大規模片付け第1ラウンドと面倒な仕事が終了したから、試しに北京パラリンピック2022の閉会式をNHKプラスの動画で見てみた。
すっかりお馴染み、映画監督チャン・イーモウ(張芸謀)の演出を一言でまとめるなら、長い歴史の中で新たな記録(レコード)を刻み込む形。1時間ほど手短に楽しめたので、ブログ記事にしとこう。
そう言えばパラリンの「開」会式は、記事にしてないどころか見てないことに気付いた。2月下旬からは、ウクライナ情勢に気を取られてたし。。
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「鳥の巣」競技場も見納め。アナウンサーは、中山果奈&中野淳。そう言えば、『ニュースウォッチ9』の和久田麻由子アナが(妊娠・出産で?)降板らしいけど、後任には中山アナ希望♪ 近所の可愛いお姉さんって感じが、いいね。

最初は、雪印と妙に小さい聖火の映像から始まって、レコード・プレーヤーが登場。世界的にアナログ・レコードとプレーヤーがレトロブームになってるのも考慮したと。古さと新しさの融合。

最近のプレーヤーも、針を人の手で運ぶタイプなのかね?(笑)。さすがに自動だと思うんだけど。車椅子に乗った黄色いドレスの女性、美し過ぎるからたぶん(健常者の)モデルだろう。
もちろん、障がい者でもあり得るけど、健常者と障碍者は全体の人数が違うのだ。後の話でまた出て来るけど、中国の障がい者の比率は6%くらいらしい。まあ、統計の取り方にもよる。
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「BEIJING 2022」のロゴが小さくなって、ゴールド系のレコードの映像に変化。まだ針の位置は外側のはずだけどね(笑)。下の台も無いし。そう言えば、DVDは円形の内側から書き込んで、レコードは外側からなのかな? 今後の研究課題としとこう♪

女子十二楽坊(笑)。古っ! 試しに調べてみたら、まだ解散はしてないらしい。ただ、日本語、英語、中国語のウィキペディアの情報を見比べると、もともと人気は日本に偏ってて、しかも大量の宣伝を投入したおかげだったような感じだ。とにかく、上の映像はハープかな? ルックス的にも選び抜いてる♪ 中国・韓国では、ルッキズム(外見主義)批判は弱い。

そして、選手たちの活躍のハイライト映像。片足のスキーは分かりやすくて迫力もあるからなのか、何度も強調されてた。ただ、チェア・スキーの方が遥かに難しそうだし、機械の差が大きそう。
ちなみに片足スキーというのは、基礎スキーの練習法にあると、友人Sが言ってた。普通はあまり使わない外側のエッジを使うことになるから難しい。


そして、習近平(シー・チンピン)主席とパーソンズIPC会長。習主席のマスクは、旧ソ連・・じゃなくて中国の国旗と同じく赤色。ちゃんと不織布なのかね?♪
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入場行進は旗手のみで、他の選手は着席してたらしい。といっても、全体で約560人の選手しか参加してないということは、やっぱりかなり少数の世界というか、冬季は一段と厳しい条件ということかね。
マスコットのシュエ・ロンロンは、はっきり言って、五輪のパンダのビン・ドゥンドゥンほどの人気は獲得できず♪ 人気の世界は厳しいのであった。エッ、調べてみると、赤い灯篭がモチーフなのか!(^^ゞ 灯篭がパンダと戦うのは気の毒かも♪

五輪でも登場してた、中国が誇る長身美人モデル軍団♪ 妙に長い丈のワンピース?で美脚を隠してる。NHKの実況だと、入場の最初あたりでウクライナに注目してたけど、国際映像では最初から最後までほぼ普通と同じ扱いになってた。ロシア寄りの立場を取ってる開催国・中国への配慮か?♪

五輪と同様、この雪印のプラカードはキレイで漢字の情報も入ってて、いいね♪ まあ、持ち手の方が綺麗だけど(笑)。いや、NHKの公共放送では外見の話なんて言えないことだから、私がその分まで書いてるわけ。

上のボランティア・スタッフの代表を見ても、絵に描いたように可愛くて見栄えする顔♪ ただ、一般人的な親しみやすさも兼ね備えてる。それに対して、両脇のコンパニオン的なスタッフは、モデル的なスタイルと端正な美貌。
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コンパニオンと言えば、そうそう。たまたまPinterest(ピンタレスト)で見かけたけど、実はあの女性たちは下に白のニーハイブーツを履いてるらしい。普通の身長だと膝は隠れてるんだけど、超長身の9頭身モデルだと衣装から膝が出るから分かるようだ。この画像、縦に引き伸ばす加工はしてないと思う。背景の模様や、ブーツの影としわ、輪郭からの判断。
産経HPの情報によると、この衣装が発表された時、中国では、昔のコンパニオンか!とかいう批判があったらしい。今でも日本のレースクイーンやコンパニオンなら白ブーツは普通にあるけど、ニーハイは少ない・・って、細かっ!♪

「The Call of Love」(愛の呼びかけ)と題するパフォーマンスの最後には、ニコちゃんマーク♪ 上にLOVEの黒い文字が入ってるけど、案外、下にはもともと「PEACE」の黒文字もあったんじゃないかな? ロシア問題で慌てて消したとか。何となく、黒いスタッフ達があちこちで立ち位置に困ってるように見えてしまう。
その後は、次回の大会が開かれるミラノ&コルティナの紹介映像。題して、「We Are The Light」。我々は光だ。各画面に中国語の翻訳が出てるのが面白かった。結構、意味が分かるのだ。

上の文は、われわれが一緒になって、みんなを鼓舞しようという意味だろう。前にも書いたと思うけど、私は新幹線でたまたま隣に座った中国人(または台湾人)の中高年女性旅行客から、漢字の筆談を持ちかけられたことがある。お互い、結構、通じるのだ♪ さすが表意文字。

上の漢字4文字は、我々は光だ、という意味。2番目の漢字は、人偏に門と書く字の簡体字らしい。他に、「突破界限」というのも面白かった。日本語の「限界」を、「界限」と書くらしい♪ 光のパワーは、「光的力量」。そのまんま♪
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北京の首長の挨拶は短かったけど、パーソンズ会長の演説は5分もあった (^^ゞ IOCのバッハ会長もそうだけど、長過ぎ! まあ、そのおかげで同時通訳の女性に活躍のチャンスが来たんだけど、1人目(小沼順子?)は2回、数字を間違えて、画面の上側に訂正文を出されてた (^^ゞ 正しい報道のためとはいえ、キツイね。パワハラで訴えられそう♪
中国の障がい者の数を8500万人(人口14億の6%)と訳すべき所を85万人と間違えたし、北京2022と訳すべき所を北京2020と間違えてた。そうは言っても同時通訳というのは曲芸なみの凄い技だと思う。ちなみに2人目(小川浩美?)は、その種の明らかな間違いは無し。

最後は、レコードが時計になって、選手の活躍を映し出した後、さらに古い暦みたいなものも映し出される。悠久の時の流れを記録と記憶に刻み込むと。

何気に「立秋」とか「春分」が映ってる。「夏至」や「冬至」も出てた。
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最後は、わりと控えめな花火。ただし、「北京2022」の文字はクッキリと。上手いCGだね(笑)・・とか言ってはいけない♪ 大量の花火をコンピューターでコントロールしてるわけか。

上と下、2つの画面の下側にもアナウンスの字幕が出てるけど、NHKは度々「ウクライナ」という名前を出してた。ひょっとすると、「ウクライナが大変な時に北京パラリンピックの放送なんてしてる場合か!」とかいうお叱りの電話が来てるのかも♪

そして一番最後は、合唱の歌声もメロディーも美しいテーマ曲、『雪花』(雪の結晶)と共にフィナーレ。サビの箇所がちょっと、日本の唱歌『ふるさと』に似てる感もある。(☆追記: 翌日、曲の解説記事をアップした。)


まあ、コロナとウクライナの難しい状況の中、見事な開催だったと思う。中国の底力、いろんな意味で恐るべし。それでは今日はこの辺で。。☆彡
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