アントニオ猪木vsモハメド・アリの真剣勝負、元々の台本は猪木勝利の筋書き(NHK『アナザーストーリーズ』)&ジム2日目
(8日)JOG 2.5 km,14分12秒,平均心拍126,最大144
消費エネルギー 122kcal(脂肪 37kcal)
BIKE 16.2 km,32分00秒,平均心拍128,最大145
消費エネルギー 251kcal?(脂肪 88kcal)
WALK 3km,37分(買い物込み)
アントニオ猪木が亡くなった9ヶ月後の2023年7月7日、NHK『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』で、伝説の試合が扱われた。猪木vsモハメド・アリ。1976年(昭和51年)6月26日、日本武道館。
私は昔から格闘技好きだから、このブログでも7年前、この試合の録画が地上波で放送された時に記事を書いてる。アリの追悼番組としての企画で、非常に興味深かった。
『伝説の死闘 猪木vsアリ』(テレビ朝日)、感想と英語(音声解析)
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ボクシングのヘビー級チャンピオンで、人気も評価も世界トップクラスのアリと、日本で有名なプロレスラーの猪木が、なぜ異種格闘技戦を闘うことが出来たのか? さんざん議論されて来たことだけど、そこは今回のNHKの番組だと、あっさり扱われてた。
まず、アリが、ブルース・リーに興味を持って、誰かアジアの格闘家はいないのか?とお店で語った。それを聞いた日本のレスリング関係者が、猪木に伝えた。猪木はアリに手紙を送って、対戦を申し込んだ。アリが直ちに承諾して、契約やルールの交渉が進んだ。まとめると、そんな流れだ。
私が一番、気になったのは、ファイトマネーはどうしたのか?、ということ。当時、猪木が立ち上げて間もない新日本プロレスは経営的に苦しかったらしいのに、どうして手紙に1000万ドル(現在の70億円)と書けたのか? テレビ局とかスポンサーとの生々しいやり取りも「真剣勝負」だったはずだけど、その点はこの番組で完全に省かれてた。
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その代わり、当時の米国側のプロモーターとかへのインタビューを実現。元々の台本の筋書きまで、具体的に語られてた。
もちろん、それが事実かどうか、どの程度まで正しいのか、他に客観的な証拠はないけど、納得できる話にはなってた。たぶん、半分以上くらいは正しいものだと想像する。
初めて舞台裏をテレビで詳しく語ったという、アリ側のプロモーター、ボブ・アラム。彼は、ボクシングとプロレスの試合をどうすればいいのか、米国プロレス界の大物プロモーター、ビンス・マクマホン・シニアに相談したらしい。
すると、ビンスは、「アメリカのプロレスと同じように、アリ対猪木も、ショーにすればいい」と応答。具体的なアイデアまで出して来た。
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「最初は、普通に戦う。そして、よき所で、アリが猪木をロープ際に追い込んで、ボコボコにする。その時、猪木が隠していたカミソリで額を切って、派手に血を流す。アリはそれを見て、レフリーに試合を中止するように言う」。
「レフリーに詰め寄るアリが猪木に背を向けたその時、猪木がアリの背後から飛びかかり、マットに押さえ込む。そして、レフリーが3カウント。試合はアリの負け」。
「絶望したアリが、『クソ! これじゃ・・・まるでパールハーバーだ!』と叫び回る。こういう筋書き」だったとのこと。
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日本人としては苦笑するしかない台本だけど、アリのビッグマウスのキャラに合ってるし、ある意味、頷ける。
戦後30年が経過しても、まだまだ日本というと、パールハーバー(真珠湾攻撃)を仕掛けて来た乱暴な悪者。そのイメージに合わせた方が、米国の視聴者にはウケて、テレビ視聴率や契約料を稼ぎやすい。米国の一般人は、猪木なんて知らないだろうから、型にハマった悪い日本人にすれば分かりやすい。
ちなみに、アリは一応、自分が負ける筋書きに納得してたけど、真剣勝負で負けたと思われるのが嫌だったから、真剣ではないことを公表すべきだと主張したらしい。その肉声のテープが、当時の新日本プロレス営業本部長・新間寿のもとに今でも残されてた。
それにしても、周囲の人達が今でもそれなりに元気に生きてる姿を見ると、あらためて猪木の他界が淋しく思えて来る。燃える闘魂、アントニオ猪木。79年の闘いに、心から合掌。。
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一方、単なる小市民アスリートは昨日、ジム再開2日目のトレーニングをこなして来た。と言っても、また時間が無くなって、短めで終了。生活リズムをジムに合わせるのが難しい。ただ、前回でやり方を思い出してたから、マシンや更衣室、ロッカーの扱いはスムーズだった。
まずはランニングマシンで、2.5km。時速12km(1km5分ペース)、時速13.3km(1km4分半)が中心で、最後はちょっとだけ時速14km(1km4分17秒)。トータルでは、1km5分40秒ペース。遅っ!
ポラール心拍計を、「トレッドミルランニング」に合わせると、余計なGPS測定はしない代わりに、ペースの推測値が計算されてた。心拍とケイデンス(歩数)からの推測か。
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続いて、本題のエアロバイク。僅か32分(16.2km)しか回せなかったけど、10ヶ月ぶりだった前回よりは上手く回せて、ちょっと手応えというか、「脚応え」があった♪ いい汗かいた!・・って感じか。
レベル9で1分アップ。レベル10で15分、レベル11で7分、レベル12で6分、レベル13で45秒、レベル14で15秒。早くも、レベル13はちょっと慣れた気がするから、次は2分くらいに延長してみたい(細かっ・・笑)。
バイクは、ポラール心拍計で「インドア・サイクリング」の設定にしても、ペースが出なかった。ケイデンス(回転数)のデータが無いからかね? ランだと、上下動の細かい加速で、歩数が計算されるのだ。
ジムの「いい所」は、冷風を浴びれる点と、テレビを見れる点か♪ まあ、それが本当に「いい所」かどうかはさておき (^^ゞ もちろんヒルクライム・レースに、冷風やテレビはない。その代わり、天然の涼しさと美しい景色があるけど。
なお、今週も少なめ、計13632字で終了。まあ、ジムを再開しただけでも有意義な週だった・・と思っとこうか♪ ではまた来週。。☆彡
(計 2521字)
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