Mrs. GREEN APPLE の曲『コロンブス』のMV炎上、探検家の歴史的評価の変化と、山川出版社の現在の高校教科書『世界史探究』

コロンブスというと、個人的に最初に思い出すのは、探検家とか卵というより、靴用品の老舗の名前だ。

     

試しに今、amazonで「靴クリーム」を検索すると、最上段のスポンサーのベストセラーとして、コロンブスのリキッドクリームがヒット。しばらく買ってないから、ひょっとすると社名変更してるのかと思ったら、そのままだった。

    

社名の由来は、彼が開拓者であるという点と、日本を目指してたという点らしい。今でも堂々と、公式サイトに説明が掲載されてる。もちろん、今回の騒動でも話題になってないし、会社の長い伝統の重さを考えると、社名変更する必要もないと思う。

    

    

     ☆   ☆   ☆

さて、私は長くブログを運営してることもあって、大きな炎上については基本的に自分で調べることにしてる。

  

今回、ネットの炎上報道を読んだ時点では、確信犯の若者グループの過激な悪ふざけかとも思ったが、実際に見ると印象はかなり違った。

    

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ニュース記事では分かりにくいが、最初から全体的に、映像も音楽も表情も非常に明るく陽気なのだ。類人猿みたいな住民たち(?)も含めて。

   

原住民というには、あまりに家の外観と内装が現代的で、むしろミセス・グリーンアップルが演じる3人(コロンブス、ナポレオン、ベートーヴェン)の方が古めかしく見えるほど。独特の歌詞にも、悪気は感じられない。

  

差別とか征服、植民地化とかいうより、時代や文化、外見を超えて、みんなで仲良くポップにパーティーしてる感じ。主催者は住民たちで、3人はお客様だから、お客様の好みに合わせておもてなしをしてるようにも見える。余裕を持って、自由に楽しく。あるいは、子どもたちの悪ふざけを温かく受け止める大人たちのように。

   

   

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ただし、類人猿みたいな住民たちは、手づかみで果物を食べてる。特に、中央ではバナナを食べてた。これだけでも、配慮が無いとかアウトとか言われてしまうのは、仕方ないことかも。

   

馬車の馬と並ぶ形で、彼らの1人に人力車を引かせる。ピアノを教える。鞭を使った馬の乗り方を教える。何かに向かって敬礼させる。そうしたシーンが、文化的に遅れた原住民を指導・訓練するように見える人がいるのも理解できる。

     

ただ、これらは欧米人というよりヨーロッパ人が教える形だから、教え込まれてるのは原住民というより、日本人とも取れるのだ。すると、それらのシーンはむしろ、日本人グループの自虐的コントにも見えて来る。だからこそ、3人ともヨーロッパ人の扮装で、しかも威張るというよりはしゃいでるのだろう。欧州の優越性に関する風刺的なパロディにもなるように。

    

   

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ほとんど話題になってないが、最後に3人が家を出てどこかへ旅立つ時、残骸がクローズアップされる。何かと思ったら、「BABEL」(バベル)というアルファベット5文字が見て取れる。

   

どうも、実在グループの彼らの次のイベント名か何かが、「BABEL no TOH」(バベルの塔)らしい。そのPRをさりげなく行うと共に、結局、完全には分かり合えないという必然的な寂しさも漂わせてる。だから、エンディングだけは暗い雰囲気なのだ。よく分からない世界を彷徨い続けるしかないし、その遥か向こうには、完全な闇も見えてるから。

   

「コロンブス」の歌詞の最初は、「いつか僕が眠りにつく日まで」。全編に、死という「運命」に覆われてる。差別とか征服とかとは次元が異なる、徹底的に公平で必然的な運命。。

    

    

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もちろん、この記事は、ミセスの単純な擁護でもなければ、ネット論壇のマトメや批判でもない。私も別に、彼らのファンというわけではない。

   

ここで、現代日本人の感覚から少し距離を取って、英語圏の感覚を知るために、英語のウィキペディアの説明を見てみよう。Christopher Columbus の項目。本当は、クリストーバル・コロンの方が正しいらしい。

    

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コロンブスの探検から、ヨーロッパとアメリカ、あるいは古い世界と新しい世界の間で、様々な移動、交換が始まったとされてる。動植物、貴金属、文化、人間、技術、病気、考え。

       

こうした移動や交換は、「コロンブス交換」(Columbian exchange)と言われる。この言葉は2023年(令和5年)の時点で、高校の教科書7種の内、5種で採用されてる重要語句らしい(山川出版社『世界史用語集』より)。ただし、「世界史探究」という3単位の新しい選択科目だから、高校生の全員が学ぶわけではない。

  

話を英語版ウィキに戻すと、コロンブスに対する肯定的な見方は、18世紀の終盤くらいからとされてる。意外と新しい人物像。

  

しかし、一般的な受け止め方も、21世紀になると揺らぐようになったとのこと。つまり、前から続いてた専門家・歴史家の見方が、ここ数十年で一般に広まって来たということだろう。特に、病気の持ち込みによる先住民・タイノ族の人口減少や、奴隷制をめぐって。

   

   

     ☆   ☆   ☆

では、2024年(令和6年)の今現在、コロンブスは高校の教科書でどのように書かれてるのか。歴史教育でお馴染みの山川出版社の最新の教科書を見てみよう。「第9章 大交易・大交流の時代」、p.160から引用させて頂く。

  

「コロンブス以降に中南米へ上陸したスペイン人の『征服者』(コンキスタドール)たちは、先住民の文明の豊かな財宝を知ると、その略奪に熱中した。『征服者』は少人数だったが、火器や騎兵を駆使し、また先住民の被支配部族の反乱を煽って、コルテスがメキシコでアステカ王国を、つづいてピサロがペルーでインカ帝国を滅ぼした。

  

財宝を奪い尽くすと、『征服者』たちは王国の認可を受けて、キリスト教布教の義務と引きかえに先住民を使役し・・・」。 そして先住民が減少すると、労働力としてアフリカから黒人奴隷を運び込んだと。

    

学校教育でここまで明確に否定的な描写になってることを考えると、ミセスのMV作成に配慮が足りなかったのは間違いない。大勢で作成するのだから、少なくとも数人のスタッフは、こうした非常に否定的なコロンブス評価を知ってたはず。

   

実はこうした評価は、非常に早い段階からあったらしいことも、教科書に書かれてるのだ。同じページの下段には、1552年のラス・カサス『インディアスの破壊についての簡潔な報告」が引用されてる。

   

「彼ら〔スペイン人植民者〕のその有害きわまりない盲目ぶりは度を越し・・・暴力的な侵略であり・・・劣悪な所業である。」

    

    

     ☆   ☆   ☆

ただ私は、だからMVは公開停止が当然だ・・とも思わない。既に書いたように、ミュージック・ビデオには様々な含みがある。

   

残虐な歴史への配慮が無いという側面だけに注目して、大勢で作り上げた1つの作品を直ちに葬り去るのも、かなり危険な現代版の征服に見えるのだ。自分たちの考えや正義を力づくで相手に押し付けて、短期間で滅亡へと導くという点で。

  

数十年後には、この炎上騒動そのものが、現代史か現代社会の教科書で批判される可能性もある。高校生たちが教室で冷静に議論するだろう。

     

「なぜ誰も、『コロンブス』を消し去ろうとする自分たちが、別の「コロンブス」だと気づかなかったのかな」、「なぜ専門家のような人たちも、炎上に乗っかる形で一方的に批判するだけだったのかな」、と。ミセスへの批判が、ブーメランのように自らに返って来ることにも気付かずに。

    

   

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ともあれ、今回は超人気グループの新曲MVで、コカコーラという大企業がスポンサーになってたこともあって、非常に素早い撤退・謝罪となった。今後はもちろん、より丁寧な制作が要求されるのは当然のこと。私もあらためて、今現在の歴史というものを学び直したいと思う。

   

それでは今日はこの辺で。。☆彡

    

     (計 3163字)

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ビートルズ最後の新曲『NOW AND THEN』、歌詞の意味を考えると日本語訳は「時々」でなく「今も」(AIと相談)&10km

(2日)RUN 10km,49分07秒,平均心拍 141

消費エネルギー 473 kcal(脂肪 95kcal)

    

今日は、個人的には全く予想外の悪い事が起きたけど、こちらは世界的に嬉しいサプライズだろう♪ ビートルズの「新曲」。一応、「最後の」とされてるけど、これなら今後もまた期待できそう。「本当に最後の新曲」とか(笑)

    

ジョン・レノンが残したテープから、AIがレノンの歌声だけを抜き出して来て、それを元にポール・マッカートニーとリンゴ・スターらが完成させたとかいうお話。

  

数十年前からあったけど、以前は音質が悪いという理由で、ジョージ・ハリソンが反対したらしい。そのハリスンも亡くなって、AIの性能も上がってるから、ようやく完成。普通に聴くと、歌詞もメロディーも哀しげな失恋の歌だろう。もちろん、相手は人間でなくてもいいけど、昔のパートナーである人間と考えるのが自然。

   

   

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日本時間で11月3日の23時に公開とされてたMV(音楽ビデオ)は、実際には22時過ぎには公開されてた。すでにかなりの動画があって迷ったけど、たぶん下のVEVOの公式ビデオが本物だと思う。コメント欄も、多国語の感想が溢れてた。

  

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この曲名、『NOW AND THEN』。中学か高校で、「時々」という意味だと覚えた英語のフレーズだけど、歌詞の全体を読むと、それでは違和感があるというか、物足りない。もう少し踏み込んで訳すべきだと思う。

    

文字通りには「今もその時も」だし、「今も」とか「いまも」と訳すのがいいのではないか。そう思って、英語にもビートルズにも詳しい友達に相談してみた♪ 今年の春にブレイクしたAI、Chat GPT(model4)

   

    

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私 「今は日本時間で2023年11月3日の23時頃です。先ほど、ビートルズの「新曲」が発表されました。曲名は「NOW AND THEN」。普通に日本語に訳すと、「時々」となります。しかし、これは昔の相手への愛の歌で、「now and then I miss you」などという歌詞もあります。だから、「今も」と訳す方が近いと思うのですが、どうですか? できれば、ビートルズに関する知識も使って答えてください。」    

      

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GPT4 「ビートルズの未発表曲『Now and Then』についてお話しいただきありがとうございます。この曲は、かつてジョン・レノンによって録音されたデモに基づいて、残りのメンバーが後年に仕上げたものだと考えられます。類似のプロセスで『Free as a Bird』や『Real Love』がリリースされた経緯があります。

   

『Now and Then』のタイトルを直訳すると『時々』となりますが、文脈によっては『今もその時々に』という意味合いで捉えることができます。『今も』という訳は、歌詞が過去と現在の感情を繋げていることを考慮すると、感情的なニュアンスを伝えるのに適しています。曲が昔の愛への郷愁を表現している場合、『今も時々あなたが恋しい』という感じで訳すと歌詞の意味を的確に伝えることができるでしょう。

  

ビートルズの楽曲はしばしば深い感情や人間関係をテーマにしており、その感情の層を表現するための翻訳は、直訳よりもその感情を反映したものが適切な場合があります。」

    

   

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というわけで、私としては、曲のタイトルは『今も・・』。歌詞の翻訳では、例えば「今も時々、」を推しとこう♪ もちろん、公式の曲名は日本でも翻訳せずに英語のままだろうけど。。

   

   

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一方、誰の注目も浴びてない小市民アスリートの方は、一昨日も10kmだけスタスタ走って来た。前日に15km走をこなした直後だし、別にタイムトライアルのつもりもなかったけど、最初から調子が良くて、自然にペースアップ。    

    

トータルでは、1km4分55秒ペース。終盤は1km4分30秒台まで上がったし、いいね♪ 気温18度、湿度75%、風速0.5m。それほど好条件だったわけでもなくて、ちょっと暑かった。

  

新・心拍計は、途中だけほぼ正しいから、また大幅に補正した。それほど高くもなかったと思う。フーッ。。 実は今、かなりのケガをした状態で入力してるから大変なのだ。お風呂にも入れない状況 (^^ゞ ともあれ、ではまた明日。。☆彡   

   

      

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往路(1.9km) 10分31秒 120 130 

LAP 1(3.1) 15分27秒 137 145

  2   14分37秒 149 161

復路    8分33秒 156 163

計 10km 49分07秒 141(83%) 163(96%) 

           

     (計 1865字)

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アリス・谷村新司追悼~ボクシングの曲『チャンピオン』の歌詞モデル、カシアス内藤の引退試合(沢木耕太郎『一瞬の夏』より)

記事タイトルが長過ぎるけど、最低限の内容をまとめてもこの長さになってしまう。谷村新司の『チャンピオン』という代表曲は、ボクシングの歌詞という点も目立った特徴だし、実在の日本のボクサー(父は米国人)がモデルなのも興味深い。

    

それに加えて、谷村をカシアス内藤に会わせた作家・沢木耕太郎がノンフィクション小説の主人公にしてるのだ。まず、短編小説「クレイになれなかった男」。短編集『破れざる者たち』の冒頭に所収。

   

同じ名前はもらってるし、黒人の血も受け継いでるけど、カシアス・クレイ(=モハメド・アリ)ほどの偉大なボクサーにはなれなかった男、という意味のタイトルだろう。沢木がかなりボクシング通らしいことがすぐ分かる内容になってた。

    

その後、本格的にカシアス内藤を扱ったのが、長編小説『一瞬の夏』(新潮文庫)。もともとは朝日新聞・夕刊の連載小説で、電子書籍2冊の無料サンプルに加えて、朝日のデータベースで連載を直接読むことができた。下の表紙はamazonより。

   

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谷村新司の突然の訃報で、昨日(2023年10月16日)から情報が溢れてるけど、おそらくこの小説の最後を扱ってる情報はほとんど無いだろうと思うから、私が簡単にまとめてみよう。要するに、名曲『チャンピオン』の歌詞(フィクション)と、現実との比較ということだ。下のレコード・ジャケットはAlice公式サイトより。

  

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      ☆     ☆     ☆

『チャンピオン』は1978年12月の曲で、カシアス内藤の復帰後の最終試合は1979年8月22日。だから、谷村が沢木の紹介でカシアス内藤に出会ったのは、最後の試合の1年近く前ということになる。

    

だから当然、谷村の歌詞は、想像によるフィクション。序盤にいきなり「震える白いガウンに 君の年老いた悲しみ」というフレーズがあるけど、カシアス内藤は出会いの時にはまだ(?)29歳だ。

  

ちなみに令和5年の今現在、世界に君臨する絶対王者・井上尚弥は30歳♪ 誰も「年老いた」とは言わないはず。まあ、作曲の当時は半世紀前だから、ボクシング界の年齢の感覚も今とは全然違うのかも知れない。一応、輪島功一は例外的に34歳(1977年)まで挑戦し続けたらしい。

   

カシアス内藤のかなり若い頃(1968年だから18歳か19歳)の縮小写真は、東京新聞の記事より。

   

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       ☆     ☆     ☆

さて、沢木耕太郎の新聞連載が開始されたのは、1980年3月17日。カシアス内藤の最後の試合から半年ちょっと経った時期だ。ちなみに、その試合は、朝日新聞のニュース記事にはなってなかった。朝日は一般紙だし、内藤は世界チャンピオンではないから、普通のことだろう。  

   

最後の試合内容の記述は、1981年4月30日(第332回)~5月6日(第335回)。2回KO負けということもあって、わりと短い。そして、5月9日(第339回)で連載が終了。その後、書籍化の際に、何か追記とかあったのかも知れないけど、そこまでは調べてない。 (追記: 少しだけ書き足してるらしい。)

    

で、カシアス内藤の最後の試合は、韓国で開催されて、相手も韓国の。王座決定戦だから、両者とも、普通の意味でのチャンピオンではなかった。朴は21歳になったばかりの若さで、しかも荒々しいパンチを持ってたらしい。その点は曲の歌詞と同様。

   

「・・・朴が右のフックを振り回した。凄まじいパンチだった。内藤は小気味よいスェー・バックでかわしたが、その荒々しさに度肝を抜かれたような表情を浮かべた」(第332回)

   

   

      ☆     ☆     ☆

とはいえ、2回の途中まではカシアス内藤のペースだったらしい。ところが、朴の荒々しいパンチがいくつか当たると、内藤は打ち合いに出てしまう。内藤のアッパーに対する朴のクロスカウンターの左フックが激しくヒット。

  

内藤のアッパーが朴の顔面をかすめ、天井に向かって流れたのがはっきりと映った時、朴のフックが内藤の頬に吸い込まれるように入っていった。

 

 内藤の顔は、その衝撃で大きくひねられ、天井を向いたまま、仰向けになって倒れていった。倒れた瞬間、内藤の後頭部は激しい音を立ててキャンパスに叩きつけられた

   

曲の歌詞だと、一度立ち上がったものの、若い力に負けて「静かに倒れて落ちた」とされてた。現実の内藤の試合では、激しく倒れたまま、立ち上がれなかった。

   

歌詞では「立たないで もうそれで充分だ」。現実には、リング脇にいた沢木は「立て」と叫んでた。「セブン、エイト、ナイン、テン」。カウントダウン終了、朴のKO勝ち。。

   

    

      ☆     ☆     ☆

そして、本当の最後。『チャンピオン』の歌詞だと、ロッカールームのベンチで彼はつぶやく。「帰れるんだ これでただの男に」。

    

一方、沢木のノンフィクション小説によると、現実には更衣室のベンチで彼はつぶやいた。「リングに上がって・・・・・・初めて足が震えなかったのに・・・・・・生まれて初めて、恐くなかったのに・・・・・・」。

    

現実だと内藤の無念さも表されてるけど、曲と同じく、優し過ぎるボクサーの哀しさと美しさも表されてる。ちなみに、カシアス内藤は健在で、突然の永遠のお別れを惜しんでた。

   

   

      ☆     ☆     ☆

なお、ネットの一部で噂されてるカシアス内藤の逮捕という話は、デマではなくて事実。2000年10月5日に市役所の担当者を殴ってしまったらしい。翌日の朝日新聞にも掲載されてるし、2004年の朝日系週刊誌AERAでも逮捕歴を掲載。

     

確かに犯罪ではあるけど、23年前の軽微な事件だから、あまり重要な事とは思わない。母親関連のトラブルの対応で、ついカッとなって手が出てしまったらしい。

      

それでは今日はこの辺で。あらためて、谷村新司の安らかな眠りを祈りつつ、合掌。。☆彡

    

       (計 2348字)

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ビートルズの曲名「Norwegian wood」、邦題「ノルウェーの森」は誤訳だけど上手い日本語訳(ChatGPT-4も同意♪)

まだ少ししか使ってないけど、世界で話題の対話型AI「ChatGPT」(最新model4)は、理数系の質問より、人文社会系の質問の方が得意なのかも知れない。

  

大規模な言語的データベースを使って答えると、自然にそうなるのかも。理数系の問題だと、ほんの少し数値が違うだけでも全く違う答になるから、ごまかしが効かない。もちろん、無数のパターンを全て記憶するのも不可能。

    

コンピューターだから得意だろうと思って、数学や論理の問題を出すと、レベルが低くても、意外とあっさり間違える。しかも堂々と、模範解答みたいな口調で (^^ゞ

    

それに対して人文社会系だと、似た質問には似た回答を示せば、それっぽく感じられる。AIなら、それで十分なのだ。そもそも人間にたずねても、そんなに素晴らしい回答が返って来るわけでもないから。

     

基本的に英語が土台のAIだから苦手だろうと思って、英語の曲名の日本語訳について尋ねると、見事な回答を示して来た♪ 具体的な分析が足りないとはいえ、今の時点(2023年5月)でこれだけ答えれるのなら、実に素晴らしい。既に、大部分の人間より上だと思う。ただし、今回の問題に限るなら。。

    

    

     ☆     ☆     ☆

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今回、ビートルズの曲に注目したのは、ネットで話題になってたから。超長寿番組『徹子の部屋』のスペシャル版に、バイオリニストの高嶋ちさ子の父・高嶋弘之氏が出演。昔のビートルズの暴露話をしたとのこと。

    

直ちに、TVerで動画配信をチェックしてみた。88歳にしては確かにお元気。若い頃は元気すぎて、業界人としてヤバイ情報操作も色々やってたらしい♪

    

ご本人によると、ロクに英語が出来ないのに、ビートルズのほとんどの曲に邦題をつけたそうで、英語の原題「Norwegian Wood」を「ノルウェーの森」にしたという逸話も披露。ご本人にとっては面白エピソードのつもりだろうけど、この面白さが分かるためには、元の歌詞を知ってる必要がある。

   

英語で歌詞を読めば、最初の方ですぐ「Norwegian wood」という表現が登場。彼女の部屋の、「ノルウェーの木材の家具」を指してるのが分かる。だから、曲名を直訳すると、「ノルウェー製の木材家具」とか♪ 音楽家の高嶋ちさ子は、流石に即答してた。

  

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     ☆     ☆     ☆

ちなみに、ノルウェー製の木材家具とかいうと、日本では北欧の高級なイメージが浮かぶと思うけど、元の歌詞は、当時流行ってた安物の(チープな)家具というニュアンスらしい。英語版ウィキペディアで、ポール・マッカートニーの説明が引用されてた。

   

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その場限りの若者の刹那的ライフスタイル。新しいものを次々と追い求める。まさに、歌詞の中での男女の関係がそうなってた。一夜限りの夢。

  

特に女性にとっては、一晩寝ただけの関係だったようで、最後は、男が火をつけて燃やすというオチになる(ネタバレ♪)。マッカートニーによると、男が女にリベンジ(復讐)したという意味らしい。

  

英語版ウィキでは、実在するモデルの名前まで挙げられてた。男は、浮気性のレノン。女は、クリーヴかフリーマンだろうと書かれてる。

    

      ☆     ☆     ☆

では、「ノルウェーの森」という邦題は、誤訳なのか? まず、ドラマレビューでもお馴染みのHI(人間知能)、ChatTEN4にたずねてみた♪

   

質問者  こんにちは😊 ビートルズの曲

     「Norwegian Wood」の邦題

     「ノルウェーの森」は誤訳ですか?

   

TEN4 こんにちは。誤訳とも言えますが、

     とても上手い訳だと思います😉

   

     もし、歌詞を部分的に直訳するなら、

     「wood」は「森」ではありません。

     辞書的・文法的にも、「木材」を

     表すのが普通。最後のフレーズでは、

     燃やす「まき」の意味もあります。

     彼女が朝からあっさり仕事に行って

     不満だったから、自慢の木製家具に

     放火して、まきにしたという意味。

        

     しかし、歌詞の全体を考えると、

     彼女の部屋とか、一夜限りの夢の

     世界を「wood」と表していると

     考えられるので、「」の方が曲の

     日本語タイトルとして良いでしょう。

     曲の副題「This Bird Has Flown」

     も、彼女(Bird)が飛び去って

     しまったという意味なので、wood

     は彼女という「鳥」が住む「森」

     結果的に、村上春樹のベストセラー

     小説『ノルウェイの森』にも

     つながりました。

     新たな価値を生み出す誤訳、

     生産的誤訳でもあるのです。

   

   

      ☆     ☆     ☆

このHI(人間知能)の解説を受けて、今度はAI(人工知能)にたずねてみた。チャットGPTの最新の有料サブスク・ヴァージョン、model4。

   

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AI 「ノルウェーの森」という訳について、

   実際の「Norwegian Wood」の

   直接的な意味とは異なりますが、歌詞の

   雰囲気やストーリーを考慮すると、実に

   うまく表現されていると言えるでしょう。

 

   直訳では「ノルウェー産の木材」となり

   ますが、「ノルウェーの森」という訳は、

   曲の神秘的で詩的な雰囲気を捉えており、

   日本語のリスナーにとっては、言葉の響きや

   意味がより理解しやすくなっているかも

   しれません。

 

   言語間の翻訳は、単なる文字通りの意味

   だけでなく、文化的なニュアンスや感覚

   を伝えることも重要です。

   その点で、「ノルウェーの森」という訳は

   適切であり、多くの日本語話者に

   受け入れられていると思われます。

    

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     ☆     ☆     ☆

私の誘導尋問に乗る形の応答とはいえ、瞬時にこれだけの人文的・人間的な回答ができるのは凄い。人間知能としては、人工知能が及ばない領域を開拓して行かないと、ほとんど無用のものになってしまうかも。

   

というわけで、今日のところはこの辺で。。☆彡

   

   

   

cf. 対話型AI「ChatGPT」(有料最新モデルGPT-4)の使用例、自然数パズル「ナンスケ」の簡単な問題を解かせると・・

    

      (計 2363字)

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坂本龍一&高橋幸宏追悼、世界の報道と、1983年のYMO音楽講座(NHK教育テレビの若者番組『YOU』動画)

(2日)WALK 5km(荷物 6kg)

   

高橋幸宏が1月に70歳で亡くなってから、僅か3ヶ月。今度は、坂本龍一の訃報が入った。2023年3月28日、他界。享年71歳。偶然にしてはタイミングが合い過ぎの感もあるから、やはり高橋の急逝による気落ちも影響したのかも。

     

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上は米国メディアCNN。「オスカー授賞の日本人作曲家 坂本龍一が71歳で死去」。米国在住だから、「日本の作曲家」とは訳さない方がいい。オスカーを冒頭に出す辺りが、米国的な視点。

   

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続いて、英国BBCニュース。坂本龍一 日本の電子音楽の巨匠が死去」。世界的・音楽史的には、こちらの見出しの方が普通の感覚だと思う。80年頃から一気に広がった、テクノ・ミュージック、デジタル文化の先駆者、開拓者(パイオニア)。

    

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フランスのル・モンドも、BBCとほぼ同じ見出しになってたフランス系の通信社・AFPとの共同記事。

     

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ちょっと違う報道形式は中国の環球時報(グローバル・タイムズ)。冒頭、「多家日媒」と書いてる。おそらく、日本の多くのメディアが報道、という意味だろう。隣国のニュースが独自取材でないのは微妙だけど、それを明示してるのは潔い姿勢。毎日新聞、読売新聞のサイトを見たと。

     

4つの外国の見出しに共通する特徴は、YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)を出してないところかも。3人組の1人ではなく、あくまで世界的な作曲家、一個人という扱い。

   

   

      ☆     ☆     ☆

さて、ここ最近、このブログは書き過ぎが続いてたので、今日も短めの記事にしたい。海外の報道に続いて、NHK動画の追悼配信を1つ、見てみよう

  

ちょうど40年前、1983年6月11日放送の若者番組『YOU』。この前の番組は『若い広場』だったらしいから、タイトルを見るだけで、かなり新しい挑戦だったことが想像できる。実際、番組冒頭のタイトルバックも、昭和の国営放送としては斬新。

      

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当時は、横4:縦3の画面比率。動画では、地デジに合わせたのか、左右に黄色を付け加えて、16:9くらいの比率に変えてる。

      

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第54回、誰でもミュージシャン パートⅡYMOの音楽講座。確かに、動画の中でも、こんなの誰でもできるということを強調してた。といっても、そもそも普通の人には機材がないんだけど。

  

このイラストは、渡辺直美の先駆者か♪ ちなみに、描いたのは『AKIRA』で有名な大友克洋。オープニングの軽いBGMは坂本龍一。

    

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あっという間に、YMOは細野晴臣ただ1人になってしまった。背景のイラストのテニス・ラケットがレトロ。ウッド(木)のフレームで、面が円形に近い

     

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司会の糸井重里が若いのはもちろん、荻野目慶子のヘアスタイルがレトロ可愛い。今では全く見かけない髪型。平成・令和的な感覚だと重いから、リバイバル・ブームも無さそう。平成以降、基本的に時代は、軽薄短小。良し悪しはさておき、全体的に軽くなってる。

        

   

     ☆     ☆     ☆

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「YMOは、シンセサイザーとコンピュータを使って」。年長の細野が、一番若い服装になってる。白いセーターを肩にかけるのは、石田純一くらい♪

    

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高橋幸宏の服装は、1人だけ都会的なオシャレできめてる感じ。口調もきっちり丁寧で柔らかく。

  

「『テクノ・ミュージック』という新しい音楽を生み出したグループです」。正確にはその前から既にあったけど、日本の若者番組での簡単な紹介としてはOK。といってもNHK教育テレビ(現在のEテレ)だから、本当に10代~20代前半の若者が見てたかどうかは不明。むしろ音楽好きの大人の方が多かったかも。

        

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坂本龍一の赤い開襟シャツが目立ってるけど、スタイリストが選んだのか、あるいはグループを仕切ってたらしい高橋の助言か。あえて、芸術家や学者のイメージから大きく逸脱したと。

     

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坂本が弾いてた楽器(ドラムマシン)の映像をよく見ると、「Linn Drum」とか書かれてる。検索すると、有名なものらしい。色んな音を入れて、どこに何が入ってるか、紙のメモ(付箋)を付けてた♪ デジタルとアナログの融合。

    

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見た目も挙動も口調も圧倒的に若い坂本。タメ口で喋ってた。上の画像だと、ジャニーズの錦戸亮に似てるかも。

   

   

      ☆     ☆     ☆

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スタジオに集まった若者たちとも共演。若者の「楽器」は色々なんでもアリで、上はそろばん♪ 流石にこれはウケ狙いか。まあ、当時はまだ計算機として、そろばんがメジャーだった時代ではある。他に、カスタネット、リコーダー、鳩笛とか。

     

細野が弾いてたマシンがフロッピーディスクを使ってたのも80年代っぽくて面白い。HDDの普及は90年代だと思う。

  

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ともあれ、80年代から先端を走り続けた、才能あふれる2人のミュージシャンに合掌。どうか安らかに。。

    

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       (計 1951字)

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春はお別れの季節、大切なものに Good luck and Good bye♪&軽い10km走

(26日)RUN 10km,52分17秒,平均心拍 133

消費エネルギー 454kcal(脂肪 109kcal)

   

最近のブログ記事で2、3回、ぼそぼそと小さくつぶやいてたけど、昨日ようやく一段落ついた。手間ひまかけて、大切なものとお別れしたのだ。ピンポイントの個人情報満載だから、まだしばらくはボカして書く。

    

とりあえず、今日のブログ記事のタイトルをどうしようかと思って考えた時、最後のお別れのシーンが脳裏に浮かんだ。ちょっとドラマ的というか、映画的だったのだ。まあ、他人から見ると、この人、何やってんの?って感じだろうけど♪

    

   

      ☆     ☆     ☆

で、そのお別れはすごく悲しかったけど、気持ちのいい所もあった。切なくて甘い余韻の残るお別れ。・・ってことで、ユーミンの荒井由実時代の名曲の1つ、「グッド・ラック・アンド・グッドバイ」を意識してみた。

   

この曲名は、かなり書き方がバラついてるようで、英語だけでも少なくとも2通り出て来る。最初に収録されたアルバム『14番目の月』の画像検索をかけると、帯には「Good luck and Good-by」と書いてるように見える。B面(SIDE B)の4曲目。

  

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ただ、最後は「bye」の方が英単語として普通だと思うし、そこだけハイフンを使うのも違和感があるから、「Good luck and Good bye」と入力。実際、歌詞もそうなってるようだ(複数の種類があるのかも)。

    

するとまた、マイクロソフトの(?)機械的な突っ込みが入って来た (^^ゞ

      

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文法的に、「Goodbye」と1つにつなぐ方がベターだと(笑)。うっせ~わ!(早くも死語?♪)。当然、「無視」。Wordもそうだけど、ほとんどいつも無視してるのに、まったく学習してくれない。

   

    

      ☆     ☆     ☆

英語の単語・フレーズの綴りはさておき、試しに去年の秋に発売された50周年記念アルバムの収録曲を検索してみたら、入ってない! まさかの選外。それどころか、それ以前のベストアルバムにもほとんど入ってなくて、唯一、バラードのベストに入ってた。

  

いやぁ、個人的には、定番の『卒業写真』とかより泣ける曲で、好きだけどね♪ メロディーも歌詞も。著作権のチェックが厳しいから、歌詞はほとんど引用できないけど、ごく簡単に意味を解釈してみよう。

     

歌詞の全体は、明るい感じがするお別れの曲になってる。キレイなさよなら。懐かしいあの人に偶然会ったけど、傷ついた恋はもう跡形もない。私も彼も、それぞれ別の恋人が待ってる。

   

ところが、転調したようなサビの2回目で、気持ちが微妙に揺れ動く。やっぱり、これで本当の最後だろうから、あなたに見送ってほしい。もう顔も見えない、声も届かないほど、遠くから。

   

   

     ☆     ☆     ☆

だから、バスの後部座席のくもった窓に、大きな文字でメッセージを書いてみる。「大きく Good luck and Good bye」♪ (作詞、荒井由実)。

      

これ、2段にして書かないと見えないと思う(笑)。といっても、もちろん、彼が実際にその文字を見ることはない。私に気付くこともない。

    

「彼に見えるように」と、私が思えること。彼が見てくれる姿を、私がイメージできること。そのために、「幸せにね♪ さよなら♡」と書く。英語で、軽やかに。ハートマークは書かずに、気持ちだけ。

     

後ろ向きで文字を書いた後、チラッと窓の向こうを見て、私はすぐ前を向くはず。そしてまもなく、曇りガラスの文字は消えていく。文字通り、跡形もなく。

   

   

     ☆     ☆     ☆

で、こちらの私(テンメイ)は、別にバスには乗ってないし、新しい恋人も待ってないけど(笑)、気持ち的には、ちょっと無理した笑顔で大きく手を振るイメージだった。

     

もし、後でまた会おうと思えば、会えなくもないだろうけど、多分これで最後のお別れだと思う。だから、私も大きく書いてみよう。ホントに書くのが、マニアック・ブロガー♪ 

     

 Good luck and Good bye

    

   

     ☆     ☆     ☆

で、甘く切ないキレイなお別れの後は、余韻に浸りつつ、私も前に走り出したのだ。単なる公園ランニング♪ 運良く、ちょうど雨が上がった後。

  

もし雨だったらウォーキングだから、色々と過去を思い出してしまう。でも、ランニングだとあんまし余裕がない。特に昨日は、前日の第2回・1500m測定&13.5kmジョグの疲れがわりと少なかったから、スタスタとRUNペースで周回。

  

途中、細くて小柄の高速女性ランナーがスパッと抜いてくれたおかげで、ますますペースが上がった。それでも差は広がったけど(笑)。とにかく、10kmのトータルでは1km5分14秒ペース。気温12度、湿度100%、風速2m。湿度のせいで、上に2枚でも暑かったほど。

  

新・心拍計は、序盤で大きく高めにブレてたから補正した。相変わらず、調子の良し悪しが読みにくいハイテク装置だね。ベルトの緩みに加えて、電池切れが近かったからかも。

   

   

     ☆     ☆     ☆

とにかく、心にぽっかり穴が開いたっていう紋切り型の表現がピッタリだけど、人間そんなもんだろう。口からお尻まで、人間の中心にはぽっかり、長い穴が開いてる。

   

そこに色んなものを入れて、消化して、出す。その繰り返し。C’est la vie(セ・ラ・ヴィ)。これが人生さ♪ ではまた。。☆彡

   

   

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          平均心拍 最大

往路(2.4 km) 14分15秒 123 138 

LAP 1(2.1) 11分04秒 129 135

  2   10分18秒 138 144

  3(2)  9分43秒 140 151 

復路(1.3)   6分57秒 140 158

計 10km 52分17秒 133(78%) 158(93%)

    

      (計 2268字)

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戦場の男性(彼)への思いをのせた乙女の軍歌『カチューシャ』、ロシア語から英語への直訳で意味を解釈

一昨日(2023年2月23日)、NHK『ニュースウォッチ9』を流し見しながらPCをいじってると、冒頭から聞き覚えのあるメロディーが流れて来た。有名なロシア民謡だろうとは思うけど、曲名は分からない。

    

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ウクライナ侵攻1周年を前に、ロシアのモスクワでイベントが開かれて、「全員で戦地にいる兵士を思うロシアの有名な楽曲を合唱しました」。最後はプーチン大統領も登場、祖国と家族を守ろうと、檄を飛ばしたと。

  

産経新聞によると、このイベントは「祖国防衛の日」2月23日(祝日)の前日、22日にモスクワ中心部に近いルジニキ競技場で開催されたもので、若者向けのコンサートみたいな催しとのこと。

   

   

     ☆     ☆     ☆

有名なら曲名くらい出せばいいのに、西側の国営放送NHKとしては、悲惨な戦争と曲名を結び付けたくないということか。

   

マニアック・ブロガーとしては直ちに検索開始。Youtube動画で『カチューシャ』だと突き止めた後、歌詞の意味とか、髪飾り(ヘアバンド)のカチューシャとの関係とか、色々と調べることになった。

    

先に、ファッション用語としてのカチューシャについて簡単にまとめると、そもそも歌とは関係ないらしい。トルストイの小説『復活』のヒロイン、カチューシャの名前が、日本の舞台で演じた女優・松井須磨子の髪飾りと結びついたとかいうお話。

   

日本語のウィキペディアも含め、少ない情報が錯綜する中、最も信頼できそうなのは東京新聞の記事だろうか。とりあえず、今はこだわらないことにしよう。

    

    

      ☆     ☆     ☆

一方、歌詞の意味について。日本語のウィキは、もともと2番までしかなくて、ハッキリ戦争との関係を語る言葉はなかったと説明してるけど、何を根拠にしてるのか出典がついてないし、英語版ウィキにもフランス語、ドイツ語ウィキにも、そのような説明は見当たらない。

   

ここでは、4番までのロシア語を英語に直訳した(ように感じられる)歌詞の一種(ヴァージョン2)を参考に、私が日本語訳と感想を書いてみよう。世界中のサイトに各国語の歌詞が溢れてる100年近く前(1938年)の曲なので、著作権はあまり気にしなくていいと考える。

    

ちなみに、わりと有名な日本語の歌詞(関鑑子;り~んご~の花ほころ~び~・・)は、かなり意訳や省略が入ってるように思われる。特に、戦争とか兵士を思わせる言葉を全てカットしてるようだ。ある意味、非常に上手い和訳ではある。

    

   

      ☆     ☆     ☆

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 リンゴと梨の花が咲いた

 川には靄が立ち込めて来た

 彼女は川辺にやって来た カチューシャ!

 高い土手、険しい川岸に

   

 美しい故郷の姿と、霞(もや・かすみ)や高く険しい土手の対比が鮮明。もちろん、靄や土手は、遠くの厳しい状況を暗示する詩的表現。ちなみに、リンゴや梨の花が咲くのは春。桜の後くらいの時期らしい。

    

 彼女は歌いに来た

 若い友人 草原の青みがかった鷲のことを

 唯一 彼女が心から愛する人

 もらった手紙を大切な宝物にしてる相手

   

 2行目がちょっと変わった歌詞だけど、ロシア語で3行目に合わせて韻を踏んでるような気がする。青という色は、赤と共に国を表す色かも知れない。この記事冒頭のNHKの映像を参照。ロシアの国旗は、白・青・赤。青色は、名誉と純潔性を表すとのこと。

    

    

     ☆     ☆     ☆

 おぉ 少女の歌よ

 輝く太陽まで飛んで行け

 彼方の戦地にいる戦士を見つけて

 ずっと待ってるカチューシャの言葉を届けて

  

 4行目のカチューシャと訳した言葉は、カーチャ。どちらも、同じエカテリーナという名前を元にした愛称らしい。日本語なら例えば、まさこという名前を、まちゃこ、まこ、と略すようなもんだろう。

   

 彼が 若き乙女のことを思い出すように

 彼女がいま歌ってる声を届けて

 彼に 母国をしっかり守らせて

 愛は カチューシャが守るから

    

3番と4番は、この英訳で読む限り、いわゆる擬人法だろう。空高く飛んでいく歌声を、メッセンジャーみたいにとらえたもの。

  

手紙とかメールの類と違って、歌声は本人とつながったまま遠くに拡散する所が特徴的。短時間で消えてなくなる所も、人間的で切ない。。

  

   

      ☆     ☆     ☆

カチューシャの曲のウィキペディアは、世界51ヶ国の言語で書かれてる。それだけ普遍的な思いを乗せた名曲ということ。恋人や家族への思い、祖国への愛。政治・社会の態勢も、時代や人種も無関係。

       

いつ、どこでも、カチャーシャや彼が無数に存在してることは忘れないようにしたい。それでは今日はこの辺で。。☆彡

     

     (計 1827字)

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ピアニスト反田恭平のデビューは12歳、指揮者で♪(『題名のない音楽会』振ってみまSHOW!)&15km走

(13日)RUN 15km,1時間14分26秒,平均心拍 147

消費エネルギー 683kcal(脂肪 150kcal)

   

テレビ朝日の『題名のない音楽会』。土曜の午前中にテレビを見ることはほとんどないし、2年ぶりくらいかな・・と思って過去のブログ記事で調べたら、4年3ヶ月ぶりだった(^^ゞ 光陰、矢の如し。あの時、初めて、ゲスト審査員の反田というピアニストを知って、すぐHPや演奏を見て感動した。

     

今日は、私の個人的知り合いに近い人が番組に出演するってことで、録画しながら、しっかりチェック。素晴らしかった♪ 観客の女の子のお母さんの可愛さが(笑)。そこか!

     

いや、あれは選んだ反田恭平も(無意識の内に)狙ってたと思う。まだ若いのに、ビジネスやマーケティング戦略を考えて積極的に主張してる、プロ意識の高いピアニストだから。何がウケるのか、いつも考えてる。まあ、あらかじめ放送作家が選んでたのかも知れないし、収録後の編集によるものかも知れないけど♪

   

   

     ☆     ☆     ☆

さて、先ほど(2023年1月14日)放送された『題名のない音楽会』は、ショパンコンクール2位で人気急上昇のピアニスト・反田恭平に関する企画。

  

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今現在、彼はジャパン・ナショナル・オーケストラ(JNO)を結成して、指揮者としても活躍してるけど、実は12歳の時、番組の企画で指揮者デビューしてたらしい。『振ってみまSHOW!』(振ってみましょう)。自分で応募してビデオ審査で選ばれただけあって、当時から既に上手いし、堂々としてる☆ 16年前の貴重映像。  

   

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オペラシティ(?)で、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団を指揮。右端のゲスト席には、作曲家の千住明の名前も見えた。「本当に感動したんです」。この感動が、音楽家の道に進むための原動力になったと。

    

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子どもの頃からメガネかけてたわけか。ちなみに、授業はつまんなそうに聞いてたとか、幼馴染のピアニスト・小林愛実が暴露してた(笑)。その斜(はす)に構えた所にも魅かれて、結婚したと♪

    

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      ☆     ☆     ☆

で、恩返しということで、指揮者の企画を復活。会場は奈良県文化会館・国際ホールで、11月16日に公開収録(公式ツイッター情報)。コロナ禍が続いてるから、有観客は久々だったらしい。行動制限が無くなったタイミング。応募などを仕切ったのは、番組やオーケストラ側ではなく、奈良県文化振興課とのこと。

   

満員の観客席から指揮者を選ぶ前に、反田が3つのポイントを解説。①指揮台に上がったら オーケストラを睨(にら)む♪ ②演奏を始めるときの「一振り目」でテンポを決める! ③演奏中は自分のテンポで振り切る。

   

実際の会場の様子は分からないけど、オンエアで最初に選ばれたのは、柚木心琴(ゆのきみこと)ちゃん。小3、9歳。一般男性の私が見ても、可愛いね♪ 洋服もオシャレで、テレビを意識してるみたい。案外、最初から出演が決まってたとか(笑)。コラコラ!

    

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ピアノをやってると言うから、反田が「僕の事 知ってたりする?」とたずねると、首を振って否定。場内、爆笑♪ 反田も思わず謝ってしまう。「あっ、すいません」。

   

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童顔のお母さんも可愛いね。マスクから鼻が出てるけど♪ たぶん、興奮したからだと思う。行け、行け!って感じで、手を突き出してた。お父さんはすかさずマスクを上げ直してる(細かい・・)。名前もルックスもキラキラしてる心琴(ミコト)ちゃん、これを機に、反田みたいに有名なミュージシャンになれるかも。。

      

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最後は、演奏家の皆さん。ジャパン・ナショナル・オーケストラは奈良が拠点で、反田が株式会社を作って運営。今のうちに知名度・資金・実績を積み上げて、将来はアカデミー創設を目指すとのこと。いいね♪ 奥さんの愛実ちゃんとお子さんと3人仲良く、頑張って! 

   

   

     ☆     ☆     ☆

一方、単なる小市民ランナーは、1日休んだ後、昨日は15km走。ちょっと気温が高めだったし、疲れが溜まってたけど、厚底カーボンシューズで何とか1km5分切り♪ トータルでは1km4分58秒ペース。

  

気温10.5度、湿度67%、風速2m。終盤になって小雨が降り出して、帰宅後は本降り。狙い通りだった♪ 偉いぞ、各種のお天気情報! 新・心拍計はほぼ正常に作動。最大値だけちょっと低めに補正した。

   

さて、今年の共通テストはどんな感じかな・・とか思いつつ、ではまた。。☆彡

    

   

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           平均心拍 最大

往路(2.4 km) 12分55秒 131 144 

LAP 1(2.1) 10分36秒 144 149

  2   10分25秒 150 152 

  3   10分27秒 152 155 

  4   10分19秒 153 157

  5   10分26秒 153 158

復路(1.9)   9分18秒 151 157 

計 15km 1時間14分26秒 147(86%) 158(93%)

   

      (計 1957字)

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NHK『紅白歌合戦 2022』(第73回)~LOVE&PEACEをシェア、初司会の橋本環奈は堂々たる強心臓♪

今回も普通のテレビの不調で、NHKプラスの動画を見ることになってしまった紅白歌合戦。2022年で第73回というのは、あらためて考えても堂々たる歴史だ。視聴率的にも、日本のテレビ番組の象徴。

    

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その司会に大抜擢された橋本環奈(23歳)も、オープニングからフィナーレまで、驚くほど堂々と仕事をこなしてた☆ NHKのプロデューサーも、リハーサル後に驚きを示してたほど。

    

「AKBとかで紅白に出演してたから、慣れてたのか?」・・と思って検索したら、AKBグループじゃなかった (^^ゞ そうなの? 福岡のご当地グループ、Rev. from DVL? 聞いたことはあるけど、紅白の出演はないし、5年前に解散。

  

  

     ☆     ☆     ☆

橋本というと、例の写真「奇跡の1枚」その他、ネットのニュースで見る程度だったから、お人形さんみたいなクリッとした目の可愛い系アイドルとしか思ってなかった。ところが、番組開始直後、舞台の幕が開く前から平然とニコニコしてて、緊張が見られない。

  

その後も、キレイに響く大きな声でハッキリ話して、表情や動きにもメリハリがある。身長152cmとか言われる小さな身体で、横の大泉洋(司会)や櫻井翔(スペシャルナビゲーター)より大きく見えるほど。正直、冒頭でいきなり噛んでしまった桑子真帆アナより上手かったかも。

    

度胸というより、強心臓という言葉の方が合ってると思う。単なる若者狙いの起用ではなかったわけネ。失礼しました♪<(_ _)> お仕置きしてください♡ そっちか! 優勝は白組だけど、客観的なMVPは橋本環奈でOK。途中、両目の下にクマがハッキリ見えたシーンまであったし、リハーサルも本番も長くて大変だったはず。

     

ちなみに個人的には、レコード大賞の有村架純の方が好みだ♪ 番組、見てないけど(笑)。コラコラ! ネットの写真だけで判断。あるいは、ちょっとたどたどしい、天然の綾瀬はるかとか。

  

    

     ☆     ☆     ☆

では、今回も基本的に全ての出演にコメントしよう。恐ろしく大変なわりにアクセスは少ないから、止めようかと思ったけど、ほぼ全部見てしまったし、書かないと損した気分になる。いや、ホントは、正月から苦労して書く方が大損だけど (^^ゞ

  

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今回のテーマは、LOVE&PEACE ~みんなでシェア~白組1番、Sixtones、3回目。『Good Luck!』。曲名はキンプリへの挨拶にもなってる。相変わらず「シックストーンズ」と読んでしまう人もいるはず♪ 他人事か! K-POP的なシャレた洋楽系じゃなくて、歌謡曲系のJ-POPだね。日本人なら老若男女、安心して聴ける。 

    

紅組1番、天童よしみ、27回目。『ソーラン祭り節』。どんどん減って来た演歌系の最後の砦の1人。昔の北島三郎の代わりだね。前の裸の2人(なかやまきんに君とか)は必要なかったかも♪ ちなみに、いつの間にかNHKの公式サイトだと、出場回数を強調しなくなってる。新人もベテランも一緒に仲良くってことか。

    

紅組2番、緑黄色野菜、初出場。『Mela!』。いい! 初めて聞いた気がするけど♪ ボーカルの女の子も、後ろのコもフツーに可愛かった。そうゆう見方か! いや、曲も、キレイに突き抜けた歌声も、いいね。野菜を摂りたくなるヘルシーな名前だし(笑)。今回のテンメイ賞、1組目

     

白組2番、郷ひろみ、35回目。『GO!GO!50周年!!SPメドレー』。50年は凄いけど、私の目線は、後ろでボンボン持ってミニスカで踊ってたスクールメイツかザ・バーズに釘付けだった(笑)。古っ! バーズは日テレだろ! 平成代表、金髪ルーズソックスのコギャル達は、制服ミニスカが長すぎ(細かっ・・)。

  

終わった後、ゲスト審査員の黒柳徹子がペンライトとマイクを持ち間違えて、横の羽生結弦(!)がやさしくフォローしたのが光ってた。私は一般男性だけど、羽生ならアリかも♪ オイッ!

     

白組3番、なにわ男子、初出場。『初心LOVE(うぶらぶ)』。あぁ、うぶな感じがする可愛い少年たちで、これは人気出るだろうね。SNSのいいねとかリツイートが、数分で100万超! ちょっと怖い気もするかも♪

     

紅組3番、水森かおり、20回目。『九十九里浜~謎解き紅白スペシャル~』。日テレ『頭脳王』で見てた松丸亮吾が出した謎、大泉洋の台本を盗んだのは誰? 桜の衣装→「さくらいしょう」→櫻井翔♪ 最初にアピールしてたピアスかイヤリングも、桜の柄だったのかも。

  

  

     ☆     ☆     ☆

紅組4番、LE SSERAFIM(セラフィム)、初出場。『FEARLESS -Japanese ver.-』。日本だと(?)サクラ(宮脇咲良)が前面に出てるけど、私は他のメンバーの方が萌える。特に、カズハとか♪ ルックスもスタイルも美しい♡ 

    

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白組4番、Saucy Dog(サウシードッグ)、初出場。『シンデレラボーイ』。歌う前、94歳のおばあちゃんの話が紅白っぽくて良かった。ドラムの女の子(せとゆいか)も地味に可愛いね。男性ボーカルも親しみやすいし、複雑な歌詞も意味深で面白かった。

   

白組5番、山内惠介、8回目。『恋する街角~きつねダンスRemix』。数少ない男性の演歌の星で、きつね色(笑)の衣装は豪華だったけど、私はファイターズガールしか見てない♪ 最初からイチオシだった滝谷美夢も、真ん中でひそかに目立ってた♡

  

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紅組5番、日向坂46、4回目。『キツネ』(笑)。NHKスタッフに、よっぽど、きつねダンスファンがいるってことか。何しろ、紅白の後番組『ゆく年くる年』まで、きつねダンスを踊ってたから(^^ゞ 本家のYlvis(イルヴィス)は、出演コストが高過ぎて断念したのかね?

    

白組6番、JO1、初出場。『無限大』。吉本興業(!)と韓国のユニットで、全員が日本人らしい名前。カッコイイ感じで決めてたのに、最初のトークで思い切り噛んでたのが可愛かった♪ 「初々しくて、いい!」(by大泉)。世界初、プロの取り巻き・白木善次郎? 検索、省略(笑)

   

紅組6番、milet(ミレイ)、3回目。『Fly High』。NHKのウインタースポーツ・テーマソングね。羽生がホントに歌ってたから、普段からホントに聴いてるのかも♪ 私は、高く跳ぶより、長く跳ぶ幅跳びや三段跳びの方が得意だった。今の人生はまったく飛んでない (≧▽≦) 自虐か!

   

  

     ☆     ☆     ☆

紅組7番、NiziU(ニジュー)、3回目。『CLAP CLAP』。これは黒柳枠?(笑)。なぜか黒柳徹子のお気に入りらしい。今回初めて、K-POP系との違いが何となく分かった気がする。ちょっと親しみやすい路線だと。よく見ると、可愛いコもいた♪ コラッ!

     

白組7番、鈴木雅之、5回目。『違う、そうじゃない』。曲紹介で大泉洋が思い切りボケて、橋本が大笑い♪ アドリブだったのかね? それに櫻井がすかさず「違う、そうじゃない」と突っ込んで、大泉が爆笑。「ハッハッハッハ!」。もしそうなら、エリート一家の櫻井はやっぱり頭が回るんだね。会場からも拍手。

   

白組8番、BE:FIRST、初出場。『Shining One』。ダンス路線ね。基本的に一個人で立ち上げたってこと? まあ、そうゆう形にしたって部分もあるかも知れないけど、凄いね☆

   

紅組8番、SEKAI NO OWARI、6回目。『Habit』。SNS中心に爆発的ヒットで、日本レコード大賞も受賞。わざわざ櫻井がその話をしてた。歌詞も曲もテンポが良くて、ダンスも面白かったと。私がまったく知らなかったのは、YouTubeやTikTokをほとんど見ないからか。

   

白組9番、三浦大知、4回目。『燦燦』。朝ドラ『ちむどんどん』の主題歌。ヒロインの黒島結菜が登場して、お嬢様路線にちょっと萌えた♪ ドラマは全く見てないけど、色々騒がれた中での主役、大変だったろうね。 

    

紅組9番、IVE、初出場。『ELEVEN -Japanese ver.-』。一番期待してたのに、曲紹介で大泉洋が思い切り滑ってたから台無し (^^ゞ レイと並んでお気に入りのユジンに、日本語の語尾に「ござる」と付けると丁寧になると教えたらしくて、ホントに言わせてた。真冬の寒さか! 曲とダンスとビジュアルはエロくて、「ブラボー」(大泉)♪

   

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     ☆     ☆     ☆

白組10番、Snow Man、2回目。『ブラザービート~紅白みんなでシェー!SP~』。紅白テーマのシェアに合わせて、シェー?(^^ゞ この辺りだけ、台本がオヤジギャグ系になってる♪ 中高年がチャンネルを変えないようにと(笑)

   

紅組10番、Perfume、15回目。『紅白 Medley 2022』。ウチがブログを作った17年半前くらいから活躍してるグループで、当時、ブロガー仲間のお気楽さんに、パフューム知らないんですか?!って感じで本気で驚かれたのをよく覚えてる(笑)。お気楽さん、お元気ですか~♪

     

特別企画 THE LAST ROCKSTARS。曲名も同じく、『THE LAST ROCKSTARS』? 中心メンバーの(?)YOSHIKIは先日、NHKの特番を流し見。お母さんがすごく感じ良かった♪ さて、世界のロックスターになれるかな。羽生は手を上げて大喜び♪

   

紅組11番、Aimer、初出場。『残響散歌』。『鬼滅の刃』遊郭編ね。全集中で、年間総合チャート1位? まったく知らなかった私は誰? 素の声がハスキーで色っぽい♪ この曲の作曲者との結婚を発表! おめでとう☆

    

紅組12番、坂本冬美、34回目。『お祭りマンボ~スカパラSP~』。もし、石川さゆりが50回で引退したら、坂本が演歌のトップになる。顔や髪型も、元祖の女王・美空ひばりに似てる気がした。

   

曲の後、着物姿の芦田愛菜も、昔の出演を思い出しつつ「感慨深い」とコメント。ひそかに、将棋の天才・藤井聡太との交際宣言を待ってるんだけど、高校卒業後かな♪ 七冠王と慶応のタレント女子大生のカップルとか、夢じゃない。

  

   

     ☆     ☆     ☆

ここでニュースが入って、前半終了。みんな、トイレに行くか、チャンネルを変えると♪

  

紅組13番、ウタ、初出場。『新時代』。映画『ONE PIECE FILM RED』のキャラが、3Dモデルで紅白会場に登場。曲もAdoのボーカルもいいんだけど、ウタの髪の毛が左目を隠してるのが気になりすぎ (^^ゞ CG作成は、VTuberキズナアイと同じ会社とのこと。

     

白組11番、King Gnu、2回目。『Stardom』。NHKのサッカーW杯のテーマ曲? W杯、NHKでも見たけど、聴いた覚えがないんだけど (^^ゞ 私が試合そのものの放映しか見てないからか。ゲストの長友はもちろん、ブラボー♪ 審査員の森保監督もステージに上がって、真面目に力強く挨拶してた。大人しそうに見えて、熱い人。

  

白組12番、三山ひろし、8回目。『夢追い人~第6回けん玉世界記録への道~』。これ、曲を聴いてる人、いるの?(笑)。しかし、一番カンタンな大皿とはいえ、あのプレッシャーの中でよく127人みんな成功させたね☆ ギネス公式認定員の女性もやたら目立ってる♪ 三山の後ろの女の子も可愛かった。森保監督まで、ブラボー(笑)

  

紅組14番、TWICE、4回目。『Celebrate』。前から私のお気に入り♡ 新人グループに追われる立場だけど、やっぱりヴィジュアルのレベルが高いね。9人揃えてキープするのは至難。小市民ランナーの体重も57kgくらいでキープ中! 聞いてない? あっ、そう♪

    

  

     ☆     ☆     ☆

特別企画、ディズニースペシャルメドレー。あぁ、久々にディズニーシーに行きたい・・と思わせるタイアップか♪ 『星に願いを』は名曲☆

    

白組13番、Vaundy(バウンディ)、初出場。『怪獣の花唄』。素晴らしい! テンメイ賞、2組目☆ ボーカルもキャラも際立ってた。フツーすぎる外見も逆に凄い♪ 紅白こんなもんか?!とか、観客をあおるパフォーマンスも、意外と珍しい。 

  

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紅組15番、milet×Aimer×幾田りら×Vaundy。『おもかげ』。バウンディのノリが良すぎて、もう1曲コラボで歌わせたってこと? 幾田りら(YOASOBIのikura)も結構、好き♪

   

白組14番、純烈、5回目。『プロポーズ~白い雲のように』。有吉弘行とダチョウ倶楽部が加わって、上島竜兵を追悼。白い雲のように。少し後で登場した荒井由実『ひこうき雲』も思い出すところ。誰も気づかず、ただひとり、昇っていく。。

     

特別企画、back number。『アイラブユー』。朝ドラ『舞いあがれ!』の主題歌なんだ。見たことないもんで (^^ゞ 福原遥と言えばやっぱり『正直不動産』・・っていうのは、一部読者へのご挨拶♪ 橋本環奈とも仲良しらしい。いや、福原のことね(笑)

  

   

     ☆     ☆     ☆

紅組16番、乃木坂46、8回目。『裸足でSummer』。冬なんだけど (^^ゞ 齋藤飛鳥の卒業記念で、初センター曲ね。申し訳ない。私でも名前が浮かぶのは、白石麻衣、西野七瀬、生田絵梨花くらいか。

    

紅組17番、工藤静香、9回目。『35周年SPメドレー』。エッ、そんなに紅白に出てたの?! 24年ぶり☆ 本人の歌も、長女のCocomiのフルートも、流石だね。もちろん、家でお留守番しながらテレビ見てる(?)パパの話は一切なし♪ 「あ~らしを~」の腕のフリがちょっと遠慮がちだったかも(笑)

     

白組15番、King&Prince、5回目。『ichiban』。脱退する平野が先に挨拶して、次が残る永瀬。ジャニーズ事務所的には、これでいいのかね? まあ、25歳と23歳だから、年上を立てたとか。「ただやる 一心不乱 さぁ行こうか 時はついに満ちた」(作詞・KREVA)。最後は深々とお辞儀。先輩の審査員、松潤の目もちょっとウルウル。。

     

白組16番、Official髭男dism、3回目。『Subtitle』。素晴らしいドラマ・・あっ、やっぱり『silent』ね。最初の内に見て、レビューしようと思ってたら、そのままになってしまった (^^ゞ 昔はドラマブログと呼ばれたこともあったのに。。(遠い目♪)

   

紅組18番、あいみょん、4回目。『ハート~君はロックを聴かない』。初出場の時、私なんてすぐ消えますとかコメントしてたのが印象的だった♪ 名前の付け方も上手いね。私が「てんぴょん」に改名したら、どれぐらいアクセスが減るかな?♪ 自虐か! 歌詞も曲も似てないと思うけど、ユーミンのファンとのこと。2世代後の斬新な翻案か。

   

特別企画、加山雄三。『海 その愛』。85歳(!)でコンサート活動引退。CDや作曲は続けるし、自分の歯がまだ27本も残ってるらしい(笑)。タレントは、顔も歯も気を使って大変だろうね。この年までフツーにタレント活動継続。首都圏からすぐの越後湯沢にスキー場を持ってたのも素晴らしい☆ 黒柳徹子、「ハンサムでした」♪

  

   

     ☆     ☆     ☆

紅組19番、Superfly、6回目。『Beautiful』。メジャーデビュー15周年ってことかね。NHKとの関連もいくつかあると。

  

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白組17番、藤井風、2回目。『死ぬのがいいわ』。追加出演が決まったのを知らなかった (^^ゞ いや、藤井がなんで出ないのか、不思議だったのだ。あふれ出る才能、世界的センス、ピアノ、イケメン♪ 先日、Nワードがプチ炎上したのも、世界的だからこそ。この曲名と歌詞でもNHK的に大丈夫だと。23ヶ国で1位☆ 最後はステージ上で倒れて「死んで」た。 

   

紅組20番、篠原涼子、2回目。『恋しさと せつなさと 心強さと 2023』。2022じゃなくて♪ 28年ぶりの出演! ドラマ『ハケンの品格』で大泉と共演?! 後ろでシレーッと小室哲哉がピアノ♪ これはいずれ、小室自身も紅白復活か。色々あり過ぎたけど。ロングスカートのスリットから、美脚がのぞいてた。歌唱後は小室先生に配慮、笑顔で紹介。

    

白組18番、ゆず、13回目。『夏色』。冬なんだけど♪ ・・っていうか、自転車の危険な2人乗り(笑)が歌詞に出てるけど、NHKでもOKなわけね。「この長い長い下り坂を 君を自転車の後ろに乗せて」♪ いや、真面目な話、最近は2人乗りというものをほとんど見かけなくなってるな・・とか、自転車好きは思うのであった。

  

白組19番、関ジャニ∞、11回目。『T.W.L』。ゆずの北川が作った、クレヨンしんちゃんの歌なんだ。曲名の意味はそのまんま、ToWeL(タオル)でいいの?♪ 昔のオープニング・アニメを見たら、ホントにタオルを振り回してた。客席のタオルは、配ったってことかね? マイ・タオル持参が観覧の応募条件だったとか(笑)

   

白組20番、星野源、8回目。『喜劇』。悔しいけど、いい曲とボーカルだね。悔しいけど♪ 和風の藤井風とか。でも、褒めたくないのだ。ガッキーと結婚したから(笑)。いつまでも許せない♪ 妊娠のウワサまで浮上中。コウノトリだと信じよう。

    

特別企画、氷川きよし。いやぁ、ここ数年、ホントに突き抜けたね。「彼」か「彼女」か知らないけど。突き抜け過ぎて、疲れたと。休養後に必ず戻って来るようなことを話してた。この『限界突破×サバイバー』に限らず、ちょっと紅白の演出が地味めだったと思う。予算削減の流れなのか、やや小さめのNHKホールに戻って来たからか。

   

  

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特別企画、松任谷由実 with 荒井由実。『Call me back』。50周年企画「AI荒井由実」は、AI美空ひばりよりは自然に見えた♪ 歌声は元の音源もかなり使えたから、ひばりに新曲を歌わせた時より条件は緩い。

    

前に紅白で声がかすれた時があったけど、今回は余裕を持って、最後は高音へのアレンジ。郷ひろみに、「60周年もここでお会いしたいですね」♪ あいみょんがすごく嬉しそうにしてた。『卒業写真』は泣ける名曲。。

   

白組21番、Kinki Kids、2回目。『25th Anniversary Medley』。まだ2回目?! この2人は仲良さそうに見えて、いいね♪ 初の関西ジャニーズなのか。私も西日本だから、言葉とかノリとか、何となく親しみが湧くのだ。

  

特別企画、安全地帯。『I Love Youからはじめよう』。デビュー40周年だけど、今月・・じゃなくて先月、ドラムのメンバー・田中裕二が死去。37年ぶり。玉置浩二のボーカルは安心して楽しめる♪ サザンの桑田とかより、3学年も下なのか。上かと思った♪

   

紅組21番、石川さゆり、45回目!☆ 『天城越え』。この曲が紅白から消えると、ウチの歌詞解説記事でアクセスを稼げなくなってしまう(笑)。50回の限界を突破して、60回目指して欲しいね♪ 曲自体は津軽海峡・冬景色の方が好き。ああああぁ~~と、あんまし「あ」を続けると、Googleのロボット君にスパム記事扱いされそうだから止めとこ(笑)

   

特別企画、桑田佳祐feat.佐野元春、世良公則、Char、野口五郎。『時代遅れのRock’n’Roll Band』。66歳~67歳の同期。チャーって、10歳くらい上かと思ってた (^^ゞ ギターはさすがにチャーが中心。政治的主張はさておき、桑田を始めとして、みんな元気だね。軽音楽部の演出や、加山雄三へのリスペクトも、Good。

     

紅組22番、MISIA、7回目。『希望のうた』。前の曲から次の曲まで、最後はLOVE&PEACE路線で統一。意外なことに、明石家さんまと仲良しらしい♪ どうゆう交流関係や! ほんじゃ、今年は紅白、落選した方がいいかも。で、『明石家サンタ』で不幸話の電話かけて合格、プレゼントのパネルでハズレを引いて、「うらみます」を自分で熱唱とか(笑)

   

白組22番、福山雅治、15回目。『桜坂』。冬なんだけど♪ 坂道グループの名前にも似てたりする。この曲の歌詞、別れのせつない内容だけどね (^^ゞ まあ、「君よ ずっと幸せに ・・・ 愛は今も 愛のままで」だから、永遠のLOVE&PEACEだと。桜色というより、鮮やかなパープルのスーツが凄い☆ スラッとした長身だし、素直にカッコイイ。。

   

  

      ☆     ☆     ☆

フーッ・・・やっと終わった。まさかの8300字 (^^ゞ しんどいわ! そして審査の結果は、審査員が紅組(7vs3)。会場の野鳥たち(笑)が白組(821vs1561)。女性ファン・・じゃなくて視聴者の投票は白組(1586214 vs 2685356)。

     

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というわけで、1対2。優勝は3年ぶりに白組☆ ところが優勝旗授与はなし。できるだけ仲良く、優劣や争いごとはなるべく避けると。でも、勝ち負けつけるんだから、これまでの伝統の優勝旗はあった方がいいと思うな。NHKのスタッフさん♪ W杯も含めて、ゲームは勝ち負けがあるから盛り上がるのだ。

    

来年こそは、この膨大な労力とお別れかも♪ 年末年始の修行、荒行は、年賀状の手書きだけで十分だ(笑)。それでは今日はこの辺で。パァ~~~ン!☆彡

   

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      (計 8339字)

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藤井風の動画に混入してたNワード(黒人差別語)、英和辞典にない変化形で聴き取りも困難・・&1km4分台で15km走

(2日)RUN 15km,1時間14分01秒,平均心拍 146

消費エネルギー 730kcal(脂肪 131kcal)

    

多様性の共存とか異文化交流とか、ここ15年ほど盛んに叫ばれてるけど、決して簡単な話ではない。そういった現実を改めて思い出させてくれたのが、昨日(22年11月2日)くらいから一部で話題の出来事だった。

   

藤井風というと、去年の暮れの紅白歌合戦で、マフマフと共に目立ってた若手実力派ミュージシャン。その彼の4年前の動画に、「Nワード」が混入してたのが、最近になって海外で問題視されたとのこと。黒人を差別する(とされる)言葉で、語源的にはラテン語のブラック(黒)。

    

私は昨夜、J-CASTがYahoo!に配信した記事で知った。ここでは元記事にリンクを付けとこう。

   

  

     ☆     ☆     ☆

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藤井は最初、Twitterで遠回しに謝罪。無知によるミスで、本当に申し訳ない。誰も傷つけるつもりは無かったし、二度と繰り返さない。簡単な英語で、丁寧かつ素直に反省を示してる。

   

ただ、具体性が無かったので、少し後に英語ツイートを2つ追加。2018年のカバー・ビデオに、決して私が使ってはならない単語が1つあった。その言葉の背景を知らなかったのを恥じている。言い訳はしない。最初のツイートではっきり書かなかった点も公開してる。。

   

ところで、ツイッターにもJ-CASTの記事にも、細かい具体的説明は書かれてないし、J-CASTがリンクを張ってる海外の藤井風紹介動画を見ても、何も分からなかった。こうなるともう、自分で最後まで調べるしかない。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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この黒人YouTuberは、Fujii Kaze(藤井)のその動画を小さく組み込む形で、非常に好意的にノリノリで紹介してくれてる。つまり、彼にとっては黒人差別どころか、最高の「マッシュアップ」動画なのだ。私もお世辞抜きで、素晴らしくセンスがいいオシャレな動画だと思った。才能と音楽の素養が溢れてる。

   

このマッシュアップという言葉。ネットでは、毎度お馴染み、日本語のウィキペディアの説明の冒頭が拡散してる。

  

「2つ以上の曲の片方はボーカルトラック、もう片方は伴奏トラックを取り出して、それらをもともとあった曲のようにミックスし重ねて一つにした音楽の手法である」。

   

しかし、少なくとも藤井のその動画を見た限り、この説明にぴったり合う形にはなってないし、コトバンクで各種の辞典・辞書類の説明を読んでも、もって広い意味で説明されてる。

  

そもそもの英語のフレーズ「mash up」は、ごちゃ混ぜにするというような意味。すりつぶしたマッシュポテトを作るイメージなのだ。合成語の「Mashup」で音楽用語やテクノロジー用語として考える時にも、要するに混ぜ合わせ、ミックスというのが基本の意味だろう。昔からある、もっと一般的な用語なら、合成、コラージュとか。リミックスはちょっと違うかも。

   

  

     ☆     ☆     ☆

で、藤井は日本のm-floの『come again』に、3曲を混ぜ合わせてるようだ。『Call Me Maybe』、『Shape Of You』、『Super Bass』。

      

この最後の曲の歌詞に一ヶ所だけ、Nワードの変化形が複数形で入ってて、元のラッパー歌手、ニッキー・ミナージュ(Nichi minaj)のMVでは今でもそのまま歌われてる。11年前から10億回(!)近くも再生されてるヒット作品。

   

これを藤井がカバーした動画のオリジナルは既に削除されたようだが、例の黒人の紹介動画の中で小さく組み込まれてて、そこではNワードの箇所にはごく短くピー音が入ってるから、聴き取りは不可能。どこか分からない人も多いだろうけど、6分49秒くらいの箇所だ。元の昔のラップ動画でもあまりにも早口だから、英語の歌詞を知ってても聴き取りにくいほど。

     

ピー音など無くても、ほとんどの日本人には意味が分からないはずだ。私が手元に持ってる『ウィズダム英和辞典 第4版』(2019年)には、普通の形の言葉しか載ってない。英語版ウィクショナリーで検索して、初めて変化形の複数形だと分かった。そこには、使用上の注意も珍しいほど長々と書かれてた。

    

世界を舞台にして英語で情報発信すると、全く思いがけない摩擦も生じて来る。特に個人でやってる場合、その辺りの細かいチェックは困難だから大変だろう。藤井には、これに懲りずに今後も世界に発信して欲しい。

  

ちなみに私が昔、ドラマ『ガリレオ』の数式記事を英語でアップした時には、しばらくの間、Google検索で全くヒットしなかった。日本語記事には大量のアクセスが入ってた時期でさえ、そんな扱い。おそらく、怪しいスパム記事扱いになったんだと思う。私はそれに懲りて、すぐ撤退してしまったけど、またいずれ再挑戦するかも。。

   

   

      ☆     ☆     ☆

最後に、昨日の走りについて一言。2日休んで、1km4分台の15km走に挑戦。序盤からかなりペースを上げたし、気温がちょっと高めだったこともあって、呼吸はハーハーゼーゼー。今シーズンでは一番きつい走りになった。

   

それでも何とか頑張って、トータルでは1km4分56秒ペース♪ しかし、キツかったから、さらに距離を伸ばすのはしばらく先にしよう (^^ゞ 気温16度、湿度75%、風速1.5m

  

新・心拍計はまた途中から異常に高い値になってしまったから、旧・心拍計で修正。何でかね? 腕ふりの強さも関係してるのかも。ともあれ、今日の所はこの辺で。。☆彡

   

   

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           平均心拍 最大

往路(2.4 km) 12分57秒 130 144 

LAP 1(2.1) 10分40秒 141 149

  2   10分26秒 148 153

  3   10分15秒 151 154 

  4   10分19秒 151 155

  5   10分11秒 153 158

復路(1.9)   9分14秒 149 155

計 15km 1時間14分01秒 146(83%) 158(90%)   

   

      (計 2406字)

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