  

  

     ☆     ☆     ☆

なお、善玉のHLA-A24が、悪役のウイルスのエピトープを捕まえたようなイラストも添付されていた。

  

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上側にある、緑色の小さな細い線が、エピトープらしい。一般向けの解説では赤い粒々だったが、実際は線状の形なのか。それより、HLAの方が遥かに複雑で大きな形になっていて、色々と意味が含まれているのだろう。

    

今後は、今回の発見を治療薬、予防薬の開発につなげたいとのこと。一般市民としては、あまり日本人の幸運な体質に頼り過ぎることなく、変異株オミクロンに警戒しよう。今日の所はこの辺で。。☆彡

    

        (計 2426字)

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最強?の新コロナ変異株 Omicron(オミクロン)vs最良?のコロナ鎮圧国・日本&へろへろハーフ

(27日)JOG 21.1km,2時間02分04秒,平均心拍 134

消費エネルギー 904kcal?(脂肪 316kcal)

   

昨夜、NHK『ニュース7』を副音声の英語で聴いてると、「オウムクロン」という発音が聞こえて来た。あるいは、「オムクロン」。既に報道で知ってた新変異株のカタカナ名「オミクロン」には聞こえない。VOC=Variant Of Concern。懸念される変異株。WHOの英語公式ページより

  

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下は英国メディア、INDEPENDENTより。Omicronはvariantなのに、Deltaはstrain。日本語の報道にはない微妙な使い分けがあるようだ。デルタ株の数百倍(!)、感染する「かも知れない」と書いてる。

        

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アルファベットの綴りはOmicronだから、ローマ字読みならオミクロンとなる。英語だと、先頭のOをオウと二重母音で読むことがあるし、そこにアクセントが来るから、次の母音字iの発音が曖昧になって「ム」に聞こえるんだろう。

  

英語版のウィクショナリーで米国の発音を見ると、6種類も載ってた (^^ゞ 「人種のるつぼ」だからなのか、日本語ではあり得ない多様性。ただし、二番目の母音の発音記号は全て、大文字のIを小さくしたような記号で、「イ」と曖昧な「ウ」の中間くらいの位置付けになる。音声ファイルを繰り返し聴いても、やはりオウムクロンと聞こえる

   

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     ☆     ☆     ☆

さて、このオミクロン。ギリシャ文字の名前とはいえ、デルタなどと違って、日本ではほとんど使われてない。順番的にかなり後だし、発音も長いし、文字もオーとほぼ同じで紛らわしいからだと思う。ちなみに専門的な命名法だと、B.1.1.529。

       

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日本時間で金曜くらいの一部報道だと、今回の新変異株は「ニュー(ν)」と呼ばれてた。ギリシャ文字の自然な順番だと、確かにニューのはず。

   

ところがWHOは、ニューどころか、その次のクサイ(ξ)も飛ばして、オミクロンを採用。その説明その他、朝日新聞デジタルのマニアックなページ、GLOBE+が明快に説明してた

  

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英国メディア「テレグラフ」によると、WHO関係者が次のように語ったらしい。ニュー(ν)はnew(新しい)と混同されるから回避。クサイ(またはサイ、クシー:ξ)は英語だとxiで、ある地域に汚名を着せないように飛ばした。

   

   

      ☆     ☆     ☆

xiは中国の習近平(シー・チンピン)国家主席の表記にも使われるから、その点への配慮だろうとソーシャルメディアで噂されてるとのこと。本当かどうかはともかく、いかにもありそうな理由ではある。もともと中国はコロナウイルス誕生と結び付けられることが多いし、批判する声もある。

  

中国は今、セクハラ告発の直後に「消えた」女子テニス選手の問題その他で、北京五輪(冬季)のボイコット運動にも直面してるから、かなり神経質になってるはず。クサイ(xi)を避けたのは大正解だろう。

   

お隣の国や指導者の心配をするより、日本の心配の方が先か。今年の夏までの1年間くらいは、日本のコロナ対策への不満が吹き荒れてたのに、9月以降、そもそもコロナ感染者数や死者数が話題にならなくなったほど。NHKで最新データを確認しとこう。新規感染確認者数、死者数、ワクチン接種(グラフは一部の職域接種を含んでない)。

   

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先進国に限れば、断トツの世界一と言っていい状況で、新変異株オミクロンを迎え撃つことになる。年末に向けて、制限の緩和が進むし、気温の低下も進むけど、どんな戦いになるのか予想しにくい。案外、オミクロンも日本に上陸すると、たかが数ヶ月で「自滅」とか。日いずる国には神風が吹くし、ファクターXも作用するはず(未確認♪)。

  

実は私も、年末年始はちょっと緩めようかと思ってたけど、もうしばらく様子見が無難かも。感染防止を継続しつつ、新ワクチンや治療薬に期待しよう。。

  

  

     ☆     ☆     ☆

一方、単なる小市民ランナーとしては、今季最長の27kmジョグから2日休んだ後、昨日はまたハーフ21.1km

    

もうちょっと回復してるかと思ったのに、序盤から右脚の付け根が痛んで苦戦。左脚はほぼ大丈夫だから、やっぱり右脚だけ色々と問題があるわけか。足首骨折の後遺症、膝の古傷、もともと少しX脚気味とか。

   

予定変更で15kmくらいで止めようかな・・とか思いつつ、何とか完走。後半はちょっとだけペースアップできたけど、ダメージがさらに悪化したかも。トータルでは1km5分47秒ペース。まあ、この体調だとこんなもんか。21km、27km、21km。長い距離の3連発だし。

  

気温7度、湿度55%、風速3m。上はTシャツ、ジャケット、ウインドアップの3枚と手袋でちょうど良かった。ただ、寒い中でゆっくり走ったのに、汗はかいたようで、帰宅後はアイスコーヒー、コカコーラ、水のがぶ飲み♪ いよいよコカコーラ中毒の再発か (^^ゞ アマゾンで500mLのペットボトル24本、1476円。買っちゃおうかな(笑)

  

なお、今週は計14294字で終了。ではまた来週。。☆彡

  

  

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       時間  平均心拍  最大

往路(2.4 km) 14分38秒 122 134 

LAP 1(2.1) 12分59秒 128 135

  2   12分48秒 131 138

  3   12分41秒 131 134

  4   12分23秒 133 138

  5   11分58秒 136 144

  6   11分44秒 141 148

  7   12分10秒 139 143

  8   11分47秒 142 147

復路(1.6)  8分57秒 143 151

計 21.1km 2時間02分04秒 134(78%) 151(90%)

     

       (計 2268字)

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コロナ感染者が謎の激減、日本国内の「ウイルス自滅説」(国立遺伝学研究所・井ノ上逸朗教授ら)のまとめ

メディアが、どこかの「発表」として報道したものは、元の「発表」を探しても見つからないことが時々ある。今回も、英語情報、学会・論文情報も含めてあちこち探し回ったが、いまだに発見できてない。

   

官庁などだと、発表を公式サイトに掲載するのが遅れることが多いが、今回はおそらく、学会で「口頭」発表だけした後、マスコミにだけ別に情報提供したのだろうと想像する。

   

国立遺伝学研究所・井ノ上逸朗教授らと新潟大学の共同研究とされる、「ウイルス自滅説」。単なるSF(サイエンス・フィクション)としても興味深いので、分かる範囲でまとめてみた。2021年11月9日の夜の時点での情報。

   

   

     ☆     ☆     ☆

まずは現状のデータの確認から。毎度お馴染み、NHKのコロナ特設サイトで国内の推移のグラフを見ると、新規感染確認者数、死者数、重症者数など、どれも8月末から急速に激減。特に新規感染のグラフの右下がりは、不自然なくらい極端な鋭さになってる。

   

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約2ヶ月で、100分の1。しかも、ほとんどゼロに接近してる。過去の第4波までと比べても極端な変化で、この激減を、ワクチン2回接種の進展とか、マスク・手指消毒、行動制限、季節的な循環などだけで説明するのは無理がある。

   

主たる原因かどうかはともかく、他にもかなり大きな原因が新たに登場したと考える方が納得しやすい。しかも、それは日本も含めて、一部の国だけにある原因だろう。欧米ではまだまだ、コロナ感染が続いてるのだから。日本の他にすぐ思い出すのは、一時期は悲惨だったインドの感染急減で、あれも理由が分からない謎の現象=減少だった。

    

    

      ☆     ☆     ☆

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これに対して、「ウイルス自滅説」を主張しているのが、井ノ上教授らのチームらしい。ここでは、TBS・サンデーモーニングを参照しよう。インスタグラムによると、杉浦みずきアナの自作のフリップみたいだが、上手く可愛くまとめてるし、他の各種情報とも整合的で問題なさそう。

    

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猛威をふるって来たコロナウイルスのデルタ株が、拡散と変異を続ける中で、自らのゲノム(全遺伝情報)のコピー・ミスを修復するための酵素・nsp14が弱体化(これも遺伝子変化の結果)。そのため、変異の修復が追い付かず、変異し過ぎて増殖できなくなったウイルスが死滅したのではないか、とのこと。

 

下はnsp(nonstructural protein)14の構造式で、東北大学より

    

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国立感染症研究所が公開しているゲノム・データを解析したそうで、第5波の収束までに、感染者のほぼ全てでnsp14に関わる遺伝子変化が見られたらしい。しかも、第3波でも同様の傾向が確認できたとのこと。下は東京新聞の記事より

   

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要するに、変異し過ぎたための自滅。少し前に、児玉龍彦教授らが「エラー・カタストロフの限界」という妙な専門用語で語っていた現象の一種とも考えられる。

   

   

     ☆     ☆     ☆

ウイルスを自滅に追い込んだnsp14の弱体化は、人間の体内でウイルスに変化を起こして壊すAPOBECという酵素によるものだろう、とも推測。日本を含む東アジアやオセアニアで、この酵素の働きが活発な人が多いらしい。

    

下は、APOBEC3A(APOlipoprotein B mRNA Editing enzyme, Catalytic polypeptide-like 3A)のイラストで、英語版ウィキペディアより。かなり複雑で多様なものらしくて、構造式が見当たらない。

  

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なお、発表した学会は日本人類遺伝学会(第66回大会)で、10月15日のプログラムで探したところ、シンポジウム13の次の発表だろうと思う。16日なら英語の発表もあったが、東京新聞は15日だと書いてた。

   

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nsp14やAPOBECに注目するかどうかはともかく、ウイルス自体に何か変化が起きたのではないかという説は、他の専門家たちの一部も主張している。東大の黒木登志夫・名誉教授、阪大の松浦善治・特任教授ら。

   

もし、その仮説が正しいのなら、そうした変化を人為的に起こしてウイルスを攻撃することも、理論的には可能だろう。既に、新たな治療薬も登場。既に2年続いてるコロナのパンデミックも、そろそろ終わりの始まりかも。

  

とはいえ、あと1、2年は細心の注意が必要なはず。古くからのインフルエンザや風邪にも注意しつつ、今日はそろそろこの辺で。。☆彡

    

        (計 1800字)

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ファイザー社の新型コロナワクチンの商品名「コミナティ筋注」(Comirnaty)の意味、語源、由来(短い説明)

一昨日のワクチン体験記事が長くて、もう週間文字数制限15000字まで僅かなので、ごく簡単に。

    

ファイザー&ビオンテックのコロナウイルスワクチンの販売名(商品名)、「コミナティ」(Comirnaty)の意味。なかなか説明が見当たらない中、英語の専門記事で明快な解説を発見。

  

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FIERCE Pharma の20年12月のインサイド・ストーリーによると、以下の諸要素をまとめた単語らしい。

   

 COVID-19の co

 -RNAの m

 community(共同体)、immunity(免疫)の tyと全体の語感。

 国際一般名(INN)tozinameran(トジナメラン)の前半の母音

   

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なお、今週は計15000字で終了。ではまた来週 ☆彡

    

       (計 359字)

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新型コロナウイルスワクチン(ファイザー社・コミナティ)2回接種完了、副反応は肩のわずかな筋肉痛のみ、感想は複雑・・

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)については、このブログでも多くの記事を書いて来た。普通あまり語られてないデータや情報を選んで書いてるので、読者の方々の中には誤解も生じてるかも知れない。反ワクチン派とか、反・自粛派とか。

   

反・自粛派というのは全く違ってて、私は普通にマスクしてるし、アルコールの手指消毒もわりとマメにやってる。他人との距離もなるべく取ってるし、飲んで騒ぐこともないし、夜の街で楽しむこともない。たかが、「出張」で遠出する程度で、他には遠出も旅行も無し。店での買い物とかも、回数は少なめ、時間は短め。行動だけ見れば、普通の自粛生活だ。

   

ただ、反・自粛派の考えや気持ちもよく分かるし、世界的に見れば日本の状況が「さざ波」だということも、その時々のデータで繰返し認識してる。さざ波「に過ぎない」とまでは言わないが、人口当たりで欧米と比べると、新規感染確認者数や死者数のグラフは下の横軸に接近する程度の波なのだ。

   

今にいたるまで、日本における新型コロナの死者数が、過去のインフルエンザと比べて結果的にそれほど多いわけではないのも統計的事実。1年8か月で18000人だから、1年あたりで1万人ほど。日本の死亡者数の全体も増えてない。

   

それはマスクとかで対策を取ってるからとか、致死率はインフルより高いとか、医療関係者は語ってるけど、自粛のプラスとマイナス、長所と短所の比較は難しいし、人によっても大きく違ってる。飲食業界でも、自粛で逆に儲かってる小規模の店もあるわけで、大損してる店からすると死活問題となる不公平が現実に生じてる。

   

   

     ☆     ☆     ☆

一方、自粛の話と同じではない、ワクチン接種の問題。私は、反ワクチン派ではないけど、ワクチン派でもない。2回接種が完了してる今現在でも、ワクチン接種に対しては複雑な思いを抱いてる。多少の安心と「パスポート」は手に入れたけど、失ったものもあるはず。

     

接種のベネフィット(利益)がリスク(危険性)を上回るとよく言われてるけど、その計算式を私は一度も見たことがないし、説得力のある説明も見たことがない。

   

そこにあるのは、まだ1~2年ほどの経験から得られた暫定的な情報であって、今後もし重大な問題が生じて来たら、間違いなく訴訟や批判だらけに転じる。十分な準備もせず、医療と政治の世界の同調圧力で生じた巨大な波のせいで、大変なことになったと。さざ波を恐れて、みんな、津波の方に逃げてしまったと。

   

特に、まだあまり考慮されてない重大な問題の1つは、ワクチンを打ちたくない人、打てない人の不利益。欧米で、義務化の動きが進む中、反発の声もかなり大きくなってる。日本でも今後、実質的な義務に近くなって行くと、大人しい国民でも反発して来るだろう。それは「声」ではなく、突発的な「行動」として現れる恐れもある。

   

    

     ☆     ☆     ☆

さて、前置きが長いのは、ワクチン接種の記事を書くことによる誤解を避けたいから。とにかく、私は今でも非常に複雑な思いを抱いてるのだ。

  

今現在(2021年10月29日)、日本国内での2回接種完了者は8000万人強で、約3分の2に過ぎない。まだ1回も打ってない人も3割近くもいる。

    

まだの人達にはそれぞれの考えや事情があるわけで、打つのが正しくて当たり前だという印象は与えたくない。人間は健康のためだけに生きてるわけではないし、副反応があるワクチンをわざわざ接種する方が不健康、不自然すぎるという考えもある。

  

この程度に前置きして、ようやく自分のワクチン接種について簡単に感想や経緯を書いとこう。

   

   

     ☆     ☆     ☆

私は、優先接種の対象者ではないから、6月初めの時点だと、夏が終わるまでは打てないだろうと予想してた。ところが、菅義偉・前首相の号令のおかげなのか、予想外のスピードで接種が進んで、7月末にはもう打てそうな状況になってた。

  

ただし、それはほとんど武田・モデルナ社のものだった。「COVID-19ワクチンモデルナ」。少なくとも8月くらいまでは、モデルナに関するマイナス情報がかなり流れてたので、接種は回避。ちなみにその後、モデルナの評価は少し上昇。

      

私はそもそも、別にそれほど急いで打ちたいわけでもない。ただ、やはり周囲の有言・無言の「雰囲気」がひしひしと伝わって来る。私自身は、他人に対して自分の側から「ワクチン打った?」といった言葉を口にしたことはない。でも、周囲からは時々、言われるのだ。特に私の場合だと、その質問をする人はすべて接種済みの人だった。

   

さらに、世界的にワクチン義務化の動きがじわじわ広がってるのは分かってたし、仕事に差し障りが出て来る可能性もある。直接的でなくても、間接的に。

  

というわけで、夏が終わる頃、自治体のHPにアクセス。分かりにくい作りだな・・とか思いつつ、ログインして登録、初期パスワードを変更。そして、予約を試みた。

   

   

      ☆     ☆     ☆

すると予想通り、便利な接種会場はすべて予約枠が埋まってる。あちこち探し回っても、歩いて片道40分くらいの場所しか空いてない。普通の交通機関も使いにくい場所で、そんな遠くまで往復する気はとりあえずしない。

   

ところで私は、仕事でもブログでも毎日ネットを使いまくってるし、マニアック・ブロガーだから、細かく調べることにも慣れてる。でも、この自治体のHPはかなり使いづらかった。デザインも作りも、非常にお役所的。言葉も漢字と専門用語だらけ。

    

「一覧表」みたいなものも無いから、いちいち個別の場所をクリックして、そこの予定表と地図を調べることになる。しかも地図は小さいから、遠くに住んでる者にとっては拡大やずらす操作も必要。またダメ、パスとか思いつつ、どんどん下にスクロールして行きながら色々と調べてると、30分以上はすぐかかる。

      

急いで作ったシステムなのは分かるけど、ネットに慣れてない高齢者にはとても無理だろう。ログインして登録、パスワード変更して覚えるだけでも大変なこと。何をするのか、すぐには分からない箇所もあった。

    

だからといって、電話の声だけでやり取りするのも難しい。春から初夏にかけてのオペレーターは大変だったろうな・・と思った。当然、不満や怒りはオペレーターにぶつけられたはず。

    

   

     ☆     ☆     ☆

とにかく、1度目は予約できず。しばらく経って、再びサイトで空きを探してみると、わりと近い場所で数日後に空きが出てた。直前キャンセルが出たということか。

    

そこに行ったことはないけど、その前を知らずに通過したことなら何度もある。地図だけでなく、Googleストリートビューで外観も確認。

     

たまたま私にとって好都合の日時だったから、すぐ予約。接種券(クーポン券)、予診票、本人確認書類(免許証、健康保険証、マイナンバーカード)の3点セットを持って、不織布マスクして、すぐ肩を出せる服装で出かけた。熱も咳も無い。身体のダルさもなく、味覚、嗅覚も問題なし。

   

   

    ☆     ☆     ☆

10分前くらいに会場に到着して、3点セットを提示すると、非接触の体温計でまずチェック。さらに、普通の電子式の体温計も渡されて、脇に挟んで熱を測った。問題なし。

  

本来は、医師の説明を受けた後で同意のサインをするはずなのに、そこでは到着した途端、サインを要求。私が、「医師の説明の後ではないんですか?」とたずねると、2人いた担当者の内、1人は黙ったまま、エッ?という感じで動揺して横を見る。

   

もう1人が、動揺を抑えるような表情と口調で「それでもいいです」とか言ったから、「それでも」ではなく「それで」でしょう?、とか言いたくなったけど、黙って了解。現場はその程度のものだろう。おそらく、みんな黙ってサインしてるのだ。ごく一部の変わり者や理屈屋を除いて♪ 内心、後で話のネタにしよう、とは思った。

  

ちなみに、新型コロナワクチン接種の予診票にある接種希望書の欄には、「医師の診察・説明を受け、接種の効果や副反応について理解した上で、接種を希望しますか」と書かれてる。最近、言葉としては流行遅れになってるけど、「インフォームド・コンセント」。説明を受けた上での同意。これが医療の基本なのだ。

   

   

     ☆     ☆     ☆

その後、接種の前には、医師からごく簡単な説明があった。流れを妨害するわけには行かないし、一瞬で頷いてサイン。「チクッとします」。確かに、「筋注」(=筋肉注射)で肩がチクッとしたけど、普通の注射より痛みは少なくて短かった気がする。ファイザー製のワクチン、コミナティ(COMIRNATY)、第1回の接種はあっけなく終了。

   

その後、2回目について聞かれたから、まだ予約が取れてないと伝えると、ではこちらで用意しますとのこと。予約システムとは別に、現場の事情と判断で予約を受け付けてるらしい。しかも、その結果はその後もシステムには入力されない。変な話だけど、まあ、そんなものかとすぐ了承。次回の予約を行った。

   

私は市民ランナーの端くれだけど、その日の夜はさすがに走らず、大人しく様子見。どれが副反応なのか、よく分からないけど、たぶん肩に僅かな筋肉痛があっただけだと思う。発熱も全く無し。その気になれば、普通に走れたと思う。

    

やはり、既に身体にある程度の準備が出来てたのだろう・・とか推測。別に感染とか発症はなくても、日常的に微量のウイルスには接して来たはず。

   

   

     ☆     ☆     ☆

で、約3週間後、2回目の接種も終了。2回目の方が副反応が大きいといった感じの情報は何度も見聞きしてたけど、私は2回目の方がさらにラクだった。1回目は、肩の僅かな筋肉痛のみ。2回目は、「ほんの僅かな」筋肉痛のみ。ただ一応、その夜は走らず自重。

   

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というわけで、「新型コロナウイルスワクチン 予防接種済証(臨時)」を手に入れた。Certificate of Vaccination for COVID-19。BIONTECH(ビオンテック)とPfizer(ファイザー)に感謝。無料にしてくれた政府にも。

      

ちなみに、上の写真では個人情報をカットしてあるけど、製造番号も最終有効年月日も、1回目と2回目で違ってた。薬局のマイナーな処方薬と違って、ワクチンは次々と入れ替わってるということか。

    

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上は、厚生労働省が示してるクーポン券イメージだけど、私のものとはちょっと違ってる。自治体ごとに多少、違うのだろうと思って、写真では左側も切り取っておいた。

   

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上が、私の肩♪ 上側に小さいホクロがあるとは、初めて知った。この正方形の医療用絆創膏、小さいのに粘着力が強くて、シャワーを浴びた翌日でも剥がれてなかったほど。筋肉注射だからなのか、裏も白くてキレイなままで、血もウミも全く付いてなかった。

   

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というわけで、軽い報告つぶやきにするつもりだったのに、結構、長い記事になった。まあ、おそらく一生に一度だろうし、かなり個人的な思いも書き記したので、良しとしよう。

   

というか、私のワクチン記事を読みたいと希望する読者がいらっしゃったので、サービスしてみたわけ♪ 何か疑問点があれば、ご遠慮なく。それでは、今日はこの辺で。。☆彡

     

        (計 4505字)

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世界各国のコロナ新規感染者数の長期波動(1年半の推移)&13km

(13日)JOG 13km,1時間13分10秒,平均心拍138

消費エネルギー 564kcal?(脂肪 164kcal)

    

マスク、手指消毒、距離キープ、換気、テレワークとか、行動パターンはあんまし変えてないつもりだけど、これだけコロナが盛り下がってしまうと、流石に気持ちが緩んでしまう。このコロナの沈黙は、不気味な静けさと言うべきか。

       

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上の新規感染確認者数は、NHKの特設サイトより。この縦軸の数値はそのままの人数だけど、後で世界のグラフを見る時には、人口100万人あたりで揃えてある。

  

日本は人口1億2600万人だから、126で割ると、21年10月13日は6人(100万人あたり)。欧米と比べると、少なくとも今現在、2ケタも低い「さざ波」だ。桁違いではなく、2ケタ違い。

                

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死者数は第5波でもあまり増えてない。これはワクチン接種と医療体制のおかげだろう。

   

さて、日本のコロナ第6波が、いつ、どんな感じになるのか。世界の推移を見ると、ワクチンが普及したから大丈夫とはほとんど思えない。第5波よりは小さいだろう、という楽観的予測も難しい。

    

   

     ☆     ☆     ☆

では、毎度お馴染みのオックスフォード大学系データベース、「our world in data」より。世界各国の長期の推移グラフというのは、なかなか見る機会がないと思う。メディアで紹介されるのはほとんど、数ヶ月~半年くらいのものだ。

    

まず、米国。一時はワクチン接種が日本より進んで成功したかのような報道が多かったけど、当サイトではそんな心理的で政治的な間違いは書いてない。データを数値まで冷静に見れば、日本より遥かに悪い状況なのは明らかだ。直近で下がってる所でも、実は日本の人口だと感染者1万人レベルだ。

     

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続いて、下は英国。米国と非常に似た動きになってるのは、偶然なのか、必然なのか。世界的に見て、かなり珍しい連動。

   

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さらに、下がドイツ。ここも少し前は激減してたけど、今ではかなり多い。英国もドイツも、まるで日本より遥かに優れた対策を取ったかのように伝える声もあったが、消えてしまった。間違いだから当然のこと。誰がどこで言ってたのか、あえて書かないけど、私はすべて保存してある。

        

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     ☆     ☆     ☆

下は、今年の春ごろには世界の優等生扱いされてたイスラエル。確かに当時は少なかったけど、その後は世界的に見ても目立つ多さで、今でも非常に多い。100万人あたり200人だから、日本だと感染者25000人ということ。しかも、その少し前は今の6倍に到達してた。波の規則正しさだけは日本に似てる。

    

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さらに下がインド。謎の急減で、今も世界的に見て優等生になってる。原因不明。

      

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下はアジアの優等生とされてたシンガポール。なぜか最近、急激に劣等生になってしまった。これは東南アジアの流行と見るべきなのかね。

    

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というのも、下のマレーシアの波とちょっと似てるから。私の自転車仲間が行ってるから、どうしても気になるのだ。

   

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    ☆     ☆     ☆

下の台湾は、確かに優等生で、少し前の尖った波でさえ、それほど大きくはない。ただ、中国と台湾を他の国と並べていいのかどうか、よく分からない。極端な少なさの裏には、それなりの強い力があるはず。

   

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そして最後に、何かと気になる韓国。ここは当初、日本より少なかったけど、その後は似たような感じになって、現在では日本より遥かに多い(割合的に)。日本で言うと、感染者4500人くらいの状況。

     

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というわけで、長期の波の形が国ごとにかなり違うことは分かったし、やはり第6波が来るのはほぼ確実だと思う。12月くらいか? 今のうちに気を緩めとくのもいいかも・・とかメディアや政治家が言ってしまうと、炎上するね♪

   

   

     ☆     ☆     ☆

一方、小市民は昨日も軽めに13km走って、免疫力アップしたつもりになってる♪ ポラール心拍計のサイトだと、なぜか早くも、オーバー・トレーニングの状態になってたから、中盤までは鼻歌気分で走ってた。

  

終盤だけ、可愛いウォーカー(お散歩女子)がいたから、ちょっとスピードアップ。特に、横を通り過ぎる時(笑)。男性ランナー、あるあるのはず。本当に可愛かったかどうかは不明♪(コラッ!)。結局、トータルでは1km5分38秒ペース。

  

気温22度、湿度75%、風速2m。新・心拍計はまたほぼ正常だった。ではまた明日。。☆彡

  

      

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        時間  平均心拍  最大

往路(1.9km) 12分05秒 127 146

LAP 1(3.1) 18分12秒 134 143

  2   17分30秒 138 144

  3   16分04秒 145 156

復路(1.9) 9分20秒 144 157

計 13km 1時間13分10秒 138(79%) 157(90%)

   

      (計 1896字)

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ハウスダストのアレルギー性湿疹、抗ヒスタミン薬は微妙、ステロイド軟膏は逆効果で痒みが増加、冷やすのは効き目あり

もう疲れた。。 既に丸1週間、痒みと苦闘中。必死に我慢しながら、仕事もブログも軽いランニングも継続中。そろそろ収まってくれないと、心身ともに限界に近づく。

   

全身に広がった湿疹の写真をここに載せたくなるけど、止めとこう。ザッと数えて、300個(!)くらい。正直、自分で見ても気持ち悪いけど、つい何度も見てしまうのだ。

    

ここ2日間は小康状態だけど、その前は次々と増えて、ウイルスの増殖か感染症みたいで不気味だった。高校時代に水疱瘡になって以来、全身のブツブツは初めて。  

   

   

     ☆     ☆     ☆

事の発端は先週末。コロナ禍の中、来客があることになって、慌てて家中を大掃除。もともと9月頃は大掃除をすることが多いから、不織布マスクをつけて徹夜で片付けた。睡眠不足と生活リズムの乱れも良くなかったのかも。

    

土曜から呼吸困難になったけど、風邪薬パブロンで抑えて何とかごまかしてた。ところが、日曜くらいから湿疹が目立って来て、痒みがひどい。特に右腕の前腕部がひどいのは、利き腕が一番、ハウスダスト(塵、埃、ダニの死骸とか)に触れたからだろう。接触皮膚炎が主たる症状か。

   

右腕に限らず、左腕や身体(体幹)、両脚、首にもポツリポツリと赤い湿疹が発生。最初の内は、愛用するモスキンパッチを貼って対処してたけど、多過ぎてパッチが足らない。あと、パッチを貼り過ぎると、はがして貼りかえるのが間に合わなくなって、粘着剤と汗で逆に痒くなってしまう。

   

   

     ☆     ☆     ☆

なぜか、手(手のひらと指)と足(足首の下)にはほとんど湿疹は出てない(小さいのが少しだけ)。皮膚の厚さとか、普段の外的刺激の多さが影響してるのかも。

  

私はもともと肌が弱くて、日焼けも苦手としてた。あと、高校時代にハウスダストのアレルギー性鼻炎に苦しんで、耳鼻科に通院してたことがある。治療はほとんど効き目がなかったと思うけど、卒業後に住宅環境が変わるとほぼ完治。

  

その後は、5年前くらいから、ホコリのアレルギーで呼吸困難になって、病院に行って薬ももらってるけど、全身の湿疹は初めて。ただ、今まで単なる虫刺されだと思ってたものの一部は、アレルギー性の湿疹だったのかも。

   

   

    ☆     ☆     ☆

で、しばらく我慢してたけど、今週になって、他の用事のついでに内科で受診。医師は湿疹を一目見て、すぐ抗ヒスタミン薬(錠剤、飲み薬)とステロイド軟膏(小さいチューブ入りのジェル状の塗り薬)を処方。

  

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抗ヒスタミン薬は、本来の効き目があるのかどうかは分からないけど、最初はひどい眠気に襲われた。ほとんど睡眠薬だなと思ったけど、数日で身体が適応したようで、今はそれほどの眠気でもない。久々に飲んだパブロン程度か。

    

ひょっとすると、抗ヒスタミン薬の副作用としての発疹もあるのかも知れないけど、区別がつかない。とりあえず継続中。刺激を受けて、体内の肥満細胞から放出される化学物質ヒスタミンの作用をブロックしてくれるらしい。

    

下はNHKの蕁麻疹(じんましん)の説明。アトピーだと少し違うみたいだけど、私の場合は大同小異だろう。

   

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それに対して、ステロイド軟膏は塗った途端に皮膚がジンジン熱くなって、痒みが5倍になった感じ。最初だけかと思ってガマンしてたけど、6時間くらい経っても改善しなかったから、石鹸で洗い流した。その後は全く使わず。

  

   

     ☆     ☆     ☆

異常な痒みを我慢してる間に、ネットでステロイドの情報を集めてると、どうもメディアと医学界の論争とか、アトピー性皮膚炎の治療をめぐる複雑な経緯があるらしい。

   

とにかく2021年・秋の今現在だと、ネットでは医師たちが声を揃えて、ステロイド外用薬の有効性・安全性を主張してる。コロナワクチンの副反応の情報でも、発疹がかゆい場合は抗ヒスタミン剤やステロイドの外用薬を勧めてた。

    

ステロイドの歴史や論争についてはまた後ほどということで、とにかく私には全く合わないどころか、完全な逆効果だった。強さの程度が分かれてるようで、私が処方されたものを調べてみると、上から二番目の「とても強い」薬。very strong。

  

もっと弱いステロイドなら、これほどひどい副作用は無かったのかも・・とは思うけど、自分で人体実験する余裕はない。

    

   

     ☆     ☆     ☆

その後、我慢できないから、別の病院の皮膚科で受診。この医師も、患者が全身に湿疹が広がってると言ってるのに、右腕を一目チラッと見ただけ。おまけに初対面で最初から目も合わせず、パソコンの画面を見ながら、タメ口で質問して来る。

   

少なくとも2種類、別の発疹があるのに、どうして見比べようとしないのか? 医師としてというより、人間として基本的なことが出来てないなと内心で不満を持ちつつ、状況を説明すると、最初は別のステロイド剤を処方しようとして来たからすぐ断った。予想してたから。

      

それでも医師はステロイドに未練を見せてたけど、私はハッキリ拒否して、「非ステロイド」剤を希望。不満そうな表情だったけど、非ステロイド軟膏に加えて、追加の抗ヒスタミン薬も処方。

   

帰宅後、あまり期待せずに非ステロイド軟膏を試しに少しだけ塗ってみると、最初は何ともなかった。ただ、痒みや炎症が和らいだ感じもない。その後、ジワジワと痒みが増して来たから、結局これも洗い流すハメになった。その後は使用せず。

   

ステロイドよりはマシだけど、何も塗らない方がもっとマシだというのが実感。ただ、ひょっとすると、非ステロイドは効き目があったのかも。赤みがちょっと薄くなって、湿疹のツブがちょっと小さくなったような気はする。でも、肝心の痒みが増した気がするから、とりあえずパス。

   

   

     ☆     ☆     ☆

結局、今は、抗ヒスタミン薬を2種類飲んでる状態で、湿疹と痒みのピークは越えた感もある。発熱や咳とかも無し。と言っても、今この瞬間でもかなり痒い。特に、やっぱり右腕。PCのキーボードを打ってるのも影響してるかも。

   

塗り薬がダメな状態で、痒みとどう闘うのか。先日の記事に書いたように、小林製薬の熱さまシートは完全に逆効果ですぐ中止。もともと、痒い患部とかには使用禁止になってた。

   

一番手軽な対処法は、水で冷やして汗を洗い流すこと。これは効くけど、効果は一時的だし、いちいち水のある場所に行く必要がある。あと、エアコンの冷房を強めにするのもちょっと効く。ただ、やり過ぎると風邪をひくので微妙な調整が必要。小型の扇風機(デスクファン)はいい。

      

最後に、お勧めできないけどやってるのが、湿疹から少し離れた場所を指で引っ張ったり、爪を軽く立てること。引っ掻くのは皮膚が傷ついて逆効果だけど、引っ張るだけなら傷はつかないし、爪を軽く立てる程度でもほぼ問題なし。とはいえ、特に爪はお勧めしないので念のため。(追記: 爪を立てた箇所の一部は赤くなってしまった。)

     

要するに、そんな事しかできない状況なのだ。真夏なら水風呂が良さそうだけど、秋になった今だとやる気はせず。とりあえず、即効性はないけど、家の中の換気と掃除は心がけてる。普段は掃除機だけど、これからあちこち拭き掃除もする予定。

  

というわけで、相変わらずの痒みに顔をしかめつつ、今日はこの辺で。。☆彡

    

       (計 2927字)

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「ワクチン離婚」と「放射能離婚」の違い、ワクチン派vs反ワクチン派の対立・分断

コロナ問題が放射能問題(特に大震災以降)に似てるという指摘は今まで何度か書いたけど、もちろん、違いも大きい。

    

例えば、コロナウイルスの変異の仕方は分からないけど、放射性物質の変化は物理学的にかなり正確に分かる。コロナ感染症の患者は世界中に大勢いるけど、放射能の被害を認められた患者は少ない。原爆を含めても、割合的には。

   

夫婦の離婚について考えたことは無かったけど、たまたま昨日ネットで「ワクチン離婚」の記事を見かけたので、ちょっとだけ説明してみよう。大震災後の「放射能離婚」と同じような部分もあるけど、かなり違うものだ。

    

   

     ☆     ☆     ☆

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普段ほとんど見ない、日刊SPA!の記事。「ワクチンを打つ=知性がないと主張する夫。“ワクチン離婚”を考える妻たち」。終盤の小見出しでは、「夫は洗脳状態にある」。

     

私は男性だから、まず気になるのが、この見出しの付け方やサンプル(事例)の取り方だ。愚かな男のせいで女が苦労してる・・といった感じの見出しや文章は、当然(?)、女性の執筆者に目立つものだ。

      

もちろん、それが正しいかどうか、良い記事かどうかは別の問題。この記事は、全体的にはビミョーな内容だった。

   

参考やキッカケにはなるけど、仮名の妻2人に取材した(形になってる)だけで、悪しき反ワクチン派として扱われてる夫には取材してないし、統計データや他の報道への目配りもない。

   

ただし、最後のまとめ方はパランスが取れて穏当だった。「ワクチンに対する考え方は人それぞれであり、現時点では『これが絶対に正しい』というものもない。・・・・・・一刻も早いコロナ収束を願うことしかできない」(終)。

   

  

     ☆     ☆     ☆

これを読んだ男性ブロガーの私は、直ちにGoogleの検索オプションを使って、「ワクチン離婚」の完全一致検索を実行。今現在、実質的にはほとんど、この合成語の使用例がないことを確認した。

   

続いて、「ワクチン離婚」の普通の検索を実行。めぼしい記事は少ない中、目立ってるのがNHKの記事。21年8月10日の番組『フェイク・バスターズ』、「新型コロナワクチンと誤情報」をわりと詳しく紹介してた

   

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こちらは取材ディレクターが男性で、一つの家庭だけを紹介してるけど、夫と妻の両方の意見を聞いてる。スパの記事とは逆に、妻が反ワクチン派で、夫が困ってるパターン。子どもや両親にまで影響が及んでるらしい。

    

さすが、国営テレビの記事。イラストも多くて分かりやすいし、最後には救いもあるし、よく出来た記事とも言える。

   

    

     ☆     ☆     ☆

しかし私にとっては、NHKの記事は、スパよりも致命的な欠陥を持ってるように感じられた。やや遠回しながら、反ワクチン派が間違いだと決めつけてるからだ。

    

それは、「誤情報」、「科学的根拠」、「フィルターバブル」という言葉の使い方にハッキリ表れてる。記事の最後あたりで、こう書いてた。

  

「ユカリさんは今もまだ、ワクチンへの不安がぬぐいきれたわけではないと言います。それでもジュンさんのすすめに応じて、科学的根拠に基づく情報に意識的に触れるようになりました。少しずつですが、『フィルターバブル』から抜け出しつつあります」。

 

つまり、妻のユカリさん(だけ)は、怪しい情報や誤情報に触れてる内に、ネットでそういった情報ばかりに囲まれてしまって、外部の正しい科学的情報が分からなくなってるというのだ。悪しきフィルターで作られたバブル(泡)に閉じ込められてるみたいに。

    

   

     ☆     ☆     ☆

誤解を避けるために書いておくと、私は反ワクチン派ではないし、twitterやYoutube動画のコロナ情報など、ほとんど見てない。

    

ただ、私は高齢者ではないし基礎疾患もないしBMI(体格指数)も低い健康体だから、(自分にとって)ワクチン接種が正しいともあまり思ってない。実際に打つ、打たないはまたちょっと別の問題として。

        

NHKの主張に対しては直ちに、「あなた達『も』、フィルターバブルに閉じ込められて、他の情報が見えなくなってるのでは?」とか、問い返したくなるのだ。理屈や議論に慣れてる人なら、すぐ機械的に生じる疑問だろう。

   

   

     ☆     ☆     ☆

公平に見るなら、誰もが色んなフィルターバブルの中に入ってるし、それでも外の情報には時々少し触れることが可能だし、泡の種類が変わることもある。「フェイク・バスターズ」と名乗るのなら、まず自分たちを囲んでる微妙な情報やバブルと向き合うべき。

        

NHKというより、このディレクターや番組自体は、主流専門家バブル、政府公式発言バブルの中にいるわけだ。その泡の外をよく見ると、専門家にも非主流の人達がいるし、政府の公式発言もよく読むと微妙な内容を含んでる。

   

例えば「政府 ワクチン」で検索してトップに出る官邸ページから、厚生労働省の説明に飛ぶと、「・・・・・・こうしたことをまとめると、日本において、新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなったということはありません」という結論で締めくくってる。

  

このまとめ方自体が政治的で一方的なもので、主流専門家たちと共通の特徴なのだ。

    

同じ文脈から、別のまとめ方をすることも可能。例えば、「接種が原因で『少数』の方が亡くなった『可能性』は残されています」とか。非常に大勢の人(数十%)に副反応が見られてるのだから、死ぬ人が少数いる方が自然。

  

そもそも、接種の直後、急に死んだとされる人なら色々実在する。因果関係は不確定にせよ。

     

違う方向からの異論・反論も可能だ。「接種しないことが原因で多くの方が亡くなったということはない(全国で1日に数十人ほど)」とか、「接種したことが原因で多くの方が副反応に苦しんだということはあります」とか。

   

  

     ☆     ☆     ☆

話が「ワクチン離婚」からズレて長くなって来たので、ここで統計データを見てみよう。政府CIO(主要情報管理部)ポータルで、21年9月6日時点でのワクチン接種状況を見ると、男女別の接種率は次の通り(小数点以下は四捨五入)。

  

    1回目  2回目

男性  51%  39%

女性  54%  44%

   

女性の方が接種率が少し高いけど、その差は小さい。しかも、ワクチンの優先接種の対象となった65歳以上の高齢者人口で、女性が男性より500万人近く多いことを考え合わせると、ワクチン接種への積極性に男女差はほとんど無いとも言える。

    

この点から考えると、ワクチン離婚騒動における男女の立場は、あまり大きくは違わないだろうと思われる。他の様々な要素を考慮しても。

     

   

     ☆     ☆     ☆ 

一方、放射能離婚はもっと男女差が大きくて、女性の方が放射能を嫌がる。だから、それほど嫌がらない男性とは意見が合わなくて、子どもを連れて遠くに自主避難する女性も出て来る。

    

放射能に対する抵抗感は、各種の統計データで女性の方が高いことが示されてる。例えば、世論調査で反原発・脱原発の割合を見ると、男性が5~6割、女性が7~8割くらい。私の周囲を見ても同様。

      

放射能の場合、別に物理的に新しい物質や現象ではないので、ある程度の計算や予測が可能で、結果的には大体合ってた。要するに、いわゆる「低線量被ばく」のダメージを合わせても、それほど大きな実害は無かった(と思われる)のだ。

     

だから放射能離婚騒動には、理論的・学問的な対立はほとんど無かった。単なる一部の家庭内の主観的・感情的対立に近かったのだ。

   

   

     ☆     ☆     ☆

ところがコロナの場合、生物学的・医学的に「新型」のウイルスで、いまだに分からないことが色々あるし、変異も複雑多様。したがって、ワクチン離婚騒動も微妙で複雑になる。

      

そうなると、NHKの「国営放送」的な記事にも、意外と実用的な意味が出て来るのだ。要するに、相手の立場に寄り添って、本気で話を聞くこと。聞いて正しい応答を返せるわけではないけど、聞くこと自体が和解や妥協、納得の糸口になることは期待できる。

    

何とか我慢してる内に、やがて(数年後には?)新型コロナもただの風邪みたいになるだろう。離婚せずに我慢するか、離婚した後の生活で我慢するかはさておき。

   

短いコネタとしてトッピングするつもりだったのに、長くなったから独立した記事としてアップしとこう。あっ、恋愛の「コロナ別れ」みたいな記事もall aboutにあった・・とか思いつつ、ではまた明日。。☆彡

    

       (計 3361字)

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国内の新規感染だと最悪の21年8月のコロナ、死者数は少ないまま、世界的にも全く目立たず(Our World in Data)

パソコンの調子が悪いから、急いで今日の記事をアップしとこう。さっき一瞬、ドライブがクラッシュしたかと思ったほど。。

   

さて、調子が悪いと言えば、日本のコロナ感染状況も現在(2021年・8月)最悪に見える。必ずしも否定はしないけど、前から度々指摘してるように、マスメディアは国内の新規感染確認者数(いわゆる陽性者数)ばかりを大きく報道してるのだ。

    

最近は重症者や自宅療養者も激増して来たから、それもよく報道されるようになった。しかし、いまだに非常に小さい報道しか出ないのが、死者数の推移だ。理由は簡単だろう。あまり増えてないから、ニュースにならないのだ。

  

「まだ死者数は増えていません」とか報道すると、大した事ないように聞こえるから、周囲からのクレームも増えるはず。それを避けるのは、大きな組織として自然なことかも知れない。

  

しかし、感染者の増加のわりに死者が増えないのは世界的にもハッキリした事実だ。当然、これほど大きな特別扱いに値するウイルス感染症なのか?、という疑問にもつながる。まず国内から確認してみよう。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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NHKのコロナ特設ページより、第1波から第5波までのグラフを引用。最新の8月16日のデータではちょっと国内の死者数が増えてるものの、まだ第3波や第4波の頂点の5分の1程度。去年の春の第1波くらいに過ぎない。

   

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1日ごとの新規感染確認者数の激増と比べると、死者数の少なさは際立った傾向。

  

「それは単なるタイムラグ(時間差)で、死者は遅れて増える」と考えたくなるが、過去のグラフを見比べるとそうはなってない。感染者数のグラフの山と、死者数のグラフの山は、ほぼ一致して来たのだ。第4波までは。

   

私も今まで、この死者数の少なさの主な原因は、高齢者へのワクチン接種の進展だろうと考えてた。ただ、それだけでは説明しにくいと思う。重症者は増えて来たから、ウイルスの弱毒化とまではまだ言えないが、また別の機会に考えてみたい。

     

   

      ☆     ☆     ☆

それより、世界の状況を見てみよう。そうすると、東京五輪の取材陣から、制限の厳しさへの不満が漏れていたことも理解できる。

   

つまり、相対的に見るなら、日本は別に特別ひどい状況ではないのだ。欧米と比べても、世界全体で見ても。

   

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上の世界マップ(地図)は、代表的な通信社AFP(フランス系)が昨日(21年8月15日)掲載した記事より。単純な世界各国の死者数のグラフ。

  

極東の島国である日本は、東アジアだと目立つものの、欧米や南米と比べると小さい丸印に留まってる。現在、日本の人口は世界で上位(11位)ということを考えると、ますます死者数の円は小さく見える。

  

実際、そのAFPの記事を読んでも、日本の状況は特別扱いになってない。むしろ、他の国の悲惨さが書かれてるのだ。

  

  

     ☆     ☆     ☆

さらに、例の「さざ波」発言騒動の時にも話題になった、英国オックスフォード大学関連のデータベース、「Our World in Data」(データにおける私たちの世界)を参照してみよう。

  

コロナというと、当初から米国ジョンズ・ホプキンズ大学がまとめたデータが重視されてたが、徐々にこの英国系データベースも存在感を増してるようだ。個人的には、こちらの方がいろんなデータを見やすいし、操作も軽い。

   

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上が、1日ごとの死者数の推移で、人口100万人あたりの数。世界の主な国だけ選択したもので、「Japan」(日本)はこの中だと一番下、横軸に重なるくらいの位置に過ぎない。

   

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     ☆     ☆     ☆

右側(つまり現在)だけ拡大してみると、ジョージアから始まって、日本より上に並ぶ。多くの専門家の意見も含めて、いかに日本の報道が「一面的」なのかがよく分かる。歪んでるとか、偏ってる、間違ってるとまでは言わないにせよ。

   

というのも、日本でしばしばコロナ対策が進んでる国として語られがちなイスラエル、米国、英国、ドイツが、日本より深刻な状況だからだ。

   

特に、一時期は世界最先端のワクチン接種国として大成功のように語られたイスラエルが、主要各国より状況が悪くなってる点は注目される。

   

外国の例は、上手く行ってた時だけ大きく報道されて、日本の政府や対策を叩く根拠のようにされる。ところが同じ国の失敗状況については、途端に語られなくなるのだ。メディアだけでなく、外国を称賛しがちな一部の専門家も含めて。

   

もちろん、日本が成功してるとも言えないが、世界全体で人口あたりの死者数を比べた時、日本は真ん中くらい。つまり、普通なのだ。そして、主要国の中で見ると、かなり少ない。

  

東アジアの中で見ても、多くはないのだ。韓国と比べても少ない。韓国は0.21人。日本は0.08人だから。

   

   

      ☆     ☆     ☆

あくまで1日ごとの人口あたりの死者数なので、念のため。単なる死者数でもないし、これまでの累積の死者数もまた別の話。

  

ちょっとパソコンのクラッシュが怖いので、今日はここでもうアップしとこう。ではまた。。☆彡

    

          (計 2049字)

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五輪と共に「ウィズ・コロナ」(コロナとの共生)時代の開始か&また10km

(27日)JOG 10km,58分30秒,平均心拍135

消費エネルギー 442kcal?(脂肪 128kcal)

   

新型コロナ第5波は事前の予想をかなり上回る勢いだが、それがあまり話題にならないほど、メディアは一斉に五輪モードに「転向」してるし、社会全体も一気に緩んだ雰囲気になってる。

      

ニュースでは渋谷などの繁華街で通行人にインタビューしてるが、ほとんど誰一人として、自分が繁華街に出て来てることへの自分ツッコミを見せてない。編集によるカットの分を割り引くとしても、明らかにもう自粛ムードが忘れられつつある。

   

昨日(21年7月27日)とか、本来ならもっと東京の新規感染確認者数2848人(!)が騒がれても良さそうなものだけど、Yahoo!の記事の見出しを見ても、あまり特別扱いになってない。菅首相も小池都知事も落ち着いた反応。

   

客観的に見て、今現在、この大幅に緩んだムードはわりと正しいと思う。この時点でまた、データで確認してみよう。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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まずはNHKのコロナ特設ページで、去年からの国内の状況をチェック。1日ごとの感染者数(陽性者数)は既に、過去最多を更新しそうな所まで到達。

   

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しかし、高齢者のワクチン接種がかなり進んでるので、死者数はいまだに激減したまま。コロナとインフルエンザの死者数の合計は、2019年までとあまり変わってない。要するに、インフルの死者数がコロナの死者数に変わった形になってる。

   

インフルとコロナを一緒にするなという意見もありがちだが、私が過去、インフルエンザにかかった時にはいつも熱が39度以上まで上がって、2日~3日は寝込んでた(その後、急回復)。

   

コロナの感染者は無症状が多いから、少なくとも日本の場合、コロナの方が遥かに深刻と言うのはそれほど簡単ではない。同レベルとまでは言わないが、過大評価の弊害が大き過ぎることにみんな気付いて来たのかも。

  

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国内の重症者数も、まだあまり増えてない。第3波の頂点の半分。第4波の頂点の5分の2程度。

  

重症者はデータと実際が違うとか、東京はカウントの仕方が違うとかいう話はもちろん常識的な知識に過ぎない。いずれにせよ、「死者数の推移」はほぼ正しいはず。少なくとも、「大きな山の頂点付近ではない」ことは明らか。

   

  

     ☆     ☆     ☆

一方、GoogleのAI予測を見ると、現在、圧倒的に最悪の東京の状況は、悪化しないとされてる。

   

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感染者数は次第に右下がりで収まる予測。

  

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死者数は1日3人程度で変化なしという予測。

    

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ただし、上の全国の死亡者数はかなり右上がりの予測になってる。しばらくは1日あたり50人を目指す勢い。

   

   

     ☆     ☆     ☆

ところが、日経のサイトで世界の様子をチェックすると、まだ「世界レベル」には程遠いのが現実。

   

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ワクチン接種が進んでるとポジティブに言われがちな米国は、今でも1日200人以上の死者を出してる。日本の2.6倍の人口だから、日本の人口に合わせて計算すると、1日100人程度の死者。

   

ということは、これから日本が1日50人を目指す勢いとしても、まるでバラ色のように語られがちな米国の半分を目指すに過ぎない。今現在は1日平均で15人前後だ。

     

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人口10万人あたりの累計の感染者数を見ても、日本は欧米やインド、ロシアより遥かに少ないまま。

    

韓国や中国と比べると多いのは確かだが、国の体制が日本より厳しいので、仕方ないだろう。中国の感染者数の少なさを見て、中国という国を羨ましく思う日本人は少ないはず。日本の方が遥かに自由だから。

   

   

     ☆     ☆     ☆

というわけで、ウィズ・コロナ。もう感覚的にも、コロナに感染してたまに運悪く死ぬのが普通の時代なのだ。

   

といっても、私は個人的に嫌だから、密の繁華街を出歩くことはないし、五輪はあくまでテレビとネットで観戦。それは単なる個人の選択の問題だ。

   

正直、私はまだあと1年は大人しく我慢できるし、そのくらいで流石にコロナの勢いも衰えると期待。外れたら、もうしばらく自分が我慢するだけのこと。仕事の大幅な増加が一番キツイけど、まだ何とか辛抱できる。

    

少なくとも、「他人」のせいにして大騒ぎすることはない。たかが、マスク無しの人達から黙って距離を取る程度だ。電車なら、静かに自分が座席や車両を変えるとか。。

 

      

     ☆     ☆     ☆

最後に、昨日の走りについて。もちろん、免疫力アップも意識してるから、あんましハーハーゼーゼー頑張り過ぎない。

   

走り出す直前まで気温27度だったのに、ちょうど急激に気温が下がるタイミングだったようで、走ってる間は気温25.5度前後。わりと乾燥した風もあったから、あんましキツくなかった。とか言いつつ、遅いけど♪

   

予定通り10km走って、トータルでは1km5分51秒ペース。湿度76%、風速2m。新・心拍計は最後だけ異常に高い値になってたから補正した。横断歩道の信号の点滅を見て、猛ダッシュしたからだと思う(笑)

   

五輪の話を書いてないけど、もちろん五輪のニュースはコネタまでしっかりチェック済。一番、気になったのは、外国選手のインスタの「dumplings」という英単語が本当に「ギョーザ」という意味なのかどうか(笑)。ではまた。。☆彡 

  

   

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       時間  平均心拍  最大

往路(2.4 km) 14分42秒 121 134 

LAP 1(2.1) 12分44秒 133 139

  2   12分16秒 139 143

  3(2) 11分21秒 142 150

復路(1.4) 7分28秒 148 164

計 10km 58分30秒 135(77%) 164(94%)

    

       (計 2240字)

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