自民党総裁選、最後の挨拶をショートメールで済ませたのが原因で(?)高市早苗が敗北♪、石破茂の逆転勝利で株価も為替も大揺れ

ちょっと不謹慎かも知れないけど、今回の自民党総裁選は、単純にレースとして面白かった。

   

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過去最多の9人も立候補してたし、決選投票で逆転負けした高市早苗なんて当初はあまり評価が高くなかったはず。それを言うなら、終盤で失速した小泉進次郎なんて、総裁選の前までは知名度とルックスだけの2世議員みたいな扱いだった。

    

ところが、まず小泉が一気に最有力になって、その失速後は、女性の高市が急浮上。いよいよ初の女性首相の誕生かと思ったら、最後の最後、決選投票で地味な論客の石破茂が初勝利。国会議員票が一気に移動。誰にも先の読めないドラマチックな展開だった。

   

投票日の2024年9月27日(金曜)の13時から15時半まで、仕事中なのにネットやテレビをチラ見した社会人は多かったと思う(笑)。他人事か!

    

   

     ☆   ☆   ☆

最初の投票で1位だった高市が、なぜ決選投票で敗れたのか。普通に考えれば、理由は2つ。

    

まず、高市だと右寄りすぎて、間近に迫ってると言われる総選挙で勝てないから。一部の保守には人気でも、国民全体を相手にする選挙では苦しい。

   

もう一つは、みんな、あまり口には出さないようにしてるだろうけど、やっぱり女性だからだろう。まだまだ日本の政治は男の世界。今までずっと首相も男性だったから、特に地方の保守層は女性首相に対して抵抗がある。

      

それは、決選投票の都道府県連の表にハッキリ表れてた。石破に入れたのは、ほとんど地方の都道府県なのだ。北海道・青森・和歌山・鳥取・大分とか。

    

それに対して、どちらかというと都会的な都道府県の大部分は、高市に入れてた。東京・神奈川・愛知・大阪・兵庫・福岡、どこも高市だった。あまりに分かりやすい対比が出来てる。   

    

   

     ☆   ☆   ☆

とはいえ、もっとインパクトのある意外な敗因も探したくなる。ここで登場したのが、元NHKの政治部ベテラン記者、岩田明子。特に、安倍元首相とは個人的にかなり親しかったらしい。携帯で気軽におしゃべりできるレベル。

   

その岩田が大スクープを発表してた♪ 私はYahoo!への配信記事(エンタメ・ランキング1位)で読んで、思わず声を出して笑ったけど、ここでは元の東スポにリンクを付けとこう。Abemaのニュース動画の紹介。

  

 「岩田明子氏 高市早苗氏の超意外な"敗因"を暴露 『ショートメールだったそうなんです』

    

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     ☆   ☆   ☆

当日の前、どの候補も一人ひとりに『最後のお願いです』と電話をかけてるんですが、高市さんショートメールだったそうなんですね

    

それは確かに致命的な失策♪ もちろん、忙しかったんだろうし、みんながかけてるから電話がつながらなかった可能性もあるけど、携帯のSMSとかメッセージの類は極端に軽い私的やり取り。仕事に使うものでもないから、それで日本初の女性首相は難しい。

    

これを教訓にして、次はCCで一斉送信のPCメール♪・・ではまた負けてしまう。ぜひ、電話でお願いして欲しい。まだ63歳の若さだから、次もそのまた次もチャンスはあるはず。ともあれ、皆さん、お疲れさま。。

    

    

     ☆   ☆   ☆

で、この政治ドラマは、マーケットにも劇的な影響を及ぼしてる。

  

ここ数日、アベノミクス継承で利上げに慎重な高市が当選しそうな勢いだということで、株価は上昇、為替は円安に動いてた。そして、その高市が決選投票に残ったところで、27日の東京株式市場は15時に終了。ほとんど高市の勝利を見込んでたのに、直後に落選。

  

あまり金融緩和に積極的ではない石破が勝ったから、通常の取引終了後も動き続けてる日経平均先物は急落。一瞬で2000円も下がってた。

       

この日の午後、流れに逆らって売りに回った少数の投資家は、大成功。8月の初めの大暴落を思い出す激しい動き。チャートは、専門サイト「世界の株価と日経平均先物」(StockBrain)より縮小引用させて頂いた。

   

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ドル円の為替もほとんど似た動きを見せてる。

   

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円売り、円安方向に賭けてた「ミセス・ワタナベ」(為替取引する日本の一般投資家)の皆さん、おめでとう♪ 日銀の為替介入みたいな激しい動きになってる。

   

    

     ☆   ☆   ☆ 

これで週明けのマーケットがまた荒れるはず。日経平均4万円台回復は、また遠ざかってしまったけど、長期的に高値更新は確実だと考えてる。

    

特に、数年~10年以上で考える長期投資家にとっては、来週は買い場の一つだろう。もちろん、たかが3万円割れ程度の一時的な下げは覚悟して、あくまで余裕資金で。2万円割れなら、むしろ大喜びする感覚で。

     

リーマンショック後に7000円割れまで売り込まれた日経平均は、16年後の今年、6倍の42000円まで上昇してるのだ。日本社会の長期デフレにも関わらず。

   

   

     ☆   ☆   ☆

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なお、さっき私がGoogle検索で「いし」と入力したら、変換候補の4位と5位は石破佳子だった♪ 石破がベタ惚れしてプロポーズした美人とされてる愛妻で、次のファーストレディ。気さくな性格の女性に見える。

     

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個人的には、岸田首相の奥さんの方が好みかな。お好み焼きのソースの期限切れもウケたし♪

    

それでは今日はこの辺で。。☆彡

    

     (計 2103字)

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株式市場の嵐が過ぎ去った後は、関東に雷雨、電車ストップで駅は大混雑!&気温28度プチジョグ

(6日) JOG 7km,38分13秒,平均心拍 138

消費エネルギー 314 kcal(脂肪 69kcal)

    

いやぁ、首都圏に住んでると、普段はやたら多くて複雑な電車網のおかげで、便利と言えば便利。特に、小市民アスリートの場合、基本的に階段を一段飛ばしで昇り降りするから、足腰も鍛えられるのだ(笑)

    

しかし、入り組んだ電車網は、どこかにトラブルが起きると、あちこちに影響が出てしまう。私はさっき帰宅したんだけど、途中で電車がストップしてしまった。その路線自体には何も起きてないんだけど、遥か遠くの2ヶ所でトラブルが生じた影響。時間は測ってないけど、合計30分くらい。これだけ長く止められたのは珍しい。7年ぶりくらいか。

     

たった30分? いや、私は30分だけど、もっと長く足止めされた人も多いはず。トラブル地点から離れてる私の最寄駅でさえ、初めて見るくらいの混雑だったから、一部の駅では悲惨だったと思う。「邪魔だよ! どけ!」とか怒鳴りたくなった人もいるはず(笑)。他人事か! 小市民は温厚で寛容だから、そんな事は口にしない♪ 内心は?!

     

とにかく、関東というか、東京周辺では激しい雷雨だった。ついさっきまで、雨音どころか雷鳴も稲光も届いてたけど、今はもう落ち着いてる。下は、19時40分ごろの気象庁・ナウキャストの画像。私はランナーだから、気象情報は頻繁にチェックしてるけど、これだけ広いエリアが赤や黄色になってる様子は珍しい。

   

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     ☆   ☆   ☆

珍しいと言えば、もっと珍しいのが、今週の日本(東京)の株式市場。間違いなく、歴史に残るジェットコースター相場だ。まだ過去形や完了形じゃなくて、現在進行形かも。

  

下図、米国 yahoo finance より、Nikkei 225(日経平均株価)のチャート(推移グラフ)。赤い棒は、(取引中に)下がった日。緑の棒は、上がった日。

   

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2024年8月5日は、過去最大の下げ幅、過去2番目クラス(?)の下げ率。ところが、翌日には過去最大の上げ幅でリバウンド。

  

    

     ☆   ☆   ☆

私は5日の深夜(日付けは6日)、ブログ記事のタイトルに「バーゲンセール」と書いた。赤字覚悟の大安売り。間違いなく、近い内に急反発すると確信してたから。

    

出来高も急増してて、教科書に載りそうな典型的セリング・クライマックス。集団パニックの投げ売りの最後。昔と違って今だと、プログラムに従うAI・コンピューターの自動的な売りも多い。機械は基本的にフツーの事をするから、例外的な異常事態に弱いのだ。

    

マーケットを理解してる人間なら、経験的にも、チャートのテクニカル分析的にも、企業の業績その他(ファンダメンタル)的にも、急反発は予測できること。そもそもの大きなキッカケの1つは日銀の利上げだから、こんな異常な下げを黙って見てるはずはない。何らかの形で、市場に介入して支えようとするはず。

   

   

     ☆   ☆   ☆

実際、昨日の5日にはトップの会談。そして今日の午前10時半ごろには、日銀の副総裁が「こんな状況ではしばらく次の利上げはできない」といった感じで口先(?)介入して、迷い気味だった株価は急上昇。無理やり売ってた空売り勢は、慌てて買い戻して大損♪ 為替も一気に144円台から147円台まで円安に振れた。言葉だけで数兆円の介入と同様の効果。

    

とはいえ、これだけ大崩れした相場を完全に修復するのは時間がかかるはず。米国はまだまだ崩れてないから、次の「余震」に注目しとこう。また大バーゲンセールになる可能性は十分ある。

   

ちなみに私は子どもの頃から、安い物も本物の嵐(台風)も好きだった。遥か遠くのスーパーまで自転車で行って、数十円安い牛乳を買ってたほど(実話・・笑)。1日に1L(リットル)とか平気で飲んでたから、親に気を使ってたのだ。いい子だね・・と褒められたことはない♪ 

    

 

     ☆   ☆   ☆

一方、小市民アスリートの方は、刻々と迫る乗鞍のレースに備えて、暑くても走らなきゃいけない。前日、30度の暑さで無理して走ってたから、昨日はわざと控えめなジョギングにしといた。気温はちょっと低めだけど、湿度は高いから、条件的には前日と似たような蒸し暑さ。

    

僅か7kmのジョギングくらい楽勝だろうと思ってたら、後半は心拍が上がってしまって、結構しんどかった (^^ゞ トータルでは1km5分28秒ペース。遅っ! 序盤にちょっとラクし過ぎたかも。走る前にしばらく、足腰を使う雑用をしたのも響いたか。

   

気温28度、湿度81%、風速1m。新・心拍計は正常に作動。ほぼ完全に正しい。ちなみに、最初にちょっと急上昇してるのは、横断歩道の青信号が点滅し始めてダッシュしたから(笑)

  

アレッ? また雷鳴が轟き始めたね。XRAIN(レーダー)で現在の状況を見ると、また一部で雷雨になってるらしい。鉄道で働く皆さんも大変だね・・とか思いつつ、今日もあっさりこの辺で。。☆彡

  

   

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           平均心拍 最大

LAP 1(2km) 11分56秒 119 136

  2    10分34秒 140 148

  3(3km) 15分45秒 150 158 

計 7km 38分13秒 138(81%) 158(93%)

      

      (計 2093字)

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日本株パニック売りによる歴史的大暴落は想定内のバーゲンセール、興味深く眺めた夜は気温30度でプチラン

(5日) RUN 8km,41分12秒,平均心拍 147

消費エネルギー 371 kcal(脂肪 75kcal)

    

日経新聞が「全員投げ売り」とまで書いてる、2024年8月5日の日本株の大暴落。全員が投げ売りしたわけではないはずだけど、先週末とは違って本当に歴史的な下げだと思う。記録にも記憶にも残る。変な話、教訓としては良いことだと思う。

  

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値下がりの下げ幅は、終値で4451円安。途中はもう少し下まで売られてた。バブル期のブラックマンデーの下落を値幅で上回るし、下落率でも12.4%だからブラックマンデー(14.9%) に近い。

   

上は日経HPのトップ、下はTBSより(Yahooへの配信記事)。「パニック売り」という表現が一番正しいと思う。集団心理の異常現象が起きたと。

   

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    ☆   ☆   ☆

為替が急激に円高になっただけだと、ここまでのパニック売りにはならないだろうと思ってたら、日本時間の5日午後、米国のナスダック指数が時間外取引で急落してた。為替とのダブルパンチで、売りが売りを呼ぶパニック売りになったと。

   

しかし、日本時間の夜に開始された米国市場は、ダウもナスダックも3%程度しか下げてない。「アメリカがクシャミすると、日本が風邪を引く」どころか、日本は救急車で緊急入院するレベルまで来てしまった。

   

数日前、35000円くらいまで下げるかもとか話してた有名な専門家が、一気に26000円というような下値を出してる。チャート的にはあり得ると思うけど、一瞬でリバウンドするはず。というのも、その水準まで下がると、日銀のETF買い入れ再開もあり得るから。

  

   

     ☆   ☆   ☆

そもそも、仮にまだ円高が進むとするなら、ドルやユーロに換算された株価は値上がりするから、外国人投資家にとって必ずしも悪いことではない。いずれ長期の資金が戻って来るはず。長期の右上がりはまだ崩れてない。大きく見ると、一時的なスピード調整の範囲。

       

初心者の個人も、少し落ち着けば、余裕資金の一部をNISAその他で投入して来ると思う。その辺り、電話の対応に追われてる証券会社の営業マンの腕の見せ所だろう。

     

過去、ほぼ全ての暴落は、元の値段を上回る水準まで反転して上昇してるのだ。個別株ではなく指数ベースで、長期で見るなら。ほとんど唯一の例外だった日経平均も、遂にバブル期の高値を抜いた。

   

    

              ☆   ☆   ☆

一方、そんな話とは無関係に、小市民アスリートは猛暑ランを決行。気温30度で「RUN」ペース(1km5分15秒以下)で走ったのは、ここ10年くらいで初めてだと思う。そもそも、これだけ暑いと、走るのは控えてた。

  

ただ、どうも30度までなら、そこそこ走れるらしい。心拍は高くて、汗ビッショリ! 汗が目に入って、困ったけど。 8kmのトータルで、1km5分09秒ペース。この暑さなら上出来。極端に蒸し暑さに弱い私としては、よく我慢して頑張った。 

  

湿度76%、風速1.5m。意外と湿度は高くなかったのかな? もの凄い汗が噴き出たけど。新・心拍計は、最後だけ高過ぎるから補正したけど、珍しいほどの高さまで上がったのは確か。

   

という訳で、強引に早めのブログ毎日更新ペースへと戻した所で、今日は早くもこの辺で。。☆彡

 

   

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           平均心拍 最大

LAP 1(2km) 11分10秒 129 142

  2    10分10秒 147 154 

  3     9分56秒 155 164 

  4     9分56秒 159 166

計 8km 41分12秒 147(86%) 166(98%)

      

      (計 1434字)

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円高と米国景気で急落の日経平均株価、3万円割れまでは想定内の調整、下げ幅で騒がず、下げ率と長期チャートのトレンドを分析

いつもの事ながら、マスメディアは株価が下がった時の方が大騒ぎする傾向がある。テレビ局や一般の新聞ならともかく、日本経済新聞まで、日経平均株価の下げ「幅」をトップニュースにするのはどうかと思う。2024年8月3日の朝刊より。

     

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「下げ幅 歴代2位」、「2216円安 米景気下振れ警戒」。ここ5年ほどで、日経平均は2倍に値上がりしてるから、昔の下げ幅と比較してもほとんど意味はない。

   

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実際、米国のYahoo financeで5年間のチャート(推移グラフ)を大きく見ると、長期的には右上がりのトレンドで、コロナ初期の暴落時と比べても遥かに高い位置だと分かる。コロナの始めの3年は、25000円と30000円の間で揉み合いが続いてるから、仮に今後30000円近くまで下がると、長期資金が喜んで買い向かうはず。

   

米国株がまだまだ下げる余地があるから、瞬間的に連れ安で3万円を切るリスクはあるけど、そこまで行くと空売りの側も反動が怖くて買い戻すだろう。日銀のETF買い入れ再開なんていう介入の話もあり得るから、口先だけでも空売り勢は怖い。何しろ、数年前までボロ負けしてたんだから。ヘッジファンドより、日銀の方が強い。

   

まして、急に買いから売りに転向した「ドテン売り越し」なんてものは、すぐにまた「ドテン買い越し」に方針変更するはず。コロコロ向きを変える風見鶏に過ぎない。

   

   

     ☆   ☆   ☆

ただ、為替の「中期」トレンドは逆転かも知れないから、どこまでドル安・円高が進むのか、一応しばらくは注視する必要がある。

   

元々の急変は、日本政府の為替介入が主たる原因だから、どんどん円高に向かうリスクは小さいはず。株価と企業業績への悪影響が大き過ぎるから。この後、選挙も控えてるのだ。長期では、円安ドル高のトレンドは崩れてない。明らかに右上がりの流れ。

   

 

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為替より、変化の余地が大きいのは、米国株。ダウもナスダックも、まだ2割以上、下がる余地がある。今までの米株の下げは、メディアが騒いでただけで、ここから本格的な調整になっても不思議はない。

      

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SOX(フィラデルフィア半導体株価指数)はまだ3割くらいの下げ余地があるけど、それでも右上がりのトレンドは変わらない。実際、時価総額1位を争うまでに上昇したNVIDIA(エヌビディア)は下げ渋り始めてるし、アップルも逆行高で目立ってた。

   

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     ☆   ☆   ☆

週末の先物の価格から考えても、週明けの月曜の日経平均は35000円割れは想定内。34000円もあり得るけど、その先はもう、たかが一時的に1割下がる程度のこと。NISAで失敗したとかいう初心者の投資家もいるけど、こんな短期間で動揺するのが間違いなのだ。

 

ちなみに、下落幅1位のブラックマンデーを見ても、その後の2年で株価は逆に8割も上昇してるのが歴史的事実。ここはむしろ、喜んで長期の余裕資金を注ぐ局面だと思う。暴落上等、下がったけど何か?♪ マーケットに慣れてる人なら、突然の大安売りに頬が緩んでるのだ。

   

なお、今週は計13000字くらいで終了。正確な数字は後ほど計算して修正する予定(追記: 計12518字)。ではまた来週。。☆彡

    

    (計 1333字)

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米大統領選は「ほぼトラ」から「いまハリ」へ、今はハリスがリード、黒人・女性・アジア系・若い&ジムはバイクのみ

(24日)BIKE (indoor)  24.1km,50分00秒

平均心拍 128,最大 148,マシン表示 1056kcal

心拍計表示  390 kcal(脂肪 117kcal)

     

WALK 3km

   

   

    ☆     ☆     ☆

瀬戸内海出身の私としては、「いまハリ」と言うと、今治(いまばり)という地名を思い出す♪

   

関東ではあまり聞かないけど、向こうではメジャーな愛媛県の市で、サイクリングの聖地・しまなみ海道とタオルが有名。ちなみに、テンメイ愛媛出身説というものも昔はごく一部で噂されてた(笑)

  

で、いまハリ。今はハリス♪ ほんの数日前まで、「ほぼトラ」とか「確トラ」とか言われてたのに、現職のバイデン大統領が立候補を辞退して、副大統領のカマラ・ハリスが急浮上すると、一気に情勢が変化して来た。

  

私は一般男性で、いわゆるリベラルではないし、特にフェミニスト系というわけでもないけど、流石にそろそろ女性大統領が出てもいいような気はする。それは、日本の首相や次の天皇陛下でも同様。あくまで、非常に大まかな性別のバランス感覚で、期待とか予測というほどでもないし、ましてや、強く主張してるわけでもない。

      

    

    ☆   ☆   ☆

僅か2日ほど前の、読売新聞HPの記事を見ると、いかにも弱そうな候補者のイメージになってた。「後継指名されたハリス米副大統領、女性初・黒人初・アジア系初で脚光 … 実績乏しく民主党内に不安」。

   

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同時期の毎日新聞HPの記事を見ても、わりと弱そうな感じがする。「・・・若さと黒人票に強み 課題は『不人気』」。59歳で若いというのも微妙だけど、バイデンは81歳、トランプは78歳だから、20歳ほど若い。この差は大きいとは思うけど、実績も人気も無いらしい。

    

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ところが、1日ほど経つと、一気に扱いが変わったのだ。下はロイター通信の、米国時間24日・早朝の記事。独占(exclusive)と書いてるけど、あちこちで報道されてる話だ♪ 最新の調査によると、44%vs42%でハリスがリード。わざとらしい高笑いの写真が、いいね♪

  

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急に「推し」が増えてるとか、寄付が凄い勢いで集まってるとか、いいニュースが集中して来たけど、まだ正式な候補者にさえなってない段階。

    

   

     ☆   ☆   ☆

とはいえ、世界各国のウィキペディアでの扱いは大きい。計135ヶ国語(134+1)で採用! 特に本家の英語版ウィキは詳しい項目になってた。Kamala Harris 。

  

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「いまハリ」が「もしハリ」の現実になった場合、何が起きるのかまだ読めない。変な話、妙な出来事が起きても不思議はない気がする人もいるはず(婉曲表現)。たぶん、彼女の個人的な実権はまだまだ弱いだろうから、集団指導体制に近くなって、普通か少し穏やかな政治になるんじゃないかな? そこを諸外国が突いて来たら? 中東、ウクライナ、東アジア、・・・。

   

マーケットの反応は多分、あまり良くないと思う。米国株も暗号資産(仮想通貨)も。ドル円の為替はどうかね? 最近の日本株は、為替に反応する形で大きく揺れてるから、ちょっと興味深い所か。

    

  

     ☆   ☆   ☆

一方、単なる小市民アスリートの方は、昨日も病み上がりの身体で軽くジム。本当は、夜も家で仕事しようかなと思ったけど、もう乗鞍ヒルクライムまで丸1ヶ月になってしまったから、ちょっと焦ってるのだ。

   

筋トレマシンは前日にやったばっかだから省略して、フィットネス・バイクのみ50分間、少し余裕を持って。レベル10で7.5分、レベル12で8.5分、レベル12で27分。さらに、レベル13で2分、レベル14で1分10秒、最後はレベル11で4分。終盤の1分半は高回転で、無理やり距離を24.1kmまで持って行った。時速28.9km。

  

新・心拍計は正常に作動。心拍は前日よりちょっと低めで、感触も良かった。単に、室温の設定が低めだったからかも♪ あぁ、明日も早起きしなきゃいけないから、もう真面目に寝よう! ではまた。。☆彡

   

    

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    (計 1632字)

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ヒトラーのベルリンからミュンヘン五輪のテロへ、ドイツ、ユダヤ(イスラエル)、パレスチナの対立の歴史~NHK『映像の世紀』

前から指摘してるが、今回の内容もまた、副題の「バタフライ・エフェクト」にはなってない。小さな蝶の羽ばたきが、時空を遥かに超えて巨大な影響を与えるという、新シリーズの建前が実現されてないのだ。

   

普通の大きな出来事のつながりを描いた歴史番組になってるから、タイトルバックの青白い蝶のロゴも単なる飾りになってしまってる。公式サイトより。

  

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     ☆   ☆   ☆

だからと言って、視聴が退屈だったかというと、そうでもない。私はいつも、番組の予定を全く知らずにたまたまNHKプラスの動画で見てるのだが、五輪、ドイツ、ユダヤ(イスラエル)、パレスチナの複雑な関係をあらためて考えるキッカケにはなった。

   

パリ五輪直前の2024年7月22日に、「オリンピック 聖火と戦火」と第する回を放送したのは、もちろん昨年の秋から続くイスラエルとパレスチナ(ハマス)の激しい戦争が背景にあるが、1972年・ドイツ・ミュンヘン五輪のテロから半世紀ということもあるのだろう。

    

今の状況と半世紀前とは、確かにかなり似た部分がある。(表面的には)先にパレスチナの過激派がイスラエルを攻撃。NHKはなぜかスルーして、綺麗な話にまとめようとしてたが、実はテロの後、イスラエル側からの報復が数倍の規模で行われたらしい。最近の戦争の激しさから考えても、おそらく激しい報復は事実だと思われる。

    

    

     ☆   ☆   ☆

番組は、戦争を休止するという近代五輪の平和的な目標・理想から始まるが、いきなり現実を突きつけられる。第一次世界大戦で五輪は中断。

   

その後、1936年のベルリン五輪は、ヒトラーのキャンペーン(国家宣伝)が有名。「新生ドイツの力を世界に示さねばならない」。

  

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米国のユダヤ人たちは、ヒトラーのユダヤ迫害に激しく反発して、五輪ボイコット運動を展開。ヒトラーらしき男が持つ血のついた斧と、黒い影、下の赤い英文が不気味。「GERMANY WANTS TO SEE YOU」。ドイツはあなたに会いたがってるよ。さあ、おいで。右下の太い木が、次のユダヤ人犠牲者だと。木の左側には、人間の上体が赤く描かれてるようにも見える。

  

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    ☆   ☆   ☆

もちろん、ドイツが直接、五輪でユダヤ迫害を行うはずはない。ヒトラーにとっては、平和で寛容に見えるドイツを無理やりアピールする晴れ舞台だったから。レニ・リーフェンシュタールの芸術的な記録映画『オリンピア』も利用して。

    

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ただし、ゲルマン民族の優位性は、外見的に誇示したい。そこで選ばれた聖火の最終ランナーは、長身で青い目、金髪、美しい走りと体型のフリッツ。確かに、一目見ただけで、普通に美しいと思ってしまった。

    

陸上の中長距離選手、フリッツ・シルゲン。ランニング・シャツを正しく短パンに入れて、細身で締まった肉体を強調。頭脳も優秀で、競技場の電気通信システムも設計。

    

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ヒトラーとしては、走り幅跳びも自国の選手に優勝して欲しかったが、激闘の末に米国の黒人レジェンド選手・オーエンスが勝利。白人選手は素直に黒人の勝者を讃え、観客も拍手した。ヒトラーも渋々と拍手したのだろうか。

   

   

     ☆   ☆   ☆  

その次の1940年は、東京五輪で日本が世界にアピールする予定だったが、第二次世界大戦で中止。番組はベルリン五輪の36年後、同じドイツのミュンヘン五輪へと飛ぶ。

  

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パレスチナのテロ集団、ブラック・セプテンバー(黒い九月)のメンバー。テレビカメラの前に姿を現すあたりは、時代を感じさせる。イスラエル選手らを人質にとってるとはいえ、今なら直ちに狙撃されるリスクもある。要求は、イスラエルの刑務所のパレスチナ人の解放。イスラエルは拒否。

   

この様子が世界にテレビ中継される中、意外と周囲は普通だったらしい。五輪は差し当たり継続。選手たち(?)が芝生に寝そべってくつろぐ姿も映ってた。避暑地のバカンスの雰囲気。まあ、今現在でも、遠い外国の戦争のニュースを見ながら、我々はくつろいでるから、似たようなものではある。

  

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この頃のドイツは、テロ対策が弱かったようで、結局、11人全員が殺害される最悪の結末。当時の朝日新聞・夕刊(9月6日)を見ると、直ちに報復の可能性が伝えられてた。「五輪テロ 報復の悪循環を懸念」。

     

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ところが、NHKのこの番組どころか、当時の朝日新聞も、イスラエル側による報復についてはほとんど伝えてなかった。情報が不確かだったからなのか、あるいは、ゲリラやテロに対する否定的姿勢が反映された政治的配慮なのか。「敵の敵は味方」。ゲリラを叩くイスラエルは味方だと。

    

   

     ☆   ☆   ☆

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24年の時を経て、1996年、アトランタ五輪。近代五輪100年の記念の年に、パレスチナ選手団の参加が承認された。この参加も命懸けだったと思う。ベルリンのテロで家族を殺された遺族が、パレスチナを祝福する姿が強調されてた。内心はおそらく複雑だったと思われるが。

  

実際、現在のパレスチナは、イスラエルがパリ五輪に参加することに反対してる。五輪の理念はさておき、人間的に自然な反応だろう。そして、ウクライナに侵攻中のロシアは、パリ五輪に参加しない。反発が強過ぎて、参加できなくなったという方が正確だろうか。

   

ユダヤとかイスラエルの問題は、昔、色々と調べたことがあるが、正直よく分からなかった。民族と地域・国の歴史が、複雑で長すぎるのだ。戦後の80年くらいで考えると、実力行使を続けるイスラエルが悪いようにも感じられるが、紀元前のイスラエル王国とか、その前のカナンの状況まで遡ると、何が史実かさえ分からなくなるのだ。

   

イスラエルとパレスチナは、実は人数的にはほぼ同じというのも状況を複雑にしてるだろう。パレスチナが少数派のイメージがあるが、どちらも1000万人弱らしい。ただし、パレスチナ人はあちこちに分散してるから、少数に見えてしまう。

       

さて、日本はいつまで平穏を保てるのか。日米安保が揺らげば、直ちに危険が生じるのは確実。残念ながら、しばらくは米国の核の傘に守ってもらうしかない。サイバー戦争の激化やAIの発達で、事態が劇的に変化するかも・・とか思いつつ、今日はそろそろこの辺で。。☆彡

    

     (計 2519字)

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トランプ前大統領を20歳の男が銃撃、個人的な感想・・&微熱頭痛プチラン

(13日) RUN 7km,36分01秒,平均心拍 139

消費エネルギー 301 kcal(脂肪 66kcal)

    

自分の体調不良のことで精一杯の時でも、これは流石に優先順位が高い。トランプ前大統領が、選挙演説中に銃撃された。この時期に?・・と思ったが、共和党の大会で大統領選の候補に指名される直前のタイミングらしい。画像はNHK NEWS WEBより。

   

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日本では、安倍元首相の銃殺、岸田首相の襲撃。そして世界のトップに君臨し続ける米国で、次の大統領の可能性も十分ある前大統領を狙撃。犯人(容疑者)はすべて男で、41歳、24歳、20歳。

     

統計的に増えてるのかどうかは微妙なところだが、心理的・社会的には嫌な雰囲気に包まれてしまう。トランプ氏の熱狂的支持者が妙な行動に出ないことを祈ろう。

    

    

     ☆   ☆   ☆

最初にネットで見たニュース動画だと、トランプは右耳を撃たれて演台に倒れ込んだ後、すぐに立ち上がったように見えた。ところがこれは編集映像であって、実際は1分くらい倒れ込んだままだったらしい。

  

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というか、5~6人のシークレットサービスがしばらくは抑え込むようにして守ったはず。彼ら・彼女ら(女性も3人くらいいた)も命懸けのプロフェッショナルだけど、銃撃されてしまったのは事実だから、どう評価されるのかは分からない。むしろ、会場周辺の警護体制が厳しく問われるところか。

    

8発くらいも撃たれて、よく助かったなと私も思ったし、ニュース的にもそんな感じだったけど、当然、死者も出てる(今現在1名、重傷者2名)。アナウンサーやキャスターなら、間違っても「不幸中の幸い」なんて言葉を不用意に口にするわけにはいかない。不幸中の不幸だった一般人が少なくとも3人いるらしいから。

   

   

     ☆   ☆   ☆

その点、TBSの膳場貴子キャスター(元・NHK女子アナ)の言葉は不用意だった。まあ、本音が出ただけだし、番組視聴者的にはOKだった可能性も高いが。報道番組『サンデーモーニング』で、こんなやり取りがあったらしい(日刊スポーツほか)。

    

 コメンテーター 「むしろ選挙戦でいうと、変な話ですけど、有利に働く可能性がある」

  膳場貴子   「そうですね。プラスのアピールにもなりかねない」

     

選挙でよくある「危機バネ」(危機が逆にバネのようなプラスの反動をもたらすこと)に関するこの2つの発言は、似て非なるもの。

   

男性コメンテーターは、「可能性がある」という中立的な言葉を使ってるので問題ない。発言内容も、選挙を知ってる人なら誰でも思う事。AP通信の見事な写真を縮小引用させて頂こう(既に拡散)。撮影カメラマンはピューリッツァー賞受賞、エバン・ブッチ氏。

    

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ところが膳場は、「なりかねない」というマイナスの表現を反射的に使ってしまった。トランプに有利に働くのが悪いことだと思ってること、自分は反トランプの立場だということを(正直に)口にしてしまったのだ。

     

TBSはそもそもリベラル系のテレビ局で、反トランプ色も強めの所だから、組織内でのお咎(とが)めはほとんど無いだろうけど、改めてキャスターやテレビ番組、テレビ局の偏向報道を思い知らされる。

   

   

     ☆   ☆   ☆

ノーカット版の動画を、英国BBCとNHKで見て感じたのは、やはり、みんな逃げないんだなということ。これぞ、アメリカ。

    

トランプの周囲にいる一般客を見ると、慌てて逃げる様子がほとんど見られないのだ。むしろ、発砲された場所の方を見たり、トランプの方を見たり。身体を伏せる人さえ、ほとんど見られない。トランプ本人ももちろん、引き下がらないはず。米国のトップを目指すというのは世界一狙われるということだと、最初から分かってるから。

  

日本だと、どうだろう? ちなみに、安倍元首相や岸田首相の時は、すぐに犯人(容疑者)が捕まったから、わりと安全・安心な状況だった。

   

米国は、9・11同時多発テロを受けた時にも、少しも怯(ひる)むことなく、立ち向かう姿勢を見せてた。そして、それが行き過ぎの方向に進んだという話に、今はなってる。さて、これで米国民がどう動くのか、今後の動きを注視しとこう。

   

   

    ☆   ☆   ☆

一方、単なる小市民アスリートの方は、相変わらずの体調不良で冴えない毎日。全身にできたアレルギー性湿疹の痒みを抑えるために、強めの冷房で寝てたら、遂に微熱が出てしまった。ここ1週間ずっと、寒いくらいで寝てたから、当たり前か。

   

頭が痛いし、鼻も詰まり気味だけど、それほどひどくも無いから、前夜は無理して7kmだけ近所で走ってみた。脚はそれなりに動くけど、心拍が普段より7くらいも高い。適度にコントロールして、トータルでは1km5分09秒ペース。帰宅後はすぐにお風呂に入って、サッパリした。経験的に、微熱がある時のお風呂は身体にいい気がする。

   

気温25.5度、湿度91%、風速2m。新・心拍計はたぶん正常に作動。ホントに心拍がかなり高かったと思う。途中で急上昇してるのは、高速ランナーに抜かれた時♪ ちょっとだけ追いかけたら、相手はすぐに消えて他所に行ってしまった。

  

なお、今週は計13465字で終了。ではまた来週。。☆彡   

   

   

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           心拍平均 最大

往路(1.2km) 7分04秒 109 123

LAP 1(2.2) 11分22秒 135 147

  2  10分25秒 151 164

復路(1.4) 7分10秒 154 162

計 7km 36分01秒 139(82%) 164(96%) 

   

     (計 2198字)

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世界初(?)のミスAIはヒジャブ姿のモロッコ美女、日本ではほとんど話題にならず・・

前から何度か書いてるように、私は寝る前、インスタのおすすめ画像や動画を流し見することが多い。1〜2秒しか見ないものが多いから、流し見というより、チラ見。

    

ただ、気に入った時には、繰り返し見ることもあるし、そのアカウントの他の作品を見ることもある。でも、わざわざフォローするものはごくごく一部だし、既にフォローしてるアカウントでさえほとんど見てない所が多い(失礼♪)。いや、見てないというか、おすすめして来ないから見ないのだ(責任転嫁・・笑)。

   

で、おすすめして来る静止画・動画は色んなパターンがあるけど、AI美女もたまにある。以前はもっとおすすめして来たけど、最近はほとんどおすすめして来ないから、私が素通り(スルー)することが多いということだろう♪

   

嫌いではないし、興味がないわけでもないけど、あまりにワンパターンで刺激がないのだ。どれもこれも同じような美しい顔と身体(プロポーション)で、最近はあまり(orほとんど)見なくなってる。

    

    

    ☆   ☆   ☆

でも、世界にはもっと素敵なAI美女がいるかも。いや、いるはず。そう思って、数日前のミスAIの報道記事をいくつか見ると、一番驚いたのは、ほとんど話題になってないこと (^^ゞ Yahoo!に投稿されて数時間経ってるのに、反応がゼロの記事さえあった。

  

私と同じく、AI美人にはちょっと飽きてる感じの人が多いのかも知れないけど、上位3人(or3つ)は全て外国人で、しかも1位と3位は独特の作品だから、普通の日本人の趣味にも合う(かも知れない)のは、2位しか残らない。下は、WAICA(World AI Creator Awards:世界AIクリエイター賞)公式サイトより。

   

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1位は、ヒジャブをまとった女性、Kenza Layli 。この名前も日本人には馴染みがないけど、母国のモロッコだと普通なのかね? イスラム教の国だから、この姿が普通らしいけど、アラブ関連の英語メディア「New Arab」もヒジャブに注目してた。

     

Hijab-wearing Moroccan crowned 'MissAI' in virtual beauty pageant 。バーチャル美女大会で、ヒジャブをまとったモロッコ人が「ミスAI」に輝く。

    

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    ☆   ☆   ☆

顔立ちが整ってるのは分かるし、あちらの感覚だと美人なんだろうなとも思うけど、日本や東アジア(韓国、中国)の美的感覚や好みとはちょっと違う。

    

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インスタを見ると、フォロワー数は20万人だから、AI美女の世界だとかなり多い方かも。画像を見ると、どれもヒジャブ姿になってた。

  

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判断基準は、美しさ、技術、ネット社会での影響力(ソーシャル・クラウト)。技術といっても、画像生成サイトを利用した作品が多いんだろうと思うけど、そんなに違いがあるのかね?

   

ちなみに私は2、3回だけ、画像生成サイトに挑戦してみたけど、全く上手くいかないからすぐ止めてしまった (^^ゞ 上手く行ってる他人の指示文を真似する気もしないし、あまり時間をかける気にもなれないし。自分の命令で一から創り出すより、ネットで何か探して来て、少しだけ加工する方がコスパがいい♪ まあ、最近はそんな時間も無くなってるけど。

   

   

     ☆   ☆   ☆

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このジャッジ(審査員)の4者もよく分からないけど、あえて言うなら、右端は典型的な欧米の美人に見える。女3人、男1人なのはどうしてなのかね? 普通は男女同数か、男の方が多いと思うけど(日本の場合)。

    

自分でGoogle画像検索を使うと、どうなるのか。「ai beauty」というフレーズで、はじめての検索をかけると、日本のインスタやX(旧 twitter)で見たことがあるような作品もヒットした。

   

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その1回の検索結果だけで考えると、私の個人的なミスAIは、かなり下の方でヒットした上の作品。ちょっと細過ぎるから、自分で加工するとベターかも♪ ai104さんの作品らしいけど、ご本人のXをスクロールしてもなかなかこの画像が出て来ない。古いのかね? あるいは削除済みとか。といっても、まだ出来て1年のアカウントみたいだけど。

   

身体にピッタリした洋服におヘソがくっきり現れてるのは、別のAI作者の特徴かと思ってたけど、画像生成サイト stable diffusion にありがちな特徴なのかも。

   

   

     ☆   ☆   ☆

とにかく、AI美女といっても、世界には色んなタイプがあるらしい。私がワンパターンだと思ってしまうのは、実はおすすめ機能の判断がワンパターンなのか、それも私自身がワンパターン人間なのか (^^ゞ

    

いずれ、「私の好みの美人を描いて」とAIに頼むだけで、次々と映し出してくれる時代が来ると思うけど、いちいち端末の画面を見るのも面倒。脳内だけで自由にイメージできるようになれば、いいね♪

   

もし、本当にそんな世の中になったら、外部から人間(の脳)を操作することも出来るかも。マンガかアニメか、SFか。凄い時代に生きてることを実感しつつ、今日はそろそろこの辺で。。☆彡

   

    (計 2044字)    

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ネット論争、円安は近隣窮乏化(beggar-my-neighbour)で日本有利?、語源のカードゲームとChatGPT4oの説明

高橋洋一という学者の名前は、コロナ関連でよく目にするようになって、当時はわりと好意的に見てた。データを広く見渡した上で、普通なら言いにくい事もハッキリ自分の言葉で指摘する。

   

ただ、最近は彼に対して、中立的な立場で見るようになった。おそらく本当はもっと学問的な話ができる人だろうけど、少なくとも語り口がSNSモードで、「論破」的。まあ、その方が人気や知名度が上がって、収入も増えるのかも知れない。

    

「円安(自国通貨安)は日本有利(自国有利)なのは、近隣窮乏化として古今東西知られている」とX(旧 twitter)に投稿したのは、元祖論破王・ひろゆきからの批判への応答、反論らしい。

   

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日本有利か日本不利かはともかく、「古今東西知られている」という言い方は曖昧で、学問的ではないし、論拠にもなってない。というのも、各種の辞典類を見渡した時、確かに「知られている」けど、肯定的な説明はあまり見当たらないのだ。むしろ否定的な扱いの方が目立つ。

       

コトバンク掲載の「改訂新版 世界大百科事典』(平凡社)、『日本大百科全書』(小学館)、『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』(ブリタニカ・ジャパン)、そして英語版ウィキペディア。

     

   

     ☆   ☆   ☆

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「MBSラジオでは、高校で習う近隣窮乏化を知らない人から絡まれたといい、数式も出していないと言われたので、彼が引用したTVでOECDのモデル計算によると解説をした」。

   

「高校で習う」というので、「-高橋」、「-ひろゆき」で最近のネット論争の記事を除いたマイナス検索をかけると、なかなか高校の学習内容がヒットしない。少なくとも、高校生が普通に知ってる内容ではないと思う。後で、高校・公民の政治・経済の参考書を確認する予定。 (☆追記: 山川出版社の政治・経済用語集には載ってない。)

   

OECDのモデルというのは、テレビのキャプチャー画像から考えると、おそらくこの「OECD's NEW GLOBA MODEL」だろうと思う。

   

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     ☆   ☆   ☆

確かに、10%の円安(yen depreciation)によって、日本(Japan)のGDPレベルが0.4~1.2%上昇すると表に書かれてる。ただ、最近の円安は10%では収まらないはず。そもそも、このモデルはかなり前のもので、当時は1ドル90円前後の円高だったから、今とは極端に違ってる。

   

おまけに、大まかな数式の仮説だから、どの程度の信頼性があるのかほとんど分からない。少なくとも、このモデルがよく当たってるという話は、一般レベルで一度も聞いたことがない。

    

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さらに言うと、これは経済の専門用語を並べてるから難しく見えるだけで、物理や数学のハイレベルな数式と比べると非常に簡単なものになってる。

  

ノーベル賞学者のクルーグマンも「円安は日本にプラス」と言ってるとのことだけど、ノーベル経済学賞というのはそれほど権威があるものでもない。ノーベル賞・各賞の中でも別扱いとされてるものだ。

   

ちなみに、「今のうちに外貨を売って含み益を出しておくべき」という説には同意する。まあ、言われなくてもやってるとは思うけど。ドルを買ってる素人の為替トレーダーでも、そうした利益確定の取引は普通にやってるはず。手持ちのドルを半分くらい売っとこう、とか。

    

    

     ☆   ☆   ☆

ところで、私が気になったのは、近隣窮乏化政策の英語「beggar-my-neighbour policy」。英語版ウィキでは、my の代わりに thy となってた。

   

「beggar-my-neighbour」という英語は、文字通り、「近隣を窮乏化させる」という意味で、昔からあるカードゲームの名前。自分の手持ちの切り札(絵札)を出すことで、相手のカードを取り上げて行く。

  

これが要するに、為替の切り下げ(例えば円安)や関税アップによって、貿易の多い国を窮乏化させるイメージと繋がってるのだろう。

  

   

     ☆   ☆   ☆  

しかし、YouTubeでプレイの様子の動画を見ると、実際には自分が絵札を出しても、相手も絵札を出し返して来ることが多くて、簡単に相手を窮乏化させることはできないようだった。

  

そもそも、その動画もそうだけど、これは単純で古い子ども向けのゲームらしい。ルールと偶然に従うだけで、確率を考えつつ自分で戦略を練る知的ゲームではなさそうだ。

  

ということは、この名前がついた政策も、古くて単純で人気がないものというイメージがあるのだろうと推測する。実際、国の政策に、子どものお遊びの名前を付けるのは珍しい。

    

    

     ☆   ☆   ☆

最後に、毎度お馴染み、ChatGPT4oに意見を聞いてみると、予想通り、慎重な姿勢だった。

   

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輸入コストの増加、近隣国との貿易摩擦、国内消費者への影響などを、長期的かつ多角的に考えた上での、バランスの取れた政策が求められる。

    

とりあえず個人的には、円安はかなりの物価高につながってるから、大幅なマイナス。今後、プラスに転じるとも思えない。高橋洋一なら、ドル建て資産に分散投資して、円安リスクをそれなりに回避(ヘッジ)しろと言うのかも。

    

私ならむしろ、消費を減らして耐える方を選びたい。そして、タイミングを見計らって、逆に円買いで対応するとか。ともあれ、今日はそろそろこの辺で。。☆彡

    

     (計 2155字)

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株式時価総額でまもなく世界1位、AI半導体トップ企業・エヌビディアの優位性・将来性について、ChatGPT-4oと対話

最近は、日経新聞に目を通す普通の社会人になってるわけだが、昨日(2024年6月5日)の日経新聞・夕刊はちょっと印象深かった。ここ1年、世界を席巻するエヌビディアが、米国時間の5日、遂にアップルまで追い抜いたらしい。

     

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「エヌビディア時価総額2位 3兆ドル超、アップル抜く」

   

3兆ドルというのは、今の為替相場だと日本円で500兆円近く。日本の国家予算の4倍を超える天文学的な数字で、エヌビディアとアップル以外には、世界1位のマイクロソフトしか達成してない。「3兆ドルクラブ」という言い方まである特権的地位。

    

日経HPでは、ジェンスン・ファンCEOの背後に、「Superchip」という文字が輝いてる。スーパー半導体。スーパーという分かりやすい形容詞は日本でも大昔からあるけど、英語圏でもいまだに最先端で使われてるわけか。

   

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     ☆   ☆   ☆

エヌビディアの時価総額が、ここ1年間で5倍ほどに急増してることを考えると、老舗IT企業のマイクロソフトを抜いて世界1位になるのは時間の問題だろう。現在の差は僅かだから、今月内でも不思議はない。

    

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上は米国Yahoo!の株価チャート。ここ1年半の急激な伸びがよく分かる。要するに、OpenAI社のChatGPTが話題になり始めてすぐ、2022年の末から急上昇が始まってるのだ。現在、約1200ドルで、PER(株価収益率)は約70倍。あと数年、急成長の持続が期待できるのなら、それほど割高でもない水準。まだ割安という見方さえ可能。

   

まもなく株式分割もあるから、直後には少し値下がりする可能性もあるけど、数ヶ月〜1年レベルのスパンで見れば、さらに上に向かうのが自然。やはり、過去のAIブームとは次元が違ってる。

  

私もすぐ、これは「ヤバイ」と感じたからこそ、ChatGPT4が発表された直後、珍しくサブスク契約。円安ドル高まで加わって、毎月20ドル、3000円を払い続けるハメになってしまった。少なくとももうしばらくは、有料でも最先端AIについて行くしかない。

     

    

     ☆   ☆   ☆

というわけで、当事者の代表と言ってもいい最先端AI、ChatGPT-4oに色々と感想や解説、見通しを聞いてみた。

   

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まず、世界2位になったという最新ニュースを伝えて感想を聞くと、「非常に印象的です。これは、エヌビディアの技術力と市場の需要がどれだけ高まっているかを示しています。・・・私自身、AIの進化の一端を担う存在として、このような技術の発展と市場の成長を見ることは非常に嬉しく思います。・・・」。人間よりも素直な賞賛か♪ 単なる大企業の1つではないと。

    

日経は、エヌビディアの主力商品として、GPU(画像処理半導体)というよく聞く名前を挙げてた。それがなぜ、基本的に言葉でやり取りする対話型AIにとって重要かというと、要するに、言葉も画像のように並列処理で同時に扱うかららしい。

    

人間が言葉を処理する時には、1つずつ順番に、直列的に処理する。しかし、画像を見る時には、多数の場所を同時に見て、並列的に把握する。AIの場合、言葉を画像のように並列処理することで、大量のデータを高速に扱えるらしい。なぜか、「分散処理」という言葉は使わなかった。

   

   

     ☆   ☆   ☆

GPUで高速に並列処理するといった話は、以前からあちこちで見聞きしてるけど、私は今ひとつ納得してなかったから、例え話をして欲しいと依頼。

  

すると、大量の手紙の仕分けという話を提示してくれた。普通のCPUは、1人の郵便配達員が1通ずつ仕分けするようなもの。それに対してGPUだと、100人の配達員が同時にそれぞれ複数の手紙を仕分けするようなものだと。

   

ということは結局、スピード、高速性がポイントなのかと問うと、その通りと回答。では、CPUが1万台くらいあれば、GPU1台の働きが可能なのかと問うと、原理的にはそうも言えなくはないけど、実際には難しいらしい。

   

CPU1万台の統一的な制御は困難だし、コストやエネルギー消費の問題も大きい。多分、発熱の問題もあるんだろうと思う。結局、「スーパーマン」並みのGPUが1人で大活躍する方が効率的。

   

今後の見通しについても聞いてみると、もちろん未来の予測は困難で不確実だけど、エヌビディアの圧倒的な優位性は少なくとも今後5~10年は続きそうだと説明してた。ChatGPTにしては大胆で、実利的な予測だと思う。少なくとも、エヌビディアが世界1位の企業になるのはほぼ確実。トップレベルをしばらくキープするのもほぼ確実か。それなら。。

    

    

     ☆   ☆   ☆

ちなみに、英語圏のニュースも検索してみると、CNNが同じニュースの報道で使ってた写真は「DPU」のチップだった。NVIDIA BlueField-3。銀色に目立ってる正方形が、中核部品としてボードに組み込まれたCPUだろうか。

   

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DPU(Data Processing Unit : データ処理ユニット)というのは、GPUよりもCPUに近いチップみたいだけど、データセンターでの処理やネットワーク機能に強くて、内部にCPUその他を組み込んでるらしい。

  

同じような製品でも、インテルではIPUと呼ぶとかいうお話。Infrastructure Processing Unit だから、情報基盤処理ユニットとか。この方が分かりやすい名前かも。例えば、一般の個人向けの端末内部には無さそうなことがすぐ分かる。

    

   

     ☆   ☆   ☆

というわけで、社会人としてはますます半導体の勉強が必要らしいけど、いまだに半導体という言葉の産業的な意味がピンと来ない。おそらく、物質としての半導体の性質の説明ばかりが強調され過ぎてるからだと思う。

   

重要なのはむしろ、半導体を用いたデジタル関連製品の方なのだ。各種の製造装置や用途、サービスまで含めて。それでは今日はそろそろこの辺で。。☆彡

    

    (計 2405字)

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